キスが多い彼氏の心理・特徴とは？キスの仕方で彼氏の心理が分かる！

みなさんは”キスが多いカップルは長続きする”と聞いたことはありますか？

キスをたくさんするカップルは「好きな気持ちがキスとなって表現されている」というケースが多いので、キスが多ければ多いほど愛情深く長続きしやすい傾向にあるといわれています。

詳しく解説していきますので、ぜひご覧ください！

キスの多さは愛情の強さと比例する！

キスが多ければ多いほど長続きしやすい理由は、キスが多い男性は愛情豊かで、彼女のことをとても愛しているから。そのため愛情表現がキスとなって現れていると考えられます。

男性には行動で愛情を示してくる方が多いといわれているので、キスをたくさんすることは「彼女が好きで好きでたまらない」「強い愛情がある」とみて間違いないでしょう。

キスは特別なものと感じられて幸せ

海外ではキスは「挨拶」として行われる国もありますが、日本の文化でキス＝挨拶とはみなされません。個人的にや家族でキスを挨拶としている人もいますが、日本でキスを挨拶にする風習は馴染んでいません。

キスは恋人や夫婦とする場合が多く、特別な人とすることが多いですよね。つまり、日本人にとって「キスは特別なもの」です。キスは海外では当たり前の行為でも、日本では好きな人とする特別な行為といっても過言ではないですね。

愛している人とのキスは特別なもので、幸福感があり愛情をいつまでも長続きさせるコミュニケーションのひとつです。

キスの多い彼氏はあなたにどんな感情を抱いてたくさんのキスをしてくれるのか、考えたことはありますか？彼氏の心理を探る参考にこちらをご覧ください。キスが多い彼氏の心理を知ることでより深く彼氏のことを理解できるきっかけになりますよ。

あなたが大好きでたまらない

「彼女のことが好きで好きでたまらなくて、ついキスをしてしまいます。気がついたらもうキスしてるので、彼女にはしつこいと言われますが好きだからしょうがないんです。」(23歳/男性/建築業)

キスが多い彼氏の行動から見える心理は一般的なものだと「あなたがとても大好き！」というものです。かわいいものをつい触ってみたくなったりすることは女性にもありますよね。男性もそのような「愛しすぎる」というような心理でキスしたくなるのです。

あなたを独占したい

「彼女はどこにも行かせないし俺のものってアピールをキスでしてしまいます。他の人に奪われたくないから自分に夢中になってほしい。」(30歳/男性/会社員)

他の男性に目移りしてほしくないという独占欲から、キスをたくさんしてしまう男性です。キスはコミュニケーションのひとつになるので、濃いコミュニケーションをして彼女の気持ちを引き止めておきたいのでしょう。

独占したいほど彼女が好きなのは良いことですよね。

キスをするのが単純に好き

「キスをたくさんしてしまうのは癖ですが、別に意味はなくしたいからしてるだけです。そばに彼女がいればちょっとチュッとできるし、手軽だし柔らかくて気持ちいいのが好きです。」(28歳/男性/アパレル)

キスが多い男性は、愛情表現としてしたくなっているだけでなく、単純にキスをすることが好きでやっている場合もあります。柔らかい感触、キスの余韻が好きといった心理で何度もしてしまうのがキスの多い男性の特徴のひとつです。

キスをして彼女の気持ちを確かめたい

「キスをしたときの反応で彼女の僕への気持ちが何となく分かる。キスをすると嬉しそうにしてくれたら愛されてるなと思うけど、嫌そうな顔をされたら心配…。」(20歳/男性/学生)

キスを彼女の気持ちを確かめるための手段としてしている男性もいるようです。彼女もキスを喜んで受け入れてくれたら、「ちゃんと好きでいて貰えているんだな」と安心できるのです。

どこか不安があり、キスをして彼女の愛情を再確認したいという心理で試しにキスをしていると考えられます。

キスが多い彼氏は共通してある特徴を持っていることがあります。キスの多いあなたの彼氏にこのような特徴はありませんか？

寂しがり屋

キスが多い男性には寂しがり屋という特徴を持っている人が多くいます。離れて座っていたり、デートの別れ際に執拗にキスをしたり、一人になることが不安なのです。

寂しさを解消したいという思いでキスをし、安心感を求めるような男性は、一度や二度だけでなく、キスをたくさんしようとしがちです。寂しがり屋の男性を一人にすると不安感でよりキス魔になる可能性があります。

