NIPTが東京で受けられるクリニック|選び方や検査の注意点も解説
NIPTは低リスクかつ高い精度で胎児の染色体以上を検査できる手段ですが、どこの病院で受ければいいのか、そもそも本当に安全なのかなど不安になってしまいますよね。
結論として、カウンセリングを丁寧に受けられる施設を受診することがおすすめです。
本記事では東京でNIPTが受けられるクリニックや、クリニックの選び方、メリットデメリットなども解説します。ぜひ参考にしてくださいね。
東京でNIPT診断を受ける時のクリニックの選び方4つ
まずは、東京でNIPT診断を受ける時のクリニックの選び方を解説します。東京でNIPT診断を受ける時のクリニックを選ぶ際は、以下の4つのポイントをチェックしておきましょう。
NIPTの情報提供とカウンセリング制度を確認する
NIPT診断を受ける際は、クリニックでNIPTの情報提供とカウンセリングが受けられるか確認しておきましょう。カウンセリングを受けることで、専門家からの客観的な意見を取り入れられるというメリットがあります。
また、カウンセリングではNIPT診断に関して分からないことや不安に感じていることを漏れなく確認することが大切です。事前に質問事項や疑問点をまとめておくと良いでしょう。
認可施設のクリニックかを確認する
認可施設とは、日本医学会・日本産婦人科学会が認可した施設で、医師の知識や環境が担保されているクリニックです。NIPTの認可施設になるためには、いくつかの条件を満たしておく必要があります。
すべての条件を満たすクリニックは数少ないですが、認可施設は手厚いアフターフォローが特徴。多くの認可施設では医師からの予約や紹介が必要となるケースが多いため、事前に確認しておきましょう。
ゆい(26)のコメント
認可されていない施設であっても、NIPTを違法で行っていると言うわけではありません。近くに認可施設がない場合も、周辺施設の環境をよく確認して納得するようであれば、負担の少ないクリニックで受診しましょう。
確定診断の羊水穿刺や絨毛検査ができるかどうか
確定診断の羊水穿刺や絨毛検査が受けられるクリニックかどうか確認しておきましょう。確定診断ができるクリニックを選べば、NIPT診断で陽性が出た場合でもスムーズに次の検査に移行できます。
確定診断ができないクリニックを選ぶと、確定診断を受ける際に再度カウンセリングなどを受けなければなりません。手間と時間がかかるため、確定診断ができるクリニックを選びましょう。
ゆい(26)のコメント
NIPTはあくまでスクリーニング検査なので、陽性反応が出た場合は確定診断を行うか否かを判断する必要があります。
総額でかかる費用も確認
NIPT診断でかかる総額の費用も確認しておくことが大切です。NIPT診断の一般的な費用は20~30万円といわれています。NIPT診断で陽性となり確定診断を受ける場合、追加で5~10万円必要です。
出産前診断は保険適用外の自費診療となります。事前に総額でかかる費用を確認し、資金に余裕を持ってNIPT診断を受けましょう。
ゆい(26)のコメント
確定診断は必ずやるべきものと言うわけではないので、NIPTの金額のみの準備でも問題はありません。
東京のNIPT診断ができるおすすめクリニック12選
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ヒロクリニック|東京駅前・新宿駅前
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東京エバーグリーンクリニック|東銀座駅
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平石クリニック|恵比寿
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元麻布ヒルズメディカルクリニック|麻布十番
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FMC東京クリニック|飯田橋
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プレママクリニック|銀座・表参道
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八重洲セムクリニック|東京駅
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愛育クリニック|広尾駅
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錦糸町駅前レディースクリニック|錦糸町
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ミネルバクリニック|青山
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青山ラジュボークリニック|青山
ヒロクリニック|東京駅前・新宿駅前
