36歳独身男性の基本的な特徴
平均年収
国税庁によると、35歳から39歳の男性の2019年の年間平均給与は、529万円です。20代よりは高いですが、40代や50代と比べると低くなっています。全世代平均の540万円に非常に近い年収なのも特徴です。
また、同年代の女性と比べると、男性の方が80万円ほど高くなっています。
貯金額
2020年の30代単身世帯の金融資産保有額の平均は、484万円です。これは男女の別のない平均額です。
先述の国税庁の調査結果だと、女性より男性の方が平均年収が高くなっていました。そのため、男性だけに限れば、この平均額よりもやや高い可能性があります。
実家に住んでいる人も多い?
平成27年(2015年)の国勢調査によると、親と同居している35歳から39歳の未婚男性の割合は、62.6%となっています。
この結果を知って、想像よりも多い!と感じた人が多数かもしれません。
性欲は普通にある
10代、20代のころと比べると性欲は落ちてきているが、まだまだ現役と思っている36歳独身男性は多いです。そのため、性欲が理由で恋愛や結婚をあきらめたという人はあまりいないでしょう。
出典:
国税庁『令和元年分 民間給与実態統計調査』(2019年)
https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2019/pdf/001.pdf
知るぽると『家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]』(2020年)
https://www.shiruporuto.jp/public/data/survey/yoron/tanshin/2020/20bunruit001.html
総務省統計局『平成27年国勢調査 世帯構造等基本集計結果』(2015年)
http://www.stat.go.jp/data/kokusei/2015/kekka/kihon3/pdf/gaiyou.pdf
36歳独身男性の恋愛・結婚に対する本心は?
ここからは、36歳独身男性の恋愛や結婚に対する本心についてみていきます。
結婚したいけど妥協はしたくない
「結婚願望はありますが、結婚したいと思える人とはまだ出会えていないですね。結婚って、恋愛と違ってやり直すのが難しそうじゃないですか。
だから絶対に妥協したくないんです。そう考えている内に、30代半ばになっちゃったので少し焦りは感じますね」(36歳/男性/営業職)
結婚は、人生の中でも重大なイベントの1つです。これから生涯を共にする相手を選ぶわけですから、なるべく理想に近い相手と結婚したいと多くの人が思うでしょう。
結婚に関して妥協したくないからと相手を選び過ぎた結果、チャンスを逃してしまっている人も多いです。どうしても結婚したいと考えているなら、場合によっては自分の理想を見直す必要があります。
このまま一人でもいいと思うことがある
「36歳にもなると、周りはみんな結婚しています。自分も若干焦りはありますが、このまま一人でもいいかなと思うこともあります。焦って結婚しても、いいことはないような気がしますし…。
必ず結婚しなければならないと決まっているわけじゃないですし、もう少しゆっくり考えたいです」(36歳/男性/IT関係)
結婚したいという気持ちが少しはあるけれど、できないならできないで構わないと考えている人もいます。結婚は、夫婦の共同生活です。一人で生活しているのとは、まったく違う苦労があります。
大恋愛の末に結婚したものの、共同生活があまりにも大変で離婚してしまう夫婦は珍しくありません。結婚するのかしないのかは、周囲の意見や状況に流されずにじっくり時間をかけて考えたい問題です。
一度失敗したので…
「実は、僕はバツイチなんです。以前結婚したときにいろいろあったので、もう結婚はコリゴリですね。周囲から勧められることもありますが、もうあんな失敗はしたくありません」(36歳/男性/自営業)
36歳なら、結婚と離婚を経験していてもおかしくない年齢です。離婚の理由はさまざまですが、トラウマになるほど嫌なことが原因で離婚したなら、二度と結婚したいとは思わないでしょう。
一度経験したことで、結婚生活の大変や一人で過ごすことの楽しさに気づく人もいます。このタイプの人が再び結婚したいと思うようになるには、よほど素敵な出会いが必要でしょう。
周りの話を聞いていると…
「私自身は結婚の経験はないのですが、周りの友人はほとんど結婚しています。でも、結婚した友人の話を聞いていると、結婚したいとは思わなくなりました。みんな奥さんの愚痴とか、家族を持つことの大変さしか語らないし…」(36歳/男性/商社)
家事や育児に苦戦するなどの理由で、結婚生活に苦労する人は多いです。友人と話をするときは、つい結婚生活の愚痴を言ってしまう既婚男性もたくさんいます。
このような話を聞いていると、きっと結婚に対する憧れはなくなってしまうでしょう。周りの友人の影響で結婚をネガティブに考えるようになったため、36歳で独身の人も多いです。
36歳独身男性は恋愛対象に入る?女性の本心は?