甘えたがり

甘えたいときに甘える行為として、キスをたくさんしたいという心理が働くことがあります。甘えん坊の男性は、甘えたくてキスをする機会が多いのでしょう。

付き合い始めのころはそんなことはなかったのに…という場合でも、付き合っていくうちに彼氏のあなたへの気持ちが大きくなっていき、甘えたがりに変わってしまうことも。

好きな気持ちを素直に表現できるようになったころに一気に甘えたがりの男性に変貌してしまうのが特徴です。もちろん最初から甘えたがりの彼氏もキスが多くなりがちです。

性欲が強い

二人きりの時間になると軽いキスから深いキスまで何度もしてくるような彼氏は、性欲が強いのが特徴です。性欲の強い男性は普段はあまりキスをしてこないのに、エッチな気分になってくるとキスが多くなるので、キスをたくさんして「そういう雰囲気」に持ち込むことで、行為に至りたいのです。

二人きりになれる自室やホテルに入った後などは、普段よりも執拗にキスをしてくることも多いのではないでしょうか。

イタズラ好き

彼女がキスにいちいち反応をしてくれるので、面白くてイタズラ感覚でキスをしてしまうのが特徴の男性です。彼氏がいきなりキスをしてくるために、驚いたり、恥ずかしがったりして、あなたが反応するのが面白いと思っているのです。

「彼女を驚かせたい」「かわいい反応がみたい」「気を引きたい」といった小学生が好きな子にちょっかいを出す感覚で面白がっているのが特徴です。

彼氏からのキスが多くなるのは、どんなときなのでしょうか。彼女の浮気を疑っているために確認の意味でキスをしたり、彼女が好きでたまらなくたくさんキスをするなど様々な理由があります。キスがいつもよりも多いときは、なにか理由があって多くなっている可能性は高いです。

どんな可能性があるのか知っておくと、彼氏がなにを思ってキスをたくさんしてくるのか理解できることもありますよ。

彼女の浮気を疑っているとき

「彼女がそっけないなというとき、もしかして浮気をしていて冷めたのでは…と不安になりキスをして愛情確認をしてしまいます。」(22歳/男性/運送業)

彼女の態度がそっけなくて他に好きな人ができたのでは…という心配・不安から、彼女の好意を確かめるためにキスをたくさんしてしまうという男性です。

もし快くキスを受け入れてくれたら安心できますし、反応を見られるキスを多くしてみるのは良い確認方法なのかもしれません。

久しぶりに会ったとき

「頻繁に会うことができないと、久々に会ったときに今までできなかった分、キスをたくさんしてくれます。二人のときはもちろん、人目がないところでもキスをしてきます。」(26歳/女性/事務)

遠距離恋愛や多忙でなかなか会うことができないとキスが多くなるというパターンです。会える機会が少ないと、女性も寂しい思いをしていますが、彼氏も寂しい思いをしているのでしょう。

久しぶりに会えたときに愛おしさが爆発してしまい、キスが多くなるのだと考えられます。

欲求不満に思っているとき

「寂しい時や不安がある時、性的に物足りなくて欲求不満になっているときは、彼女にかまって欲しくてキス魔になってしまいます。」(25歳/男性/アルバイト)

寂しがりの男性は日々の中で寂しさを感じたり、うまくいかないことがあったときなどに彼女に「甘えたい」「エッチしたい」と思い、触れる回数やキスが増えがちになるのです。

いつもと違って彼氏が「今日はキス魔だな～」と感じたときには、十分に甘えさせてあげるといいかもしれません。

お酒を飲んだとき

「お酒を飲むといつもキス魔になります。外でもお酒が入るとキスして来ようとするのでちょっと困りますね。」(24歳/女性/飲食業)

お酒を飲んで酔っ払うとキスがいつにも増して多くなる彼氏をお持ちの女性です。お酒を飲むと「甘えたくなる」気持ちが大きくなり、キスをたくさんしてしまうのでしょうね。お酒に弱い彼氏の場合、お酒を飲むと甘えん坊になってしまいキスが多くなる可能性があります。

彼氏とたくさんキスをすることは、精神的に良い影響を与えてくれたり、カップルにメリットがあります。彼氏とキスをたくさんするとどんなメリットがあるのか、6つご紹介します。カップルを長続きさせる秘訣はキスにあるといっても過言ではないのですよ。

けんかが減る

キスはカップルのコミュニケーションのひとつ。会話も大切ですが、直接触れ合うコミュニケーションも長続きの秘訣です。

キスは手軽に短時間で愛情を確かめ合えるコミュニケーションです。日頃からちょっとしたときにキスをしあえば、コミュニケーション不足によるギスギス・けんかは減り仲良く彼氏と過ごすことができますよ。

