耳が性感帯な人は意外と多い!
性感帯といえば、胸やアソコをイメージする人が多いですよね。しかし、意外なことに性感帯として弱い部分に「耳」を挙げる人は多いといいます。
耳を触ったり舐めたりする行為はくすぐったいと感じる人が多い反面、ゾクゾクして興奮したり、気持ちいいと感じる人も多く、性感帯のひとつだと考えられるのです。また、セックスの際に耳から受ける刺激である「声」や「音」は、性的な興奮度を高めるのに重要な役割を持っています。
耳が性感帯として気持ちいいとしたら、どのように責めるのが効果的か、気になりますよね。今回は、性感帯として耳が弱いと感じている人への気持ちいい耳責めの方法や注意点について、詳しくご紹介していきます。パートナーと耳責めを楽しんでみたい人は、参考にしてみてくださいね。
耳が性感帯になる理由
耳と言えば、音を聞くための大切な器官ですよね。普段、他人に触られることはあまり無い部位ですが、性感帯になるのはどうしてなのでしょうか。
それでは、耳が性感帯になるという場合に考えられる理由を見ていきましょう。
耳には多くの神経が通っているから
耳には、多くの神経が通っています。耳ツボマッサージなどもあるように、耳は体の様々な部位と深い繋がりがあるのです。
耳かきをすると気持ちいいと感じる人は多いかと思いますが、耳の穴には快楽を感じさせる迷走神経があるので、触ると気持ちいいのだと考えられます。
耳の穴の中に存在している外耳道には、汗を分泌するための「アポクリン汗腺」があるのですが、アポクリン汗腺は、性感帯として知られる陰部や乳輪にも存在するので、耳も同じように性感帯となっているのではないかとも言われているのです。とってもデリケートで敏感な部位なのですね。
いつもは隠れている部分だから
耳は、髪の毛などで隠れていることの多い場所です。長い髪の毛の女性は特に、耳は外気に触れにくくなっています。
普段隠れている部分があらわになると、いつもと違った刺激を敏感に感じ取りやすくなるので、耳が弱いと感じるのかもしれませんね。耳を触れられたり、相手の吐息を感じるたびに、ドキドキしてしまうことでしょう。
くすぐったがり屋の人がなりやすい
首筋や脇の下など、普段はくすぐったいと感じる場所でも、セックスで興奮している時には気持ちいいと感じることはありませんか?このように、セックス中の刺激によって性感帯に変わる部位を「連想性感帯」と呼びます。
性感帯は刺激によって敏感になってくるので、くすぐったがり屋の人はセックス中に気持ちいいと感じる場所が多いはずです。ふいに耳を触られた時にくすぐったいと感じたら、性感帯として耳が弱い可能性が大いに考えられます。
聴覚からの刺激に興奮する
耳が性感帯となる理由として、耳から感じられる特有の刺激である、聴覚も忘れてはなりません。セックス中、エッチな音やセリフによって興奮度は倍増するはずです。
特に女性は、好きな男性からの甘いセリフに弱いため、敏感に反応しやすいという特徴があります。声フェチの人も多く、耳元で「愛してる」などと囁かれたらドキドキしてしまうことでしょう。
一方で男性の場合は、女性からのセリフにキュンとする面もありますが、女性の喘ぎ声や「クチュクチュ」のような濡れている状態をイメージさせる音に対して興奮しやすいという特徴があります。
お互いに聴覚を刺激し合うことで、プレイは更に盛り上がることでしょう。
【出典】
間違っていませんか?耳掃除の仕方|一般財団法人 脳神経疾患研究所 総合南東北病院
https://www.minamitohoku.or.jp/information/minamitouhoku/201603/navi.html
耳垢の話|耳鼻咽喉科 清水おかべクリニック
https://www.3330.jp/cerumen4.htm
アポクリン汗腺とは|巣鴨千石皮ふ科
https://sugamo-sengoku-hifu.jp/glossary/apocrine.html
耳が性感帯な人向けの耳責め方法①
パートナーが性感帯として耳が弱いと感じているならば、気持ち良くなれるように責めてあげたいですよね。また、いつものセックスにマンネリを感じている場合、耳責めで刺激を取り入れてみるというのも良いのではないでしょうか。
それでは、耳が性感帯な人向けの耳責め方法について、詳しく見ていきましょう。まずは弱い部分をソフトに責めていくのがポイントですよ!
