「ノーハンドオナニー」とは？手を使わずに気持ちよくなるコツを伝授

家族や友人との会話の中で、「オナニーしてる？」「うん、毎日してるよ！」なんて会話は、ほとんどないでしょう。オナニー=恥ずかしい行為というイメージは、どうしてもありますよね。

しかし実は、オナニーにはさまざまなメリットがあることがわかっています。お医者さんや美容に詳しい人たちが、それぞれの観点から「どんどんした方がいい」と推奨しているくらいです。

そんなオナニーに、何と手を使わないでオーガズムに達するという、驚くべき方法があります。手を使わないとあって、その名もノーハンドオナニー。初めて聞くという人はかなり多いのではないでしょうか。

今回は、手を使わないノーハンドオナニーの仕組みと方法をご紹介します。

常識を覆す「ノーハンドオナニー」ってなに？

ノーハンドオナニーと聞いて、「手を使わないでどうやってするのか」と思う人が大多数でしょう。たいていの人が、オナニーをするには手を使っているからです。

ノーハンドオナニーとは、読んで字のごとく、手を使わずにオーガズムを感じられるオナニーの方法。手を使わずに済むので、いつでもどこでもムラムラッときたときに絶頂に達することができるとあれば、興味が湧いてくるのではないでしょうか。

オナニーとは手を使ってするものであり、そうでないと成立しないと考えている人が大多数の中、まさに常識を覆す方法です。人類のオーガズムに達することへの飽くなき欲望が、常識を覆す新たな方法を編み出したのかもしれません。

ノーハンドオナニーは男性も女性もできる方法

今まで手を使ってオナニーをしてきた人にとって、手を使わずにどうやってできるのだろうと考えるのが普通です。中には一人エッチのために、さまざまな道具を用いている人も少なくないのですから、手を使わないという発想自体、思い浮かばないでしょう。

とはいえ、男性なら起きた時に射精をしていたという経験があるのではないでしょうか。女性も寝ていてセクシャルな夢を見たときなどに、自分ではまったく触れていないのに、オーガズムに達した経験があるはず。

どちらも無意識に感じてしまっているケースですが、そう考えると手を使わないでイクことができそうです。男女それぞれで異なる要領がありますので、男女共にできます。

ノーハンドオナニーの魅力とは？

普通にオナニーをする時に手は必須ですが、絶頂に達した後は手を洗う人がほとんどです。

男性は射精で精液が出る前に、我慢汁と呼ばれる、比較的粘度の高い分泌液が出ます。これは手を使ってオナニーをするときに手の滑りを良くしてくれる、いわば自前のローションですが、射精後は精液が加わって手がべたべたになりやすいです。

女性も性的に興奮してくると、膣内から愛液が分泌されてきます。愛液も粘度が高く、オナニーをする際に感度を高めて気持ち良くしてくれるため、多く分泌させたいものですが、手への付着は避けられません。

ノーハンドオナニーは手に分泌液が付着しないので、いつでもどこでもオナニーができるのが、最大の魅力です。

ノーハンドなのに絶頂に達するオナニー方法があると知って、ぜひやってみたいと感じた男性のために、ノーハンドオナニーのやり方をご紹介します。いくつかポイントを押さえてコツをつかむ必要があるため、ひととおりするのがおすすめです。

基本中の基本！オナニーに集中できる空間をつくる

誰かに見つかるかもしれないという場所でするオナニーは、緊張感による興奮を味わうという意味では刺激的ですが、ノーハンドオナニーには向きません。

オナニーに集中できる空間をつくることが、まずは何にもまして重視すべきノーハンドオナニーの基本。ここなら誰にも邪魔されないという場所を選び、ひたすら自分の世界に入り込む必要があります。

手を使ってオナニーをするにしても、邪魔が入って一気に興ざめという経験があるのではないでしょうか。ノーハンドオナニーは手からの刺激が得られないとあって、より精神的に集中しないといけないため、空間づくりは非常に大事です。

