女性にとって化粧とはどういうもの?
自分が美人だから化粧しないと思っている女性ばかりではなく、それぞれ理由や心理があって化粧しないのです。化粧しない女性の心理や特徴を紹介する前に、まずは女性にとって化粧とはどういうものかを見ていきましょう。
綺麗に見せるためのツール
多くの女性は、化粧を綺麗に見せるためのツールだと思っています。化粧をすれば、目を大きく見せることができますし、肌のシミを隠すこともできますね。
自分を女性として綺麗に見せたいという思いが、化粧の中に込められています。化粧に力を入れる女性の中には、そのツールを存分に駆使しようとしている人もいるでしょう。
年齢や職業によってはマナーとして
化粧は綺麗見せるためのものですが、年齢や職業によってはマナーになることもあります。いくらすっぴんが綺麗な女性でも、TPOに合わせた化粧が必要になることもあるでしょう。
結婚式や会食のようなフォーマルな場では、女性の化粧はマナーのようになっています。また、仕事をする上で化粧をしていないとちゃんとしていないと思われてしまうこともあるのです。
化粧をしないからといって誰かに迷惑をかけるわけではありません。しかし、仕事などで人と関わるときには、表情を明るく見せるために化粧をした方がいいこともあるでしょう。
化粧しない女性の特徴
女性らしさを出さない
化粧をしない女性の中には、女性らしさを出さないという人もいます。女らしく見せることや、女性らしく振る舞うことが苦手というタイプの女性です。女性っぽいファッションや話題に無頓着なことも。
しかし、自分を可愛く見せたい、綺麗に見せたいという心理が全くないわけではありません。化粧で女性らしさを出そうとはせず、別の方法で自分の魅力を出しているのです。
面倒くさがりや
化粧しない女性の特徴のひとつに、面倒くさがりやであることが挙げられます。女性にとって化粧は綺麗になるためのツールですが、実は面倒くさいものでもあります。
ちょっとした手の動きでずれてしまうこともありますし、失敗するとやり直しになることも。化粧が好きな女性にとってはメイクすること自体が楽しいかもしれませんが、面倒くさがりやの女性には苦痛に思えるでしょう。
化粧をしなくても目がはっきりしている
化粧をしない女性の中には、やらなくてもいいという人もいます。例えば、アイメイクは目を大きく見せる効果がありますが、もともと目元がはっきりしている女性は化粧しなくてもいいですね。
すっぴんが美人な女性はあまり濃い化粧をしない印象を持つ人も多いのではありませんか。これは、化粧しなくても目がはっきりしていたり鼻が高かったりするからでしょう。
肌が弱い
化粧しない女性の中には、肌が弱いからできないという人も。肌に優しい化粧品を選んでも、1日中化粧をしていると痒くなったり荒れてしまうことがあります。
さらに、肌荒れをファンデーションで隠そうと厚く塗ると、ますます肌が荒れてしまうこともあるでしょう。綺麗に見せるよりも、自分の肌を健康に保つ方が優先なので化粧しないのです。
学生時代から化粧しない習慣
化粧しない女性には、学生時代から化粧しない習慣だったので、化粧を始めるタイミングがなかったという人もいます。学生時代に周りの同級生が化粧していても、自分は化粧しないということだってあります。その環境が続くうちに、化粧しない習慣になっていくのです。
外見よりも内面を重視している
化粧しない女性は、外見よりも内面を重視している人が多いです。化粧をすることで自分を着飾っているように思えるのかもしれません。見た目ではなくありのままの自分を見てほしいという心理になるのです。
化粧しない女性の心理
単に化粧するのが面倒くさい
単に化粧するのが面倒くさいという心理から、すっぴんでいる女性もいます。先ほど化粧しない女性の特徴で、面倒くさがりやとお伝えしました。
朝起きてから出かけるまでの時間は貴重ですね。化粧しない女性は、その限られた時間の中で、メイクにパワーや時間を使うこと自体が面倒という心理になっているのです。
化粧してもどうせ変わらないと思っている
