「ずっと一緒にいたい」はプロポーズ?
しかし、はっきり「結婚したい」と言われているわけではないため、どうしたら良いかわからないという人もいるでしょう。相手から「ずっと一緒にいたい」と言われたときは、相手の真意を知る必要があります。
ここからは「ずっと一緒にいたい」と恋人に言う男性や女性の本音について、詳しく掘り下げていきましょう。
【男性の本音】「ずっと一緒にいたい」はプロポーズなの?
しかし、なかにはプロポーズとはまったく関係のない意味で「ずっと一緒にいたい」と言う場合もあるようです。
女性はプロポーズだと勘違いしてしまわないように、男性の本音を探ってみてください。
将来的に結婚したい
「今は貯金している最中だけど、将来的に結婚したいと思って言いました」(23歳/男性/事務職)
「ずっと一緒にいたい」をプロポーズと捉えてしまう女性も多いですが、男性は今すぐに結婚したいと考えているわけではないようです。経済的な事情や家庭の事情など、結婚できない理由があるのでしょう。しかし、将来的には結婚したいと考えている男性も多いです。
そのため、今は結婚することはできないけれど、あなたとの将来を考えていると伝えたい時に「ずっと一緒にいたい」と伝えます。2人で将来のことを話す機会が多いのであれば、結婚は間近かもしれません。
何も考えていない
「その言葉に特に意味はないのに、プロポーズだと思われて大変だった」(34歳/男性/営業職)
悲しい事に、「ずっと一緒にいたい」と言っている最中に何も考えていない男性もいるようです。将来のことを具体的に考えているわけでもなく、何となく「ずっと一緒にいたい」と口にします。このタイプの男性は責任感があまりなく、周囲のことを気にしない性格なのかもしれません。
しかし、女性からアプローチを仕掛けることで、将来のことを考え始めてくれることもあります。「ずっと一緒にいたい」と言ってくれた男性に対して、自分から積極的にアプローチしてみてはどうでしょうか。
彼女の反応を見たかった
「結婚を真剣に考えているわけではないけど、彼女が結婚を意識しているのか気になったから」(28歳/男性/メーカー勤務)
男性の中には、「ずっと一緒にいたい」と言うことで女性の反応をうかがっている人もいます。ある程度交際期間が長くなると、結婚を意識してしまうのは自然なことです。特に女性は結婚願望が強い傾向にありますので、男性は彼女の真意を知りたいと考えるようです。
とはいえ、結婚しなければいけないのでは…とプレッシャーを感じて、結婚を先延ばしにしたいと願っている可能性もあるので、あまり期待しないよう注意してください。
ずっと一緒にいたいと言ってほしそうだったから
「彼女にずっと一緒にいたいかと聞かれたから、仕方なく…」(24歳/男性/商社)
大好きな彼女から「ずっと一緒にいたい?」と聞かれたとき、否定する理由もないので「一緒にいたい」と答える男性もいます。しかし、これはプロポーズとは全く関係なく、彼女が言ってほしそうだったからという単純な理由であることも多いようです。
彼氏に質問したときに「ずっと一緒にいたい」と言ってもらえたとしても、プロポーズされたとは限らないので、勘違いしないよう注意しましょう。ただし、女性のことを想っていることは間違いありません。
その場の雰囲気に流されて
「お家デートのイチャイチャの流れで、何となく言ってしまった…」(21歳/男性/大学生)
男性の中には、その場の雰囲気に流されて、「ずっと一緒にいたい」「愛してる」などのセリフを言ってしまう人もいるようです。結婚はまだまだ先のことで、プロポーズとは関係ない本音なので注意しましょう。
また、「ずっと一緒にいたい」というフレーズを口にするのは、イチャイチャしているときだけという特徴もあります。
【女性の本音】「ずっと一緒にいたい」はプロポーズなの?