事前の準備は抜かりなく！興奮度を高めておく

普段の生活では、誰もが性的な欲望や興奮を抑え込んでいます。ただ、思いがけず女性の体が触れたり、かがみこんだ胸元がチラ見えして、不意に欲望にわれることも。

とはいえ、その場でオナニーするわけにもいかないため、深呼吸をしたりして、やり過ごしている男性がほとんどでしょう。

ノーハンドで絶頂に達するには、性的な興奮を高めることが成功に欠かせない重大要素です。体が興奮しやすい状態になっているほど、ノーハンドオナニーの成功率は上がるとあって、事前の準備を抜かりなくしておきましょう。

事前の準備とは、数日間はオナニーをしないこと。「したくても我慢」という状態を続けてから、ノーハンドオナニーに挑むのがコツです。

オナニー専用下着を用意しよう

股間を締め付けたくないという男性は多く、下着の一番人気はトランクスです。ブリーフは形がエロすぎという理由から、敬遠する男性も意外と多いのが特徴。その点、トランクスは締め付けない構造と、形がエロくないという、2つの理由で選ばれています。

ノーハンドオナニーを成功させるのに、下着は重要な要素です。日ごろはトランクスを愛用しているという人は特に、オナニー専用下着としてボクサーパンツを用意する必要があります。

ポイントは、履いたときに少しきつめに感じるサイズをチョイスすること。これで程よい締め付け感を感じることができます。股間にぴったり密着するので、肌にやさしいコットン素材を選ぶのがおすすめです。

焦りは禁物！じっくり時間をかけられる時に

手を使わずにいつでもどこでもオナニーができるなら、こんなに楽なことはないと思う男性も多そうですが、ノーハンドオナニーで達するのはそう簡単ではありません。

空間を整え、オナニーを我慢し、専用の下着を用意しなければならないということからも、そう簡単に射精に達する絶頂が得られないのは明らかですね。

ノーハンドオナニーは、時間をかけて性的興奮を高める必要があるので、時間を気にすることなく取り組める時にしなければなりません。時間がとれないと焦ってしまい、「あと少しでイキそう」となった時に、つい手を使って失敗しがち。焦らず、じっくり時間をかけて行うことが何よりも大事です。

女性にも「何だかいつもと違って妙にエッチな気分になる」という時があります。ホルモンバランスの変化がそうさせるのは、女性なら誰もが体験済みでしょう。

ノーハンドオナニーは女性にもできるオナニーですので、ぜひともやり方を覚えて、女性ホルモンの分泌を盛んにしましょう！

リラックスできる空間づくりを大事にする

オナニーをする時は、男性とおなじく、女性も一人きりになれる空間を作ることが大事です。オナニーをしている時に誰かが部屋に入ってきたら、大半の人が気まずい思いや恥ずかしさを感じるのではないでしょうか。

そのため、誰も入ってこない空間づくりはとても大事です。さらに女性は、リラックスできる空間にすることも意識しましょう。

女性は男性に比べて、性的興奮の高まりが遅いのが特徴です。男性がちょっとした刺激にも興奮するのに対し、女性はより多くの興奮材料が必要。リラックスした空間でなら、自分自身を解き放ち、ノーハンドオナニーでオーガズムに達しやすくなります。

骨盤底筋を動かすのがコツ

女性のノーハンドオナニーで、絶頂に達するカギを握っているのが、骨盤底筋です。骨盤底筋とは、骨盤の下にある筋肉のこと。この筋肉は骨盤を支えているだけでなく、尿道や肛門にもつながっています。

尿道と肛門の間に位置するのが膣で、膣には男性のペニスに当たるクリトリスが存在します。骨盤底筋はこれらの部位ともつながっているため、骨盤底筋を積極的に動かすと筋肉が鍛えられるだけでなく、自分自身の意思で膣を自由に動かすことができるのです。

やり方は簡単で、尿意を我慢するように尿道をきゅっと締め、5秒キープ。力を抜いたら締め、またキープを繰り返すことで、体に変化が出てくるでしょう。

上半身の性感帯！乳首を刺激する

ノーハンドオナニーは、手を使うオナニーとは違い、始めてすぐに快感を感じられるというわけではない、ちょっと高度なオナニーです。そのため、最初のうちは間接的に刺激を与えることで、体全体が感じやすくなるように仕向けるのがポイント。

