「セックスの回数」みんなはどれくらい?
「一晩で何回するのかどうか」という点には、男性もとても気になるもの。1回しか出来なかったことによって、彼女に「1回しかできなくて申し訳ない…」と感じる男性も多いのだとか!それくらい、男性にとって「一晩で何回できるか」というのは重要なポイントなのでしょう。
年代別に見るセックスの回数と頻度とは?
では、「結婚している人」「交際相手がいる人」「セックスをする相手がいる人」に関するデータをご紹介します。
10代の場合
まずは、若々しい10代のデータから見ていきます。ズバリ、10代のセックス回数は、少ない場合で一晩に3回、驚くことに平均4〜5回という結果となりました。10代は性欲が高まっている時期でもあるので、この頃の男性には、とにかく一晩で何回もできてしまうような勢いがあります。多い人は一晩で7回なんてケースも。
ですが、女性と男性では考え方にギャップが生まれることもあります。10代の女性からすると、「どうして私の彼は、こんなに何回もセックスしようとするの?」と不安に感じてしまうかもしれません。あまりに回数が多くて、「ヤリモクなのでは?」と思ってしまう時もあるでしょう。ですが、10代はそれだけ性欲が高まっている時期なので、心配する必要はありません。
20代の場合
20代になると、一晩でするセックスの回数は2〜3回程度となります。20代後半になってくると、平均で2回。やはり少しずつ減っていくことがわかります。性欲が減るというより、20代後半になると「大人なセックス」をすることが多くなるもの。何回もセックスするよりも、1回1回のセックスを大切にするカップルが増えてくるのです。
20代はまだまだ体力的にも力が有り余っている時期なので、この年代でも10代と同じように、1日に5回も6回も…というタイプの人もいます!
30代の場合
30代の場合は、一晩につき1回が平均的。やはり、回数よりも質を求めるようになってくることが関係しているのかもしれません。そして体力的にも30代は、20代の頃に比べると衰えを感じてくる年齢でもあります。働き盛りの時期なので、セックスよりも仕事にのめり込む男性が多くなってくるのも、30代ならではのことでしょう。
30代になると、結婚するカップルも増えてくるので、子供が生まれることによって、セックスの回数は自然と減ってしまうものです。
40代の場合
40代のセックス回数は、30代と同じように一晩につき1回。40代になると個人差が大きくなります。40代になっても性欲が衰えることなく、30代の頃とずっと変わらない人もいます。そのような人は、20代と同じように1日に数回することも。30代は育児に追われて性欲がなくなっていたものの、40代に入って落ち着いたことで、再度目覚める場合もあるのでしょう。
50代の場合
50代にもなると、1回もできなかった…ということもよくあります。やはり年齢と共にそうなってしまうのは仕方のないことでしょう。ですが、この年代になると、セックスの楽しみ方を知っている人も多く、大人のおもちゃを使ってみたりと、挿入する以外の方法を試す人も沢山います。
もちろん、50代でもまだまだ現役!という人もいるでしょう。これだけは、人によって大きく差があることです。
年代問わず何回もできる人は、できる!
