マゾとサドの意味とは?
今回は、マゾとサドという言葉について、本来の意味から、広義で使われるようになった性格的な意味までを、詳しく解説していきます。
マゾ(M)とは?
マゾ(M)とは「マゾヒズム」の省略語です。相手に虐げられたり、痛みを与えられたりすることによって快感を覚える性的嗜好を指しています。また、その嗜好のことをマゾヒズムというのに対して、マゾヒズムを好む人のことを「マゾヒスト」と呼びます。
マゾ(M)とは、性的嗜好のことを指す専門用語ですが、今では心理傾向、および性格を表す言葉として、広義に使われるようになりました。性格的にいうと、相手に精神的に依存しがちで、人にいじられることを好む人がマゾ(M)ということになります。
サド(S)とは?
サド(S)とは、マゾ(M)の反対で、相手を虐げることを好む性的嗜好のことを指します。相手を心理的に追い詰めたり、身体的に痛みを与えたりすることで、性的に興奮するのがサド(S)です。また、サド(S)の嗜好を持つ人のことを「サディスト」と呼びます。
サド(S)もマゾ(M)と同じく、心理や性格を表す言葉としても定着しています。性格的にいうとサド(S)の人は、相手の上位に立つことで自分の承認欲求を満たす傾向があります。反対に、コンプレックスを指摘されたり、人にからかわれたりすることに免疫がなく、メンタルが弱い一面があるのも特徴的です。
もちろんどちらでもない人もいる
性格診断などで、SかMかというチェックテストをよく目にすることがあります。しかし、全員がマゾかサドに当てはまるわけではありません。もちろん、完全に分かれる真性マゾや真性サドもいるのですが、ボーダーラインの人や、サドとマゾ両方の面を持ち合わせている人もいます。
もちろん、どちらでもないという人もいますから、サド(S)かマゾ(M)かのどちらかに、全員を分けることはできません。サドかマゾかは、性的嗜好や性格の一つの特徴にすぎないので、無理にどちらかに当てはめなくても大丈夫です。
マゾな人の特徴
相手に尽くしたがる
「私は彼氏に尽くしたいタイプ。尽くすのが好きっていうより、たぶん尽くしてる自分が好きなんだと思う。でも尽くしてるのに男運だけはないんですよね…」(22歳/女性/大学生)
マゾの人の大きな特徴は、相手に尽くしたがること。相手からなんの見返りがなくても、ただただ尽くしてしまいます。まさに「無償の愛」ですね。
なにも報われないのに尽くしてしまう自分が好き…という自虐的な性格こそが、マゾの特徴。マゾの人は、「報われなくても、私頑張ってる!」という感覚を好むようです。そのため報われない恋にハマる人も多く、ダメ男にひっかかりやすいという残念な特徴もあります。
自己主張せず引っ張ってもらいたい
「私は自分の意見を言うのが苦手なので、なんでもパッパと決めてくれる人がいると、すごく楽です」(27歳/女性/会社員)
自己主張せず、引っ張ってもらいたいというのも、マゾの人の特徴です。マゾの人は基本的に相手にリードしてほしいタイプ。あまり自己主張をしないうえ、リードされることに慣れているので、自分で決断することが苦手です。
例えば「今日何食べたい?」と聞かれて「なんでもいいよ」と答えるのがマゾの人。さらに「今日は決めてね」と言われると、激しく悩んでしまう優柔不断なところがあります。マゾの人は主導権を握るのがとにかく苦手なので、相手のペースに合わせる方が楽なのです。
いじられるのが好き
「私はあんまり自分から喋る方じゃないので、人にいじられると嬉しくなります。求められてる気がするんですよね」(23歳/女性/会社員)
性格がマゾの人は、人にいじられることを好みます。マゾの人は基本的に受け身ですから、積極的に人に話しかけたりしないでしょう。そのため、人からからかわれると、コミュニケーションが取れている気分がして嬉しくなるのです。いじられていると、その人にかわいがってもらっているような気分になるのですね。
責任のあるポジションが苦手
