社内恋愛を隠すメリット・デメリット
そこでまずは、社内恋愛を隠すメリット、デメリットについて解説していきます。
社内恋愛を隠すべきか悩んでいる人は、社内恋愛を隠すメリットとデメリットを知った上で、恋人とどうすべきか話し合ってみるといいでしょう。
メリット|気を使わせずに済む
社内恋愛に限らず、身近にカップルがいたら良くも悪くも気を使ってしまう人は多いのではないでしょうか?たとえば誤解や嫉妬を防ぐために最低限しか話しかけないようにしたり、何かに誘う時は2人を一緒に誘うようにしたりなど、気を使うことは決して少なくないと思います。
全員が友達であれば、それほど気にならないかもしれません。しかし、同じ職場にカップルがいたら、気を使う度合いは多くなります。たとえカップルである二人に「どうか気を使わないでほしい」と言われても、その言葉をどこまで鵜呑みにして良いのかわかりません。
つまり、職場にカップルがいると、周りがとても気を使うことになるのです。社内恋愛をしている側も周りから気を使われることに罪悪感を覚えることが多いため、社内恋愛を隠すことには、自分たちにとっても周りの人達にとってもメリットがあると言えます。
デメリット|隠すことにストレスを感じるかも
社内恋愛を隠すことの最大のデメリットが、隠すことにストレスを感じやすいという点でしょう。特に、恋人とは堂々とイチャイチャしたい、もっと2人の時間を作りたいと強く望むタイプの人は、ふたりの関係を隠すことにかなりストレスを感じるかもしれません。
社内恋愛を隠すというのは簡単にできることではなく、さまざまな制約を設ける必要がありますよね。時には、本当はそんなことはしたくなくても、社内恋愛を隠すために我慢しなくてはいけない場面もあるでしょう。果たしてそんな状況に耐えることはできるでしょうか?
公私をきっちり分けられる2人ならば問題はないでしょうが、恋愛を存分に楽しみたい人にとって、付き合ってる事実を隠すというのは、とても大きなストレスを感じるリスクがあるのです。
メリット|風評被害に遭わない
職場だけでなく学校などでもよくある話ですが、他人の恋愛事情というのは色眼鏡で見られる傾向にあります。自分たちの知らないところで勝手に噂を立てられたり、憶測が飛び交ったりと、まるでパパラッチに監視されているような感覚に陥ることになります。
社内恋愛を大っぴらにすると、そういった噂話などの的になりやすいのが事実です。職場で仕事の話をしているだけなのに「イチャイチャしている」と言われたり、社内恋愛をよく思わない人からは偏見の眼差しで見られることもあるでしょう。
しかし付き合ってることを隠していれば、風評被害に遭うリスクは低くなります。仕事に専念したい人や周りからからかれたくない人にとっては、大きなメリットとなるでしょう。
デメリット|恋人が異性に狙われるリスクがある
おそらくほとんどの人は、好きになってアプローチをする相手は「恋人がいない人」ではないでしょうか?気になる人に恋人がいるとわかれば、諦めてフリーの人を探すか、気になる人が恋人と別れるまで待つ人が多いと思います。
では職場に素敵な人がいて、恋人がいないとわかった時、皆さんならどうしますか?職場で堂々と恋愛するのは気が引けるかもしれませんが、「恋人がいないならチャンスだ」と思って、アピールする人は多いのではないでしょうか。
つまり、社内恋愛を隠していると周りから「恋人がいない人」だと思われ、好意を持たれる可能性があるのです。たとえ浮気の心配はなかったとしても、愛する恋人が誰かから狙われているのを黙って見ていなくてはいけません。場合によっては浮気に発展する恐れもあるでしょう。