勘違いしている人は無理
「36歳で独身でも、恋愛対象になると思います。誰を好きになるかは、年齢や属性で決まらないと思いますし。でも、勘違いしている人は無理です。妙にプライドが高かったり、上から目線で説教してくる男性は、恋愛対象になりませんね」(29歳/女性/自営業)
36歳独身男性の中には、勘違いして人を見下してしまう人もいます。
相手より年齢が上だとなんでも優位に立てると勘違いしていたり、いつでも結婚できると勘違いして選り好みしすぎる人は、恋愛対象にはならないでしょう。
36歳という年齢にふさわしい、現実的で誠実な魅力をアピールすることが大切です。
素敵な男性なら年齢は関係なし!
「素敵な男性だったら、36歳だろうが50歳だろうが関係なく恋愛対象になります。年齢でその人の魅力が決まるわけではありませんからね。36歳だと私よりひと回り年上になるから、的確にリードしてくれるとか、年上らしい人がいいです」(23歳/女性/金融)
恋愛対象の年齢は問わないという考えの女性もいます。36歳だと結婚はおろか、恋愛対象にもならないのでは…と不安に思っている人には嬉しい意見でしょう。
しかし、年下の女性との恋愛や結婚を考えているなら、36歳らしい落ち着いた立ち振る舞いをする必要があります。10代や20代の男性とは違う大人の魅力をアピールすれば、素敵な男性と思われて恋愛対象として見てもらえるでしょう。
正直ナシかな…
「36歳で独身というだけで、正直恋愛対象としてナシですね。もちろん、結婚なんて考えられません。その歳になるまで何をしていたのかと思いますし、自分とは年齢が離れすぎているので、話も合わなさそう…」(20歳/女性/学生)
36歳独身というだけで、恋愛や結婚の対象として見られないこともあります。30歳を過ぎた男性は結婚しているのが普通と思う人は、非常に多いです。
また、女性が20代前半など年齢が離れている場合、話が合わないので一緒にいてもつまらなそうとも思われるでしょう。独身という状態だけでなく、36歳という年齢も恋愛や結婚の妨げになることがあります。
なにか問題がありそうな気がします
「36歳で独身とか、絶対になにか問題がありますよね。お金を持ってないとか、女性と接するのが下手すぎるとか…。なので、絶対に恋愛対象として見れないです」(21歳/女性/飲食店)
36歳で独身だと、収入が低すぎる、もしくは女性との接し方が下手すぎるなど、なにかしら問題を抱えているのでは?と疑われることもあります。
もちろん、すべての人がそうとは限らないのですが、あまりよいイメージを持っていない人がいるのも事実。考えを改めてもらうのはなかなか難しいので、新たに恋人や結婚相手を作りたい人は苦労するかもしれません。
36歳独身男性が結婚できない理由≪外的要因≫
ここからは、36歳独身男性が結婚できない、もしくは結婚しない外的要因について詳しく見ていきます。
仕事が忙しい
仕事が忙しいので、36歳で独身の人もいます。20代前半から同じ会社で働いていたとして、36歳にもなればそれなりに責任のある仕事を任されているはずです。
そうなれば、結婚どころか、恋愛している暇もありません。プライベートがほとんどないので、婚活パーティーなどに出かける時間もないでしょう。結婚を考えている場合は、仕事とプライベートをうまく両立させる必要があります。
年収が低い
年収が低いので、36歳だけど結婚できない人もいます。自分一人が生活するのに精いっぱいの年収しかない場合、結婚しても家族を養えるとは考えられないですよね。
結婚したい場合は、まず収入を上げなければと考える人は多いでしょう。現在の職場で給与アップの相談をしてみたり、高収入の仕事への転職を考えてみてもいいかもしれません。
しかし、年収は頑張れば必ず上がるものではありません。年収が上がるには、景気が良くなるなど社会的要因も必要になります。
相手がいない
単純に好きな人がいないので、36歳で独身の人もいます。仕事柄出会いがない、または恋愛や結婚に興味はあるけれど趣味を優先したいなど、好きな人がいない理由はさまざまです。また、そもそも恋愛や結婚にあまり興味がない人もいます。
プライベートが充実している
プライべートが充実しているので、結婚はもちろん、恋愛することも考えていない人もいます。このタイプの人は、結婚してプライベートの時間を削られるのが嫌なのです。
結婚すると、仕事は当然として、家事や育児も行わなければなりません。パートナーや子供と同居しているので、一人の時間もほとんどなくなってしまうでしょう。
休みの日は家族サービスにあてなければならないことも多く、一人で気軽に出かけることはほぼできません。結婚をきっかけに趣味をあきらめる人もたくさんいます。
36歳独身男性が結婚できない理由≪内的要因≫
ここからは、36歳男性が結婚できない、もしくは結婚しない内的要因について見ていきますので、結婚したいと考えている36歳の男性は、先ほどの外的要因とあわせてチェックしてみてください。
プライドが高い
