男性がデートで行きたい場所を提案しよう!
男性がデートで行きたい場所は女性と違う?
人によって違いはありますが、多くの男性は多くの女性の行きたい場所に行きたがらないものです。男性が好む場所と女性の好む場所は、かぶる場所もありますが、基本的にはあまりかぶりません。
特に女性が好むような可愛い場所やファンシーな場所には、多くの男性が居心地の悪さを感じてしまうでしょう。ファンシーなものが好きな男性ももちろんいますが、割合としては少数派です。
女性だけでなく男性もデートを楽しむには、女性の行きたい場所だけでなく、男性の行きたい場所にも行くことが大切。お互いに希望を出し合いながら、二人ともデートが楽しめるような場所を探していくのがベストでしょう。
男性の行きたい場所でデートするときの事前準備
デートプランは細かく立てておく
男性の行きたい場所を中心にデートプランを立てる場合、デートプランはなるべく細かく考えておきましょう。分刻みのスケジュールを決める必要はありませんが、男性の行きたい場所をいくつか用意して、だいたいの流れを作った方がデートのときに困りません。
想像力を働かせて、ここではこんなことをする、あそこではこういうことをするといった具合に、段取りを頭の中でシミュレーションしておくとスムーズです。行きたい場所の入館料や交通費など、必要な費用も調べておくと良いでしょう。
彼の行きたい場所をリサーチする
多くの男性は女性が多くいるような場所は苦手な傾向がありますが、行きたい場所は男性であっても人それぞれ。ファンシーなものが好きな男性もいれば、女性だらけの可愛いカフェが好きな男性もいます。
男性というよりも、あなたの好きな人がどういう場所が好きかということを事前に聞いておくことが大切。男性はきっとこういうところが好きだから、と何も聞かずに行きたい場所のプランを立てても見当はずれな場合もあるので気を付けましょう。
デートに行きたい場所の日程などの確認
デートに行きたい場所がある程度固まったら、今度はデートに行きたい場所のスケジュールや入館料などの費用、交通費などを調べておくようにしましょう。せっかく行きたい場所にデートに行っても、休館日だったり営業していなかったりすると慌てて違う予定を立てなくてはいけません。
予定の場所をスムーズに回れるように、行きたいデートスポットを利用できるかなどの情報を、なるべく詳細に仕入れておくことが大切です。行きたい場所の名物などの情報を多く知っていると、「これ、名物らしいよ」などの会話もできて盛り上がります。
行きたい場所までの行き方をリサーチ
デートで行きたい場所が固まって、行き先の情報もある程度取得できたら、次は行きたい場所までの行き方です。交通機関は何を使うのかを決めて、行きたい場所までのルートと交通費や所要時間などを調べておきましょう。
そのほか、どれぐらい混雑するかなどの混雑状況や当日の天気なども合わせて調べておくとスムーズです。いつも彼氏の方がデートプランを作っている場合、必要な情報が抜けてしまうことも。そんな場合は遠慮せずに行きたい場所を彼氏に提案してみると、抜けているポイントを指摘してくれるでしょう。
実は苦手?男性が乗り気になれないデート場所
高級なお店
「高級なお店って、何を頼んでいいかとか、どんな服を着ていけばいいかとか、色々考えなくてはいけないことが多くて疲れます。できるなら居酒屋とか街の洋食屋さんとかで食べたい。」(20代男性)など、高級レストランは疲れるから嫌だという意見が。
高級レストランは普段行きなれていないと、緊張して何を頼んでいいかわからないといったことも多く、あまり男性が行きたい場所ではありません。また男性は女性の前で恥をかくことが嫌いです。高級なレストランは、男性が知らないような高級な食材やワインなどがたくさん置いてあります。
男性のほとんどいない店へショッピング
「女の人って買い物好きですよね…。ほとんど変わらないデザインの服をけっこう時間かけて選ぶじゃないですか。あれ、何が違うんですかね?さくっと決めてほしいです。」(20代男性)など、買い物が楽しいという女性の気持ちが理解できなくて苦痛という意見も。
あれこれ見比べて買い物をするということに喜びを見出すタイプの男性は少ないです。興味がある品物を買うのならともかく、女性の服にはほとんど関心がないので、全く楽しくないという人も多いでしょう。
それでも女性が喜ぶのなら、という理由で付き合っている優しい男性もいますが、女性の服に興味がある男性以外は苦痛のはず。ショッピングは女性同士、もしくは一人で楽しんだ方が、女性にとっても気兼ねしなくて良いのではないでしょうか。
