そもそも「寝取られ願望」とは?
「寝取られ願望」の意味
「寝取られ願望」とは、妻や彼女といった自分のパートナーが、自分以外の男性と性交することを望んでしまう願望を意味します。一般的にみれば、パートナーが他人と性交するのは考えたくもないという人が大半ですが、それを見て興奮を覚える人もいるのです。ちなみにネット用語では、「NTR」と呼ばれています。
「寝取られ願望」を持つ男性は意外と多い?
寝取られ願望を持つ男性など本当に存在するの?という疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。実はアメリカでは、なんと58%もの男性が寝取られ願望を持っているという調査データがあるのです。半数以上とは驚きですよね。日本における正確な数値は不明ですが、NTRというネット用語が普及していることや、SNSで寝取られ願望に関する投稿も数多く見受けられることから、寝取られ願望を持つ男性は日本にも数多くいることが推測できます。
寝取られ願望は理解してもらえる?
寝取られ願望の意味を知って「そんな願望理解できない!」と感じた方も多いでしょう。実際、寝取られ願望を理解してもらうことは、非常に難しいです。パートナーがそのような願望を持っているだけで、別れを選択する方もいるのが現実です。しかし、100%理解してもらえないのかというと、そんなことはありません。理解してもらうためには男性本人が勇気をもって本音を話すことと、女性側の理解するための努力が必要不可欠です。
理解したくても全くできないという方は、寝取られ願望を持つ男性の心理や、寝取られ願望を持つに至った原因などを知ることから始めていきましょう。
「寝取られ願望」を持つ男性心理
嫉妬心で興奮したい
寝取られ願望がある男性は、パートナーが他の男性に寝取られても平気なように思えますが、そうではありません。大切なパートナーであるからこそ、相手の男性に対しての嫉妬心が生まれ、その嫉妬心でとても興奮してしまうのです。パートナーのことが大切でなければ嫉妬心は生まれません。他の男性に寝取られ、嫉妬心が生まれることにより、パートナーに対しての気持ちが増したり、次のセックス時にいつも以上に燃え上がることができるのです。
相手への愛情を確認したい
自分自身のパートナーへの気持ちを再確認するために、寝取られ願望を持つ男性もいます。パートナーが寝取られているところを見たら、大抵の場合は嫉妬心が芽生えるでしょう。何も感じないようであれば、大切ではないのかも。セックスレスや愛情が冷めたと感じていたカップルが、寝取られたことをきっかけに再燃したケースもあります。寝取られ願望を持つ男性は、寝取られることが愛情を再確認する良いきっかけと考えているといえるでしょう。
対抗心を燃やしたい
寝取られ願望を持つ男性には、寝取られることによって対抗心を燃やしたいという心理が潜んでいます。寝取られ、乱れているパートナーを見ることで「自分ならもっと満たしてあげられる」「パートナーを最も満足させることができるのは自分だ!」といった対抗心が生まれ、それがまた快感であり興奮するのです。対抗心が生まれることにより、パートナーとの性交でそれまで以上に「満たしてあげたい」という気持ちが生まれ、熱い時間を過ごせるようになります。
パートナーの別の顔をみたい
何度も性交をし、見慣れてしまったパートナーの姿。しかし他の男性に寝取られているところを客観的に見ることで、これまで見ることのできなかったパートナーの別の顔を見ることができます。普段自分には見せない姿を目の当たりにすることで、嫉妬心に加え、独占欲も刺激されます。そして、パートナーの性交を客観的に見ることによって女性としての魅力を再確認することができるため、とても興奮するのです。
「寝取られ願望」を持つ男性心理《続き》
マンネリを解消したい
長い間連れ添っていると、マンネリや倦怠期は必ず訪れます。寝取られ願望を持つ男性は、マンネリによって得られなくなった刺激や興奮を、寝取られることによって感じたいのです。目の前で寝取られるというシチュエーションは、望まない限りほぼないといえるので、マンネリ解消の刺激としては十分すぎるでしょう。寝取られることで、嫉妬心や独占欲が刺激され、薄れていたパートナーへの関心が再燃するのです。
Mっ気があり自分をいじめたい
自分の大切なパートナーを寝取られることは、一般的には嫌なことでしかありません。しかし、寝取られ願望がある男性の中にはMっ気がある人もおり、そのような人はパートナーを寝取られるという屈辱や苦痛に快感を覚えるのです。Mっ気のある人は、いじめられればいじめられただけ興奮します。そして、寝取られることによって受けた屈辱や苦痛を乗り越えていくことにも快感を覚えるため、寝取られ願望を抑えることが難しいのです。
パートナーを自慢したい