みんなは一晩で何回してる?男女のセックス事情
では、トータル的にみんな一晩で何回くらいセックスをしているのか…自分以外の男女のセックス事情は気になるものですよね。
ここで、リアルな男女のセックス事情を紹介します。何回もできるからといって、それだけでいいわけではありません。1回でも、記憶に残るような素敵なセックスすることのほうが大切でしょう。
多い時は一晩で何回も
「忙しくて彼女となかなかセックス出来なかった時は、溜まりに溜まっているのでついつい何回もしてしまう。」(27歳/男性)
付き合いたての場合や、遠距離恋愛で久々に会った時は、盛り上がることが多いため、一晩で何回もしてしまった…という場合も。久々に会えた時などは、特にそうでしょう。10代や20代前半は、6回、7回と驚くような回数のセックスをしている人も多くいます。30代以降になると、多くて3〜4回といったところでしょうか。
大体1回で終わる
「20代の時には、一晩で何回もしていたけれど、30代になってからは大体1回で終わることが多くなった。」(34歳/男性)
一番多いのが、いつも1回で終わるというパターンです。いつでも会えるようなカップルであったり、「夫婦」という仲であれば、一晩につき1回がちょうど良いでしょう。ですが、久々に会うカップルであれば、1回では物足りない…という声もあります。やはり、どのくらいの頻度で会っているかが、大きく関わってきますね。
基本的には2回
「いつも、セックスは2回はするように心がけている。1回で物足りないと思われたくないので…。」(30歳/男性)
男性は、女性に少しでも気持ちよくなって欲しいと思うもの。まずは1回目のセックスをして、その後彼女が物足りなそうにしている時には、しっかり2回目もしよう!と努力してくれるものです。男性は常に、「1回でも多くできるように、頑張りたい!」という気持ちを持っているので、1回で物足りないと感じた時には、可愛くおねだりしてみるのもいいでしょう。
何回もしたい気持ちはあるが、頑張って3回
「体力が続けば、何回でもしたいという気持ちはあるけど、3回が限界。」(33歳/男性)
男性は、やはりいくつになっても「何回もしたい」という気持ちがあるもの。それでも体力的に限界があったり、仕事などで疲れていると、どうしても3回程度が限界…という人がほとんどでしょう。セックスは体力を使うので、女性側としても、2〜3回で十分という人が多いです。
何回がベスト?男女の理想のセックス回数
セックスへの考え方は、多少なりとも男女で違いがありますよね。ここでは、男女でどんな違いがあるのかも合わせて紹介します。
男性の場合
「感じやすい彼女なので、何回でもしたくなる。どちらかが疲れて寝るまで、何度でもする。」(29歳/男性)
やはり、男性の理想の回数は「できる限り!」という人がとても多いです。
「何回でもしたいけれど、翌日の仕事を考えて、2回までにしている。」(32歳/男性)
という声も。やはり、忙しいと翌日が気になってしまうのは仕方がないですね。
「夫婦仲はいいけれど、やっぱり結婚して数年経つと、一晩では1回が限界。」(35歳/男性)
という声も。結婚すると、お互い育児や仕事に追われることになるので、1回で終わらせて、あとはしっかり睡眠の確保をしたいもの。ライフスタイルによって多少差はありますが、一晩に2回程度が望ましいと考える男性が多いようです。
女性の場合
「彼から何回も求めらるが、1回で十分だと思ってる。」(28歳/女性)
女性の場合、何度も求められると、「ただセックスがしたいだけなのでは?」と感じて不安になってしまうこともあります。何度もしたい時には、一旦気持ちをぐっと抑えて、まずは彼女がどう思っているのか、気持ちを聞いてみるということも時には必要でしょう。
「2〜3回はしたい。1回だと物足りないので、朝起きた時にもう一度おねだりしている。」(32歳/女性)
1回で十分だと感じている女性もいれば、1回だけだと物足りないと感じる女性もいます。
「1回目で満足できた時には、1回十分だと思えるけど、満足出来なかった時はやっぱり2回はしたい。」(25歳/女性)という人も。結局は、1回目の満足度やその日の疲労具合などによって変わるのでしょう。ですが、女性の場合、ほとんどの人が1回、多くても2回で十分という意見が圧倒的に多いようです。
日本はセックスの回数が少ないって本当?