男性が入りにくいファンシーなお店
「最近付き合い始めた彼女はファンシー系の小物が大好きで。ファンシーな小物を愛でている彼女は可愛いんですが、僕もお店に同行するのはちょっと、きついかなと…。」(20代男性)など、ファンシー系の小物を愛でる女性は可愛いけれど、自分がそこに入るのはちょっと無理という男性も。
多くの男性にとって、ファンシーで女性らしいフワフワした空間は苦手です。その空間が女性であふれているようなときも、居心地の悪さを感じてしまうので心から行きたい場所ではないでしょう。
ファンシーでピンクやリボン、レースがたくさんあるような空間が苦手だという女性もいますが、多くの女性はこういった空間が好きです。一方で男性はそのようなお店で何を見たらいいのかわからず、居心地の悪い思いをしてしまいます。
女子向けのカフェ
「かんわいい~って感じのお店って、なんかすごい辛いんですよね。彼女が一緒だからかろうじて我慢できますが、正直クマの形のクリームとか食べたくない。」(20代男性)など、女子向けの空間自体が辛いという意見もありました。
かわいいクマさんのクリームが浮かんでいるようなカフェオレを販売している喫茶店、店内がペールカラーで統一されているようなお店は、多くの女性が好むタイプの店です。しかし多くの男性にとっては場違い感が強い、居心地の悪さを感じてしまう場所となります。
「彼女が喜ぶなら」、という理由で付き合ってはいますが、特に行きたい場所ではないでしょう。男性に楽しんでもらいたいときは、女性向けの喫茶店は避けた方が無難です。
男性がデートで行きたい場所12選!《定番編》
彼女とはしゃぎたい!遊園地
遊園地は男性でも好きな人が多い場所なので、男性がデートで行きたい場所の定番です。彼女と一緒に楽しめるアトラクションもたくさんあるので、男性だけが楽しくないのに我慢しているという状況を避けることができます。
ジェットコースターやお化け屋敷など、バラエティ豊かなアクティビティが提供されているので、カップルの好みによって楽しみ方を変えることも可能。いろいろな遊び方ができるので、アクティブに遊ぶことが好きな男性にも魅力的なデートスポットです。
天気に左右されない水族館
水族館も男性がデートに行きたい場所として人気が高いデートスポットです。また水族館は屋内施設になっている部分が多くあるので、天候が悪くても楽しむことができます。きれいな魚や海の生き物がたくさんいるので、きれいなものが好きな女性にとっても楽しめる施設でしょう。
またイルカやラッコ、ペンギンなどの可愛い水棲動物がまったりしている様はなんとも癒される光景です。ゆったりまったり系のデートが好きな男性には、天候に関わらず楽しめる水族館デートが良いでしょう。
会話しなくてもなんとかなる映画館
男性によっては、女性との会話が苦手だという人もいます。たくさん会話をしなくてはいけない場所はデートで行きたい場所ではないでしょう。そういった男性にはあまり会話をしなくても良い、映画館がおすすめです。
映画であればあまり話をしなくてもデートとして成立しますし、上映後は映画の感想というネタで会話をすることができます。男性と会話をしたい場合は映画館は不向きですが、女性もあまり会話が得意ではない場合、映画館デートはおすすめ。お互いが好きな映画を観て、感想を言い合うデートも楽しいものです。
気分爽快ドライブデート
運転が好きな男性ならドライブデートがおすすめです。ドライブデートにすれば男性は好きな運転を楽しめるし、きれいな景色も楽しむことができます。美しい風景を眺めながら快適にドライブすることで、さわやかなデートを楽しむことができるでしょう。
ドライブデートを楽しむためには、男性の好きなスポットや行きたい場所を聞いておくと良いです。好きなドライブもできて、女性と一緒に自分の行きたいところに行くという、男性にとって満足度の高いデートとなるはずです。
気楽に行きたい居酒屋
多くの男性は緊張してしまう高級飲食店よりも、気楽に行ける居酒屋や大衆食堂の方がくつろげます。彼女と一緒に居酒屋で気楽にお酒が飲めれば、女性に気を使うばかりではないデートを楽しむことができるでしょう。
食事代も高級レストランなどに比べれば安いですし、デートの回数を重ねるには居酒屋や街の食堂などの方が懐も痛みません。たまには高級レストランに行きたいときもあるでしょうが、普段のデートは居酒屋や気軽にいけるレストランなどの方が男性にとってはデートで行きたい場所なのかも。
綺麗で幻想的なプラネタリウム
