理系女子の特徴と恋愛傾向！男性がリケジョに魅力を感じる理由とは？

共通する特徴がある女性をひとくくりにして、「〇〇系女子」と言うことがよくあります。見た目の雰囲気や彼女達が置かれている状況をヒントに「○○の系統の女子」と分類し、そう呼ぶのです。

その数は把握し切れないほど多く、ゆるふわ系やエロかわ系など、たくさんの「〇〇系女子」が存在します。今回の記事では、その中の「理系女子」について徹底解説していきます。

理系女子とは

今回のテーマである「理系女子」がどんな女性のことを指すのか、ご存知でしょうか。ストレートな意味としては、そのまま「理系の学問を専門的に学んでいる（学んでいた）女子」ということになります。

理系とは、数学や物理などの学問を指しますよね。なんとなく、男子は理系が多くて女子は文系が多いと思っている人もいるでしょう。事実、大学における理系学科の女子在籍数は、男子と比べるとダントツに低い傾向にあるそうです。

ですから「理系女子」とは、多くの文系女子ではないマイノリティ（少数派）な女子、すなわち少し違った面を持つ女子のことを指しているのです。ちなみに、この理系女子を略して「リケジョ」ともいいます。

理系女子に惹かれる男性は多い？

モテる女性像を考えたとき、「ふわふわしていて可愛らしく、女性特有の柔らかさを感じる人」をイメージする人は多いでしょう。

対して、理系女子と聞いて多くの人が思い浮かべるのは、「頭脳明晰で堅そう」という、ゆるふあ系とは正反対のイメージです。つまり理系女子のイメージは、モテる女性とは全く逆のタイプということになります。

しかしながら、理系女子は男性にモテるという声もあります。ふわふわと可愛らしい女の子ばかりが男性に好まれるとは限らないのでしょう。物事に対してはっきりとした考えを持つ女性を好む男性も大勢いるのです。

出典：朝日新聞『大学の学部別学生数の男女比』
https://www.asahi.com/articles/photo/AS20191008000238.html

男女を比較すると、理系に多く見られるのは圧倒的に男性のようです。ではなぜ、理系女子は少ない傾向にあるのでしょう。事実として理解していても、その理由についてはわからない人がほとんどかもしれません。そこでここからは、理系女子が少ない訳について深掘りしていきます。

理系は男性のイメージが強い

理系といえば、男性のイメージが圧倒的に強いですよね。統計で見てもそのことは明らかです。内閣府『男女共同参画白書』（平成29年版）によると、たとえば大学で理学を専攻する女性の割合はおよそ27％、工学は14％で、大学院ともなるともっと低くなります。

ですから実際の生活においても、周りに理系女子が少ないことは納得ができます。なんとなくのイメージではなく、実感として理系の女子があまりいないことから、「理系は男性」と思われやすいのでしょう。

理系より文系が得意な女子が多い

先ほどの統計から、理系科目より文系科目が得意な女子の方が多いことが推測できますが、その理由の一つとして、「子供の頃に受ける影響の違い」が考えられるでしょう。

男の子はロボットや車など、機械じかけのおもちゃで遊びたがるケースが多いですが、女の子はおままごとや人形遊びなど、感情や言葉を用いて遊ぶことが多いですよね。このような子供の頃の経験が元になって、女子は言葉を主として用いる文系科目が得意になるのではないでしょうか。

将来的なことを考えると…

たとえば女性が理系を専攻し、将来的にその分野で仕事をしたいと考えても、なかなか難しいケースもあるようです。理系が得意な男性に混ざって女性が活躍できたとしても、ほんの一握り。昨今、男女の区別などはなくなってきたとはいえ、社会的にこの分野で活躍しているのは、まだまだ男性が多いのかもしれません。

そのことを早い段階で知ってしまうと、女性は文系の道を選択することが多くなるのではないでしょうか。

周りに理系女子がいない

自分の周りに理系女子が少ないというもの一つの原因でしょう。年齢的にも若く遊びたい盛りに、ただでさえつらい勉強を一人だけで頑張るのは、至難の業ですよね。

好きな学問を友達で選ぶわけではありませんが、やはり仲間がいるかいないかは、やる気に多少影響してしまうのでしょう。

出典：内閣府『男女共同参画白書（概要版）』（平成29年版）
https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/h29/gaiyou/html/honpen/b1_s05.html

ここまでの様々な理由から、理系女子が少ないということが理解できたでしょう。ここからは、幼少期から年齢を重ね「理系女子」といわれるようになった女性に見られる、あるあるな特徴をご紹介します。

