アナルプラグって何?どうやって使えばいい?
そもそも、アナルプラグをどのように使えばいいのか分からない人も多いでしょう。今回は、アナルプラグ初心者にも分かりやすいように、気持ちよくなれる使い方をご紹介していきます!
「アナル」に使用するアダルトグッズ
アナルプラグとは、文字通りアナル(肛門)に使用するアダルトグッズです。アナルは性器ではないので男女共に使用することができますが、一般的には男性が使用することのほうが多いようです。
というのも、男性にはアナルの中に性感帯が存在するからです。前立腺という女性にはない部位なので、男性の方がアナルプラグの使用に向いているとも言えます。けれど、アナルで快感を得られるのは男性だけではありません。身体的な快感以上に、アナルで性行為をすることに背徳感を覚え、それが興奮要素になる人もいるのです。
また、アナルプラグを抜く際の感覚は、排便時の爽快感に似通ったものがあるので、正しい使い方をすれば男女問わず気持ち良くなれるでしょう。
「アナル」を拡張することもできる
そもそも、アナルは排便をするところであって、何かを挿入する場所ではありません。ましてや太いものを挿入することに恐怖を感じる人もいるでしょう。
しかし、アナルプラグにはさまざまな種類があり、主に太さのバリエーションが豊富です。同じ商品でも太さを選ぶことができるので、細いものを選べばアナルプラグ初心者の人でも恐怖感を減らすことができます。
そして、使用するアナルプラグを徐々に太くしていくことによって、アナルを拡張することもできるのです。つまり、アナルセックスができるくらいまでアナルを慣らす道具とも言えますね。拡張されていないアナルに突然男性器を挿入すると裂傷してしまうので、慣らしていくのは大切です。
皆がアナルプラグを使う目的とは?
そもそも、アナルプラグに興味を持つきっかけになるのは、性的嗜好が大いに関係していると言えます。みなさんがどんな目的で使用しているのか知ると、自分の性的嗜好に気付くかもしれませんよ。
アナニーのため
アナルを使ったオナニーのことを「アナニー」と言います。アナニーという言葉があるくらい、男女関係なくアナルが性感帯である人が多いのでしょう。
しかし、セックスの際にパートナーに愛撫してもらうならまだしも、オナニーでアナルに触れるのは至難の体勢です。自分のアナルに指を入れる姿を想像すると分かりやすいですよね。腕の長さや指の長さが足りないと、柔軟性を試される姿勢になるでしょう。
そこで、アナルプラグが活躍します。アナルプラグがあればアナルで挿入感を得ることが容易ですし、指よりも質量があるので、より強い刺激を与えることができますよね。
SMプレイに使用する
人によっては、アナルを愛撫されることを屈辱的に感じるでしょう。アナルは排便をするところですので「汚い」「不衛生」という印象が強いことが原因と言えます。誰だって、自分の汚い場所を他人に晒すことには羞恥心を覚えるはず。
なので、アナルに愛撫を施すことはSMプレイで多用されます。SM趣味の人は、マゾの人にアナルプラグを挿入することで屈辱感を煽り、興奮材料とするのです。加えて、アナルで感じてしまう姿をわざとなじったりするのが定番なようですよ。
SMプレイを好む人にとっては、とても身近なアダルトグッズと言えます。
アナルセックスの準備
男女でアナルプラグを使用するときは、アナルセックスの準備であることが多いでしょう。前述のとおり、アナルセックスをするためにはアナルの拡張をしなければなりません。そのため、指の愛撫だけでは不安があり、アナルプラグを使用するのです。
また、アナルセックスは特に男性の同性愛者の方にとって重要な愛情表現でもあります。性の多様性が認められ始めている現代だからこそ、アナルセックスの補助になる道具が一般化しているのかもしれませんね。
どんな人でも、アナルプラグの使用に慣れればアナルセックスの準備ができるので、セックスのバリエーションを広げられると言えるでしょう。
ドライオーガズムに挑戦!