唇のケアに力を入れるようになる

彼氏と多くキスをするようになるといつでも唇がプルプルの状態を維持しようという意欲がわき、それが唇のケアにも繋がります。いつキスされても気持ちいい触り心地の唇を保っておけば、彼氏ももっとキスを好きになってくれます。

そのため彼氏と多くキスをするのは唇の美容に敏感になり、常に美しい唇を維持できるというメリットとなるでしょう。

キスをするとストレスが減る

キスは好きな人との愛情を確かめ合う深いコミュニケーションでもあります。愛し合っているカップルがキスをすれば、キスをする度に脳に“セロトニン”というホルモンが分泌されます。そのセロトニンというホルモンは幸福感をもたらしたり、ストレス軽減作用があるといわれています。このため、キスで愛情に満たされ心が潤うことでストレス軽減に繋がるのです。

日頃からストレスを溜めているなら、彼氏とキスをたくさんすることでストレスを減らす効果が期待できますよ。

仕事の意欲がわく

キスをするとストレスが和らいだり、愛情で満たされ満足感が得られるので、「明日もまた頑張ろう！」と感じやすくなります。

実際にカナダの大学ではキスを毎朝するカップルや夫婦は仕事への意欲が高く、キスをしない人に比べて25％収入が多いというデータが残っています。

仕事に対してやりたくないなと思ったり、意欲が低いときにはキスを多くしてみると仕事をがんばれる可能性もアップするでしょう。

彼氏との愛情が深まる

彼氏とキスを多くすることで「好き」「愛している」といったお互いの気持ちを深める効果が期待できます。キスは愛情表現のひとつですから、多くキスをすればするほど愛情が深まり長続きさせることができますよ。

深いキスは小顔エクササイズになる

触れるだけのキスで小顔エクササイズのような効果はほとんど期待できませんが、激しく舌を使った深いキスは口周りの運動になります。

彼氏とのキスに激しいキスを多く取り入れるようにすると、だんだんと小顔効果で引き締まった美しい表情を手に入れられますよ。

彼氏のキスの仕方はいつも同じですか？「彼氏のキスの仕方が違うときがある…」といった場合は、そのキスの仕方から彼氏の心理を探ってみましょう。キスの仕方が違うときがあるなら、普段と違うやり方でキスをしたときの彼氏の心理を探る参考にしてみてください。

軽く優しいキス

触れるだけの優しく軽いキスをする彼氏は、あなたのことを「大切にしたい」「優しくしてあげたい」という心理で優しいキスをしているのですね。

優しいキスをするときは彼氏の顔もきっと穏やか。あなたのことを包み込むように大切にしたい心理が表情にも現れています。

激しく舌を入れてくるキス

唇を食べられてしまうのではないかというくらいの激しいキスや、舌を入れてくるようなキスは、彼氏の独占欲の表れと考えられます。

「他の人に渡したくない」「自分だけに夢中になってほしい」「もっと欲しい！」など、彼女を自分のものだけにしたい感情が溢れ、激しいキスになっているのでしょう。

不意打ちでキスをしてくる

特にキスをするような雰囲気でもなく、普通に会話をしているときなどに不意打ちでキスをしてくる彼氏は、あなたのことをとても好きな証拠です。話しているだけでも愛おしくて、気持ちが高まってついチュッと不意打ちでしてしまうのです。

キスをした後に目をそらす

キスをした後に目をそらしてしまう彼氏は恥ずかしがり屋なのでしょう。あなたとしては「嫌だったのかな？」と思ってしまうかもしれませんが、キスをした後に彼氏が目をそらしてしまうのは、単純に恥ずかしいのです。

そういうタイプの彼氏は、今までに恋愛経験が少なくて恥ずかしいと思ってしまっている可能性があります。また、あなたが可愛すぎて見ていられないといった心理も隠れているのかも。

いつもと同じようなキスではマンネリ。普段と違ったキスをして、もっと楽しめるようなキスをするにはどんな方法があるのかご紹介します。たまには自分からアクションを起こしてみたり、いつもと違う反応や行動を起こすと違うキスの楽しみができます。