化粧しない女性の中には、化粧してもどうせ変わらないと思っている人も多いでしょう。そういう女性は、何度かはメイクに挑戦していることもあります。
しかし、「化粧するとイメージ変わる」と言われなかったのかもしれません。あるいは、すっぴんで誰かに会っても、化粧してないことを気づかれなかったということも。
メイクは自分を綺麗に見せるためのツールです。しかしどうせ変わらないのなら、化粧に時間と労力をかけなくてもいいや…という心理になるのです。
化粧に時間をかけたくないという心理
人によって化粧にかける時間は異なりますが、一通りのメイクをするとそれなりに時間がかかります。こだわってメイクをしている女性は、2時間かけるということも。睡眠時間を削って早起きしてまで、化粧に力を入れているのです。
そういった時間がもったいないと思うのも、化粧しない女性の心理のひとつです。化粧のために早起きするくらいなら、もう少し寝ていたいと思う女性もいるでしょう。化粧をする場合でも、ファンデーションとリップにとどめているかもしれませんね。
化粧はお金がかかるという心理
女性はメイク用品だけでなく、スキンケア用品にもお金がかかります。化粧するには、化粧下地・ファンデーション・チーク・アイシャドウ・アイライナー・口紅など様々なメイク用品が必要になります。消耗品なので定期的に買い足さないといけないですね。
そういったメイク用品を揃えることが趣味のようになっているなら楽しいでしょう。しかし、メイク用品にお金をかけるのがもったいないという心理の女性もいるのです。そのため、最低限のメイク用品は持っていても、普段はあまり化粧しないというパターンになるのです。
夫や彼氏が化粧しない女性が好きだから
男性の中には、化粧しない女性が好きという人も。完全にすっぴんとまではいかなくても、ばっちりメイクは苦手という男性もいるでしょう。
もしも夫や彼氏が化粧しない女性が好きだったら、その好みに合わせて化粧を控えようという心理になる人は多いのではありませんか。すっぴんが好きという男性の前で、あえてばっちりメイクはしないですね。
化粧しない女性の心理《続き》
自分に似合う化粧がわからない
自分に似合う化粧がわからないために、化粧しない女性もいます。おしゃれをしよう、メイクで綺麗に見せようと思っても、どのような化粧が似合うのかがわからないのです。
雑誌でメイク方法が紹介されていても、自分で実践するのが難しい人もいるでしょう。化粧品店のカウンターでメイクを教えてくれることもありますが、恥ずかしいから苦手という女性も。
どのような化粧がわからないという心理から、「化粧しなくてもいいや」という考えに向かっていくのです。そういう女性はもともと美人で化粧しなくても大丈夫な人かもしれませんね。
トラウマがあって化粧しない
化粧しない女性の中には、過去に化粧に関わるトラウマがあるということも。そのトラウマから、もう化粧しないという心理になっているのです。
例えば、好きな人とのデートに気合を入れてメイクして行ったのに、彼に「その化粧似合わないよ」と言われるとショックを受けますね。きっとそのことがトラウマになって同じメイクはしなくないでしょう。
そんなトラウマを抱えてしまうと、化粧するのが不安になってしまいますね。そして、自然と化粧しないという心理に向かっていくのです。
すっぴんに自信がある
すっぴんに自信があるから、化粧しないという女性もいます。周りから美人だと言われてきたり、すっぴんを褒められたりすると自信をもつ人もいるでしょう。
メイクは自分を綺麗に見せることができます。しかし、すっぴんに自信のある女性にとっては必要のないものに思えるのかもしれません。
子育て中は化粧したくない
出産前は化粧をしていたけど、子育て中は化粧したくないという心理になる女性もいます。ファンデーションや口紅などを顔に塗っていると、小さな子供が触る可能性があります。
子供の手に化粧品が付いたまま口に入れてしまうことや、抱っこしたときに子供にメイクがついてしまうことも。子供にメイク用品に触れてほしくないという心理から、育児中は化粧しない女性もいるのです。
化粧しない女性の本音に迫ってみた!