男性は、前立腺が性感帯だという人も多いです。前立腺は、陰茎の生えている場所の裏側くらいに位置し、刺激するためにはアナルに何かを挿入しなければなりません。
前立腺に刺激を与えると、いわゆる「メスイキ」ができるのです。ドライオーガズムとも呼ばれていて、この絶頂には男性特有の「賢者タイム」がありません。射精の快感とは別物で、まるで女性のように何度も絶頂できる状態のことを言います。
このように、射精をせずとも極上の快感を味わえるドライオーガズムを経験したい男性も、アナルプラグを使用するのでしょう。
気になる!アナルプラグの種類
さまざまな種類が販売されていますので、いくつかご紹介していきます。
シリコンタイプ
一番オーソドックスなアナルプラグは、シリコンでできているもの。シリコン素材は造形がしやすいという利点もあり、形も多種多様です。バイブやディルドもシリコン製ですので、見た目をイメージしやすいのではないでしょうか。
ただ、バイブやディルドのように男性器を模したものは少ないのがアナルプラグの特徴。円錐に近い形だったり、アナルビーズと呼ばれる小玉の連結だったり、よりアナルに挿入しやすい形が研究されているようです。
どんな形であれ、シリコンは柔軟性があり、アナルの中でもフィットしやすいというメリットがあります。
電動タイプ
シリコンタイプのアナルプラグの中には、電動機能が付いているものも多くあります。バイブと同じように、遠隔操作が可能なコードレスタイプもあるのです。
そもそも、アナルは体の背中側に位置しているので、自分で出し入れするのが多少困難ですよね。ピストン運動で刺激を与えることが難しいので、電動機能が付いているタイプはアナニーにも最適と言えます。
アナルに挿入しスイッチを入れれば、アナル内で小刻みに振動するアナルプラグから未知の快感を得られるかもしれません。
ポンプで調整可能なバルーンタイプのアナルプラグ
バルーンタイプと呼ばれるアナルプラグは、その名のとおり風船のように膨らませることができます。デフォルトでは4cmほどの球体ですが、ポンプで空気を送り込めば直径11cmほどまで大きくなるのです。
自分のアナルの調子に合わせて大きさを変えていくことができるので、アナル拡張を考えている方にとってはぴったりなタイプではないでしょうか。
コックリング付きのアナルプラグ
アナルが性感帯である男性も、ペニスからの快感がいらない訳ではありません。そんな男性に最適なのが、コックリング付きのアナルプラグです。
コックリングとは、ペニスの根元に装着するリングのこと。根元を押さえつけることにより、勃起力の向上を手助けしてくれるでしょう。コックリング付きタイプは、アナルプラグの根元からU字型にシリコンが伸びており、先端がシリコンリングになっているのです。
男性がアナルプラグを挿入したままセックスをするとき、とても役に立つと言えますね。
SMに最適!装飾付きのアナルプラグ
アナルプラグを挿入する場所は、言わずもがなアナル。そして、アナルはお尻にありますよね。尾てい骨の少し下のあたりなので、その場所から何かが生えていたら、まるで尻尾のように見えるでしょう。
なので、アナルプラグの用途を利用し、尻尾のような長いファーが付いているものもあります。SMプレイでは視覚要素を大事にするので、獣のように見えるアナルプラグはSMプレイにも大人気です。
他にも、ステンレス製でハードなデザインになっているものもあります。プレイの好みに合わせて選ぶことができますね。
アナルプラグ一体型のパンツ
アナルプラグは、セックス中に挿入するだけではありません。長時間挿入したまま、外に出る人もいるのです。それほど、アナルの性感帯を開発するのは時間が掛かるとも言えますね。
そこで、アナルプラグ一体型のパンツが活躍します。ビニール製の強い素材でできたパンツにアナルプラグが装着されているので、ただアナルプラグを挿入するより固定され安定感があるのです。
また、アナルプラグを挿入したまま何食わぬ顔で外に出ると、羞恥プレイや背徳感を楽しめると言えるでしょう。
アナルプラグの使い方&楽しみ方(1)
ここでは、アナルプラグの使い方に加えて、王道の楽しみ方もご紹介します。まずは準備の段階から詳しく見ていきましょう。
アナルプラグを使う前の準備