ヒロクリニックは、東京都を中心に67院の連携クリニックがあり、37,000件超のNIPT実績を誇るクリニックです。北海道から博多まで10か所の直営クリニックだけではなく、全国67か所のクリニックと連携しているため、日本全国で検査が可能。
採血から通常8日以内に結果を受け取ることができ、宅急便を利用すれば最短2日で結果を受け取れます。ヒロクリニックでは、双子の場合もNIPT診断を受けられます。プライバシーを配慮した診察が行われているため、周囲の視線が気になる人にもおすすめです。
東京エバーグリーンクリニック|東銀座駅
東京エバーグリーンクリニックは、NIPT診断の説明から採血まで1人1人に合わせて丁寧に対応しているクリニックです。子連れでも来院可能で、土曜日や日曜日もNIPT診断を受け付けているため、平日に時間がとれない人にもおすすめ。
東京エバーグリーンクリニックでは、当日予約も受け付けています。NIPT診断を受けて陽性が出た場合でも、東京エバーグリーンクリニックで確定診断の羊水検査を受けられます。
平石クリニック|恵比寿
平石クリニックは、妊娠6週からNIPT診断を受けられるクリニックです。1度の検査費用で妊娠6週目だけではなく、妊娠9週目以降にもNIPT診断を受けられます。
陰性的中率は99.99%以上で、NIPT診断の結果は最短3日で受け取ることが可能。妊娠が分かった時点でNIPT診断の予約が可能で、平石クリニックの公式サイトから24時間予約できます。
元麻布ヒルズメディカルクリニック|麻布十番
元麻布ヒルズメディカルクリニックは、妊婦の年齢制限はなく、妊娠10週目以降であれば誰でもNIPT診断を受け付けているクリニックです。毎週土曜日・日曜日に完全予約制で検査を行っているため、待ち時間も最小限に抑えられるでしょう。
電話とWebで予約を受け付けており、24時間365日予約可能。元麻布ヒルズメディカルクリニックで羊水検査は受けられませんが、NIPT診断で陽性が出た場合の確定診断の費用は、元麻布ヒルズメディカルクリニックが全額サポートします。
FMC東京クリニック|飯田橋
FMC東京クリニックは、キッズルームを併設しているため、家族やパートナーと一緒に来院できるクリニックです。同伴者もリラックスして過ごせるように、ゆったりとした診察室が設けられています。
胎児の検査や遺伝相談を専門としている認可クリニックで、検査やカウンセリングの結果、どのような判断をしてもその選択が最善となるようにサポート。他院で受けた検査結果の相談も受け付けています。
プレママクリニック|銀座・表参道
プレママクリニックは、妊婦の年齢制限がなく、妊娠10週目からNIPT診断を受けられるクリニックです。地下鉄銀座駅・表参道駅から徒歩1分の場所にあり、通勤・通学途中に来院したい人にもおすすめ。
検査から結果通知までもスムーズで、NIPT診断の検査結果はマイページから確認可能です。フルセット検査とライト検査の2種類の検査プランが用意されているため、自分に合った検査を選べます。
八重洲セムクリニック|東京駅
八重洲セムクリニックは、これまで日本国内で提供されていたNIPT診断よりも、更に精度の高いNIPT診断を提供しているクリニックです。検査数は100,000件を超えており、毎月300名以上の人が八重洲セムクリニックを利用しています。
NIPT診断で陽性となった場合、追加費用なく羊水検査を受けられます。オンラインで個別カウンセリングも実施しているため、検査で不安に感じていることを解消しておきましょう。
愛育クリニック|広尾駅
愛育クリニックは、母と子の健康を守り、より良い医療を提供しているクリニックです。子育て中や仕事をしている女性でも来院しやすいように、土曜日や火曜日の夕方以降も診察を受け付けています。
愛育クリニックのNIPT診断は、医師の紹介状は必要ありません。NIPT診断のオプションとして胎児ドッグもつけられます。NIPT診断で陽性が出た場合、追加負担なしで羊水検査を受けることも可能です。
新宿南口レディースクリニック|新宿
新宿南口レディースクリニックは、英国発祥のチャリティ組織FMF Japanの認可を受けたクリニックです。新宿南口レディースクリニックでは、対面だけではなく、オンラインで遺伝カウンセリングを実施しています。
遺伝カウンセリングでは、30分ほどの時間をかけてNIPT診断の説明や検出可能な疾患の概要を提供。万が一、NIPT診断で陽性がでた場合、追加費用なしで羊水検査が受けられます。
錦糸町駅前レディースクリニック|錦糸町
錦糸町駅前レディースクリニックは、順天堂大学と連携しているNIPT認可施設で、一貫したサポートが受けられるクリニックです。女性医師も在籍しており、男性医師に抵抗がある人や、女性特有の悩みを相談したい人にもおすすめ。
錦糸町駅前レディースクリニックでは、NIPT検査当日に胎児の心拍確認と無脳症の検査を受けられます。また、NIPT診断で陽性が出た場合、遺伝カウンセリングを行い無料で羊水検査を実施。自身で確定診断ができるクリニックを探す必要もありません。
ミネルバクリニック|青山
ミネルバクリニックは、陽性的中率100%を誇るスーパーNIPTが受けられるクリニックです。世界の特許技術のスーパーNIPTは世界で1社のみが行える検査で、国内でスーパーNIPTが受けられるのはミネルバクリニックのみ。