物事を論理的に考える

理系女子には、物事を論理的に考えるという特徴が多く見られます。数学や物理の問題を解くように「〇〇なのは○○な理由があるから。ゆえに〇〇という結論に至る」という感じに考えるのがクセになってしまうのです。

日常に起こることは、当然数学の問題とは違います。人間がする事にはたくさんの理由があるし、結論も一つではありませんよね。ですから理系女子は、そんな複雑な人間関係にぶつかると、苦しんでしまうことも多々あるでしょう。

真面目で何事にも真剣に取り組む

理系女子の優れた特徴は、何事にも真摯に取り組むことができるという点です。一つのことを粘り強く考え、普通なら辛く感じてしまうことも根気よく続けることができるのです。そんな性格なので、普段の生活でも真面目な人が多いことがあげられます。

実は好奇心旺盛

なんとなく理系女子と聞くと、物事に没頭する控えめなイメージを持ちますが、実は好奇心旺盛な面もあります。一つのことに一生懸命に取り組めるのは、根本に「疑問」があるから。理系女子は、その疑問を突き詰めて考えていくことが好きなのです。

頭の回転の速さはピカイチ

頭の回線の速さに関しては、理系女子はピカイチといえるでしょう。自分の中にしっかりとした理由付けがあるので、思考が散漫になりません。たとえその問題が複雑でも、どう対処するのがベストなのか知っているので、即座に解決に向けて動くことができるでしょう。

性格はサッパリしている

考え方が論理的な理系女子は、性格も発言もサッパリしています。物事の良い悪いをストレートに相手に伝えることでき、躊躇することがありません。同じ理系の女子が少ないので、周りはほとんどが男性。こうした環境が、サッパリした性格を生み出すのでしょう。

チャラチャラしたファッションは好まない

理系女子は、チャラチャラしたファッションは好まない傾向があります。これは、普段の生活がファッションとは無縁の環境であることが関係しているのでしょう。専門とする学問や仕事などで実験や研究をするために、見た目重視のファッションではなく、動きやすさを優先します。

かといって、センスがないわけではありません。シンプルな服装は、飾り立てない分清潔感が感じられるのです。いつも丈夫で上質なものを身に着けているので、見た目にも好感が持てるでしょう。

自分のプランが明確

論理的に物事を考える理系女子は、将来的なプランなども明確です。したいことがブレないので、目標を立てやすいのでしょう。一つずつ困難な問題をクリアし、着実に自分の希望を叶えていくことができます。その道のりが困難であればあるほど、根気強く挑戦を重ね、そのためなら努力を惜しまないのです。

オンとオフがはっきりしている

ガリガリと勉強や仕事に打ち込んでいると思われがちな理系女子ですが、実は意外とオンとオフがはっきりしています。もちろん、やる時はとことんやりますが、人間ですからそのやる気も途切れるのは当たり前。それも見越した上で、物事に打ち込んでいるのです。

理系女子はオフの時に、普段の生活からかけ離れた以外な趣味を楽しんでいることも少なくありません。傾向として、短時間でストレスが発散できるような趣味を持つことが多いでしょう。

続いては、理系女子の気になる恋愛傾向を掘り下げていきましょう。理系女子は一体、どんな男性に心惹かれるのでしょうか。さっそくチェックしてみましょう。

頼りになる人が好き

いつもピンと張りつめている理系女子は、自分の心の拠り所になってくれるような、頼りがいのある男性を好きになる傾向があります。基本的には自分の力だけで突き進んでいく理系女子ですが、ときにはうまくいかないこともあります。そんな孤独な状況の時には、理系女子といえども誰かの力を借りたくなるのです。

束縛や干渉を嫌う

理系女子は、束縛や干渉を嫌う傾向があります。たまにヤキモチを焼かれるくらいなら、可愛いと思ってあしらうこともできますが、日頃からうるさく束縛されることは嫌なのです。

理由として、自分が物事に没頭している時間を邪魔されたくないという心理があります。なにかに取り組んでいる時に束縛や干渉をされると、集中力が切れ、感情が乱れるので、そうなってしまう自分が許せないのでしょう。

尊敬できるかどうかがカギ

自分よりも優れたところがある男性に、心を奪われる理系女子は多いようです。自分ではどうしても解決できない問題をなんなくクリアできる男性が現れると、一目惚れしてしまうことも少なくありません。