アナルプラグを楽しむためには、事前準備が必要です。アナルプラグを用意することはもちろん、その他にも準備しておきたいものがあります。
まず、アナルプラグの他に絶対に必要なものは、ローションです。そもそもアナルは排泄を行う場所なので、挿入されることに向いていません。なので、外から挿入するためには滑りが必須なのです。ローションは肌や粘膜の潤滑剤となってくれますので、滑りが良くなり挿入時のスムーズさを作ってくれますよ。
また、アナル内部や周辺には大腸菌が付いているので、慣れないうちは手袋を準備することをおすすめします。特に女性は、アナルと尿道の位置が近く、大腸菌が移ってしまい膀胱炎になる危険性が高いのです。
プレイの最中に何度も手を洗い、道具を洗い…と繰り返すことが苦にならないのなら大丈夫ですが、できれば手袋があった方が安心ですよ。使い捨てのビニール手袋や、ラテックス手袋を使用しましょう。
浣腸をする
アナルプレイをする際に、気になるのが便の存在。アナルの中のすぐそこに便がある可能性も非常に高いです。糞尿を好むスカトロプレイも嗜める人なら別ですが、基本的には綺麗にしておきたいですよね。特に、パートナーと一緒にアナルプラグを楽しむのなら、より清潔に保ちたいでしょう。
そこで、事前に浣腸をして宿便を全て出しておくのがおすすめです。飲むタイプの下剤だと宿便が出るだけで、アナル内部が洗浄されるわけではありません。なので、浣腸が良いのです。
浣腸で肛門から直接水分を注入することで、アナル直近の便が綺麗に出てくれるでしょう。ただし、腸が刺激されて下痢っぽくなってしまうので、脱水症状にならないように注意してくださいね。
まずはアナルを指で慣らしておく
アナルプラグはアナル拡張に便利なものですが、突然アナルプラグを挿入すると危険です。いくらローションが付いていようと、慣らされていないアナルは裂けてしまう可能性があります。
なので、まず最初は指を挿入して、円を描くようにゆっくりとアナルを広げていきましょう。一番細い小指から始めるのがセオリーです。初めてアナルに愛撫を施すのなら、小指ほどの異物感だけでもびっくりしてしまうかもしれませんよ。
このとき、ローションは指だけでなくアナルにも塗っておきましょう。そして、ローションをアナルの内側に塗りたくるイメージで進めると、コツを掴みやすいです。
できれば、アナルプラグを初挿入する日の前から指で慣らしておくと、よりスムーズでしょう。
無理のない太さのアナルプラグから
小指から順に太い指を挿入していき、アナルが広がった感覚があれば、やっとアナルプラグの登場です。だからと言って突然太いものを挿入するわけにはいきません。
初心者の方は、最大直径が3.5cm以下のものから始めましょう。加えて、先端が細い円錐型のタイプが良いです。円錐型のアナルプラグなら、挿入を進める太さの広がりがゆるやかなので、自分のペースに合わせて進めることができますよね。
または、アナルビーズと呼ばれるタイプのアナルプラグも良いでしょう。小玉が連なったようなデザインは、最大直径を迎えてからまたすぼまり、また最大直径を迎え…と進んでいくので、アナルプラグを抜かずに一呼吸置くことができます。
ちなみに、痛みを感じたり恐怖に耐えられなくなったらすぐに抜いて良いのです。最初は、抜かれる際の排出感が快感になる人も多いので、排出感目当てでまた挿入したくなるかもしれませんよ。
アナルプラグの使い方&楽しみ方(2)
次は、アナルプラグで快感を得るための楽しみ方をご紹介します!
男性には長時間挿入もおすすめ
男性がアナルプラグを使用するのならば、一時的な快感ではないメスイキを目指すこともおすすめです。そのためには、前立腺の開発が必要になりますね。
前立腺は、開発にとても時間がかかると言われています。アナルプラグに初挑戦したその日にメスイキができることはとても稀でしょう。なので、長時間かけて開発をしなければいけません。
そこで、アナルプラグを挿入したまま普段の生活を続けることが効果的になります。アナルプラグが入っていること自体を忘れるほど日常化されてからが、前立腺開発のスタートとも言われていますよ。もちろん、苦痛になったら無理をせず抜いてくださいね。
アナルプラグを挿入しながらセックスも!