吐息を吹きかける
耳が性感帯だと感じている人への耳責めは、優しく吐息を吹きかけるだけでも効果的です。相手と密着した状態で、耳元にフーッと息を吹きかけてみましょう。くすぐったいようなゾクゾクっとした感覚が、後に快楽へと変化していくスイッチとなるはずです。
注意点としては、あまり強く息を吹きかけないように気を付けてください。相手をびっくりさせないよう、優しくそよ風を送るようなイメージで行うのがポイントです。
耳たぶを触る
相手の髪をなでたり、キスをする時にそっと耳たぶを触ってみましょう。優しく指を這わせたり、軽くつまんだりするのも効果的です。
柔らかい耳たぶは、ふにっとしていて触る方も気持ちいいと感じるかもしれません。「柔らかいね」「ぷにぷにしていて可愛い」などと言いながら触ると、照れながらもドキドキしてしまうはずです。本格的に耳責めを始める前の呼び水としても、耳たぶを触るのは効果的だと言えるでしょう。
唇ではさむ
唇で耳をはさむように甘噛みするという耳責めの方法もあります。やり方は、歯を立て無いように優しく「はむはむ」とするような感じではさむのがポイントです。
ベロベロ舐められるのは苦手という人も、優しく甘噛みされるのはくすぐったくて気持ちいいと感じる場合も多いといいます。吐息を吹きかけられてゾクゾクしたところを「はむっ」とされたら、敏感に反応してしまうかもしれませんね。
耳元でキスの音をさせる
耳責めをする際に、耳元で「チュッ」や「チュパッ」のようなキスの音をさせてみましょう。触れる感覚と同時に聴覚も刺激すると、より一層興奮度が高まるはずです。
愛撫をしているような「ジュルッ」という唾液をすするような音や、感じているような吐息を聞かせるのも効果的となります。セックスに対するイメージが膨らみ、快感へと繋がることでしょう。
1人で耳責めボイスを楽しむのも◎
パートナーとのセックス中、耳元で甘いセリフを囁いたり、ドキドキするようなエッチな言葉責めをすることで、聴覚での耳責めを楽しむことができます。
具体的にどんなセリフで耳責めをしたら良いか悩んだら、1人の時にAVや官能的な耳責めボイスを聞いてみるのも良いでしょう。
もしあなたが男性でパートナーが女性ならば、近年増えている女性向けのアダルトコンテンツを見てみると参考になるかもしれません。「こんなセリフを囁かれながら責められてみたい」という女性の心理が掴めるはずです。エッチなセリフを口にすることで、自分自身も興奮できるのではないでしょうか。
もちろん、1人で楽しむために耳責めボイスを存分に堪能するのもアリですよ!さまざまなタイプの耳責めボイスがあるので、好みのコンテンツを探してみましょう。
耳が性感帯な人向けの耳責め方法②
ソフトな耳責めで気持ちが盛り上がってきたら、少しずつ濃厚な耳責めにチャレンジしてみましょう。
耳責めの肝といえば「耳フェラ」と呼ばれる、舐める行為です。耳フェラをする時も、焦らしながら優しく進めていくのがポイントになります。
それでは引き続き、耳が性感帯な人向けの耳責め方法について、詳しく見ていきましょう。
耳の輪郭を優しく舐める
性感帯は触るだけではなく、舐めることでも快楽を得られますよね。耳も舐めて責められることで気持ち良くなれる部位になります。
舐めることで耳責めをする際、最初から激しく舐めるのではなく、耳の外側から少しずつ舐めていくのが興奮度を高めるポイントです。
まずは、耳の輪郭を舌の先で沿わせるように優しく舐めてみましょう。陰部へのフェラチオと同じように、相手の弱い部分を焦らしながら徐々に責めていくことで敏感になり、エッチな気分が高まるはずです。
耳の裏を舐める
耳責めというと、耳の穴のある表側の方を刺激するとイメージしがちですが、耳の裏側というのも性感帯になりやすい部分になります。
特に、耳の裏の付け根のあたりは気持ちいいと感じる人が多い場所です。普段あまり他人に触られることが無い部分なので、刺激に敏感に反応しやすいのかもしれませんね。
また、耳の裏にも体の不調を軽減させたり、リラックス効果をもたらすツボがあると言われているので、快楽を感じやすいとも考えられます。弱い部分を舌でなぞるように、上下にゆっくりと舐めるのが効果的でしょう。
耳を濃厚に舐め回す
優しく舐める耳責めで気持ち良くなってきたら、思い切って濃厚に舐め回してみるのも良いでしょう。
クチュクチュと唾液の音をさせながら耳の周りから徐々に中央に向かって舐めていくと、陰部へのフェラチオを想像させ、興奮度がアップするはずです。
耳の穴付近も気持ちいいと感じる人は多いですが、穴の中にはあまり唾液が入ってしまうと不快感を与えてしまう可能性が高いので、注意しましょう。
目隠しをして耳責めをする
耳責めをディープに楽しみたいなら、目隠しをしてみるのはいかがでしょうか。セックス中に目隠しをして弱い部分を責められると、感覚が研ぎ澄まされて普段よりも感じやすくなるといいます。
耳責めをされる側は何をされるかわからないドキドキ感があり、する側はいけないことをしているような背徳感を味わうことができるので、いつも以上に情熱的なプレイが楽しめることでしょう。ソフトなSMプレイに興味がある人には、特にオススメです。
耳が性感帯な人に耳責めするときの注意点!
