「悶々とする」ってどういうこと?
ここでは「悶々とする」という言葉の正しい意味や使い方についてお伝えしていきます。
悶々とするの意味とは
「悶々とする」という言葉は、「大いに悩む」「頭の中が悩みでいっぱいになる」といった意味で使われます。
性的な欲求不満を表す言葉として使われることもありますが、本来は「悩みが深い」という意味の言葉なのです。
悶々とするの類語
先ほどもお伝えした通り、「悶々とする」という言葉は「深い悩みがあって気持ちが沈んでいる」という状態を表すので、類語もそのような意味がある言葉があげられます。
例えば「陰鬱」「沈痛」「暗澹」といった言葉が類語として使用できるでしょう。「暗澹たる気持ち」「沈痛な面持ち」などと用います。大きな悩みを抱えて気持ちが沈んでいる様を表現する言い回しです。
「ムラムラする」と混同しないで
「悶々とする」という表現は、性的な欲求不満を表す言葉として使われることがあります。
しかし、「悶々とする」という言葉の意味は「大いに悩む」なので、本来は性的な欲求不満を表す言葉ではありません。
男性が悶々とする女性の言動《脈なし編》
ここでは、男性が自分に脈なしの女性に言われると悶々とする言葉をご紹介していきます。
「また連絡するね」
「脈なしっぽい女性から『また連絡する』って言われると、連絡が来ない可能性の方が高そうだけど、でも本当に連絡が来るかもしれないし…と悶々としますね。あと、こっちからは連絡するなってこと?とも思うし、いろいろ悩みます」(30代/男性)
「また連絡する」という言葉は、本来なら連絡する意思があるときに使うフレーズです。脈なしと思われる女性から言われたら、男性が本当に連絡が来るかどうか悩むのも無理はありません。
「予定がまだわからなくて」
「次のデートの予定を決めるときに『予定がわからない』って言われたら、『お断り』ってことですかね?けっこう悩みます」(20代/男性)
次の予定を決めたくないので「わからない」と言っているのか、本当に予定が決まっていないのか、判断が難しい状況ですね。どうしてもモヤモヤするときは、少しつっこんで聞いてみても良いでしょう。
「行けたら行くね」
「『行けたら行くね』って言われると、来ないんだろうなと思いつつ、少しだけ期待を抱いてしまいますよね。だからかえって気持ちが沈みます」(20代/男性)
男性にとっては、来るのか来ないのかはっきりしてほしいところでしょう。行きたくないならはっきりと言った方が良いときもあります。
「また今度行こうね」
「行く気がないときって『また今度行こう』とか濁すじゃないですか。濁すぐらいなら『行きたくない』ってはっきり言ってほしいです」(30代/男性)
行く気がないのに「また今度行こうね」と言われるのも面倒なようです。駆け引きなどが苦手ではっきり言ってほしいタイプの男性には、行きたいのか行きたくないのか、はっきり意見を言った方が良いかもしれません。
「〇〇くんって頼りになるね」
「うちの課の女性に『〇〇くんはいつも頼りになるね』って言われるんですけど、これって俺のこと好きなの?ってちょっと気になります」(20代/男性)
男性は「頼りになる」という一言に弱い傾向があります。女性から「頼りになるね」と言われると、「あれ?俺のこと好き?」と思ってしまう男性も少なくありません。誤解されたくない場合は、意味深な言い方をしないようにしましょう。
「〇〇くんのことは好きだよ」
「アプローチしたら『〇〇くんのことは好きなんだけど』と言われたんですが、好きなんだけどなんなの?って思いません?嫌なら嫌って言ってくれたらいいのに」(20代/男性)
曖昧な言い回しが通用しない男性も実は少なくありません。細かいニュアンスをくみ取るのが苦手な男性には、もっと具体的に説明した方がわかってもらえます。
ラブなのかライクなのか、違いを明確にしてはっきりと説明するようにすると、男性を悶々とさせることは少ないです。
男性が悶々とする女性の言動《脈あり編》
ここでは、脈ありの女性に言われて悶々とする言葉をご紹介していきます。
「今日も素敵だね!」
「気になっている女性がよく『今日も素敵だね』とか声をかけてくるんですが、他の男にもそんな言葉を言っているのではないかと悶々とします」(30代/男性)
誰でも好きな相手からは「自分だけ」という特別扱いをされたいものですよね。自分だけに言われている言葉かそうでないかで、女性の気持ちを判断しようとする男性もいます。男性のことを気になっている場合は、他の男性には「頼りになる」などの言葉を言わないようにした方が良いでしょう。
「会いたいよ…」
「『会いたい』って言われると、どういう気持ちで言っているのか気になります。単に寂しいだけなのか、俺のことを好きなのか…」(30代/男性)
女性が男性に「会いたい」という言う時の気持ちは様々です。「会いたい」という言葉の真意がわからないと、悶々としてしまうこともあるでしょう。
「会いたい」という言葉を使えば、だいたい気持ちは伝わるものですが、鈍い男性には「あなたと一緒にいたい」などの言葉も一緒に伝えると、よりはっきり好意が伝わるのではないでしょうか。