「新人のころは、ついていくだけだったので楽だったんですけど、プロジェクトを任されるようになると、ストレスしかないです。指示するより指示されるほうがよっぽど楽!上司にずっと頼っていたい…」(31歳/女性/会社員)
マゾの人は優柔不断で、誰かに甘えたり頼ったりするのが得意。一方で、責任あるポジションを任されたり、決断を迫られたりすると、委縮してしまいます。どちらかというと、上司などの主導権を握ってくれる人がいて、その下で支えるように仕事をする縁の下の力持ちが性に合っているのです。
マゾの反対「サド」な人の特徴
人が困っている姿を見るのが好き
「人の困ってる顔を見るのが好きです。性格悪いですよね。でも焦ってるから面白くて、ついいじりたくなります」(28歳/男性/営業)
サドの人の大きな特徴として、人が困っている姿を見るのが好きだという点があります。例えば、人が忘れ物をして焦っている姿を見てニヤニヤと楽しそうにしているなど、とにかく人が困っているが楽しいのです。
自分が困っているときは人からフォローされたいくせに、他人の困っている姿は三度の飯よりも好き!というのが、サドの傾向。また、フォローするどころか、困っている人に「お前が悪い」などと追い打ちをかけるという特徴もあります。
自分に自信がある
「なんでも自分で決めるタイプ。私に任せてほしいし、頼られるのが好きですね」(31歳/女性/販売)
自信たっぷりで、なんでも自分でサッサと決めていくのが得意なのがサドの特徴。これは優柔不断なマゾの性格と正反対ですね。また、自分の決断に迷いがないだけでなく、その決断が間違っていたとしても、自分のせいだとは思わないところもあります。
サドの人は自信があるので、リーダーシップをとるのがとても上手ですが、他人のミスには寛容になれません。そのため「ほら言わんこっちゃない!」とばかりに横柄な態度を取って、知らずに人を傷つけることもあるでしょう。
プライドが高い
「プライドが高いので、人になにか言われるとイラっとします。お前が言うな!みたいな」(26歳/男性/販売)
プライドがとても高い点も、サドによくみられる特徴です。普段、人の揚げ足取りをしているので、反対に人から揚げ足を取られると、イライラしてしまいます。プライドが高いので、人から批判されることが耐えられないのです。
また、サドな人は、プライドが高いため謝ることがとても苦手。謝らないといけない場面でふてくされてしまったり、自分は関係ないとばかりに、そっぽを向いてしまったりするでしょう。
笑いながらの毒舌
「サドな人って、笑いながら毒を吐いていきますよね。聞いててハラハラするんですけど、本人は全く意に介さない感じが、ドSだなって思います」(27歳/女性/営業事務)
サドな人には口が悪い人が多いのですが、それは自分に自信があり、人のことを少々見下すところがあるからです。しかも上から目線で、笑いながら毒を吐きます。心底自分の口の悪さを楽しんでいるような、その様子はまさにサド!
本人に悪口を聞かれてもあまり気にしないので、所かまわず毒を吐きます。そのせいで、周りの人の方がハラハラすることもよくあるでしょう。
メンタルが弱い
「超ドSな同僚がいるんですけど、意外とメンタルが弱いんですよね。自分がいつもバカにしてた人が先に昇進したときは、ショックで会社を辞めそうな勢いでした」(32歳/男性/会社員)
自信家で主導権を握りたがる強い性格の持ち主、というのがサドのイメージですが、実はメンタルが強いのはマゾの方です。マゾの人は、虐げられてもそこに快楽を見つけられるので、実は最強のメンタルの持ち主といえます。
一方サドの人は、いつも「攻め」の立場なので、いざ劣勢になると今までの自信がなし崩しになり、簡単に挫折してしまうのです。
あなたはマゾ?サド?マゾサド診断!
あなたのマゾ度をチェックしよう
今からあなたのマゾ度をチェックしていきます。10個の項目があるので、それぞれ〇か×かで答えてください。〇の数が0~3個ならマゾ度20%、4~6個ならマゾ度60%、〇が7個以上ならマゾ度90%のドMです。では、診断開始です!