性器以外の場所に触れるのはOKですので、上半身の性感帯である乳首を刺激してみましょう。あるいは、あえて乳首を刺激せず、乳輪の周りをなぞる、乳房だけを揉むなどで、焦らす効果を与えられます。

女性がオナニーをするにあたって、バストへの刺激はたいていセットになっているのではないでしょうか。あえて触れないことで、よりいっそう下半身への刺激が強まる、効果的なレッスンになります。

焦らずじっくりがポイント

骨盤底筋を意識しながら、締めたり緩めたりを繰り返していると、下半身にムズムズした感触を覚えてきます。「そろそろイケそうかも」と期待が高まるところですが、ここで焦りは禁物。

「イキたい！」という気持ちになると、それまで安定していた入れたり抜いたりのペースが、急に激しくなりがちです。ムズムズとした感覚が出てきたところへ強い力を加えるのは、実は逆効果。激しい動きが、オーガズムを遠ざけてしまいます。

ムズムズ感がやってきたときこそ、焦らずじっくりと、そのままのペースで続けるのがコツ。ムズムズ感だけで終わったとしても、それは確実に変化が表れている証拠ですので、徐々に進めていきましょう。

ノーハンドオナニーには、事前の準備といくつかのコツがあることがわかりました。そのため、一定期間はトレーニングが必要と考えておくといいですね。そこで次は、気持ちよくなるための、具体的なコツをご紹介します。まずは男性編です。

男性にとっては定番！AVを見ながらやる

世の成人男性で、一度もAVを見たことがなく、DVDなどを1枚も持っていないという人はごくわずかでしょう。オナニーをするのには最適なお供とあって、AVを見ながらやるのはオナニーの定番中の定番です。

ノーハンドオナニーでは、妄想が欠かせません。妄想することで興奮を高め、手を使うことなく絶頂に達し、射精に導く方法だからです。とはいえ、中には想像力が乏しく、妄想がイマイチうまくできないという人もいるでしょう。

そんな時は視覚を活用するのがおすすめで、AVは最適です。人は視覚から情報の8割を得ていると言われるくらいですので、妄想にかなり役立ってくれるのは間違いないでしょう。

意外とやっていなかった！乳首を触る

男性にとって女性の乳首は、その存在だけで性的興奮を大いに高めるパーツですが、自分自身の乳首には意外と無頓着。触るとくすぐったいと感じる人も多いため、自分で意識的に触ることがあまりない部位です。

ノーハンドオナニーは、手を使わないのが原則ですから、性器に直接触れるのはNG。けれど、性器以外の場所へのタッチはOKです。女性の乳首は「上半身のペニス」と呼ばれるほど敏感な性感帯ですが、実は男性も強い快感が得られます。

女性はエッチの際には常に刺激されているために、すでに性感帯として成立しているのに対し、性感帯の開拓がなされていないのが男性の特徴。最初は羽が触れるかのような、軽いタッチで始めてみましょう。

いつも同じ姿勢はNG！姿勢をこまめに変えよう

男性のオナニーは、寝転んで仰向けでする、あるいは椅子に座ってというのが定番体位です。手を使う場合にもっともやりやすいことが、オナニーの定番姿勢を作ってしまう理由ですが、ノーハンドオナニーでは、こまめに姿勢を変えるのがコツ。

きつめのボクサーショーツの中のペニスは、どんな姿勢で刺激を受けるかわかりません。あれこれ姿勢を変えているうちに、思いがけず快感に襲われ、射精にまで達する可能性も。

「どんな姿勢にしたらいいのかわからない」という時は、AVを見ながら、真似をするといいでしょう。男性はもちろん女性を真似るなど、いろいろ試してくださいね。

音の刺激はかなりエロい！聴覚を活用する

視覚をダイレクトに刺激するAVの活用は、基本であり定番。多くの男性が、ノーハンドでないオナニーでは経験済みです。けれど、音声だけでオナニーをしたことがある人は、少ないのではないでしょうか。

画像という情報をあえて用いず、音だけを聞くのは意外と興奮するもの。エッチをしているとおぼしき女性の喘ぎ声が聞こえてきて、思わずオナニーをしたという男性もいるかもしれませんね。