セックスの平均回数、日本は世界の約半分
1年間で何回セックスしたかという調査を41カ国で行ったところ、日本人のセックス平均回数はとても低いというデータが出ています。なんと、世界の約半分。最もセックス回数が多いのは、ギリシャで164回です。それに比べると日本は48回!!これは主要国の中でも最低の数値です。2位はブラジルの145回、3位はロシアとポーランドで、143回。
やはりラテン系の国は情熱溢れる国のほうが、セックスの回数は圧倒的に多いようです。
全体の平均は月2.1回
日本は、1ヶ月で平均2.1回セックスをしているというデータがあります。年代別に見ると、20代が4.11回、そして30代が2.68回、40代が1.77回と、やはり年齢を重ねるごとに少しずつ減少していくようです。50代が1.38回、60代が0.97回と、60代の人も月に1回のペースでセックスを楽しんでいることがわかります。
全体的に見て、結婚するとセックス回数は減る傾向にあるようです。マンネリ化したり、育児で忙しいことが影響しているのでしょう。ちなみに、セックスの回数が多い都道府県は佐賀県で、月に2.79回という数字が出ています。一番少ないのは大阪府で1.52回です。
何回するかよりも質を求めている
日本人は、何回セックスをするかということよりも、質を求めている人が多いようです。男性は、とにかく何回でもしたいという人が多いのですが、女性は1回1回を大切にしたいという考えの人がほとんどです。男性も女性のペースに合わせることが多いため、結果的に全体的なセックスの回数が少なくなってしまうのでしょう。
日本人の性格が関係している
日本人は、とにかく真面目な性格をしています。そのため、セックスに関する会話をすること自体、なかなかできない人が沢山います。納得できないプレイになってしまったとしても、相手のことを考えて、なかなか自分の要望を言えない人も。そして、自分からセックスに誘うのはとても恥ずかしいことだと考えている女性も多いのです。
もっとセックスに対してオープンになれたほうが、「今まで知らなかったけど、色んなプレイや体位があるんだ…」「こんな風に誘えばマンネリ化しなくなるんだ!」などと前向きになることができます。無理する必要はありませんが、彼の前だけでも少しオープンになることで、マンネリ化も防ぐことができるでしょう。
セックスの満足度も低い
日本人は、セックスの満足度ランキングでも、最下位となっています。そして他の国と比べても、セックスをあまり重視していない傾向があるようです。そのため、セックスレスになってしまっても、特に夫婦で話し合うこともないカップルが少なくないようです。それが原因で、セックスレスのまま何年も経ってしまうということもあるのでしょう。
特に男性は、セックスの優先順位が低く、仕事で忙しい日が続いてしまうと性欲がなくなってしまい、セックスをしなくてもいいかと考えることもあるようです。「日本人は働きすぎている」と世界から言われているように、働き方もひとつの原因になっているのでしょう。
セックスは密度が大事?満足できる濃密セックスとは
回数が少なくても満足度が高ければOK
何回セックスできるかばかりにこだわると、中身のないセックスになってしまいます。何回するかよりも、とにかく満足度を高めることを意識しましょう。いつもより丁寧に前戯してみたり、積極的にするなどして、できることから少しずつ始めてみましょう。
些細なことの積み重ねが、満足度を高めるきっかけにもなりなし。それによって、「もっとセックスしたい」という気持ちが生まれてくるのです。
スローセックスなら1回でも大満足
何回もセックスをしよう!と最初から思ってしまうと、気持ちが焦ってしまい、それがセックスにも表れるものです。せっかくならば、焦りながらセックスをするよりも、スローセックスを1回だけしたほうが、お互い満足度は高いでしょう。1回のセックスに、いつもの倍以上は時間をかけるようにしましょう。
挿入時間は、いつもと変わらない程度でいいので、前戯に時間をかけたり、キスやハグの時間を長くして、相手をじらしてみることで感度を高めましょう。じらすことは、相手を興奮させるきっかけになるので、是非取り入れてみてください。
何回でも楽しめるように、してほしいことを伝える