スーパーNIPTでは、遺伝子の変化により起こる赤ちゃんのより重篤な疾患を検出できます。妊娠6週からNIPT診断を受けることが可能で、電話で予約の受け付けを行っています。
青山ラジュボークリニック|青山
青山ラジュボークリニックは、検査条件はなく、多くの人が妊娠6週目からNIPT診断を受けられるクリニックです。1回の来院のみで採血が可能で、当日予約・当日検査も受け付けています。
プランによって結果通知までの期間が異なりますが、最短2日で検査結果の受け取りが可能です。来院前やNIPT診断後でも、認定遺伝カウンセラーによる無料相談を受けられます。
NIPT診断でわかる内容
NIPT診断(出生前診断)では、ダウン症候群やエドワード症候群、パタウ症候群などの染色体異常が検査できます。他にも、性別や単一遺伝子病なども確認できる可能性があるため、何が検査できるのか事前に確認することが大切です。
クリニックによっては複数の検査プランが用意されており、検出できる内容が異なります。しかし、NIPT診断は確定診断ではないため、結果を100%鵜呑みにしてはいけません。
ゆい(26)のコメント
確かにNIPTは高精度かつ低リスクです。しかし、あくまでスクリーニング検査であり羊水穿刺や絨毛検査に比べると精度は劣ります。あくまで参考にする程度で留めるようにしましょう。
NIPT診断を受けるメリットとデメリット
ここからは、NIPT診断を受けるメリットとデメリットを解説します。NIPT診断を受けるメリットとデメリットは以下の2つです。
他のスクリーニング検査より低リスクで高精度
NIPT診断は、他のスクリーニング診断に比べると精度が90%以上で高精度です。従来の母体血清マーカーの精度は約80%ですが、NIPT診断は検査対象によっては99%ほどにもなります。
また、NIPT診断には死産や流産の可能性もほとんどありません。また、NIPT診断は妊娠6週目ごろから受けられるのも大きなメリットです。早い段階で妊娠に対する不安を払拭できるでしょう。
ゆい(26)のコメント
NIPTのリスクは採血と同程度といわれています。つまりほどんど死産や流産のリスクがないということです。
100%信頼できる結果ではない
高い精度を誇るNIPT診断ですが、あくまでもスクリーニング検査です。NIPT診断の結果は、100%信用できるものではありません。もしNIPT診断で陽性が出た場合、確定診断の羊水検査などを受けるか検討する必要があります。
しかし、羊水検査や絨毛検査は死産や流産などのリスクが伴う検査です。NIPT診断を受ける際に、万が一陽性がでたときにどのような判断をするのか考えておきましょう。
ゆい(26)のコメント
確定診断は同時に死産や流産の可能性が1%ほどに高まります。NIPTもかなり精度の高い検査なので、確定診断をしないと言う選択も十分に妥当性のある判断です。
NIPT診断を受ける時に心に留めておくべきこと
NIPT診断を受ける時は、1人で抱え込まず、医師やパートナーに相談して最終的な決断をすることが大切です。NIPT診断は、あくまで妊娠中の母子の健康を守る手段のひとつであることを忘れてはいけません。
NIPT診断は早い段階で検査が受けられるため、NIPT診断を受けることで妊娠に関する不安を払拭できるというメリットがありますが、検査結果は100%ではないことを覚えておきましょう。
ゆい(26)のコメント
NIPT等の出生前診断は母体の年齢が上がるにつれて受診率が高いとされています。何年もの妊活の末授かった命に染色体異常の反応が出た場合には、精神的に大きな負担がかかるかもしれません。パートナーや医師とよく相談し、一つずつ着実に工程を踏んでいくことが大切です。
最後にNIPTの診療の流れ
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NIPTが受けられるか確認し、予約
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遺伝カウンセリングを受ける
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採血をしてNIPTを実施
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1〜2週間後に結果を受け取る
NIPT診断を受ける際は、カウンセラーとよく相談し、積極的に話を聞くことが大切です。NIPT診断は妊娠10週目以降から受けられますが、クリニックによっては妊娠6週目に検査が受けられます。
クリニックによっては検査の条件が異なるため、事前に確認しておきましょう。検査結果に影響する可能性があるため、検査1週間前からはなるべく薬の服用を控えてください。
ゆい(26)のコメント
NIPTは母体と胎児両方の健康に関わる検査です。慎重に順序をたどり、よく相談し、納得した状態で結果を受け入れられるようにしましょう。
ゆい(26)のコメント
カウンセリングでNIPTに関する情報は網羅的に教えてもらうことができますが、自分自身でもある程度知識を身につけることも重要です。その上でわからない部分を解消し、万全な状態で検査を受けましょう。