乳首や陰部がいくら性感帯で、触られると弱い個所だとは言っても、ただベタベタと触られるだけではあまり興奮はしないですよね。耳が性感帯だという場合も、やみくもに触ったり舐め回せば良いというわけではありません。
ひとりよがりなセックスや愛撫では、パートナーの愛情も冷めてしまうはずです。パートナーへの耳責めも、相手が嫌な気持ちになっていないか気を配りながら行う必要があります。
それでは、耳が性感帯な人に耳責めをする時の注意点を押さえておきましょう。
いきなり耳を攻めるのはNG
耳が性感帯だったとしても、いきなり耳責めをされるのは嫌だと感じる人もいるので、注意が必要です。良かれと思ってベロベロ舐め回しても、相手が全く気持ちいいと感じていなかったら意味がありません。
女性は特に、気持ちの準備ができていないと、性的な快楽が得られにくい傾向があります。まずは髪をなでたりキスをするなど、ムードを作ってから徐々に耳責めを意識するのが良いでしょう。
耳責めをする時も、耳の周りを舌でなぞられるのが好きなのか、甘噛みする程度が良いのかなど、気持ちいいと感じる場所や程度は人それぞれなので、初めは優しく、少しずつ相手の弱いところを探っていくのがおすすめです。
口臭ケアを怠らない
耳責めは、相手の顔にダイレクトに吐息や唾液がかかる行為です。耳責め中に口臭が気になってしまうと、せっかくのムードも台無しになってしまいます。相手がよっぽどの臭いフェチでもない限りは、口臭ケアは怠らない方が良いでしょう。
基本的なことですが、事前にニンニクなどの臭いの強い食べ物を控えたり、歯磨きやマウスウォッシュをしておくことをおすすめします。吐息が良い香りだと、それだけでもドキッとしてしまうはずです。ガムやタブレットなど、さまざまなケア用品もあるので、身だしなみとして取り入れてみるのも良いのではないでしょうか。
髪まで舐めないよう注意
耳責めは良くても、髪の毛まで舐められるのが嫌だという人もいます。髪の毛に唾液の臭いが付いたり、ベタベタに湿った髪が顔のまわりにまとわりつくと、不快に感じてしまう可能性が高いでしょう。
女性の場合は特に、セックスの後は疲れてすぐに眠りたいと思う人も多いため、髪の毛に唾液が付いてしまうと洗うのが大変で煩わしいと感じてしまうのではないでしょうか。
耳責めをする時には、髪の毛まで舐めてしまわないように注意したいところですね。
表情や仕草を見て嫌がっていないかを確認する
耳責めは、くすぐったさと気持ち良さの狭間に快楽を見出す行為なので、照れているのか、本当に嫌なのかの見極めが難しいところがあるかもしれません。しかし、本当に嫌がっている場合はやめるように、相手の表情や仕草を確認しながら行うのが良いでしょう。
耳責めをする時は「ここはどう?」と優しく問いかけながら進めてみましょう。相手の反応を見て、うっとりとしている表情なら良いですが、顔をしかめていたり、肩に力が入っている様子が見られる場合は、我慢をしている可能性もあるため、やめておいた方が良さそうです。
耳責めのポイントを押さえてプレイに活かそう!
耳が性感帯な人向けの耳責め方法をご紹介してきましたが、参考になったでしょうか。多くの神経が通っていて敏感な部分だからこそ、優しく責めながら気持ちを高めていくことが大切です。
もしかしたら耳が弱いと自覚していない人の中にも、耳が性感帯な人はいる可能性も考えられます。新たな快楽を見つけるために、少しずつ耳責めを試してみるのも良いかもしれませんね。
パートナーとのセックスに耳責めを上手に取り入れて、刺激的で充実したセックスライフを楽しんでください!
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