セックスの満足度が低いということは、お互いセックスに対して不満を言えていないという証拠。日本人は、もっと「ここを触ってほしい」「もっと優しく触ってほしい」などと自分の気持ちを言えない人が多いようです。結果的に、言えないまま、満足のいかないセックスを続けてしまっているのです。
満足のいかないセックスを続けていれば、セックスが楽しくない…と感じるようになってしまいます。最初は恥ずかしいかもしれませんが、自分がどうしてほしいかをパートナーに伝えるようにしましょう。
きちんと気持ちや感情を込める
日本人は、世界の人々に比べると愛情表現が苦手な傾向があります。確かに欧米の人はハグやキスをとても気軽にするものです。それを真似しようというわけではありませんが、きちんと、「好き」という気持ちを相手に伝えることが大切なのではないでしょうか。
セックスしている時にも、相手の目をしっかり見つめて「好き」と伝えたり、セックスに感情を込めることが重要です。
マンネリ解消!セックスを盛り上げる方法5選
色々なプレイを試してみる
何回セックスをしても、いつもと同じ流れになると、特に刺激的なことがないので、気持ちが盛り上がらないもの。色々なプレイを試すことは、それだけでも刺激的ですし、お互いの気持ちも盛り上がることでしょう。何回もセックスをしているけれど、いつもパターンが一緒となると、人はどうしても飽きてしまいます。
例えば、拘束してソフトなSMプレイを取り入れてみたり、言葉責めをしてみたり、時には女性が積極的になってみたりと、小さなことでもいいので、新しいプレイを取り入れてみましょう。
体を温め満足度アップ
一緒にお風呂に入って、体をしっかり温めてからセックスをすると、血行がよくなることで、感度がアップすると言われています。そのままお風呂でセックスをするのでもいいでしょう。お風呂でするということは、いつもとは違った体位でするきっかけを作りやすいので、自然と刺激的なセックスになります。
浴槽のお湯の温度は、いつもよりも少しぬるめにしておかないと、のぼせてしまうので注意して下さいね。
アロマやキャンドルでムード作り
同じ相手と何回もセックスしていると、だんだんムードを感じられなくなってしまうもの。ムードを作ることはマンネリ化を防ぐにあたって、とても大切なことです。まずは、寝室をアロマでいい香りにしてみたり、キャンドルでムードを作ってみましょう。それだけで、いつもの寝室とは違った雰囲気になり、お互いの気持ちも盛り上がります。
アロマの香りは、リラックスを促し、気持ちを高めます。手軽にできるので取り入れてみ見て下さいね。
セクシーな下着を着けてみる
付き合って暫く経った時や、夫婦として長年一緒に過ごしていると、下着に気を使うことがほとんどなくなってしまい、セクシーな下着より、着心地の良さを優先させてしまう人が多いもの。ですが、マンネリ化を防ぐためには、時には大胆でセクシーな下着を着けることが大切です。
そんな些細なことが、男性のエッチしたいという気持ちにスイッチを入れるもの。昔は何回もセックスしていたのに、最近してくれない…と感じた時には、いつもとは違うセクシーな下着を着けてみましょう。
何回かに1回は大人のおもちゃを使ってみる
マンネリ化を防ぐためにおすすめなのが、大人のおもちゃを使うことです。大人のおもちゃに抵抗を感じている人は少なくありません。しかし、大人のおもちゃを取り入れるだけで、とても刺激的なセックスになるでしょう。最近では、ネットで購入することもできるので、まずは試してみることをおすすめします。
とはいえ、毎回大人のおもちゃを使っていると、刺激が薄れてきてしまうので、何回かに1回のペースで使ってメリハリをつけたいところです。
セックスは何回するかよりも、質が大切!
結局、セックスを何回するのかよりも、1回1回の質が重要なのではないでしょうか。1回でお互いが満足できるかどうかがポイントなので、何回するのかにこだわりすぎる必要はないのではないでしょう。
そして何より、相手にどうしてほしいのか、恥ずかしがらずに気持ちを伝えあうことが、セックスの満足度を高めるのです。お互い信頼し合っているのであれば、じっくり話し合うこともきっとできるはず。しっかり愛情を持って、好きという気持ちを伝え合い、2人の絆を深めていきましょう!
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