ときどきでも違うキスをするとフレッシュな気持ちになれ、カップルの関係を長続きさせるいいスパイスになりますよ。

自分からも彼氏にキスしてみる

彼氏からのキスを待つばかりでなく、あなたからも積極的にキスをしてみましょう。彼氏は積極的なあなたに「ドキッ」としてしまうかも。

いつもよりもキスが盛り上がり、より愛情が深まるコミュニケーションになるでしょう。キスをあなたからすることで、彼氏は「求められているんだ」と満足感を感じられます。

キスの最中にぎゅっとしてあげる

彼氏とキスをしている最中に、彼氏の背中に腕を回してぎゅっと抱きしめてみてはいかがでしょうか。より密着するとドキドキ感も得られますし、愛を感じられます。ラブラブなキスを楽しみたい方はぜひ、ぎゅっと抱きしめるのもお試しください。

軽く触れるだけのキスを何度もする

キスを1回、2回で終わらせるのではなく、何度も何度も繰り返してお互いの唇の感触を確かめるようなキスをしてみましょう。軽く触れ合うだけのキスを繰り返すとちょっとだけ恥ずかしいような新鮮な気持ちになれるかも。

唇は最後。焦らすキスをする

最初から唇にキスをするのではなく、まずは彼氏の頬や鼻、首筋などにキスをします。唇へのキスはあえてせずに、すると見せかけて頬に…といったように焦らしてみてください。

焦らすあなたも彼氏の「キスが欲しい」という反応が楽しいでしょうし、彼氏もあなたが欲しくてたまらなくなるでしょう。そして焦らしきったら唇に軽く唇にキス。彼氏のスイッチが入っていつもとは違う激しいキスになるかも。

キスの頻度はカップルごとに違いますが、どのくらいの違いがあるのかキスの頻度を調査してみました。自分たち以外のカップルがどれくらいキスをしているのか、意外と気になりますよね。自分たちとよそのカップルの事情を比べてみる参考として、こちらをご覧ください。

会ったときは１時間に１回はする

「彼氏と頻繁にキスをするというわけでもないですが、1時間に1回はしてるかも。キスしたいなと思うタイミングが1時間に1回くらいなんです。」(23歳/女性/アルバイト)

四六時中キスをするわけではなく、1時間に1回程度というカップルです。1時間に1回というとあまり多くもありませんし、ある程度関係も落ち着いています。ですが、1日1回のカップルに比べるとまだラブラブなカップルといった感じですね。

多ければ多いほど良い。何回でもする

「目があったらキスしますし、ほっぺや唇が目についたらすぐにキスをしてしまう。とにかく彼女が大好きで、キスができる距離にいるならいつでも何回でもキスをします。」(21歳/男性/農家)

とにかくキスができる距離に彼女がいれば何回でもキスをしてしまう男性。キスが一番の愛情表現なのでしょう。多ければ多いほど愛情を伝えられると考えているのかも。アツアツのカップルにはキスはしたいときに何回でもするという方たちが多くいます。

セックスをするときだけキスが多い

「キスをするのはホテルで行為をするときだけです。あんまりそれ以外のときにキスをすることはありません。普通のときにするのはちょっと恥ずかしくなりますね。」(27歳/女性/会社員)

キスは普段しないというカップルです。ホテルなどでの行為以外ではキスはちょっと恥ずかしくなってしまう…という理由ですが、意外と分かる方も多いのでは？

ホテルなどでするときはキスは当たり前のようなことですが、普段の生活やデートの中でのキスは何となく改まってしまって恥ずかしいのでしょうね。

挨拶のときにキスをする

「僕たちは同棲しています。おはよう、ただいま、おかえり、おやすみなど挨拶のときにキスをするくらいのものです。」(34歳/男性/看護師)

挨拶のときにキスをするのは、挨拶がキスのきっかけになるから。恥ずかしさも軽減され、キスがしやすくなりそうです。

「理由もなくキスをするのは恥ずかしい」といった理由があるなら、挨拶をキスのきっかけにするとキスを通したコミュニケーションがとりやすいですよ。

ほとんどしない

「キスはほとんどしません。あんまりキスをしたいとは思わないし、ほんとうにたまにするくらいのものです。お互いにキスがあまり好きなタイプじゃないのでいいかなと思います。」

誰もかれもキスが好きとは限りません。キスが苦手なカップルがいてもおかしくはないです。キスがあまり好きではないカップルだと、キスの頻度はやはり少なくなるようです。キス以外の愛情表現もあるので、かならずしもキスは必要ない場合もあります。

彼氏とキスを楽しみ長寿カップルを目指そう

キスの多いカップルは、それだけコミュニケーションをたくさんとれていると捉えてもいいでしょう。コミュニケーションは、カップルの関係を長続きさせるのに欠かせないことのひとつです。