女性は頼りがいがある男性を好きになる傾向がありますが、理系女子の場合は、頼れることに加え「尊敬」がカギとなるでしょう。

逆に全く違うタイプを好きになることも

理系女子の中には、頼れる男性や尊敬できる男性とは正反対のタイプを好きになる人もいます。「ダメンズ」といわれる男性ですね。これといって頼れる感じでもなく、自分より優れているわけでもない、どちらかというとダメな面が目立つ男性です。

ダメな男性だからこそ気になってしまい、世話を焼いているうちに好きになってしまうことがあるのです。一見釣り合いが取れないように見えますが、理系女子はダメな部分に深くこだわることがないので、案外うまくいくことの方が多いようです。

意見し合える関係が好き

どんな事に関しても対話を重ねて、意見し合える関係でいることを好むのが理系女子です。ですから恋人ができても、素直に自分の気持ちが言えないということはあまりありません。気になったことはストレートに相手に伝え、相手にもまたそうしてほしいと考えます。

女性は好きな人に気を使ったり、恥ずかしくて言うに言えなくなることがよくあります。しかし理系女子は、「わかり合うには、お互いに意見を言い合うのがベスト」と信じて疑わないのでしょう。

理系女子の周りの人は、彼女達に対してどのような印象を抱いているのでしょうか。世の男女の意見を調査してみました。見る人の性格により、理系女子から受ける印象は様々なようです。あなたの理系女子に対する印象と比較してご覧ください。

知的でクールな女性が多いイメージ

「僕の仕事は研究職です。同じ部署に、まさにリケジョを絵にかいたような女性がいますね。彼女は世間のイメージどおりの知的でクールな女性ですよ。僕も仕事の面ではよく助けてもらってます。

その他に受ける印象は、清潔感ですかね。女性としての色気は少なめな気がしますが、なぜか彼女は人気があります。部署内でも彼女のファンは結構いますよ」（27歳/男性）

おそらく大多数の方が「知的でクール」という印象を抱くでしょう。この意見は職場にいる理系女子についてのお話ですが、とても人気があるようですね。

プライドが高くとっつきにくそう

「仲のいい友達にリケジョはいないけど、大学でよく見かけます。深く関わってないからよくわからないけど、パッと見はプライドが高そうな感じですね。

まったくタイプが違うから、私とは仲良くしてもらえないんじゃないかな。友達になるにはお近づきにならなきゃだけど、とっつきにくそうだから私から話しかけたりしたことはないです」（19歳/女性）

次に多いのが、このような印象ではないでしょうか。「プライドが高く、とっつきにくそう」という女性の意見です。単純に外から見たイメージですが、理系女子との間に大きい壁を感じてしまっているのでしょう。

リケジョの先輩は頼れる存在

「先輩に理系女子がいます。サバサバしてて、ズバリと意見を言ってくれます。僕はまだまだ新人なので失敗がとても多いんですが、そんな時はしっかり怒られますね。

でも、男の先輩に怒られるよりショックが少ないんですよね。サバサバしてるけど、女性だからなのか優しさも感じるんです。しかも感情的にならずに、的を射た指摘をしてくれます。女性の先輩はたくさんいますが、理系女子の彼女は本当に頼れる存在です」（25歳/男性）

とても頼りになる先輩なのでしょう。物腰が柔らかくてもズバリと指摘されれば、素直に受け入れることもできますよね。納得の意見です。

悔しいけど憧れる

「彼女は同じ歳の理系女子で、すごく仲良しってわけじゃないないけど、家が近所だから小さい頃から知ってます。とにかく賢くて、その上けっこう美人。親からは『○○ちゃんは成績が良くてすごいね』って、よく比べられて嫌でしたねー。

今もそうですが、彼女に対して嫉妬の気持ちがあることは否定できないですね。何を比べても、彼女の方が私より上。本当は悔しくてあまり言いたくないけど、同級生でも憧れちゃいます」（24歳/女性）

なんだかんだいっても、憧れの存在なのですね。同級生で家もご近所なら、比較されて嫌な思いもしたことでしょう。認めたくないけれど彼女のようになりたい、というのが本音のようです。

理系女子についての率直な印象をご紹介したところで、次に理系女子の魅力を掘り下げてみましょう。理系女子と深く関わりがある人や、実際にお付き合いしているパートナーの意見を紹介します。

知的で教養がある

「僕が好きな女性は、バリバリの理系女子です。最初は彼女の清潔感に惹かれたんですが、知れば知るほど知的なところに魅力を感じるようになっていきました。

物知りで教養があるところもすごいと思うけど、なにより性格が分かりづらくない。思ったことはなんでも言うから、女の子にありがちな、何考えてるかわからないところが彼女にはないんです。やっぱり賢い女性は違います」（22歳/男性）