女性がオーガズムに達したり、愛撫によって漏れる声には興奮必至。あえて音だけにすることで、「今、こんな感じ？」と妄想する力が高まるのもメリットです。ノーハンドオナニーでは、聴覚も効果的に活用してみましょう。

鏡を活用！変態になり切る

性行為の中で、羞恥心が興奮をあおる材料になるのは、エッチの経験がある男女のどちらも経験していることでしょう。男性なら、女性がわざと恥ずかしがるようなことを言ったり、あるいは言わせたりして、互いに興奮を高めることができます。

自分で自分の羞恥心を煽る方法として、鏡を活用して変態になり切るのも効果的。「なんて恥ずかしいことをしているんだ、俺は」と感じることで、性的興奮を高められるからです。

変態になり切って妄想したり、姿勢を真似るこの方法。鏡を使うことの目的は、自分で自分の姿を見ることにあります。客観的に「変態の自分」を見ることで、いやらしいことをしていると実感し、より興奮するからです。

グラビアアイドルにお世話になる

ノーハンドオナニーの基本は、性器に直接触れないこと。けれど、これまでご紹介してきた方法をすべて試しても、「やっぱりイケない！」という時はギリギリの妥協で、ペニスの先端を何かにこすりつける方法があります。

お気に入りのグラビアアイドルの雑誌などを用意し、女性の顔にこすりつけることで、視覚からの刺激と、ペニスの先端からの刺激が相まって射精までいけるはず。アニオタなら、美少女フィギュアにこすりつけるのもおすすめです。

いずれも女性を連想させるものを使うのがポイントで、あくまでも先端をこすりつけましょう。手を使ってしまうと、いつものオナニーになってしまいます。

男性のノーハンドオナニーのコツを知ると、「じゃあ、女性はどうしたらいいの？」となるのは自然なこと。男性と女性では、気持ちよくなるコツが少し違います。そこで、ここからは女性がノーハンドオナニーで気持ちよくなるコツをご紹介します。

素敵な男性がいい！好みの男性で妄想する

女性はいくつになっても、アイドルに王子様を重ねてみたり、映画やドラマの主演俳優に心をときめかせるもの。実際、夫や彼とのエッチの最中に目を閉じて、「今、私は○○に抱かれている」と、好きなアイドルやイケメン俳優を思い浮かべている女性は少なくありません。

繰り返し見ているだけに、顔はもちろん、背の高さや手の様子まで、細かく想像できるのは、女性の特技と言えます。細かいところまで思い浮かべる妄想力は、男性の比ではありません。

胸キュンのキスシーンや、ドキドキのエッチなシーンを思い浮かべたら、その相手を自分に置き換えるのがコツです。

なぜ？足はのばさない方がいい理由

女性がノーハンドオナニーでイクために、注意しておきたい姿勢があります。それが足をのばすこと。

手を使ってオナニーをするとき、足をのばした方が強く快感を感じるとあって、イク瞬間は、意識的に足をのばした姿勢を取っている人も多いのではないでしょうか。エッチのときにも当てはまるため、無意識にしている女性もいるかもしれません。

けれど、ノーハンドオナニーでは骨盤底筋を動かすことによって刺激を与え、絶頂に導きます。足をのばすと筋肉がのびてしまい、動きもストップ。動かすことでの刺激が得られなくなるのが、足をのばさない方がいい理由です。

足は力を抜いて自然にのばし、骨盤底筋を動かすことに意識を集中させましょう。

キレイになりながら気持ちよく！ヨガをしよう

美しい体作りと共に、精神的なゆとりや癒しを得られるとして大人気のヨガ。実は、女性がノーハンドオナニーでイクにあたって、ヨガがかなり効果的であることがわかっています。

ヨガの動きは比較的ゆっくりですが、姿勢を保つために骨盤底筋に力が入るのが特徴。ヨガのポーズを変えるときに、骨盤底筋が締まったり緩んだりを繰り返すため、結果的に膣が鍛えられます。