寝取られ願望を持つ男性には、自分のパートナーを他の男性に自慢したいという思いを持つ人も少なくありません。パートナーの容姿やテクニックを他の男性に見せつけ、素敵な女性をモノにした自分を認めてほしいのです。多くの男性がセックスしたいと思うような、魅力的なパートナーがいる自分に満足し、承認欲求に駆られているといえます。
優越感に浸りたい
寝取られ願望のある男性は、パートナーのことを大切に思っています。そしてパートナーも自分のことを大切に思ってくれていると考えているのです。そのため、他の男性に寝取られたとしても、「相手が心の中で思っているのは自分の事だけだ」といったように、誰も自分を超えることはできないと自信を持っています。身体は誰でも奪えるが、心を奪えるのは自分だけだといった優越感に浸っているのです。
男性が「寝取られ願望」を持つ原因
過去に寝取られた経験がある
過去にパートナーを寝取られてしまった経験から、寝取られ願望を持ってしまうケースもあります。悲しみや怒り、嫉妬などの感情が爆発する中、なぜか寝取られているシーンを想像して興奮している自分がいることに気が付くのです。いつの間にか、一人でするときも寝取られているパートナーを想像するようになります。そして、さらに寝取られ願望が大きくなると、パートナーとの行為中にも他の男性に寝取られているところをイメージしてしまうようになるのです。
寝取られた話を聞くor見て興味を持った
実際にパートナーを寝取られてしまったことのある同僚や友人からリアルな体験談を聞いて、興味を持ってしまう場合もあります。経験談を話してくれた人が寝取られたことに興奮を覚えている様子だと、強く関心を持ってしまい寝取られ願望が目覚めるきっかけになってしまうでしょう。また、現在はスマホやインターネットの普及により、手軽にアダルト動画が見られるようになりました。アダルト動画にはパートナーが寝取られるジャンルもあり、何気なく見たところ思いのほか興奮して、寝取られ願望が目覚めることも少なくありません。
自分に自信がない
自分のテクニックやサイズに自信がないことが原因となって、寝取られ願望に目覚める人もいます。そのような男性は、自分ではパートナーを満足させてあげられないと考えてしまうのです。そして、自分のテクニックやサイズへのコンプレックスから、それらを兼ね備えた男性に犯されるパートナーを見てみたいという衝動に駆られてしまいます。そのため、自分よりもテクニックがあったり、立派なモノを持っている男性にパートナーがめちゃくちゃにされているところを見て興奮するのです。
寝取られた彼女が相手の男に振られた
以前に彼女を寝取られて自分は振られてしまったものの、元カノとなったその彼女が相手の男性に振られたことを知り、寝取られ願望が目覚めたケースです。つまり、自分を振った女性が別の男性に振られたことで気が晴れて、それが快感に変わったのでしょう。彼女を他の男に寝取られた挙句に捨てられた悲しみや怒りは、計り知れないでしょう。その計り知れない悲しみや怒りが、元カノが振られたことで解消され、快感に変わったことによって寝取られ願望が目覚めてしまうのです。
「寝取られ願望」を持つ彼氏への対処法
寝取られ願望を持った原因を知る
まずはパートナーとしっかり話をして、寝取られ願望を持った原因について知ることから始めましょう。先ほど紹介したように、寝取られ願望を持つ原因はコンプレックスや過去の経験など様々です。全て包み隠さず話すことで、お互いにとってベストな解決方法が見つかったり、男性側が改めて寝取られ願望について考えるきっかけになるでしょう。
嫌な気持ちをはっきり伝える
寝取られ願望を持つパートナーのことが大切でも、他の男性との性行為に抵抗がある場合は、はっきり嫌だという気持ちを伝えるべきです。性癖というのは簡単に変わるものではないので、なるべく早い段階からはっきり断っておくことが大切。その場しのぎで曖昧な返事を繰り返していても、解決には至りません。一度でも許してしまうと、男性側の寝取られ願望はさらに大きくなり、何度も何度も他の男性との性行為を求められる結果となるでしょう。また、断ってもしつこく求めてくる場合は、友人など第三者の力を借りてパートナーを説得してみるのも効果的です。
否定せずにしっかり話を聞く
パートナーから寝取られ願望があると打ち明けられた時は驚きが大きいかもしれませんが、最後まで話をよく聞いて、理解を示せるように努力しましょう。男性の方も言い出しにくい気持ちもあるなか打ち明けてくれたのですから、最初から否定はしないでくださいね。パートナーの欲求はどうしたら満たされるのか、自分の許容範囲はどこまでなのか、お互いの妥協点などを徹底的に話し合うことで理解を得られ、寝取られ願望とも上手く付き合っていくことにつながるでしょう。
ハプニングバーへ行き刺激を受ける
