職場結婚ってどう思う?男女の本音!
とは言え、やはり職場は職場です。仕事をする場所である職場で恋愛し、結婚することに関して、世の人々は本当はどう思っているのでしょうか。男女それぞれの本音を覗いてみましょう!
一緒に出退社できてうらやましい!
「仕事が終わった後、一緒に帰るっていうのがうらやましい!スーパーに寄って夕食の買い出しをしたり、デートっぽい感じで食事してから帰ったり、そういうの憧れる!」(24歳/女性/営業)
「わが家は共働きなんですけど、妻とは仕事のスケジュールが合わなさすぎて、結婚してるのに一緒の時間をあまり過ごせません。だから結婚しても同じ職場で勤務できている夫婦がうらやましいです」(30歳/男性/IT)
夫婦の職場が別々だと、特に平日は一緒に時間を過ごす時間が限られるでしょう。しかし、同じ職場で出会い、結婚した後もそのまま仕事を続ければ、そうでない夫婦よりも多くの時間を一緒に過ごせます。「それがうらやましい!」と思う人は多いようですね。
浮気の心配がない
「そんなに大きい職場じゃないから、どこで誰といつ話しているかがすぐわかる。浮気の心配が一切ありません」(27歳/女性/事務)
「職場あるあるだけど、噂話は本当に早く広まるから、お互いが浮気しようものならすぐバレますよ。だから浮気はやりようがない」(27歳/男性/飲食)
パートナーの動向がすぐにわかると、安心できますよね。あやしい!と思ったら、同じ職場のひとに見張っててもらう…なんていう手も使えます。
社員数が少ないから何となくやりづらい…
「少数人の職場なので、みんなが私たち夫婦のこと知っていて、ちょっとやりづらいっていうのはありますね。一緒に有給取るとか、気まずすぎてできません」(31歳/女性/販売)
「新婚当初、『昨晩はお楽しみでしたか!』って課長に言われたときは、マジで笑えなかった…。社員十数人の小さい会社だから、同じフロアにいる妻にも聞こえてて、その後、妻に俺が怒られた」(27歳/男性/事務)
小さい会社の場合は、こうした事も起こりえるでしょう。全員が自分たちの関係を知っているわけですから、夫婦そろって職場の人達と上手に関係を築いていかなければなりませんよね。
人の目が気にならないのかなと思う
「公開恋愛みたいで色々聞かれたりしそうだし、自分がするのは嫌かな」(25歳/女性/飲食)
「プライベートがない感じで恥ずかしくないですか?僕なら転職します」(28歳/男性/製造)
中にはこのようなシビアな本音もありました。確かに、職場結婚は自分たちの関係が公になるようなものなので、秘密主義の人には辛いかもしれませんね。
職場結婚のメリット
急用や頼みごとを直接伝えることができる
パートナーが同じ職場で仕事をしているのなら、仕事を手助けしてもらったり、相談にのってもらうことが可能です。
また、家での急用をシェアし合うのもリアルタイムでできる上、どちらかが早退しなければならない場合は、職場に残るパートナーが仕事を引き継ぐこともできます。
休日の予定を立てやすい
同じ職場の人と結婚すれば、休日も同じになる場合がほとんどでしょう。そのため、休日の予定を立てやすくなると言えます。休日が重なると一緒に過ごす時間が多くなるため、夫婦関係をしっかり築いていけるというメリットにつながります。
また、どちらか一方の休みに合わせる必要がないため、一緒に過ごすために有給を取得する必要もなくなりますよね。
生活リズムが同じ
例えば、パートナーのどちらか一方が早朝に家を出なければならないとします。そうすると、その人は必然的に前日の夜は早めに布団に入りますよね。しかし、もう片方のパートナーの出社時間がそれよりもっと遅い場合、同じ時間に布団に入るのはなかなか難しくなってしまいます。
こうなると、夫婦の間で生活リズムが合わなくなってしまうでしょう。けれども、出社時間が同じなら、夜寝る時間も朝起きる時間も同じになります。
それに加えて退社時間も同じなのであれば、もっと一緒の時間を過ごすことができるでしょう。
給料を把握できる
結婚すると気になるのが、お互いの収入ではないでしょうか。同じ職場の人間同士で結婚すれば、大体いくらくらい給料をもらっているのか予測することができます。
また、会社の安定性なども身近に感じることができるので、将来のビジョンが見えやすいのではないでしょうか。
職場結婚のデメリット