男女ともに、アナルプラグを挿入したままのセックスが可能ですよね。前戯としてアナルプレイをして、そのまま抜かずにセックスをすると、いつもと違った刺激を得られることでしょう。
また、膣や陰茎の刺激で絶頂する際、アナルの刺激も同時に感じていると、快感の錯覚が起こることがあります。絶頂した要因が膣や陰茎ではなく、アナルの快感だったのではないか…と意識が混同してしまうのです。そして、そのプレイを何度も続けているうちに、身体の経験則にて、アナルの刺激だけで絶頂できるようになることも。
そのようにアナル開発ができれば、セックスの幅が広がりますね。
アナニーを楽しむときは
アナルプラグをオナニーで使用する際、愛撫するのはアナルだけではもったいないですよね。アナルプラグを挿入したままセックスができるのと同じように、アナニー以外のオナニーも可能なはず。
アナルプラグを挿入したまま、クリトリスやペニスを自慰すれば、快感も二倍になることでしょう。しかし、腕は二本しかありませんし、体勢に不安がありますので、アナニーで使用するアナルプラグは電動タイプがおすすめです。アナルプラグを挿しっぱなしにして振動を与えることができるので、アナニー以外の愛撫を手で行うことができます。
アナルプラグを挿入しながら散歩
アナルプラグの楽しみ方は、身体的快感だけではありません。本来は排泄行為に使用する場所に何かを挿入している背徳感というのは、快感になることがあります。
アナルプラグを挿入したまま外に出ると、背徳感があいまった羞恥プレイを楽しむことができるでしょう。他人にはバレていないけれど、何食わぬ顔をして実は淫乱なことをしている自分…というシチュエーションに興奮する人は、アナルプラグ散歩が最適と言えます。
また、パートナーにアナルプラグを挿入したまま一緒に散歩するなど、二人だけの楽しみ方もできますね。もちろん、他人に悟られてはならないことが大前提ですよ。
アナルプラグの選び方も重要!
そこで、どんなアナルプラグを選べばいいのかの判断基準をご紹介します!
サイズによって選ぶ
アナルプラグ初心者が一番気になるのは、サイズでしょう。アナルプラグを使用したことのない人は、どのくらいの大きさから始めればいいのか、全く未知の世界であると言えます。
そこで、まずはアナルプラグの良さを体感するために、辛さがないものを選ぶのがベストです。初心者であれば、アナルプラグのデザインの一番太い部分(最大直径)が3.5cm以下のものがおすすめ。3.5cmと言うと、とても細く感じて刺激が足りないと思うかもしれませんが、初めて挿入すると異物感にびっくりするでしょう。
しかし、アナルプラグでの快感は太さに起因するわけではありません。アナルの中を刺激された状態で、身体にどのような快感があるのかを知ることから始めると良いですよ。
形によって選ぶ
初めてアナルプラグを使用するのなら、円錐型になっているタイプがおすすめです。円錐型なら、挿入時の辛さも感じにくく、スムーズに挿入できるでしょう。
そして、直径3.5cm以下の円錐型に慣れてしまい、もっと刺激が欲しくなってきた人は、自分の性感帯に合わせて形を選ぶと良いですよ。アナルプラグが挿入されている状態で、どの位置に刺激が来れば快感を感じるのか、じっくり研究して形を選びましょう。
特にシリコンタイプのアナルプラグにはさまざまな形があります。例えば、排出時に一番快感があるという人は、アナルビーズのように玉が何個か連なったものを選べば、一度の挿入で何度も快感を得ることができますよ。
目的別に選ぶ
自分のアナルに使用するのか、パートナーのアナルに使用するのかでも、アナルプラグの選び方は違ってきます。自分で使うのであれば、可愛さやデザインよりも自分の快感に合わせるべきですが、カップルで使うのなら、お互いの意向も大事ですよね。使われる側の身体と趣味に合ったアナルプラグを探してみましょう。
