アナル用ローションを使うメリット
セックスやひとりエッチをより気持ちよくしてくれる優れものと言えば、何といってもローションですよね。「潤滑ゼリー」や「ラブローション」といった言い方もされ、まさに必需品と言っても過言ではありません。
けれど、アナル派にはアナル用に専用に作られたローションがおすすめです。まずは、アナル用ローションを使うメリットを見ていきましょう。
ピストンしやすくなる
アナル用ローションは、通常のローションと比べてねっとりしているため、アナル用ローションを使うことによってヌルヌル感が増します。このアナル用ローション特有のヌルヌルが、ピストンしやすくなる最大の要因です。
特にゲイセックスでは、アナルをしっかりヌルヌル状態にしておかないといけません。アナルは腸につながっているため、激しいピストン運動でパートナーの腸壁を傷つけてしまう恐れがあるからです。
ヌルヌルであれば、腸壁を傷つける恐れもなく、スムーズにピストン運動が可能。通常のローションと比べ、アナルのことを考えて作られたローションだということがわかりますね。
腸内を保護してくれる
女性は性的に興奮すると、膣内に分泌液が増えます。普段から、膣液という分泌液が膣の内部を細菌などから守っているのですが、性的興奮によって分泌量が飛躍的に増えるのです。こうした分泌液のことを、俗に「愛液」と呼びます。
つまり、膣への挿入では女性が自ら愛液を分泌して、膣へのピストン運動によるダメージを和らげているのに対し、アナルには分泌液がありません。分泌液がない状態で激しくピストン運動をすれば、腸の内部、特に腸壁に大きなダメージを与えるのは明らか。
つまりアナル用ローションとは、アナル内の分泌液になるように、腸内を保護してくれる成分でできたローションなのです。
出典:アナルローションの選び方!アナル初心者が痛い挿入をしないほぐし方【ラブコスメ】
https://shc.lovecosmetic.jp/sex/anallotion.html
切れ痔になるリスクを軽減してくれる
アナル用ローションには、腸内を保護するメリットがあるとご紹介しましたが、アナル用ローションを使うことによって、肛門の伸縮性をアップさせるというメリットがあります。
そもそも分泌液が出ないアナルに、ローションを塗らずに挿入するのは大変です。挿入による痛みはもちろん、スムーズに挿入できず、肛門に傷をつける可能性があります。いわゆる切れ痔です。
切れ痔の痛みはかなり強く、切れ痔の状態でピストン運動されでもしたら、飛び上がるほど痛いはず。また、いったん切れ痔になると、同じところにばかりダメージを与えてしまいます。
痛みではなく快感を得るためにも、アナル用ローションを使うのは大きなメリットなのです。
アナル用ローションの体験談
アナル用ローションのメリットを知って、「使ってみようかな」と感じたアナル派も多いのではないでしょうか。
ここでは、そんなアナル派の背中を後押ししてくれること間違いなしの、アナル用ローションの体験談をご紹介します。
ローションを変えたら気持ち良さが全然違った!
「アナニーに目覚めて、普通のローションを使ってやってみたんですけど、イマイチ気持ちよくなくて。アナル用ローションがあると知って変えてみたら、気持ち良さが全然違いました!今ではすっかりアナニー派です」(27歳/女性/美容師)
アナル派は男性が多いと言われますが、ひとりエッチでアナニーにトライする女性も増えているのだとか。ひとりエッチは女性ホルモンの分泌を促すと言われ、習慣にしている女性もいます。そのため、アナルに興味を持つ女性も多いのでしょう。
そんなアナニーに目覚めた女性にはアナル用ローションがおすすめです。ローションを変えただけで、気持ち良さに大きな違いが出ることを教えてくれる体験談ですね。
さすがアナル用ローション!使い勝手の良さは絶品!
「ドライオーガズムを得るために、アナル開発中です。でも、手持ちの普通のローションだとすぐに乾いてしまって、どうも上手くいきません。その点、アナル用ローションは乾きにくいから使い勝手がいい。さすが、アナル用に作られただけのことはあって絶品ですね」(30歳/男性/会社員)
男性の場合、肛門近くに前立腺があり、アナルを刺激することで前立腺から強い快感を得られると言われます。いわゆるドライオーガズムですが、アナルを開発しないとなかなか到達できない絶頂なのが特徴です。
そんなアナル開発こそ、アナル用ローションがおすすめ。アナル用ローションを使うことで開発され、目くるめく快感を感じられるのではないでしょうか。
中断することなく楽しめる!