異動や転勤になるリスクがある
会社員である以上、異動や転勤は避けて通ることができません。誰の身にいつ降りかかるかわからないため、他人事ではありませんよね。
そして、パートナーと同じ職場で働いているからこそ関係がうまくいっている場合、転勤や異動は一大事です。お互いの関係を見つめ直す良い時期でもあるので、夫婦関係がうまくいくように話し合いましょう。
休日も仕事の話になる可能性がある
休日は仕事から離れ、プライベートを満喫したいものですが、職場結婚の場合はそうもいかないかもしれません。なぜなら、休日も仕事の話になる可能性があるからです。
仕事にまつわる笑い話程度であれば問題ありませんが、会話が思わず白熱してしまった場合、仕事の話題で持ちきりになることも考えられるのです。
そうなってしまうと、心身ともに仕事から離れリラックスするのが難しくなるかもしれませんよね。
ケンカや離婚をしたとき気まずい
これは職場恋愛している頃から言えるデメリットですが、ケンカをしてしまうと職場で気まずい思いをしてしまうでしょう。ましてや同じフロアや同じチームで働いている場合、とても仕事がしにくくなります。
そして一番恐ろしいのは、離婚することになった場合です。職場の人達が自分たちの関係を知っているため、より一層、気まずい思いをしなければならないでしょう。
職場の誰を結婚式に呼ぶか悩む
職場結婚をしたのなら、結婚式にはもちろん職場の人を呼びますよね。ここで問題になるのが、結婚式に呼ぶ職場の人の選別です。
この「誰を呼ぶか」問題は、会社の規模によって悩みのポイントが変わってきます。中でも1番困ってしまうのは、全員顔見知りだけど全員を式に呼べない場合ですよね。誰を呼んで誰を呼ばないのか、その線引きが悩ましいのです。
式を挙げる日は土日の場合が多いものですが、土日も稼働している職場だとしたら、もっと悩みはつきません。結婚式の準備は、夫婦が直面する一番初めの壁だと言う人もいます。そのくらい大変なことなので、これはデメリットと言えるでしょう。
職場結婚を成功させたい!効果的なアプローチ方法
仕事の相談をする
これは特に、女性から男性にむけてアプローチする場合に有効でしょう。女性特有の可愛らしさを発揮することができるためです。
また、相談をもちかけられた男性は、同僚とはいえ女性から頼られていることに、少なからず喜びを感じるのではないでしょうか。
この方法はとてもナチュラルに行えるアプローチです。比較的難易度が低いので、ぜひ実践してみましょう!
頻繁に話しかける
恋愛を成就させるために必要なのは、意中の相手とのコミュニケーションです。コミュニケーションをとらなければ、自分の事を知ってもらえませんよね。
意中の相手と席が近い場合は、たわいない話を持ちかけてみましょう。「今日は天気が良いね」などでも充分です。職場が接客業の場合は、お客様がいない時などが狙いめですよ。
休憩時間を狙う
もし休憩時間が一緒なら、なるべく近くで休憩しましょう。特に食事中は気が緩んでいるため、会話がしやすいはずです。
狙うのはまとまった休憩時間だけではなく、小休憩のタイミングでも構いません。それなりに顔を認識している関係なのであれば、缶コーヒーのプレゼントなどでアピールするのも効果が期待できますよ。
退勤時間を合わせる
それなりに会話ができるくらいの間柄になったら、退勤時間を合わせてみましょう。これは、退勤後一緒に食事をするチャンスを作るためです。
初めて一緒に退勤できた時に夕食に誘うとあからさますぎてしまうので、焦らず、回数を重ねることが大切ですよ。そして何度か一緒に退勤することができたら、「お腹が空いたので、よかったら夕食を食べて帰りませんか?」と誘うだけです。
職場結婚が決まったら報告すべきタイミング
そのタイミングを見極めて、職場結婚をナチュラルに報告してみましょう。
入籍日が決まり次第、まずは上司に報告
結婚とはつまり、入籍をすることですよね。そのため、「この日に入籍する」と日取りが決まり次第、まずは職場の上司に報告しましょう。
この時、入籍日までに最低でも1ヶ月ほどの期間があるのが理想です。なぜなら、結婚すると年金や健康保険などの手続きが必要になるためです。これらは会社でしてもらわなければなりません。
