今は妊娠したくない人におすすめの避妊方法6選!性行為後不安なときの対処法も解説
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「性行為後、妊娠しないかいつも不安……」「確実な避妊方法はないの?」と悩んでいませんか。心の準備ができていないときに子どもができてしまうのは怖いですよね。
今は妊娠したくないと考えているなら、低用量ピルやIUSなどの避妊方法を活用しましょう。コンドームをはじめとする男性任せの避妊方法に不安を感じている女性にもピッタリです。
この記事では、妊娠したくないときにおすすめの避妊方法を紹介します。他にも、避妊失敗時の対処法やよくある間違った避妊法も解説するので、ぜひ参考にしてください。
今は妊娠したくない!事前にとれる避妊方法5選
望まない妊娠を避けるためには、事前に避妊方法をしっかり学びましょう。今回は、主な避妊方法を5つ紹介します。
低用量ピル
1日1錠を毎日正しく服用すれば、99.7%の避妊効果が期待できます。医療機関やオンラインサービスにて、1ヵ月約3000円で購入が可能です。飲み忘れがある場合や、飲み始めから1週間経過していない場合は、避妊効果はありません。別の避妊方法を併用しましょう。
飲みはじめは副作用が出る人もいますが、3ヶ月以内には治まることが多いです。もし症状が治まらない場合は医師に相談しましょう。また、低用量ピルには性感染症の予防効果がないため、注意しましょう。
避妊リング(IUD)
避妊リング(IUD)は、子宮内に挿入するT字型の器具で、子宮に炎症を起こすことで精子の侵入を阻害すると言われています。一度挿入すれば3年ほど効果が保たれるので、長期的に避妊をしたい人におすすめです。
避妊リングは、病院で挿入してもらう必要があり、定期的に検診を受けなければなりません。また、出産経験がないと入らない場合があるので覚えておきましょう。
ゆい(26)のコメント
産後・子育て中のお母さんや仕事が忙しい人など、しばらく子供を作りたくないときにおすすめの方法です。
ミレーナ(IUS)
低用量ピルと避妊リング両方の特徴をあわせもつ避妊具で、子宮内に挿入すると黄体ホルモンを放って妊娠を防ぎます。ミレーナは検査のうえで問題がなかった出産経験者のみ、挿入が可能です。未産婦・帝王切開でのみ分娩した人・授乳中の人は挿入できません。
ミレーナは、5年ほど装着可能な点、生理の経血量が抑えられる点でIUDと異なります。避妊のためだけでなく、月経過多や重度の月経痛にも効果が期待できるでしょう。また、IUDと同様に定期的な検診が必要です。
ゆい(26)のコメント
IUD・IUSの初期費用は15,000~50,000円ほどで、そのほか定期健診や抜去時の費用もかかります。
避妊手術
もう絶対に子どもを作らないと決めているなら、避妊手術をする手段もあります。女性なら卵管結さつ手術、男性ならパイプカット手術となります。手術後も性行為自体は可能です。この方法であれば、半永久的に避妊効果を得られるでしょう。
しかし、考えが変わって子どもが欲しくなっても、簡単には生殖能力を取り戻せません。一度手術してしまうと妊娠したくてもできなくなるので、よく話し合いましょう。
ゆい(26)のコメント
避妊手術をするときは、本当にもう子供ができなくていいのか、夫婦でよく話し合って決めましょう。可能性を残しておきたいときは、ピルや避妊器具など他の方法もありますよ。
コンドーム
コンドームは正確に使用すれば98%の確率で避妊可能ですが、破れたり漏れたりすると避妊効果が発揮されません。使用前は使用期限が切れていないか確認し、爪で傷つけないように装着してください。
男性の協力が得られない場合、他の避妊方法を検討しましょう。コンドームは男性用だけではありません。女性用のコンドームも販売されているので、女性が使用することも可能です。ただ、男性用と女性用の併用はできません。
ゆい(26)のコメント
コンドームは性感染症を防ぐ意味でも有用な避妊具です。他の避妊方法をとっていても、コンドームはつけておくことをおすすめします。
避妊に失敗して不安?妊娠したくない人はアフターピルを飲もう
コンドームが破けたり外れたりしたときや、低用量ピルを飲み忘れた状態で避妊具なしの性行為をしたら、アフターピルを飲みましょう。24時間以内の服用なら、99%以上の確率で避妊ができます*。
基本72時間以内、遅くても120時間以内にアフターピルを服用する必要があるため、不安になったら早めに医師に相談しましょう。有効時間をすぎてしまうと、アフターピルを服用しても適切な効果は得られません。
ゆい(26)のコメント
アフターピルは、オンラインサービスまたは医療機関で購入できます。偽薬や粗悪品が届く可能性があるため、ネット通販で輸入するのはやめましょう。
妊娠したくないときに低用量ピルを買えるオンラインサービス
避妊目的でも低用量ピルを購入できるオンラインサービスを紹介します。まずは、比較表をチェックして詳細を確認しましょう。
思わぬ妊娠につながる間違った避妊方法を紹介
自分が避妊したから大丈夫と思っていても、避妊方法が誤っていれば妊娠の可能性があります。自分が思っている事前の避妊方法や緊急避妊方法が以下に該当していないか確認しましょう。
間違った事前の避妊方法
安全日や生理日でも、避妊具なしで性行為すると妊娠する可能性があります。膣外射精でも100人中22人は妊娠するので注意しましょう。精液だけでなく、カウパー液にも精子が混じっていることが多いため、外で射精しても十分な避妊にはなりません。
排卵予定日以外は安全日だから大丈夫といった考え方も危険です。排卵は体調などによって時期が前後してしまう可能性もあります。そのため、性行為をするときはしっかりと避妊をしましょう。また、ピルの飲み忘れや服用開始したばかりの期間も避妊を忘れずにおこなってください。
ゆい(26)のコメント
生理日に性行為をすると、経血が逆流して炎症が起こる可能性があります。健康のためにも、生理日は避けた方がいいでしょう。
間違った緊急避妊方法
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シャワーやウォシュレットで膣内を洗浄する
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指で掻き出す
精液が子宮内に出された瞬間に精子が卵子を目指して奥に泳ぎだすため、洗っても意味がありません。シャワーやウォシュレットは水道水が使用されているので、膣炎を発症するリスクがあります。精製水を使用すれば膣炎のリスクは低くなりますが、避妊効果はありません。
また、指で掻き出してしまうと傷がついて膣内環境が悪化することも。膣炎・外陰炎などの病気やクラミジアなどの性感染症を引き起こす可能性があります。そのため、無理矢理指で掻き出すような行為はやめましょう。
ゆい(26)のコメント
人づてに聞いた避妊方法は信じず、緊急避妊したいときは、必ず医師に処方を受けたアフターピルを使いましょう。
よくある質問
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何歳から避妊しなくていい?
閉経するまでは避妊をするようにしましょう。
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コンドームの避妊率は?
正しく使用すれば98%の確率で避妊できますが、外れたり破れたりすると避妊効果が得られない可能性があります。
ゆい(26)のコメント
低用量ピルは、コンドームよりも確実に避妊をしたい人や、アフターピルが必要な状況になることがある人におすすめです。