嫉妬させる女は男性にとってどうなの?
相手のことが好きだからこその嫉妬。「たまには嫉妬してほしいな」と考える女性は少なくありません。しかし嫉妬させる女性は、男性にとってはちょっと面倒くさい存在かも。
今回は、嫉妬させる女性に対する男性の本音や、上手に嫉妬させるテクニックについてご紹介します!
そもそも男性と女性の嫉妬に対する考えは違う
嫉妬とは、愛している人の愛情が他のものに向くことを憎んだり恨んだりする感情です。嫉妬は人を動かすエネルギーになることもありますが、基本的には負の感情だということを覚えておきましょう。
そして、女性は「人を動かすエネルギー」というメリットを重視しがちですが、男性にとっては「負の感情である」という認識が強くあります。
「嫉妬させる面倒くさい女」だと思われないために、男性と女性の間にある「嫉妬」に対する考え方の違いについて、もう少し詳しく見ていきましょう。
女性にとって嫉妬は恋のスパイス
女性にとって、嫉妬は人を動かすエネルギーです。
彼がほかの女性と仲良くしていたらちょっと凹んでしまいますが、「私は嫉妬するほど彼のことを愛しているんだ」と再認識するきっかけになります。そして、彼に自分のことをもっと好きになってもらうために努力するきっかけになることも。
「嫉妬は負の感情である」と先述しましたが、女性は嫉妬が生み出した負の感情を相手の女性に向ける傾向にあります。彼のことは許せちゃうので、嫉妬は恋をさらに燃え上がらせるスパイスになるんです。
男性にとって嫉妬は面倒くさいもの
一方の男性は、嫉妬によって彼女への恋心が冷めてしまうことも。彼女が他の男性と仲良くしている姿を見て「どうでもいいや」と思ってしまうんだそうです。
そもそも男性は独占欲や支配欲が強い生き物だと言われています。彼女にとって、自分がナンバーワンでありオンリーワンであることを願っているんです。さらに言うと、他の男性と仲良くするような女性は信頼できないというのが男性の本音です。
男性にとって嫉妬はこれほど面倒くさい負の感情なんです。嫉妬をさせる女性自体が、男性にとって面倒くさい存在になってしまうのも仕方ないですね。
嫉妬させる女は逆効果?男性を嫉妬させるデメリット
そこで、実際に「嫉妬によって恋人との関係がギクシャクしたことがある」という男女の体験談を集めました。
彼氏の好きな気持ちが冷める
「私ばっかり彼のことが好きな気がして、嫉妬させるためにあの手この手を試してみました。結果、『俺がいるのに他の男と仲良くしてる女は信用できない』とフラれてしまいました…」(27歳/女性/会社員)
嫉妬させるために他の男性と仲良くしていることをアピールしたり、嬉々として誰かから告白されたなんて報告をするのは逆効果なのでご注意ください。男性は、そんな女性のことを尻軽な女性だと思ってしまうかもしれません。
当然、尻軽な女性と付き合い続けたいと思う男性はいませんよね。嫉妬させることで、あなたの評価を下げることになります。最終的には別れるしかない状態に追い込まれる可能性も。
嫉妬させられることで面倒な女という印象に
「嫉妬させる女性って本当に面倒くさい。付き合うからには信頼感が大事なのに、不快になるようなことをわざわざ言う意味が分からないです。他の部分がどれだけ最高で魅力的でも、嫉妬させるような女性は無理です」(23歳/男性/研究職)
女性にとっては「嫉妬は彼氏の愛情を感じることができるもの」。一方、男性にとっては「女性が信頼できなくなるもの」。女性にとっては、彼氏の気持ちを試す一時的な駆け引きかもしれませんが、男性はその後ずっと引きずってしまう可能性があるのです。
「男の影を心配しながら付き合うのはしんどい」と彼氏が思うのも無理がありませんよね。嫉妬させる女性のことを、男性は「面倒な女」と評価するんです。
彼氏をイライラさせる
「仲がいい男友達から告白されたと彼氏に伝えて喧嘩になってしまったことがあります。彼曰く『それを俺に伝えてどうしたいの?向こうと付き合うつもりなの?』と…」(21歳/女性/学生)
嫉妬させることで彼をイライラさせる可能性がある点も注意するべきポイントです。この女性のように喧嘩に発展することもあれば、最悪の場合、別れのきっかけになってしまうことも。
また、嫉妬させるということは「私を自分のものにしておきたかったら頑張りなさい」という挑発だと感じる男性もいるんだとか。彼がどんな風に解釈するかわからないものの、イライラさせてしまう可能性は高いと言えるでしょう。
自分が束縛されるようになる
「男友達から好意的に思われているとカミングアウトしたら彼が激怒。『彼氏がいると分かってる女に手を出すなんてありえない』と憤慨し、束縛がひどくなりました」(25歳/女性/公務員)
破局という最悪のケースは逃れたものの、彼との付き合い方が変わってしまったというこの女性。彼女を狙っている男性と会うのを許せないのは当然ですよね。嫉妬させることで彼からの信頼を失ってしまったようです。
嫉妬させる女の心理とは?