「僕のパートナーは男性。これまでは一般的なラブローションを使っていたので、ヌルヌル感とピストン運動をスムーズにするために、何度もローションを追加しないといけなかったんです。それが、アナル用ローションに変えてからは中断することなく楽しめるようになりました。粘度と持続性が全然違います」(28歳/男性/美容関係者)
ゲイセックスの場合、挿入に当たって肛門と腸壁への保護は不可欠です。どちらも粘膜のため、ハードなプレイによって傷がついてしまいます。
その点、粘度が高く、ヌルヌルを長時間にわたって持続するアナル用ローションなら大丈夫!男性カップルの愛をも深めてくれるローションと言えますね。
アナル用ローションの種類
アナル用ローションには、いくつか種類があります。それぞれ持ち味や特徴が異なっているため、どんな違いがあるのかを知っておきたいところです。
その上で、自分に合ったものを選ぶと、よりいっそう快適に使えるはず。そこで、ここではアナル用ローションの種類をご紹介します。
水溶性タイプ
一般的にラブローションと呼ばれ、広く用いられているのは、水溶性タイプです。ウォーターベースとも呼ばれることからもわかるように、水と非常になじみがよく、サッと洗い流せるところが使いやすさのポイントとなっています。
主成分にグリセリンを使っていることから、口に入っても安全。女性のデリケートゾーンに塗ってクンニをしても大丈夫なのは、口に入っても安全なグリセリンが主成分だからだったんですね。
ただ、サッと洗い流せる分、ヌルヌル度は低めです。アナル用ローションとして用いるなら、量を多めに使う必要があるでしょう。
シリコンオイル配合タイプ
日本ではあまりなじみがありませんが、欧米で主流なのがシリコンオイル配合タイプです。
シリコンと植物オイルからできており、シリコン特有のヌルヌル感が長い間潤いを保ってくれます。シリコンはいわゆるゴムの一種で合成樹脂と呼ばれる成分ですが、安全性が非常に高く、医療現場でも用いられる品に多く使われている成分です。
また、シリコンには直腸内に膜を張る働きがあるため、アナルプレイの一番の悩みである腸壁を傷つけるのを防いでくれます。ただ、オイルを配合しているため、落ちにくいのが難点です。
ジェルタイプ
ローションよりも粘度が高いジェルタイプは、ローションのように垂れないので、アナルプレイには適しています。垂れてしまうローションよりも、確実にアナルに塗れるからです。
また、粘度が高いことは、アナルプレイには必須要素と言っても過言ではありません。ピストン運動やバイブの挿入など、アナルからの挿入は肛門に傷を作って切れ痔になったり、ピストン運動によって、腸壁を傷つけてしまう恐れがあるからです。
ジェルなら、アナルに指で直接塗ることもできますし、バイブに塗って挿入すればよりスムーズになるでしょう。扱いやすさもおすすめポイントです。
クリームタイプ
最近、アナニー派やゲイカップルに非常に人気があるのが、クリームタイプです。
クリープタイプのローションがなぜ人気があるかというと、一度塗ればプレイ中につぎ足す必要がないほど、強力にアナルの内側と外側を保護してくれるくらい、粘度が高いからです。
クリームタイプのメリットは、少量で良く伸びること。「一度塗れば、どんなアナルプレイでもフィニッシュまでOK!」とまで言われるくらいですから、アナル派はぜひ試してみたい種類ではないでしょうか。
アナル用ローションの選び方
アナル用ローションと一口に言っても、いくつかの種類に分かれます。そのため、「どのアナル用ローションにしようかな?」と迷った時は、選ぶ時の軸となる要素を決めておくと、スムーズに選べるでしょう。
ここでは、何に着目してアナル用ローションを選べばいいのか、その選び方についてご説明します。
成分で選ぶ
アナルプレイに用いるローション選びの最も重要なポイントは、粘度が高いかどうかです。そのため、高い粘度のローションになるような成分を含んでいるかに注目することが重要となります。
したがって、成分で選ぶ場合は合成樹脂のシリコンや、オイルを配合しているかどうかを確認しましょう。
一般的にローションに用いられるオイルは身体に優しく、安全性の高い植物オイルを使っているものがほとんどです。とはいえ、念のために植物性オイルかどうかを成分表で確認しておくと、更に安心ですね。
粘度で選ぶ
アナル用ローションに求められるのは、持続性があり、かつしっかりとぬめりを与えてくれるかどうかです。
成分のところでも触れましたが、こうしたぬめりをもたらすには粘度の高いローションを選ぶことが重要となります。そのため、粘度がどのくらいあるかを目安にした選び方もいいでしょう。
粘度の高いものはどれかと考えて探していけば、自然とぬめり成分を多く含んだローションにたどり着くと考えられます。「成分表を見てもよくわからない」という時は、粘度を基準に選ぶ方が簡単なのではないでしょうか。
乾きにくさで選ぶ
女性とのセックスでは、女性自身の膣内部から愛液という粘り気のある分泌液が出てきます。これが、挿入時やピストン運動による摩擦で膣を傷つけるのを防いでいる最大の理由です。しかし、アナルの場合はそのような分泌液がありません。そのため、アナル用ローションを選ぶ際は、粘度と共に乾きにくさを考慮することも重要です。
例えば、長時間のプレイでローションが乾いてくると、知らないうちに腸壁を傷つけてしまう可能性があり、ローションを追加する必要がでてきます。
盛り上がってきたところでローションを追加…となると、せっかくのプレイが台無しになってしまいますよね。その点、乾きにくいアナル用ローションを選んでおけば、追加の手間要らずで楽しめます。
洗いやすさで選ぶ
女性の膣内に挿入するセックスであれば、愛液との混ざりがよい水溶性ローションが一番使い勝手がいいでしょう。サラッとしているものの、粘度があり、女性自身の愛液と混ざっても安心です。
ただ、アナル用のローションには水溶性よりもオイルの方が、粘度が高く、アナルプレイに適しています。とはいえ、油を水で洗い落とすのは困難なことは、誰もが何らかの油で経験済みなのではないでしょうか。
アナル用ローションの中には、水と油の配合割合を絶妙なバランスにすることによって、粘度を高めながら、サッと洗い流せるものもあります。「できるだけ素早く洗い落としたい」という人は、洗いやすさ重視のローションを探してみてくださいね。
おすすめのアナル用ローション12選
ここからは、具体的におすすめのアナル用ローションをご紹介します。全部で12選にまとめましたので、比較しながら自分に合ったアナル用ローションを見つけてくださいね。
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