(1)いじられるのが好き
(2)優柔不断
(3)八方美人
(4)流されやすい
(5)すぐに謝ってしまう
(6)自分を追い込むのが好き
(7)嫌なことでも頼まれると断れない
(8)恋人に尽くすタイプ
(9)注射が好き
(10)好みの人に叱られるとゾクゾクする
あなたはいくつ〇がつきましたか?特に(9)(10)はマゾ度が高いので、〇が少ない人でも(9)(10)に〇がついている人はマゾの可能性が高いといえます。
あなたのサド度をチェックしよう
今度は逆に、サド度をチェックしてみましょう。同じように10個の項目がありますから、それぞれ〇か×かで答えてください。〇の数が多いほど、あなたのサド度は高いということになります。それでは、あなたのサド度を診断していきましょう。
(1)つい人の揚げ足をとってしまう
(2)デートプランは自分で決めたい
(3)天然系の子が好き
(4)リーダーシップを取りたい
(5)目立ちたがり
(6)プライドが高い
(7)ダメ出しすることが多い
(8)基本、タメ口
(9)自分の意見をハッキリ言う
(10)批判されるとイラっとする
いかがでしたか?マゾ診断と同じように、〇の数が0~3個ならサド度20%、4~6個ならサド度60%、〇が7個以上ならサド度90%のドSです。〇が多い方がサド傾向が強いので、今までSだと気づいていなかった人も、これで自覚できたのではないでしょうか?
マゾな人の見分け方とは?
あなたの周りにいる人がマゾかサドか分かっておくと、それぞれ接し方が変わってくるので、人間関係を円滑にすることができますよ。
怒られた時にすぐ謝るかどうか
「怒られてすぐ謝る人はドMだと思う。プライドが高い人は簡単に謝らないから」(26歳/女性/営業)
怒られた時、何も考えずにすぐ謝る人は、マゾの可能性が高いです。そもそもサドっ気の強い人はプライドが高く、他人に批判されるだけでカチンとくるもの。当然、怒られたり注意されたりしても、自分の意見が強すぎて簡単には謝りません。
しかし、マゾの人は自分の意見よりも他人の意見を聞く傾向があるので、たとえ怒られた理由が分からなくても、とにかくすぐに謝ってしまうのです。
褒められた時に謙虚にお礼をするかどうか
「褒められたときに、ありがとうございます!って素直に喜んでる人は、マゾっ気があるなと思います。ヨシヨシしたくなるし、調教しがいがありそう」(32歳/男性/経営)
褒められたときに「ありがとうございます」とお礼を言うのは当然かもしれません。しかし、周りを観察すると、お礼を言うのが苦手な人もいますよね。サドの人はプライドが高く、自信過剰気味なので、褒められても「当然」といった様子で、謙虚さはありません。
マゾの人の特徴は、このようなときの謙虚な姿勢にあります。「そんなことないですよ」「とんでもないです」などお礼の前に謙遜があれば、マゾ傾向が高いということになります。
自分を追い込んでいるか
「いっぱいいっぱい仕事を抱えてる時って、きついんですけど妙に興奮するんです。自分のだけじゃなくて人の仕事も頼まれたりして、もう無理!とか思いながらもやってる自分が好きなんですよね」(26歳/女性/看護師)
マゾの人は、自分を追い込むことがとても好きです。残業しても追いつかないくらいに仕事を抱え込んでしまうと、心理的に追い詰められて、普通は手伝ってもらえないかと誰かに頼んだり、人に相談したりするものです。
しかし、マゾの人はむしろそんな状態が好きです。「こんなにやってる!」と追い込むことが快感なのです。また、仕事が溜まっているにもかかわらず、人の仕事まで頼まれてしまうのもマゾならではです。
ダメ男に惹かれるかどうか
「ほんっとに男運がないんです。付き合う人はダメ男ばっかり。友達は私が悪いっていうんですけど、どうしてなんでしょう?」(25歳/女性/販売)
マゾの人は、ダメ男に惹かれがちです。この女性は自分では気づいていないようですが、完全にマゾっ気がありますよね。マゾの女性がダメな男に惹かれるのは、パートナーの言うことをなんでも聞いてしまうせい。反論しないので、相手はすぐに調子に乗ってしまうし、「何をしても大丈夫」と相手に誤解されてしまいます。
これがサドの人なら、理にかなわないことをパートナーが言った時点で怒ってしまいます。ダメ男はサドの女性に近寄らないか、もしくはサドの人から矯正されてしまうでしょう。
マゾ・サドの相性とは?