また、新婚旅行を計画している場合、有給を取得しますよね。しかも同じ職場から2人が一気に長期休暇をもらうことになります。そうなると、足りない人員をおぎなわなければなりません。だからこそ早めの結婚報告が大切なのです。
ただし、職場の規定で「結婚する場合〇〇日前までに報告する」という決まりがある場合は、この限りではありません。社内規定をしっかりチェックして下さいね。
名字の変更などのため総務へ報告
結婚の際の名義変更は、とてつもなく手間のかかる作業です。銀行、クレジットカード、年金、各種保険など、すべてにおいて名義変更の手続きをしなければなりません。
このうち、直接に会社に関係するものは、給料を振り込む銀行、年金、雇用保険及び健康保険でしょう。また、IDカードがある場合は、そういったものの名前も変えなければなりませんよね。
そのため、入籍日が決まり次第、あらかじめ総務に出向き、名義変更のための提出書類はどういったものなのか、どのタイミングで提出すべきか、などを聞いておきましょう。
このときすぐ書類をもらえるようであれば、間違えても良いように複数枚もらっておくことをおすすめします。結婚に関する事務手続きは、一度で終わらせた方が負担が減りますよ。
入籍直前・直後、すぐ同僚に報告
仲の良い同僚などは、結婚することを知っているかもしれませんが、そうではない人もいますよね。いきなり名前が変わっている上、同じ職場の人同士の結婚ともなると驚かれてしまいます。そうならないよう、入籍間近、もしくは入籍直後に、同僚へ報告しましょう。
中には、上司が入籍のタイミングで一斉報告してくれる場合もあります。ただし、あまり大々的に言われてしまうと恥ずかしい場合は、ひとりひとりに挨拶していく方法もよいでしょう。自分たちのやりやすい方法で、礼を欠くことのないように報告してくださいね。
結婚式を挙げるなら式の3カ月前までに
結婚式をしようと考えている場合は、職場の人を式に呼ぶことがあるでしょう。誰を呼ぶのか決まっている場合は、3ヶ月前までに出席確認を始めるのが理想です。これは、3ヶ月前までに招待状を送れば良いという意味です。
しかし、招待状をいきなり送ってはいけません。まず、招待状を送って良いかどうかを確認し、どの住所に送付すべきかをチェックしてもらいます。その上で、招待状を準備し、実際に送付、そして返送してもらう、という流れになるのです。
こう聞くと、3ヶ月前ギリギリになってから招待状の準備をすれば良いわけではない、ということがわかるのではないでしょうか。
職場結婚をするリスク&注意点
職場では恋愛感情を持ち込まない
当り前ではありますが、職場は仕事をする場所です。そこに妻や夫、婚約者がいると、つい気が緩んでしまうのも仕方ありません。
しかし、公私をしっかり分別するようにしましょう。仕事中にイチャイチャするのはNGです。また、喧嘩中だからといってあまりにもツンケンした態度をとるのもダメです。公私混同に気をつけましょう。
社内でウワサになる可能性大
職場結婚はとてもウワサになりやすいと言えます。これは職場の規模の大小に関係なく、瞬く間に話題となるでしょう。
「あの人たち付き合ってたの!?」という驚きの声はもちろんのこと、いつ頃からあやしかったのかなど、時にはあらぬウワサを流されてしまう可能性もあります。
しかし、これは一過性のもの。ずっと続くわけではないので、我慢してやり過ごすのがおすすめです。
イジられるのは覚悟する
上司や同僚などからイジられる可能性があることも覚えておきましょう。仕事中に突っ込んだ話を投げかけられることはないかもしれませんが、飲み会の席などではイジられる確率がかなりあがります。
とはいえ、これもあくまで一過性のものなので、ただひたすら耐えましょう。
妬まれる場合も…
「職場で恋愛をしていたなんて許せない!」「先に結婚された!」など、妬みにも近い感情を向けられる可能性があります。
また、あなたの結婚相手が異性からとても人気がある場合、好意を寄せている人が社内にたくさんいるかもしれません。そういった時は、より一層風当たりが強くなるでしょう。
職場結婚のメリット・デメリットを理解しよう
しかし、職場はあくまで仕事をする場所なので、色々な制約がありますし、周囲への気遣も必要です。そういったものを乗り越えて、素敵な家庭を築いてくださいね。
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