その上で、アナル拡張が目的なのであれば、太さのバリエーションがあるアナルプラグをセットで購入すると良いですよ。または、ポンプで拡張ができるタイプでも良いでしょう。アナル拡張目的のアナルプラグもたくさん販売されていますので、商品のおすすめポイントをよく読んでみてください。
また、特にSMプレイに使用したいのであれば、デザインが趣味に合っているものを選びたくなるものです。アナルへの刺激に慣れているのなら、デザイン先行で選ぶのも良しでしょう。
使いやすさで選ぶ
アナルプラグから得られる刺激として、何が欲しいのかをよく考えてみてください。挿入感が欲しいのか、それとも振動が欲しいのか…。そして、一人で使用するか、誰かに挿れてもらうのかなど。
使用するパターンによって、使いやすさを判断するポイントは違ってくるはずです。例えば、男性がアナルプラグを挿入したままセックスをしたいのであれば、コックリング付きのものが使いやすいと言えますよね。または、一人で使用したいのであれば持ち手が長めの方が良いでしょう。
アナルプラグから欲しい刺激と使い方を考えれば、使いやすさを判断できますよ。
皆のアナルプラグ体験談【男女の意見】
ここでは、普段はあまり聞けない、アナルプラグの体験談をご紹介します!
最初は無理やりだったけど…
「彼氏にサドっ気があって、アナルプラグをどうしても使いたいと言われました。何回も拒否ってたけど、細いのなら良いと許してから、開発されていきました。
最初はただ痛いだけで苦痛だったけど、慣れてきたら今はもうアナルプラグなしのセックスが考えられません。ある瞬間に急にギュンって快感が来る感じでした!」(24歳/女性/ネイリスト)
パートナーの要望でアナルプラグに挑戦する人も多いようですね。最初はいやいややっていたけれど、そのうち快感を得られるようになり、最終的にはセックスがより充実したものになるのでしょう。
パートナーの思惑通り…という表現もできますが、結果的にお互い気持ちよくなれているのなら、良いことだったと言えますね。
アナルプラグで調教されて…
「自分でもちょっとアナルに興味はあったけど、アナル舐めしてくれるくらいでよかった。けど、彼女が舐めるのは嫌だからアナルプラグはどうかと言ってきて、好奇心からアナルプレイに挑戦。
そしたら予想外に彼女がノリノリで、ネットで調べた調教方法で俺のアナルを開発しはじめました。屈辱的な言葉を浴びせられるのも初めてだったけど、もうギンギンに興奮しちゃいました。今では、アナルプラグを挿入されたままのフェラで寸止めされるのが好きです…」(30歳/男性/公務員)
もともとSMプレイをするつもりではなかったのに、アナルプラグを使い始めることによって性癖の扉が開いてしまったのですね。アナルプラグをカップルで使用する場合、主従関係が出来上がりやすいのかもしれません。
その上、いつのまにかSMプレイがお互いの性癖になってしまうのなら、セックスを楽しむことができている証拠と言えるでしょう。
ドライオーガズムでびっくり!
「アナニーに興味が湧いて一人でアナルプラグをちょこちょこ使っていました。メスイキっていうのは自分には到達できないものだろうと思っていたのに、ある日急に湧き上がるような快感を経験してしまいました。
これがドライオーガズムか…!なんて思ったのは、興奮が冷めた後。とにかく何度も気持ちよくて、到達できたことに感動しました。思うように毎回ドライでイクことはできないけど、できたときはもう最高に気持ちいいですよ」(27歳/男性/広告代理店)
ドライオーガズムに到達したことがある男性は、ほんの一握りかもしれません。しかし、何気なくアナニーしていただけでも、メスイキできる素質がを持っていると判明することもあるのですね。
ただ、ドライオーガズムをアナニーで経験してしまうと、通常のセックスでの射精感では物足りなくなってしまいそう。アナニーだけでなく、アナルプレイに理解のあるパートナーと出会えればさらに楽しめるでしょう。
背徳感が良い…!