ハプニングバーとは、様々な性癖を持った男女が集まり、突発的な行為を楽しむ場所です。ハプニングバーには初対面の人との性的接触を楽しみたい人や、他人の行為を見て楽しみたい人など、様々な人が集います。実際にハプニングバーへ行き、いくつもの刺激的な光景を目の当たりにすることで、パートナーを他人に寝取らせることを躊躇するきっかけになる可能性も。また、色々な性癖を持った人と会話をしたり、パートナーが言い寄られる場面を目撃することで、願望が満たされる場合もあるでしょう。
別れる
他の男性と性交することが嫌であることを伝えても、何度もしつこく迫ってくるようなら、別れる道を選択することも必要です。寝取られ願望ほど珍しい性癖ではないにしても、性の不一致は多くのカップルの別れの原因となっています。我慢して交際を続けたとしても、女性の気持ちよりも自分の性癖を優先されるようなパートナーとは、長い目で見たら上手くいきません。仮に根負けして寝取られることを許してしまったら、いつまでも他の男性に寝取られることを迫られ続けることになるでしょう。
男女の「寝取られ」経験談!【エピソード集】
寝取られ願望がある彼氏とハプニングバーに行き…
「私の彼氏には寝取られ願望があります。当時の私は、彼氏の持っている寝取られ願望を理解できずに、お願いされても断り続けていました。そんなある日、彼氏から『ハプニングバーに行ってみよう』と提案されました。寝取られることを断り続けていたこともあり、ハプニングバーくらいならいいかと承諾し、行ってみることに。いざハプニングバーに入って少しすると、彼氏はトイレへ行くと言って私から離れてしまいました。するとすぐに二人の男性に挟まれる形で誘いを受けました。最初は断りましたが、あまりの強引さと周りの雰囲気にのまれて、最終的には際どいところまで身体を許してしまったのです。
後になってから分かったことですが、彼氏の仕業でカップルとしてではなく、独身女性としてのマークをつけて入場していたようです。そして彼氏は寝取られる私を見て楽しんでいたのでした」(28歳/女性/金融業)
彼女を寝取られて性癖に目覚めた
「私の中で寝取られ願望が目覚めたのは、大学時代のことです。当時、同じサークルの女子と付き合っていました。サークルで開催された飲み会の後、事件は起こったのです。私と彼女は早い段階でかなり酔っぱらってしまいました。正直、飲み会後半の記憶が曖昧でしたが、私と彼女どちらも潰れていたため、先輩のアパートでしばらく休ませてもらうことになっていたようです。
先輩のアパートで眠りから覚めた私は、目を疑いました。彼女が先輩とセックスしているではありませんか。助けるべきかとも思いましたが、彼女の方からキスしたりしていたので、バレたら気まずいと思って寝たふりをしました。悲しみと屈辱感、怒りが込み上げておかしくなりそうでした。
しかし、その後にした彼女とのセックスがいつも以上に盛り上がり、興奮したのです。自分でも不思議ですが、その出来事をきっかけとして寝取られ願望を持つようになってしまいました」(28歳/男性/製造業)
妻を酔わせて友人に寝取らせた
「私は数年前から寝取られ願望を持っています。妻に打ち明け、寝取られるようにお願いしたこともありましたが、曖昧な返事をされるばかりでした。そこで、前々から妻に興味を持っている友人と共謀して妻を寝取ってもらうことにしました。妻にお酒を飲ませて酔ったところで私は席を外し、友人が少し強引な感じで誘うという作戦です。シンプルな方法ですが、妻はお酒に弱いので成功すると確信していました。案の定、友人がじわじわ押し倒してキスをすると、妻は抵抗しながらも行為を許したのです。
私は隠れて見ていましたが、他人で感じている妻をみるのは予想以上に興奮してたまりませんでした。動画も撮影したので、寝取られ願望に襲われるときは一人でこっそり動画を見て興奮しています」(37歳/男性/営業職)
夫婦でスワッピング
「同じ町内の夫婦とスワッピングを楽しんでいます。偶然ご近所さんに、私と同じく寝取られ願望のある旦那さんがいたことがきっかけとなりました。お互いに小学生の子供がいますが、温泉旅行という名目で出掛けて、旅館やホテルですることが多いです。子どもたちが寝たことを確認するとスワッピングスタート。妻が他人にイカされているところを見るととんでもなく興奮してしまいます。お返しに相手の奥さんをめいっぱい犯しているところを見せつけてあげるのです。
この関係のおかげで、私たち両夫婦はセックスレスとは無縁の仲の良さです。周りから見たら、仲の良い家族同士にしか見えないはず。この関係については当然、私たち夫婦だけの秘密です」(42歳/男性/メーカー勤務)
寝取られ願望を持つ男性心理のまとめ
寝取られ願望があることを認めて、パートナーとともに寝取られ願望と向き合って、とことん話し合うことが大切です。大切なパートナーとの愛の形は様々です。お互いが無理することなく、幸せに過ごしていけるよう努力していきましょう。
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