マゾ&マゾ
「私ってかなりのドMだと思うんですけど、彼氏もマゾっ気が強くて…。喧嘩にはならないんですけど、モヤモヤがずっと続いてる感じ。ちゃんと言ってよ!ってイライラします」(26歳/女性/販売)
マゾとマゾのカップルだと、自分の意見をお互いハッキリ言わないので、相手の言いたいことがわからずイライラしてしまうでしょう。ただ、イライラしたとしても、そのイライラを相手にぶつけることもしないので、喧嘩にはなりません。また、合わないな…と思っても、マゾの性格では別れる決断も苦手なので、フェードアウトしがちな相性です。
サド&サド
「彼女は気が強くて、僕も気が強いのでよくぶつかるんですけど、突っかかられるのも結構新鮮。従順な彼女より刺激があって好きですね」(31歳/男性/総合職)
マゾとマゾの相性が悪いのであれば、サドとサドの相性も悪いのでは?と思いがちですが、サドとサドの相性は最高に良いか、全く合わないかのどちらか。
サドの人は気が強いので、普段あまり逆らわれることがありません。そのため、同じく気の強い人に出会うと刺激的に感じ、「この人なら服従してもいいかな」と思ったり、「この強い人を服従させたい」と思ったりします。それが魅力になるのですね。
ただし、サドとサドでは意見がぶつかりすぎて、全くソリが合わないということもあります。
マゾ&サド
「私はマゾなので、ぐいぐい引っ張っていってくれるタイプじゃないと無理です。だからドSな男性じゃないと付き合えない」(23歳/女性/アルバイト)
マゾとサドの相性は、安定して良好です。性格が違う方がお互いに惹かれやすいと言いますが、マゾとサドの相性はまさにそれ。足りないところを相手が補ってくれるので、とても安定した関係になります。
ただ、マゾとサドの関係は、うっかりするとモラハラやDVのような支配と服従だけの歪んだ関係にもなりやすいので、そこは注意しなければいけません。
マゾな相手とのおススメセックスとは
焦らしプレイが好き
「マゾっ気が強い私は、焦らされるのが大好き。耳元で『まだダメだよ』とか命令されるとヤバイです」(22歳/女性/大学生)
マゾの人は焦らしプレイが好きです。好き勝手に快楽をむさぼるよりも、セックスでもパートナーに主導権を握られるのが好きなので、自分の快楽が相手の手中にあるという感覚がたまらないのです。
過激なプレイも喜ぶ
「マゾっていう自覚はあるんですが、彼には言えてなくて…。でも拘束プレイとか妄想するとゾクゾクします。一度誰かに縛られてみたい!」(24歳/女性/販売)
心理的に相手に支配されている状態を好むのがマゾの傾向です。セックスでもその嗜好が強く、完全にパートナーにリードしてもらうほうが、快感を得やすいのです。そして拘束プレイは、パートナーに主導権を渡す究極のプレイ。
身体的に自由がきかない状態に置かれ、心理的にも身体的にも支配されることで、より興奮を覚えるのです。
完全にコントロールされたい
「僕は彼女に完全に主導権を握って欲しいんです。デートの時はそうでもないんですが、セックスの時は支配されたい。感じ方まで全部、彼女の言うとおりにしたいです」(31歳/男性/会社員)
マゾの人は、セックスのときの主導権を完全にパートナーにゆだねたいと思っています。自分の欲求も快感も、すべてパートナーの匙加減次第。自分ではどうしようもできない無力な状態が、最高に興奮してしまうシチュエーションなのです。
マゾの人とセックスするときは、服を脱ぐ段階から一つ一つ指示していくと、興奮度が高まり、感度が良くなります。
恥ずかしいことも好き
「恥ずかしいことを彼氏に言われると、ゾクゾクするんですよね。恥ずかしいポーズを取らされたり、一人エッチするとこ見せてとか言われたり。普段恥ずかしくてできないようなことを優しく命令されると、なんでもしちゃう」(23歳/女性/学生)
パートナーに命令されるのが好きなのもマゾの特徴です。特に、普通なら恥ずかしくてできないようなことを命令されると、性的興奮につながります。マゾの人には、嫌がりつつも嬉しくなるという性格的な傾向があるので、この点を突くのがおすすめ。
マゾなパートナーの様子を見ながら、恥ずかしいけどギリギリできるだろうと思うところを狙うと、すごく興奮してくれるはずです。
目隠しに興奮