嫉妬に対する考え方は男女によって違うとは言いますが、男性にとってはネガティブな印象が強い嫉妬。では、女性はどういうつもりで男性を嫉妬させるのでしょうか?嫉妬させる女性の心理を覗いてみましょう!
嫉妬した彼氏がみたい
「たまには嫉妬してムッとした表情の彼を見てみたいんです。母性本能をくすぐられます」(25歳/女性/会社員)
たまにしか見せない拗ねたような彼氏の表情や態度は、母性本能をくすぐられるポイントの1つです。特に普段彼女に甘えたりしない彼が拗ねている姿は、ギャップも感じて尚更キュンキュンしてしまう、という意見に納得の女性も多いのでは?
また、甘えた姿や拗ねたような態度を見ることができるのは、彼女の特権ともいえます。彼女特権を味わうことができるというのも、女性が嫉妬させることにメリットがあると考えるポイントです。
愛情を確認したい
「彼氏は物静かだから感情が読みづらくて、私に対する愛情表現もしてくれない人です。嫉妬させることで、彼が私のことを好きかどうか試してみたいです」(31歳/女性/販売業)
彼が愛情表現をしてくれないと、女性は不安になってしまいますよね。嫉妬させることで彼の愛情を確かめたい、と考えている女性も少なくありません。
しかし、愛情表現には個人差があります。「本当に彼から愛されているのか自信がない」という女性の気持ちは誰もが共感できるものですが、彼なりに精一杯の愛情を示してくれている可能性もあるんですよ。
もっと構ってほしい
「彼のことが好きすぎて、もっと構ってほしいんです。駆け引きをしたい。自分でも間違ってるとは分かってるんですが、安定した関係を築いてしまうとあんまり構ってくれなくなってしまう気がして…」(19歳/女性/販売業)
彼のことが好きすぎて嫉妬させたいというケースも。色々なことを深く考えすぎて、少し愛情が歪んでしまっている可能性があります。
恋愛は本来楽しいものであるはずです。しかし、愛情が歪んでしまっては恋愛が疲れるものに変わってしまいます。
「彼のことが好きすぎて構ってほしいから嫉妬させる」という意見に共感ができる女性は、既に少し疲れてしまっているかもしれません。落ち着いて考えてモヤモヤした気持ちを晴らすことで、嫉妬させずに今より素敵な関係を彼と築くことができたら、それが一番いいのですが…。
ほどよく束縛させるため
「過度な束縛は嫌だけど、ちょっとは束縛してほしいと思います。あんまり放置してると他の男のところに行っちゃうんだからね!」(24歳/女性/学生)
少しくらい束縛されたいという女性へ質問です。あなたの彼は、あなたが男性も含む飲み会へ参加することをまったく気に留めない人ではありませんか?あるいは、他の男性と連絡を取ることに対して何も文句を言わない人ではありませんか?
束縛されている女性にとっては贅沢な悩みですが、あまりにも彼が放任主義だと物足りなさを感じてしまうという女性は少なくありません。
例えば、携帯をチェックされたり、女友達との外出も毎回報告しなくてはいけないほど束縛されたら、疲れてしまいますよね。しかし、「男友達もいる飲み会なんでしょ?ハメを外し過ぎるなよー」と冗談交じりで言われる程度の束縛なら、嬉しいと思う女性もいるんです。
女性が嫉妬させたいときの上手なテクニック
男性の考え方も女性の考え方も、決して間違った解釈ではありません。つまり、上手に嫉妬させることで男性にとっても嫉妬がポジティブなものに変わる可能性があるのです。
そこで、彼に嫉妬してほしい女性のために、上手に嫉妬させるテクニックをご紹介します。
会う相手や性別を教えない
上手に嫉妬させるテクニックの1つに、「会う相手の具体的な情報を伝えない」というものがあります。具体的なやり方は、本当は女友達と会うのに「あなたの知らない人だよ」とごまかすというものです。
ただし、このテクニックには2つの注意点があります。1つ目は、嘘をついてはいけないということ。ごまかしきれない場合は素直に相手のことを教えてあげましょう。
そして2つ目は、頻繁に使ってはいけないということです。頻繁にごまかされると、嫉妬では済まなくなってしまいます。やりすぎてしまうことで浮気の疑いをかけられたり、喧嘩にまで発展するのは避けたいところです。
少しだけ元彼の話をする
男性にとって「最も彼女から聞きたくない話題」の1位は、元彼の話だという人も多いようです。そのため、彼が元彼の話を絶対に聞きたくないタイプの男性であれば、この方法はやめておきましょう。
多少の元彼話を聞いてくれるような男性であれば、何気ない会話にさらっと元彼の存在を匂わせるのはとても効果的です。元彼との思い出を延々と話すのではなく、「前に元彼から聞いたんだけど…」のように軽く伝えるようにしましょう。
あえて連絡をしない
あえて連絡をしないという手段もあります。このやり方は、比較的あれこれ考えて駆け引きをする必要がないところや、彼に「勝手に嫉妬している」と思わせやすいところがおすすめです。
いつもマメに連絡をしているカップルほど効果的で、急に連絡が来なくなることで彼が不安な気持ちになることは間違いナシ。その不安が「もしかして他の男性と遊んでいるかも」という嫉妬に繋がるんです。
褒められたアピールをする
告白やナンパの報告を嫌う男性は多いので、告白アピールはハードルがちょっと高いかも。しかし、褒められて嬉しかったという伝え方であればどうでしょうか?