「アナルを舐めてくる男性って多いですよね。舐めるくらいなら普通なんですけど、前の彼氏はアナルプラグを買ってきたのでびっくりしました。
そんなに抵抗なかったし興味があったので、ローション使ってゆっくり広げて挿入。アナルが気持ちいいかどうかまでは分からなかったけど、恥ずかしいのと、いけないことしてるんじゃないかっていう背徳感にゾクゾクして濡れちゃいました」(23歳/女性/キャバクラ嬢)
アナルへの愛撫に抵抗がない人なら、アナルプラグの使用にも興味が湧きやすいでしょう。いくら抵抗がなくとも、アナルプラグの使用は、普通の人はしていないんじゃないか、自分は変態なんじゃないか…という羞恥心を連れてきます。
羞恥心に加えて、いけないことをしているような背徳感が興奮材料になる人も多いはず。SMプレイではなくとも、背徳感は快感を助長してくれるのですね。
アナルプラグを使う時の注意点
なぜ注意しなければならないのかを考え、リスクを回避しながらアナルプラグを楽しみましょう。
腸内を清潔に
アナルには大腸菌が存在します。大腸菌が尿道に入ると、膀胱炎になってしまいますよね。膀胱炎は、排尿痛や残尿感がある上にオシッコが近くなるので、これにかかってしまうと日常生活に支障が出ます。
大腸菌を全て排除することはできませんが、限りなく清潔に保つことは可能なのです。それは、宿便を排出し、肛門付近に便が残らないようにすること。
腸内の宿便を出すには、下剤などの方法もありますが、先述の通り浣腸の方がおすすめですよ。下剤では流れ切らない便があるため、アナルに直接水分を入れる浣腸の方が清潔になると言えます。
ただ、どちらにしろお腹を下すので、脱水症状にならないように水分補給をしっかりしてくださいね。
人の物は使わない
自分のアナルプラグを他人に使用するのもNGですし、他人のを拝借するのもNG。単純に、不衛生だからという理由が大前提ですが、自分に合っていないアナルプラグである可能性も高いです。
好奇心によって、目の前にあるパートナーのアナルプラグを使いたくなっても、やめておきましょう。自分のアナルは自分のペースで開発するのが一番です。
また、自分のアナルプラグをパートナーに使用したくなることもあるでしょう。そんな時は、まずは指で我慢して、後で一緒に選んで新品を購入することをおすすめします。
使い始めは高頻度にしない
アナルプラグ使用の最大のリスクは、アナルが拡張されすぎてしまうこと。アナルは膣と違って、筋肉の作りが繊細ではありません。アナルにあるのは括約筋と呼ばれる筋肉で、これが緩んでしまうと戻すことは難しいのです。
括約筋が急に緩むと、便意の我慢が困難になってしまいます。ちょっとお腹を下しただけでも、焦ってしまうでしょう。
なので、急に括約筋を緩ませないためにも、使い始めは高頻度で使わないことが大事です。余裕を持って、自分の身体の慣れに合わせて開発を進めてくださいね。
こまめに洗浄する
アナルプラグを使い終わった際、えぐり出された便が付くこともあります。また、目には見えなくとも菌が付いていることは必至です。
なので、アナルプラグの使用が終わったら必ず洗浄しましょう。アナルを指で慣らす際も、使い捨ての手袋を使用するなど、徹底した衛生管理をすることをおすすめします。目には見えない菌だからこそ、過剰なくらいの気遣いが必要なのです。
間違っても、使い終わったアナルプラグをそのまま女性の膣やクリトリスに使用することのないようにしてくださいね。
絶対に無理をしないこと!
アナルプラグの挿入は、誰しも痛みが伴います。その痛みを超えなければ、快感を得ることはできないのです。
しかし、感じる痛みの強さは人それぞれ。みんなはこれで入ってるんだから我慢しないと…などと思わずに、自分の痛覚を信用して、辛いときは中断しましょう。無理やり挿入してしまうと、裂傷したり、思わぬところを傷つけてしまうかもしれません。
また、パートナーに使用するときも同様です。自分の欲や好奇心のままに、無理やり押し進めないでくださいね。
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