お互いにキスを楽しみながら関係を深め、長く続いていくカップルを目指してください。ときどき普段はしないようなキスを仕掛けてみると、いい刺激になって燃え上がるでしょう。ぜひ、今回ご紹介したキスの仕方の例などを参考にしてみてください。

また、キスから彼氏の心理を想像して、いまどんなことを思っているのか探ってみましょう。彼氏がなにを求めているのか理解できるきっかけになりますよ。

キスに関する専門家の意見やアドバイス

キスをするとストレスが減るって本当？

本文で、彼氏とキスをすることでセロトニンという幸福感をもたらすホルモンが分泌され、ストレスが減るとご紹介しました。実は、ストレスが減るといわれている理由は「セロトニンの分泌」だけではないようです。『「なるほど! 」とわかる マンガはじめての恋愛心理学』（ゆうき ゆう）では、次のように解説しています。

「キスは、カップルの愛情を確かめ 合う、コミュニケーションの一つです。キスをすれば、自分自身が快感 を得ることはもちろん、相手に快感を与える喜びも味わえます。また、キスにはカップルにとって うれしい効果があるといわれています。たとえば、恋人やパートナーとキスをすると、コルチゾールとよばれるストレスホルモンが減少することがわかっています。

つまり、キスにはストレス解消効果もあるということ。ある研究では、毎朝『行ってきます』のキスをする男性は、そうでない男性より約5年長生きするという結果も出ています。」

キスは、セロトニンが分泌されるだけでなく、ストレスホルモンを減少させる効果があるとのこと。長生きするとの結果も興味深いですね。

分泌されるのはセロトニンだけではない

さらに、分泌されるホルモンはセロトニンだけではなく、別のホルモンも分泌され、ストレス軽減に関わっているとしている文献もあります。『科学的に元気になる方法集めました』（堀田 秀吾）では、次のように解説しています。

「（前略） 前項でセロトニンというキーワードを出しましたが、このセロトニン神経をさらに活性化させるのが、オキシトシンというホルモンです。 オキシトシンは、母親が母乳を与えているときに増えることが観察されています。オキシトシンの分泌は、母性愛と呼ばれる行動につながります。（中略）

このオキシトシンが増えると、ストレスが消えて幸福感が増すと言われています。では、オキシトシンが出るのはどんな瞬間なのでしょうか？それは、人とのスキンシップです。たとえばハグをしたり、頭をなでられたり、単純に会話をしたりするだけでもオキシトシンは分泌されます。幼児教育の分野でも、親子間のスキンシップの有無が子どもの性格に大きな影響を及ぼすことが知られています（ちなみに、分泌量が最大限に達するのが性交だと言われています）。」

セロトニンを活性化させるオキシトシンというホルモンがあり、スキンシップにより分泌されるとのこと。もちろん、キスでも分泌されるでしょう。つまり、彼氏とキスをすることで、幸せな気分に浸れるさまざまな変化が身体の中で起こっているということですね。

キスの相性でセックスの相性もわかる？

キスをすることで幸せな気持ちになれるとはいっても、誰でもよいというわけではないでしょう。『SHIMIKEN's BEST SEX 最高のセックス集中講義』（しみけん）では「唇は「第二の性器」とも言われます。」として、キスの相性に関して次のように解説しています。

「サルのお尻は赤いことで知られていますが、人類がまだサルだったころ、お尻の赤さで発情期を示していました。しかし、二足歩行になってお尻が見えなくなり、発情期がわかりにくくなったため、 唇が赤くなったと言われています。唇を縦にしてみると、すごく女性器に似ていますよね。（中略）

人によっては『性行為はしてもいいけど、キスは好きな人としかしたくない』と言う人もいます。それだけ人はキスに思い入れがあるのです。キスをするだけで、その相手との相性がわかり、キスをしてイヤではない、もしくは予想以上だとなれば、その後のセックスはすばらしいものになるでしょう。」

なかにはセックスよりもキスを大切にしている人もいるほど、そして、キスだけでも相手との相性がわかるほど、キスは重要な行為ということですね。キスをすることで幸せな気持ちになれるとご紹介しましたが、もちろん誰とでもその気持ちが味わえるわけではありません。幸せな気分にしてくれる相手のことは、精一杯大切にしたいですね。


＜参考文献＞
『「なるほど! 」とわかる マンガはじめての恋愛心理学』（ゆうき ゆう）
『科学的に元気になる方法集めました』（堀田 秀吾）
『SHIMIKEN's BEST SEX 最高のセックス集中講義』（しみけん）