例えば「同窓会で可愛いって言われて嬉しかった。もっと可愛くなれるように頑張るね」などの言い方をされたら、彼女にはまったく悪気がないように見えます。一方で、相手の男性に対する嫉妬心は生まれてくるでしょう。
彼女を責めることができない内容であるほど、嫉妬させるのに効果的でありながら喧嘩になりにくいのでおすすめですよ。
他の男性を褒める
逆に、誰かを褒めてみるのもテクニックの1つです。恋愛感情ではないにしても、あなたの好意が他の男性にも向けられていると知ったら、彼は穏やかな気持ちではいられなくなって嫉妬すること間違いナシです。
ただし、このテクニックにも注意点があります。それは、彼のダメなところを他の人で補っているかのような褒め方をしてはいけないということです。
例えば、普段から口数が少ない彼に「〇〇君は会話が面白いよね」なんて言ってしまえば、彼のプライドはズタズタになりかねません。彼の人格を否定するような内容にならないように気を付けてくださいね。
完全アウト!嫉妬させる女のNGテクニック
最悪の結末を迎えないためには、危険なやり方は避けるべきです。ここからは、おすすめできない嫉妬させるテクニックについてご紹介します。
他の男性にボディータッチをする
浮気のボーダーラインは人によって違いますが、ボディータッチはアウトだという意見は多いようです。彼がいるのに他の男性にもベタベタするなんて言語道断だ!と考える男性はたくさんいます。
他の男性にボディータッチをしている場面を彼に見られたら、後で怒られる可能性は高いでしょう。しかし、それが嫉妬によるものだとは限りません。彼女のことを軽蔑しているという可能性もあるんです。
尻軽な女性だと思われてしまうのはあなたにとっても不本意なことですよね。嫉妬させるためのボディータッチはやめておきましょう。
彼氏の前で他の男性と親しく話す
ボディータッチほど過激ではなくても、彼女が他の男性と親しげに話す姿も、男性ならできれば見たくないもの。会話の内容次第では上手に嫉妬させることもできるかもしれませんが、彼がイライラしていたら会話が耳に入ってこない可能性もあります。
「彼氏の目の前で他の男性と話す女性の神経が分からない」なんて厳しい声も。確かに、彼の前で他の男性と楽しそうに話すということは、彼氏より他の男性を優先したと思われかねない行動ですよね。
過去の恋愛経験について具体的に語る
先述のとおり、彼女の過去の恋愛事情はあまり聞きたくないもの。楽しかった思い出も辛かった思い出も、できれば心の中にしまっておいてほしい、というのが男性の本音です。
「男は最初の男になりたがる。女は最後の女になりたがる」というフレーズを聞いたことはありませんか?自分が最初の男であることにこだわりを持つ男性もいるほどなので、具体的な元彼の話はタブーだと覚えておいてください。過去の恋愛経験を聞いて彼氏のプライドがボロボロになってしまうことも。
「好き」と言わなくなる
不安で仕方なくなるようなやり方は、彼が可哀想です。嫉妬させるためだからといって、急に冷たくしたり愛情表現を一切しなくなるのはやめておきましょう。彼はモヤモヤした気持ちになるかもしれませんが、それは嫉妬心ではありません。
上手なテクニックは、悪気がないように見えるさり気ないものばかりです。彼女の気持ちが離れてしまったと勘違いした男性は、嫉妬状態になるのではなく失恋モードになってしまうかも。
嫉妬させる女になるのは難しい
しかし、間違った過度なやり方を選ばなければ、彼を上手に嫉妬させることも可能です。その際は、あくまで悪気はないと示すことや、絶対に嘘をつかないことなどの注意点に気をつけてくださいね。
さらに、下手に嫉妬させることによって彼を傷つけてしまう可能性もあります。できることなら嫉妬させることなく彼の愛情を感じることが出来たらいいのですが、どうしても嫉妬させたいという女性もいるでしょう。
彼に嫉妬させる機会があれば、この記事を参考にして上手に彼を嫉妬させてくださいね。
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!