化粧しなくても可愛いと言われるからしない
「肌トラブルとかはほとんどなくて、毛穴も全然目立ちません。だからファンデーションはほとんど使わないですね。UV対策で日焼け止めを使うくらいです。
それに、周りから化粧しなくても可愛いと言われるので化粧しません。すっぴんでも変わらないなら、化粧に時間と手間をとらなくてもいいかなと思っています」(23歳/女性/看護師)
周りからすっぴんを褒められると嬉しいですね。毛穴が目立たない綺麗な肌なら、すっぴんにも自信がもてそうです。化粧しなくても可愛いと言われたら、すっぴんでもいいやという心理になる女性もいるでしょう。
肌がベタベタするのが嫌だから…
「仕事のときは化粧しなければという心理にはなるものの、肌がベタベタするのが嫌です。ファンデーションやチークを使うと夕方ごろに肌がベタつく感じがします。
特に夏場は汗をかくので気になりますね。TPOに合わせ必要なときは化粧しますが、そうでないときは化粧しないこともあります」(28歳/女性/派遣社員)
化粧をすると肌がベタベタするのが気になるという女性もいます。確かにメイクは肌にいろいろ塗ることになるので、汗をかくとベタつきが気になるということも。それが苦手だと、化粧したくないという心理になる女性もいるはず。
好きな人に「化粧しない人が好み」と言われた
「もともとはコンプレックスから厚めの化粧をしていました。でも好きな人から『化粧しない人が好き』と言われて、化粧しないようにしようかなという心理に…。
いきなりすっぴんだと周りの人に驚かれそうなので、最初はナチュラルメイクにしてみました。すると想像以上に友達からの反応が良くて自信がついたんです。今ではすっぴん美人になれるように、メイクよりスキンケアに力を入れています」(20歳/女性/専門学生)
女性の化粧に対する男性の好みはそれぞれです。ばっちりメイクが好きな人もいれば、すっぴんやナチュラルメイクが好きな人もいるでしょう。好きな人の好みに合わせたいという心理から、化粧を変える女性も多いのではありませんか。
化粧するとすぐに肌が荒れる
「敏感肌の私は化粧するとすぐに肌が荒れてしまいます。若いころは肌荒れがコンプレックスなので、化粧で隠そうとしていました。
でも、隠そうと思っても隠しきれないし、厚化粧になっちゃうんですよね。だから、できるだけ肌に負担をかけないように化粧しないようにしています」(25歳/女性/会社員)
肌が弱い女性は、化粧をすると荒れてしまうということもあるでしょう。それを隠そうとすると、ますます荒れてしまうことも。そのため、化粧しないという心理に向かう女性もいるのです。
早起きしてまで化粧したくない
「友達は化粧に1時間かけているらしく、ヘアメイクも合わせて家を出る2時間前に起きるらしいです。私は必要なときは簡単に化粧しますが、早起きしてまでしっかり化粧しようとは思えません。
自分が思うほど、他人は化粧を見ていない気もします。自分が満足できればいいのかなという心理です。だから私は化粧したりしなかったりという感じですね」(21歳/女性/大学生)
化粧はこだわろうと思えばとことんこだわることができるものです。メイク自体が好きな人や、ライフワークになっている女性にとっては苦にならないかもしれません。しかし、そこまでしてやらなくてもいいと思っている女性もいるのです。
男性は化粧しない女性の方が好き?
何もしないのはどうかと思う
「化粧しないとはいっても、眉も描かずリップも付けないのはどうかと思います。休日なら別にいいですが、社会人で仕事のときなどは見た目を気にするのもマナーのひとつかな…と。
いくら美人でも、眉が整っていなくて唇がガサガサだと、ガサツに見えてしまいます。周りからどう見られているのか気にしないのかな?と思います。化粧しないとしても、ガサツに見えない女性がいいですね」(28歳/男性/会社員)
冒頭で、化粧は年齢や職業によってはマナーになるとお伝えしました。社会人の場合は、ある程度綺麗に見せることもマナーだと思っている男性は多いでしょう。唇の色で印象も変わるので、色付きのリップを使うのもいいかもしれませんね。
すっぴんではなくナチュラルメイクが好き
「すっぴんと変わらないくらいのナチュラルメイクが好きです。素顔に近い方がいいのですが、多少は化粧をしてほしいかなと思います。
ナチュラルメイクは、少しでも綺麗にしていたいという女性の心理が現れている気がします。爽やかだし、あまり化粧崩れがない感じも好感がもてます」(25歳/男性/営業職)
ナチュラルメイクが好きという男性も多いのではないでしょうか。厚化粧は苦手だけど、かといってすっぴんもちょっといやだ…という心理の男性もいます。すっぴんとナチュラルメイクだと変わらないと思う女性もいるかもしれませんが、実は男性は気づいているのかもしれませんね。
化粧しなくても綺麗ならいい
「すっぴんでも美人なら別に化粧しなくてもいいです。肌が綺麗な女性は、むしろ化粧しないで素のままがいいですね。化粧で肌を隠す必要がないと思います。
ただ、すっぴんアピールはいらないかな。女性から言われなくても、化粧してないのは見ればわかります。アピールしなくてもすっぴんが綺麗っていうのが魅力なんです」(22歳/男性/大学生)
毛穴が全く目立たないようなスベスベの肌の女性は、女性にとっても憧れです。化粧しなくても綺麗なら気にしないという男性も多いのではないでしょうか。
素朴な女性が好き
「素朴な女性が好きなので、化粧はあまりしていない方がいいです。すっぴんの顔と化粧したときの顔のギャップが激しいのが苦手なんです。
化粧しないからといって、女性らしくないわけではありません。ありのままの自分を出している女性に魅力を感じるのです」(28歳/男性/飲食店勤務)
化粧は自分の理想の顔に近づけることができる一方で、すっぴんと顔が違うなんてことにもなりかねません。それが苦手という男性ももちろんいます。素朴な女性が好きな男性にとっては、化粧しない女性に魅力を感じるのでしょう。
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