プラネタリウムはとてもきれいな夜空を、手軽に人工的に見ることができる場所です。本物のきれいな夜空を見に行こうと思うと、都会から遠く離れた山の中に車で行く必要がありますが、最近のプラネタリウムは高性能なので、きれいな映像を映画を観るように見ることができます。
ゆったりとくつろいだ空間でプラネタリウムを楽しむことができるスポットもあるので、星空が好きな男性は楽しめるはずです。幻想的な雰囲気に二人でひたりたいなら、都会のプラネタリムもおすすめですよ。
男性がデートで行きたい場所12選!《その他編》
自然と親しめる登山
アウトドアは多くの男性が好むシチュエーションなので、行きたい場所の候補にあがることも多いです。男女で体力の差があるので、スポーツを同じレベルで競って楽しむことができるのは少数の人たちだけでしょう。
登山であれば登るペースをお互いに合わせていけば、無理なく楽しむことができます。道具をそろえるのにやや費用がかかりますが、日帰り登山で標高が1,000メートル以下の低い山であれば、それほどおおがかりな準備も必要ありません。
インドアの趣味があるなら博物館
インドア派でこだわりが強い男性の場合は、博物館系のデートもおすすめです。電車などの乗り物系が好きな男性も多いので、女性の方で抵抗感があまりないならデートの行き先に選んでも良いのではないでしょうか。
博物館や美術館は、年中幅広い分野の展示を行っているので、興味が合いそうな展示があればデートプランに組み込んでみてください。男性は自分の得意分野について語るのが好きなので、たくさんうんちくを語れる場所でデートすれば男性の満足度もアップすることでしょう。
スポーツ好きなら観戦デート
彼氏はスポーツ好きですか?スポーツが好きな男性も多いので、そんなときはスポーツ観戦もおすすめです。好きなスポーツを観戦するので、女性の行きたい場所に付き合っているときよりも男性もテンションが上がりやすくなります。
ただしスポーツを観戦するときは男性の仲間で行きたいとか、スポーツを熱く語り合える人と行きたいとか、知らない人に説明するの面倒とかいう男性も。「デートにサッカー観戦ってどうかな?」など、事前に男性の考え方や行きたい場所も確認しておくと安心です。
音楽好きならコンサートに
音楽系が好きな男性なら、ライブやコンサートへ行くのもおすすめです。音楽といっても様々なジャンルがあり、アーティストも大勢いますので、事前に彼の好みを把握しておく必要があります。
音楽のイベントも年中行われているので、男性の好みのイベントがあればその都度誘ってみましょう。夏は各地でフェスが開催されているので、アウトドアが好きな男性ならフェスにデートに行っても良さそうです。
クリエイティブ好きなら創作系も
クリエイティブな活動が好きな男性の場合は、何かを作るようなイベントがデートで行きたい場所である可能性が高いです。陶芸はカップルでデートするときにピッタリなので、日帰りで陶芸を体験できるような場所があれば誘ってみてはどうでしょう。
また陶芸だけでなく木工細工、飴細工など、創作体験ができるデートスポットも多いので、創作体験ができるようなスポットを事前に探してみるのもおすすめ。作る楽しみを共有することで、二人の絆も深まっていくことでしょう。
おうちデートが最高
男性にとって何より気楽なのが実は「おうちデート」です。男性も外に出たくなるものですが、寒い日や雨の日はお家にいたいという気持ちが勝ります。
天候の悪い日にわざわざ疲れるようなことをしたくないし、彼女と一緒にいられるならお家でまったりでもぜんぜん構わないのです。好きな食材を買ってきて、二人で料理を作ってオンデマンドで映画を観てイチャイチャする、というデートが好きな男性は案外多いです。
行きたい場所が特にない、天候が悪そう、今月は金欠というときは、無理に外にデートに行かなくても良いかもしれません。
男性がデートで行きたい場所は気楽な場所
男性が楽しめるデートスポットは、気を使わずに気楽に楽しめる場所です。またアウトドアやスポーツなど、アクティブに動ける場所も好む傾向があります。デートに行く相手の好みを考えながら、二人でプランを作っていきましょう。
どちらかだけが楽しいデートではなく、二人で楽しめるデートスポットでデートするのが絆を深める秘訣です。
「男性がデートで行きたい場所」に関する専門家の意見やアドバイス
「自分のホーム」でデートしたがる男性は多い
男性は、好きな女性の前では恥をかきたくないものです。王道のデートスポットへ行って、女性の方が詳しかったり、「調べてきたのね」と思われてしまったりしたら、悔しく感じるに違いありません。男性向けの恋愛指南書『【合本版】LOVE理論+スパルタ婚活塾』(水野敬也)には、以下のような記述があります。