彼氏に向かって「ずっと一緒にいたい」と伝えるとき、世の女性達の心の中にはどんな思いがあるのでしょうか。
結婚を考えているか相手の反応を試している
「付き合って3年経ったし、結婚を考えているのかやんわり探りたかった」(28歳/女性/会社員)
結婚願望がある人は、交際期間が長くなると、相手に結婚する意思があるのかないのかが気になってしまうことが多いでしょう。とはいえ、直接「結婚する気あるの?」とは聞きづらいものです。
そのため、「ずっと一緒にいたい」と伝えて、相手の反応を試しているのです。男性からも同じような言葉が返ってくることで、プロポーズとまではいかないものの「結婚を考えてくれているんだ」と安心するようです。
ただの愛情表現
「ただ単に愛情表現のつもりで言いました」(22歳/女性/フリーター)
愛情表現として「ずっと一緒にいたい」と伝える女性は、プロポーズや結婚などについては考えていません。彼氏と過ごしている時間がとても楽しくて、一緒にいたいと思っているだけです。「これって逆プロポーズ!?それとも早くプロポーズしろってこと!?」と彼氏を驚かせないよう注意しましょう。
彼氏に見切りをつけるべきか判断するため
「もし彼氏に結婚願望がないなら、別れようかなと思って…」(34歳/女性/美容部員)
年齢を重ねた女性は、結婚を前提に男性とお付き合いしていることがほとんどです。そのため、彼氏からなかなかプロポーズされないと焦りを感じてしまい、相手に結婚願望がないのであれば見切りをつけたいと考える女性も多いようです。
面と向かって「結婚する気あるの?」と聞いたところで、はぐらかされてしまうこともあるでしょう。「ずっと一緒にいたい」と伝えることで、遠回しに相手の結婚の意思を探り、見切りをつけるべきなのかを判断しているのです。
前述の「結婚を考えているか相手の反応を試している」とほぼ同じ心理ですが、こちらは別れの判断材料にしようとしているため、少し重々しい口調になるようです。
周囲が結婚し始めて焦っている
「同級生が結婚し始めて、焦ってしまった」(26歳/女性/販売員)
結婚やプロポーズを意識していない女性の中にも、周囲が結婚し始めると同時に焦りを感じてしまうという人はいます。特に、20代前半から後半にかけては結婚する友人知人が多くなるため、プロポーズしてくれない彼氏にいらだちを感じることもあるでしょう。
しかし、彼氏に直接結婚の話を持ち掛けることもできず、思わず「ずっと一緒にいたい」と言ってしまうこともあるようです。
プロポーズしてほしい
「彼にプロポーズしてもらいたかったから、先に私から似たような意味の言葉を伝えた」(25歳/女性/美容師)
プロポーズは彼氏からしてほしいと考えている女性が多いでしょう。しかし、なかなか彼にプロポーズしてもらえないとき、女性自ら「ずっと一緒にいたい」と伝えて、プロポーズしてほしい気持ちを伝えることがあります。
こちらの女性も、プロポーズしてくれるはず!という期待を込めて「ずっと一緒にいたい」と伝えたのでしょう。ただし、男性は女性からのさりげないアピールに気づかないことも多いため、密かに女性が「伝わってない…」とがっかりすることも少なくないようです。
「ずっと一緒にいたい」はプロポーズとしてあり?
しかし、「ずっと一緒にいたい」というフレーズは、果たしてプロポーズとしてありなのでしょうか。
もしもプロポーズとして伝えたいのであれば、これからご紹介する項目を参考にしてみてください。実際に言われたことのある人の意見なので、想いを伝える前に必見です。
かしこまってなくていい
「レストランなどでプロポーズされるのは苦手だから『ずっと一緒にいたい』って言われる方が好き」(30歳/女性/会社員)
「ずっと一緒にいたい」をプロポーズの言葉としてありだと思っている人は、かしこまってしまう場面を嫌う傾向があります。そのため、夜景の見える場所やレストランなどでプロポーズされるよりも「ずっと一緒にいたい」と言われる方が良いと考えているようです。
彼氏に最適なプロポーズの方法を見つけてほしいなら、自分の望むシチュエーションなどを普段からそれとなくアピールしておくといいでしょう。
返事に困るからはっきり言ってほしい
「『ずっと一緒にいたい』って、プロポーズとして捉えていいんですかね?」(25歳/男性/事務員)
結婚願望が強いのは、女性に限ったことではありません。男性の中にも結婚願望が強い人はいます。女性から「ずっと一緒にいたい」と伝えられると、「もしかするとプロポーズなのかもしれない」と感じる男性も多いようです。
しかし、プロポーズとして素直に受け止めいいのかどうか分からないため、返事に困ってしまう人もいます。
プロポーズはきちんとしてほしい
「『結婚しよう』っていうセリフと一緒に、指輪を渡されるのが理想。プロポーズはちゃんとしてほしい」(24歳/女性/フリーター)
「結婚しよう」という言葉と共に指輪を渡されるプロポーズが理想!という女性の意見です。このように、プロポーズは曖昧にせずきちんとしてほしいと思う女性は「ずっと一緒にいたい」と言われてもプロポーズとして受け止められないようです。
結婚じゃなく婚約のきっかけにするならあり
「結婚前にプロポーズし直してくれるのならありかも」(27歳/女性/営業職)
他のコメントからも分かるように、男性が結婚を申し込む場合でも、女性が結婚を申し込む場合でも「ずっと一緒にいたい」と伝えるだけではプロポーズとして受け取ってもらえない可能性があります。
そこで「ずっと一緒にいたい」を、婚約を申し込むための言葉として使って結婚する前に改めて「結婚してください」と正式にプロポーズをし直すのもよさそうです。
そうすることで、相手にしっかりプロポーズを行いつつも自分なりの伝え方をすることができるはずです。
「ずっと一緒にいたい」より確実なプロポーズの言葉