「一緒にいたいなあ」
「この前、飲み会の帰りに『もっと一緒にいたいのに』と言われたんですが、これは告白だと思っていいのでしょうか!」(20代/男性)
飲み会の帰りに言われたのであれば、だいたい告白だと思って良いのではないかと思います。でもはっきり言われないと自信が持てない男性なら、「もしかして酔ってるだけかも…」と悶々としてしまうかもしれませんね。
自信が持てないタイプの男性には、「あなたが好きだから一緒にいたいの」ぐらいはっきり伝えたほうが伝わります。
「絶対行こうね!」
「割と強い感じで『絶対行こう』と誘われたんですが、具体的なスケジュールを立てて返信した方が良い案件なのかどうか、悶々とします」(30代/男性)
女性に限らず「絶対行きましょう」というときは、だいたい行く意思があるときです。恋愛感情があるのかどうかは他の状況を見て判断する必要がありますが、具体的な予定を立てても大丈夫でしょう。
「その日は無理だけど別の日は空いてるよ」
「『その日は無理だけど、日曜日なら大丈夫』って連絡が来たんですが、僕は毎週日曜が出勤日なんです。これはわざと行き違いを狙ってるんでしょうか…」(30代/男性)
スケジュールの都合が本当につかないだけかもしれないし、男性に予定があることを知っていて狙ってその日を提案したのかもしれないし、たしかに悶々としてしまいそうです。さらに別の日を提案したら、女性の真意がつかめるかもしれません。
「〇〇は私も好きだから行きたいな」
「『それ興味ある!今度誘ってね』って言われたんですが、本当に誘っていいのか悶々とします。どれぐらい本気で言ってるのか判断が難しいです」(20代/男性)
「誘ってください」というセリフは、社交辞令のひとつとも考えられます。曖昧な表現が苦手な男性の場合、はっきりと本気度を示さないと伝わらないこともあるので気を付けましょう。
男性が悶々とする女性の言動《デート編》
ここでは、男性がデート中に言われると気になってしまう言動について、ご紹介していきます。
一緒にいるのにずっとスマホをいじっている
「せっかくデートしているのに、カフェに入ると向こうはだいたいスマホいじってるんですよね。なんとなく悶々とします」(20代/男性)
デート相手にスマホばかり見られていると、「本当にデート楽しい?」と不安になってしまうものです。通知が気になっても、スマホチェックはデートが終わってからにしましょう。
ボディタッチが多いのにできない日
「デート中やたらベタベタ触ってきたのに、『今日は帰るね』とか言って帰っちゃったんですよね。なんとなく悶々とするし、ムラムラもします」(20代/男性)
デート中に身体を触られると、なんとなくムラムラしてしまうのもわかります。さらに、セックスを期待してたのに結局できないと、女性が何を考えているのかわからなくて悶々としてしまうのでしょう。
セックスできない事情があるなら、その事情も伝えるようにすると、男性をモヤモヤさせずに済みます。
会話が盛り上がらない
「デートはOKしてくれたんですが、会話が全然弾まないんですよね。楽しくないのかな、って心配になってしまいます」(20代/男性)
会話が弾むかどうかは、相性や性格、その日の体調などにもよります。会話が弾まないから楽しくないデートだとも限りませんが、会話を楽しみたい男性にとっては悶々としてしまう原因でもあるでしょう。
緊張してしまって会話ができなかった場合は、デートが終わってからでも「緊張しててうまく話せなかった」と理由を伝えておくと、男性を安心させることができます。
デート中に楽しそうじゃない
「話しかけても返事がそっけないし、何か別のことに気を取られている感じがしました。何を考えているのかわからなくて悶々としますよね」(20代/男性)
デートしているときに相手が他のことを考えている様子だと、不安になるのは当たり前です。気になることは事前に解決しておいた方がデートに集中できます。
どうしても気になってしまうことがあるなら、デートに行く前に片付けておくようにしましょう。
急に機嫌が悪くなる
「何が気に入らないんだか、彼女は急に機嫌が悪くなることがあって、疲れるし悶々とします。機嫌が悪くなる原因を言ってくれたらまだマシなんですが」(20代/男性)
細かいことに気が付くことができない男性は、女性がサインを出しているつもりでも気が付ないことが多いです。そのため、突然機嫌が悪くなったように見えてしまうのでしょう。
早く帰りたがる
「何か予定があるのかわからないけど、早く帰りたがるんですよね。理由を教えてくれないから余計に悶々とします」(20代/男性)
彼氏に言えない事情もあるのかもしれませんが、デートを切り上げてまでする必要がある用事なら、せめて理由ぐらいは伝えておいても良いのではないでしょうか。
悶々とする瞬間【女性編】
ここでは、女性が悶々としてしまう瞬間についてお伝えしていきます。
デートを重ねているのに誘ってもらえないとき
「デートを何回もしているんですが、いつも誘うのは私からなんです。なんとなく悶々とします」(20代/女性)