「セックス中、目隠しされるのが好き。その状態で、脚を広げてとか命令されるとさらにいい!」(23歳/女性/アルバイト)
目隠しプレイはマゾの人の大好物。目隠しをすると五感のうちの一つが失われるので、その分他の感覚が鋭くなります。また、何をされるか分からないという不安感も、マゾの人にとっては興奮ポイントです。
目隠しをしていて何が行われるのか分からない状態だと、パートナーにすべてを委ねないといけないという点も、マゾの人にとってはたまらないポイント。しかも痛みを伴わないので、SMプレイの入門編としてもおすすめです。
マゾな相手を満足させるコツとは
マゾは相手に自分を委ねて快楽を得ればよいのですが、パートナーは考えながら相手に快楽を与えないといけないので、考えなしにはできません。では、どうすればマゾな相手を満足させられるのか、コツを紹介しましょう。
最初は丁寧に優しく接する
「彼と出会った時、すごく優しくていい人だったんです。でも仲良くなるにつれて結構ドS感が出てきて、アリ地獄化。沼にハマって出られません!」(21歳/女性/大学生)
最初はどんな相手でもそうですが、優しく丁寧に接しましょう。最初からドS全開で行くと、気が弱いドMなら委縮してしまって近寄れないかもしれません。マゾの人と仲良くするには、最初は優しく丁寧に接することがコツです。
仲良くなってきたところで、この人マゾっぽいなと思ったら、徐々にあなたのサドな一面を開放していきましょう。
叱ったあと優しく褒める
「彼がドSなので、よく怒られるんです。怒られた時はシュンとしてすごく反省するんですけど、そのあとすごく優しいんですよね。このギャップにやられるんです」(26歳/女性/販売)
マゾの人は、強いパートナーにリーダーシップをとられるのが好きです。相手がサドなら、マゾの人を叱ることもあるでしょう。それが愛のあるお叱りであれば、マゾの人には大歓迎されます。
もちろん叱られると落ち込んでしまうのですが、そのあと優しくフォローすると、マゾの人の多くはもう天にも昇る気持ちになってしまうでしょう。フォローもなく叱られてばかりいたら、さすがにマゾの人だってメンタルがやられてしまいます。しかし叱られた後で優しく褒められると、そのギャップに中毒性を感じてしまうのです。
課題を与える
「僕の彼女は女王様タイプ。これやって、あれやってと結構ワガママなんですけど、彼女に言われたことを宿題みたいにやるのが、けっこう快感で…」(23歳/男性/学生)
少しワガママになることが、マゾの人と付き合うコツです。マゾの人はとにかく自分で動くことが苦手なので、相手に何か言われるほうが気が楽。たとえそれがワガママであっても、です。
会う前に、「〇〇が欲しいから探しておいて」とか「美味しいレストランを探しておいて」など、課題を与えてみましょう。自分で決断できないマゾの人でも、課題として与えられると一生懸命応えようとします。このとき、漠然とした課題ではなく、条件や種類などが具体的であればなお良しです。
難易度の低い命令から始める
「今の彼は真正のサドです。でも私のことを考えて、最初は簡単な命令から様子を見ながら調教してくれたのが良かったです。やっぱり、いきなり高度な命令だとマゾでも引きます」(28歳/女性/会社員)
「マゾ」と一口にいいますが、マゾの人にもそれぞれ好みがあります。ソフトなプレイが好きな人もいれば、ハードなプレイが好きな人もいます。また、心理的な支配が好き、身体的な支配が好き、などの好みもあります。
まずは自分の好みを押し付けるのではなく、マゾのパートナーの様子を見ることが大切。そのためにも、簡単な命令から始めることがコツです。
マゾな性格を理解しよう!
マゾかサドか、自分がどちらのタイプなのかが分かると、セックスの相性だけでなく人間関係にも活用できるので、とても便利です。例えば、上司と部下の関係、友人関係、恋人関係にも応用できますよね。
また、マゾかサドか理解しておくと、自分の恋愛傾向も分かってくるので、恋人を探すときにもとても役に立たちます。自分の性格や嗜好を理解しておくことは、恋人関係を良好に保つためにも必要なこと。自分やパートナーがどちらなのか分かっておくと、ストレスなく、長く良いお付き合いができるはずです。
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