お互いを完全に理解し合っているのであれば、「ずっと一緒にいたい」というセリフを使っても、誤解を与えることはないのかもしれません。しかし、このセリフには賛否両論があるため、確実なプロポーズの言葉として使うことはできないでしょう。
プロポーズは、必ずしも男性がしなければいけないものではありません。彼氏にストレートに結婚を申し込みたいときは、「ずっと一緒にいたい」よりも確実なプロポーズの言葉を用意してください。
自分の気持ちを素直に伝えることは、プロポーズにおいてとても重要なことです。
「結婚してください」
確実にプロポーズをしたいのであれば、やはり「結婚してください」とストレートに伝えるのが一番です。彼氏が少し鈍感なタイプの場合、曖昧な表現で彼女に逆プロポーズされても、真意に気づかずにスルーしてしまうかもしれません。
「結婚してください」は自分の気持ちを素直に伝える言葉ですので、「それってどういう意味?」などと相手を戸惑わせることもありません。他のセリフでプロポーズしてもわかってもらえなかった場合の最終手段としてもおすすめです。
「私の夫になってください」
「ずっと一緒にいたい」と伝えるとわかりづらく「結婚してください」と言うのはストレートすぎて嫌だと感じる人もいるでしょう。それならば「私の夫になってください」と伝えてみてください。
もし彼氏から「僕の妻になってください」と言われたら、結婚の申し込みだということはすぐにわかりますよね。結婚というフレーズを出さなくても気持ちが伝わるので、プロポーズの際に使用してみてはどうでしょうか。
「50年後も一緒にいたい」
直接的なプロポーズを避けたいと考えている人には「50年後も一緒にいたい」などのセリフがおすすめです。これなら結婚という言葉を使わずとも、「おじいちゃん、おばあちゃんになっても一緒にいたい」という気持ちを伝えることができます。
このセリフを使用する場合は、事前に指輪や婚姻届けなどを用意しておくと、言葉の意味がより明確に伝わります。または「今度に一緒に指輪を買いに行こう」と誘って、約束を取り付けるのがおすすめです。
「今から一緒にウエディングドレス見に行こう」
2人とも休みの日で、お家デートをしているときにプロポーズするのであれば「今から一緒にウエディングドレスを見に行こう」と誘ってみてはどうでしょうか。結婚を望んでいる彼氏なら、快く承諾してくれるはずです。
また、当日にサプライズとして誘うことにより相手を驚かすこともできます。その他、結婚式を早く挙げたい場合などにもおすすめのプロポーズです。さりげなく伝えることで相手をより驚かすことができるでしょう。
プロポーズかも!男性の「結婚を決めたサイン」
しかし、もしかすると彼氏は、既に結婚を決めているかもしれません。
ここからは、男性が結婚を決めたときのサインについて詳しく掘り下げていきましょう。
結婚を決めた男性が発するサインを知ることで、プロポーズのための心の準備ができます。
指輪のサイズを気にする
彼氏が突然指輪のサイズを聞いてきたり、指をしきりに触ってくることがあるのであれば、結婚を考えているサインかもしれません。結婚指輪はサイズがとても重要ですので、男性はプレゼントする前に女性の指のサイズを測ろうとします。
しかし、最近では結婚指輪は2人で決めたいという女性も増えてきています。そのため、仮の指輪を利用してプロポーズする男性もいますので、他の項目も参考にしてみてください。
両親に紹介される
結婚となると、両家の親と会うことはほとんどの人が経験することです。裏を返せば、まだプロポーズされていない段階で両親に紹介されるということは、結婚を考えてくれているということではないでしょうか。
特に、挨拶をするだけではなく彼氏の両親との食事の機会を持ちかけられたのであれば、プロポーズはもう目の前まで迫ってきているかもしれません。
友達と結婚の話をしている
男性は友達との会話では本音を話す傾向にあります。そのため、友人の間で結婚の話をすることが多いのであれば、彼女との結婚を考えていると捉えても良いでしょう。また、友達には具体的な内容まで話していることが多いです。
例えば、どんなプロポーズの仕方が良いのか、指輪はどんなものが喜ばれるのかなどを相談していることでしょう。そして、自分の中で覚悟ができたときにプロポーズをしてくれるはずです。
職場の人に紹介される
職場の人に紹介される場合も、結婚を考えていると捉えていいでしょう。女性の場合、結婚を機に退職する人もいますが、男性の場合は、結婚を機によりいっそう仕事に身を入れる人が多いです。
日頃お世話になっている仕事仲間に紹介されるということは、これからも一緒にいたいという気持ちの表れと考えても良いかもしれません。
職場の人に紹介されるのは緊張してしまうかもしれませんが、将来のことを考えてくれていると考えれば嬉しいことではないでしょうか。
貯金を始めた
社会人の男性のなかには、「自分が生活できればそれでいい」と考えて、あまり貯金していない人も多いです。しかし結婚となれば、何かとお金が必要になるもの。
「今まで好き勝手にお金を使っていた彼氏が、突然貯金を始めた」「友達と飲みに出かける回数が減った」ということがあれば、それはプロポーズの前兆かもしれません。
プロポーズははっきりした言葉で
「ずっと一緒にいたい」という言葉は、プロポーズとしてはありでしょう。しかし、中にはプロポーズとして捉えることができない人が多いのも事実です。
そのため、確実にプロポーズをしたいのであれば、他の言葉や方法で伝えるようにしてください。
一生に一度の大切なプロポーズ。これから恋人にプロポーズをしようと考えているのであれば、どのようなセリフが相手を喜ばせるのかをしっかり考えてから伝えるようにしましょう。
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