デートを複数回しているのに、誘うときはいつも女性から。確かになんとなく悶々としてしまうのもわかる気がします。
彼氏がお家デートばかりしたがる
「お家デートも嫌いじゃないんですけど、彼氏が出不精なのでいつもスウェットでお家デートなんですよね。悶々としてしまいます」(20代/女性)
お家デートは確かに楽しいデートですが、いつもお家ばかりというのも何となくつまらない気がしますよね。別の場所でデートしたい!と悶々としてしまうのも無理はないでしょう。
デートプランは全部女性からの提案
「デートに行く場所とか食べる場所とか、いつも私の提案ばかり。たまには彼氏にも決めてほしいなって悶々としちゃいます」(20代/女性)
デートプランを組み立てるのが苦手な男性はたくさんいます。女性にダメ出しされると嫌だという気持ちもあるのかもしれませんが、たまにはデートをリードしてみても良いのではないでしょうか。
一緒にいてもつまらなそう
「私の彼氏は誘えば一応出てくるんですけど、何をやっててもつまらなさそう。そろそろ悶々とするのも飽きてきたし、次の彼氏を探そうかな…」(30代/女性)
デートをするならお互い楽しい方が良いですよね。楽しい時間が過ごせないのなら、いっそ別のパートナーを探すのもありだと思います。
ファミレスやファーストフード
「お金がないのはわかるんですけど、いつもファミレスとかファストフードばっかりで…。たまにはおしゃれなカフェとか行きたい!」(20代/女性)
デートでおしゃれなお店に入るのは、女性の憧れでもあります。たまにはお金を貯めて、おしゃれなお店に連れて行ってあげないと、彼女をさらに悶々させてしまうことでしょう。
お金や手間をかけないデート
「私の彼氏はいわゆる鉄オタなんですが、デートで鉄道がらみの場所ばっかり連れていかれるんです。いい加減、私の行きたいところも連れてってよ!って悶々とします」(30代/女性)
片方の行きたい場所だけにデートに行くというのは、もう片方にとっては確かに悶々としてしまう状況です。どうにか気持ちを伝えてお互いの行きたい場所に行けるようになると良いのですが。
悶々とする気持ちを発散する方法
友達とお喋りする
悶々とした気持ちを発散するには、人に話すというのが有効な方法です。人に話すことで悩みを整理できますし、整理する過程で自分なりの対策方法も思いつくこともあります。
また、話を聞いてくれた相手から適切なアドバイスを得られる場合もあるので、人と話すのが苦痛ではないなら、友達とおしゃべりをしに行くのもおすすめです。
嫌なことばかり考えるのをやめる
嫌なことを考えていると、ずっと悶々とした気持ちになってしまいます。また、マイナスの思考が止まらなくなり、ますます悪い方向に考えてしまうこともあるので注意が必要です。
嫌なことを次々と考えてしまうときは、一旦その場を離れたり、ストレッチをするなどして気持ちを切り替えていきましょう。自由にできる状況なら、楽しいことや自分の好きなことをして気分を上げていくとより効果的です。
直接聞いてみる
自分で考えて悶々としているだけでは、何もわからないこともあります。考えているだけではどうしても解決しない場合は、直接本人に聞いてみるのも良いでしょう。
ただし、無理に聞き出すようなことはしてはいけません。悶々としていることを聞くときは、感情的にならないように、またできるだけ具体的に尋ねるようにしてください。
デートしたくないなら誘わない
デートした相手やデート内容のことで、どうしても悶々としてしまう場合は、その相手とは次のデートの予定を入れないようにしましょう。デートを続けて不快な思いをしそうであれば、次からデートをしないという選択肢もあります。
何となく惰性で付き合っているけど、デートするたびにモヤモヤするなら、一旦お付き合いをお休みしてみてください。
別の人を誘ってみる
悶々としてしまう人と一緒に過ごすよりも、別の人と過ごした方が楽しい時間を過ごせるかもしれません。同じ人とばかりデートやお出かけをしないで、色々な人と時間を過ごしてみてください。
別の視点が得られるかもしれませんし、悶々とした気持ちにならずに済むかもしれません。また、悶々とした気持ちの答えを見つけられる可能性もあります。
楽しいことをする
楽しいことをしていると、嫌なことを考えている暇がありません。どうしても嫌な気持ちが頭から離れない場合は、自分の好きなことをやりましょう。
楽しいことを見つけられない場合は、ストレッチや軽い運動、掃除などでも良いでしょう。軽く体を動かすだけでも、気持ちが晴れて嫌な気分が和らぐ可能性があります。
「悶々とする」とは深く思い悩むという意味
人間関係などで壁にぶつかると、悶々とした気持ちになることはよくあることです。悶々とした気持ちになると、沈んだ気持ちになってしまうものですが、そんなときは気分転換をすることで気持ちをリフレッシュすることができます。
悶々とした気持ちになってしまったら、ひとまず気分転換して、気持ちを切り替えていきましょう!
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