「(前略)結論を言うと『お前が最も輝ける場所』に行くべきである。
モテる男は分かってるぞ。自分がどの場所でどんな行動をとれば輝くかということが。だから、裏を返せば『最初のデートは○○に行け』なんて具体的な正解はないということだ。お前にとっての最高の場所、お前の魅力を後押ししてくれる場所が必ずある。その場所を見つけよ。それが、『ホーム理論』である。デートは必ずお前のホームに誘い込め。お洒落な場所、夜景の綺麗な場所、流行スポット、クラブ……それらは全てアウェイだ。少なくとも俺にとってはアウェイだ。緊張するからな。
その意味で、俺のホームは『花やしき』だ。花やしきをはじめとした遊園地で俺の真価が発揮される。まったく緊張しないし、そもそも俺という人間は遊園地をこよなく愛しているので、女の気分に関係なく盛り上がってしまう。結果的に二人をとりまく空気は良くなるのだ。ただ、浅草花やしきは東京都内でもっともアトラクションがしょぼい遊園地とされている。『花やしきに行こう』と誘っても、快くOKしてもらえない場合もある。そこで誘う際に少し工夫が必要になってくる。基本的に俺がデートに誘うときは、次の文句でキメる。
『逆に、花やしき行かない?』
『逆に理論』である。『逆に』というのは女を自分のホームグラウンドに誘う場合、極めて使い勝手のよい言葉なのだ。たとえばお前のホームグラウンドとする場所が一般的な女の子が好まない場所であった場合、『逆に』という言葉を枕にもってくるだけで、魔法のごとき効果が表れる。」
男性にとって、デートは楽しみであるのと同時に、緊張感のあるイベントでもあります。自分が得意な場所に連れて行きたいと考える人は多いので、笑顔を絶やさず、楽しそうなリアクションをとってあげましょう。
世の男性はどうやってデートの行き先を決めているの?
世の男性は、どんなことに注意してデートの行き先を決めているのでしょうか。男性向けの恋愛指南書『女性100人から聞き出した「魅力ある男」の条件:心が動かされるひと言、行動、しぐさ……』(潮凪洋介)には、「デートでやりがちな落とし穴」として、以下のような記述があります。
「どこに行っても混んでいて、待ち時間ばかりが長いデート
自分が疲れていないからといって、相手もそうだと思っていたら、大間違い。女性は、男性に比べて体力がないし、疲れやすい靴を履いていることを考慮しよう。たまには行列のできる店に並ぶのもいいが、事前に予約をし、店に入ったらスッと席に着けるデートのほうが女性にはウケる。
女性にとって興味がないものを見に行くデート(野球観戦など)
男が興味を持っているものに女性が必ず興味を示すとは限らない。
ありがちなのが『野球観戦』だ。彼氏は熱心に見ているが、彼女は興味がないので退屈している……ということはよくある。ほかにもバイク屋めぐりや真冬のサーフィンなども、注意が必要だ。
女性の中には『男の趣味に一方的に付き合わされた』と不満を持つ人もいる。手軽なスポーツなど一緒に楽しめるものならいいが、男だけが楽しむような趣味に女性を同行させるときには、相手の意向もきちんと聞くこと。
また、彼女のつまらなさそうな気配を察したら、すぐ話しかけたり飲み物を差し入れたりして、それなりの気遣いを見せるべきだ。
優柔不断な彼で、行き先を決められないのに、提案には文句を言う
これはデートに限らないが、自分から提案しないのに、相手の意見を批判するだけなのはNG。食事をする店の情報くらい、スマホを使えばその場で入手できる。飲食店をあまり知らなくても、事前に軽くリサーチするくらいのことはしておきたい。
いつも家でゴロゴロ
付き合いが長く気心の知れたカップルなら、家でマッタリとした時間を過ごすのもアリ。でも、毎回それではいけない。
デートがマンネリ化するにつれて、ふたりの関係もマンネリ化してしまう。家で過ごすデートが多いカップルは、たまには温泉などに足を伸ばして、ふたりの関係に新鮮な風を吹き込みたい。」
このように、「自分が行きたい場所かどうか」「自分が何をしたいか」を中心に男性側が企画したデートは、残念な結果に終わることが多いようです。同じようなデートが続くようなら、上手に不満を伝えたいところです。
<参考文献>
『【合本版】LOVE理論+スパルタ婚活塾』(水野敬也)
『女性100人から聞き出した「魅力ある男」の条件: 心が動かされるひと言、行動、しぐさ……』(潮凪洋介)
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