理系女子は、恋愛の場面においても直球なのでしょう。知的で教養のある女性は、回りくどい駆け引きなどはしないようです。

彼氏に依存しない

「僕がお付き合いしている彼女は、僕と同じく理系の女性です。彼女は僕に全然依存しません。そこがとても魅力的なんです。前に付き合っていた女性は、僕がいなければダメなタイプでした。それはそれで女の子っぽいのかもしれないけど、僕には合いませんでした。

同じ理系だから、恋愛に対する向き合い方もとてもよく似ている気がします。僕も彼女に依存しようとは思いません。仕事の負担になるようでは、きっと彼女に嫌われてしまうでしょう。彼女も同じように思っていてくれているので、これ以上の彼女は考えられません」（27歳/男性）

彼女と同じ、理系の男性の意見です。恋愛の仕方も同じであれば、申し分ありませんね。

自分にないものを持っている

「◯◯系で分けるなら、僕は完全な文系。そして彼女は理系です。だからよくいるカップルの、男女が逆のパターンだと思います。きめ細かく気付くのが僕で、彼女はサバサバしてる感じです。

『彼女の尻に敷かれてるんじゃない？』って友達によく言われるけど、僕たちはそれでうまくいってるんですよね。彼女は僕にないものをたくさん持ってるし、知ってるんです。サバサバした性格も、僕からすればたまらない魅力です」（20歳/男性）

周囲の友達には「尻に敷かれている」ように見えても、本人の感覚は違うようです。自分にないものを相手が持っていることが、最大の魅力なのでしょうね。

たまに見せるギャップ

「同じ職場の理系女子にずっと片思いしています。プライベートな付き合いはまったくないので深くは知らないんですが、職場で見せる彼女のギャップがたまらなく可愛く感じるんですよね。

仕事の時はいつも真剣でテキパキしてるんですが、昼休みや休憩の時の彼女は、普通の女の子って感じ。あそこのランチは美味しかったとか、料理が得意とか話すのを聞いてると、他の女性よりも可愛く思えてしまう。仕事ができる彼女だから、余計にそう思うんでしょうね」（26歳/男性）

ギャップに萌えるのは、男性にもあるようですね。普段バリバリ仕事をこなしている彼女だからこそ、平凡な会話をしているところに魅力を感じてしまうのではないでしょうか。

チャラついてないから信用できる

「付き合ってもうすぐ1年になる彼女は、いわゆる理系女子。最初は彼女に好かれてる実感がなくて、正直つまらなく感じたこともあります。だけど付き合っていくうちに、やっと分かってきました。見た目にも派手さがなく、チャラついてないから信用できるんです。

一生懸命おしゃれして、好きだの愛してるだの言われたからって、それが本心とは限りませんよね。外見にとらわれずに中身で勝負してる彼女は、あまり「好き」とか言ってくれませんが、付き合っている事実が彼女の気持ちそのものなんです」（26歳/男性）

この男性は、外見や安易な愛の言葉ではなく、大事なのは気持ちということが理解できたのでしょう。信用は恋人関係でも重要ですね。

自分だけが知っているという特別感

「僕の彼女は、理系女子だからなのか、人にはしっかりした面しか見せません。仕事もバリバリこなすし、気を抜くことがないんです。だけど僕と二人きりでいるときは、普通に可愛い女性です。この姿を見ることができるのは僕だけの特権ですね。

リケジョの彼女のプライベートとか、想像できない人もいると思うんですが、僕は知ってます！意外に料理も上手だし、お笑い好き。ロックも好きでライブにも行きます。リケジョの彼女にはそんな一面もあるんです。それを知ってる特別感が魅力です」（28歳/男性）

理系女子のプライベートがわかるのは、彼氏ならではのこと。優越感と同時に特別感が味わえるのは、リケジョと付き合う喜びの一つですね。

理系女子と聞くと、友達になるのは難しそう、そして彼女にするにはもっとハードルが高そう、と思う人も多いでしょう。ですがここまでの説明から、そんなことはないということが理解できたでしょう。

どんな相手でも、最初に関わる時は勇気がいるものです。相手が理系女子だからとっつきにくいなどと思ってはいけません。凝り固まったイメージを抱いていても、なんの得にもなりませんよね。まずは一歩踏み出して、理系女子の魅力に触れてみてはいかがでしょうか。