プライドが高いので、36歳でも独身の人もいます。結婚相手の容姿や性格、収入などに細かくこだわり過ぎた結果、36歳まで結婚できなかったのです。
このような特徴は、仕事ができて年収も平均以上の男性に多く見られます。年収や役職などに裏付けられた自分の能力に絶対の自信を持っているので、自分に釣り合う女性を選り好みし過ぎてしまうのでしょう。
また、プライドが高い人は他人のペースに合わせるのを嫌います。他人のペースに合わせるのを拒む人との共同生活は、想像しただけで大変そうですよね。プライドの高い人は、女性にこのことを見抜かれてしまって、結婚の対象にされないこともあります。
責任を負うのが嫌
結婚には大きな責任が伴います。共同生活において相手をサポートしなければなりませんし、もしパートナーの収入がなくなってしまったら扶養しなければなりません。
このような責任を負うのが嫌なので、結婚したくないと思う人もいます。単純に責任を負うのが嫌というだけでなく、自分の収入などに自信がないため、責任が負えないと考えている人もいるでしょう。
ただし、責任を負うのを嫌がるということは、同時に結婚に伴う責任の大きさを理解しているということでもあります。何かのきっかけで責任を負う覚悟を決めれば、あっさりと結婚を決意するでしょう。
離婚を経験している
すでに結婚と離婚を経験しているので、現在36歳で独身の人もいます。パートナーに裏切られた、共同生活にどうしても馴染めなかったなどが理由の場合は、次の結婚に対して慎重になるでしょう。
結婚するパートナーとの相性にもよりますが、一度うまくいかなかったことに再びチャレンジするのは勇気がいりますよね。また、前のパートナーとの間に子供がいるので、新しい相手との結婚を躊躇する人もいます。
両親がうまくいっていなかった
両親の仲が良好ではなかったので、結婚に対してネガティブなイメージを持っている人もいます。結婚とは決して楽しいものではない、むしろ苦痛を伴うものだと、両親を見ていて思ってしまったのです。
子供のころからこのように考えていると、どんなに素敵な相手が見つかっても結婚を躊躇してしまうでしょう。また、周囲から結婚をすすめられても、乗り気になることはありません。
36歳独身男性の今後のリスクとは?
ここからは、36歳独身男性の今後のリスクについて見ていきます。ぜひこれらを確認してみて、これからの選択の参考にしてみてください。
周りの友人が家族を優先するようになる
36歳で独身でいるリスクの1つとして、友人が家族を優先するようになるというものが挙げられます。22歳で結婚、23歳で子供ができたと考えれば、36歳だと子供は中学生くらいに成長していますよね。
子供が中学生くらいだと、友人と遊ぶよりも家族を優先するでしょう。受験が控えているなど、子供にとってかなり大切な時期です。学費などのために、仕事も今まで以上に頑張る必要があるでしょう。
このように、36歳くらいから周囲の状況が変化し始めます。友人に遊んでもらえない寂しさはもちろん、場合によっては周囲に置いていかれるような感覚に陥ってしまうでしょう。
両親の介護が発生する
36歳にもなると、両親の年齢も60歳近くになっているでしょう。もし実家で暮らしているのであれば、これから介護が必要になる可能性があります。
仕事をしながら介護をするのは、かなり大変です。肉体的に大変なだけではなく、プライベートな時間がほとんどなくなる可能性が高いので、恋愛や結婚はさらに難しくなるでしょう。
恋愛も難しくなる
36歳になると、恋愛のパートナーを探すのも難しくなります。同世代の女性も多くが結婚していますし、20代前半の女性だとひと回り以上年齢が離れているので、なかなか恋愛対象として見てもらえないでしょう。
また、36歳だとある程度の役職を任される可能性もあります。そうなると仕事に追われる日が続くので、なかなかデートにも行けません。もしパートナーが見つかっても、恋愛関係を維持するのが難しくなる可能性もあるのです。
世話をしてくれる人がいない
怪我や病気の際に世話をしてくれる人がいないというのも、独身でいることのリスクの1つです。入院費用を一人で工面しなければならないなど、場合によっては大きなリスクが発生してしまいます。
また、後遺症によっては、仕事を続けられなくなるかもしれません。治療中に励ましてくれる人がいないだけでなく、怪我や病気の後の生活を支えてくれる人がいないのも大きなリスクです。
価値観は人それぞれです
ただし、同年代の女性と恋愛をする場合、多くの場合、結婚を視野に入れるでしょう。そうなると、人柄だけでなく、年収などのステータスも重要になってきます。結婚を考えているのであれば、収入は十分にあるのか、結婚に過剰な期待をしていないかなど、自分の状態や考え方を再度確認してみましょう。
そして、今後考えられる状況の変化やリスクを受け入れられるのであれば、このまま結婚しないというのも選択肢の1つです。価値観は人それぞれなので、36歳で独身だからといって焦る必要はありませんよ。
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!