膣だけでなくクリトリスにも刺激が伝わるとあって、実際にヨガの最中にイク女性は少なくありません。自宅で始められるヨガもありますので、続けているうちに思いがけないオーガズムに襲われそうですね。

日常生活ではアブナイ？自転車を活用する方法

女性がノーハンドオナニーで快感を得るには、骨盤底筋がカギを握ることがわかってきました。けれど、骨盤底筋がどこにあるのかよくわからないという人も多いでしょう。

そんな時は、自転車のサドルにまたがってみてください。サドルの位置が、骨盤底筋の場所にピッタリ合致します。

最近はクロスバイクやロードバイクと呼ばれる、サドルが細くなったタイプが人気ですが、これらの自転車は女性のノーハンドオナニーに特におすすめ。細いサドルが、股間をより強く刺激します。

さらに、自転車をこぐ時には、下着に直接サドルが当たる格好で乗るのがおすすめ。外でオーガズムに見舞われると危ないので、可能なら自宅で試すのがいいでしょう。

背徳的な快感！人前で試してみる

背徳感とは、道徳に背くような行為から感じる罪悪感のことです。その最たるものが、不倫でしょう。

不倫関係から抜けられないのは、背徳感が強い性的興奮をもたらすから。「こんなことをしてはいけないのに」という気持ちが快感を高め、気持ちいいエッチにしてしまいます。

ノーハンドオナニーでも、背徳感を活用するのが効果的です。女性は男性とは違い、洋服の上から興奮状態がわかってしまうデメリットがないので、人前で「してはいけないこと」をあえてすることが、興奮を高めます。

一番簡単なのは、ノーパンでの外出です。スカートにするとさらに刺激的ですが、くれぐれも見えないように、最初はロングスカートから始めるのがよさそうですね。

もっとも快感を感じる部分の刺激の仕方を変える

女性の体の中で、もっとも強い性的快感が得られる場所といえば、膣の入り口にあるクリトリス。女性のペニスと呼ばれるほど強い快感を感じるパーツで、女性を性的に興奮させて性行為に向かわせ、子孫を残すために体に備えられたという説もあるほどです。

そこで、ノーハンドオナニーでも、クリトリスを刺激するのが効果的。ただし、手を使ってはいけませんから、太ももをぴったりと密着させてこすり合わせてみましょう。太ももをこすり合わせることで、クリトリスから膣の入り口へと刺激が伝わります。

意識は敏感な部分に集中させるのがコツ。よりいっそう刺激を強く感じられるため、じかに触らなくてもイクことができる方法です。

男性、女性のどちらも、ノーハンドで絶頂に達するための方法があるとわかったものの、「実際のところ、本当に体験した人はいるのか」が気になるところです。そこで、ぜひとも聞いてみたい、男女のノーハンドオナニーの経験談をご紹介します。

なんとなく興味本位で始めて見たら…

「いくつだったか忘れましたが、子供のときに寝そべってテレビを見ていたら、エッチなシーンが出てきました。なんとなく興味本位で真似して、床に股間をこすりつけていたら、経験したことのない快感にいきなり襲われて悶絶。家族と一緒でなくてよかったです」（21歳/男性/学生）

男性にとって、初めての絶頂と射精を予期せぬ状況で経験するパターンとして多いのが、床にこすりつけていた時。興奮すると大きくなるとあって、股間を床にこすりつけていたら、イッてしまったケースですね。

実際、床での経験が気持ちよすぎてやめられないという男性も多いものの、ノーハンドオナニーでは、最終手段に位置する方法といえます。

ノーハンドオナニーの快感にハマってしまった

「部活で、寝そべって両足をぴったり合わせ、つま先を頭の上まで持ち上げては下ろすという、下半身強化のトレーニングを取り入れていました。目標を50回に決めて家でもトレーニングしていたとき、「ラスト1回！」というところで思いがけない快感に襲われてビックリです。

衝撃的な体験をしたあとは、快感を感じたい気持ちが強くなって、トレーニングと称しては毎日取り組み、実は快感を楽しんでいました」（女性/19歳/学生）

両足をぴったりくっつけて、上げ下げする動きによって、太ももがこすり合わされたのでしょう。骨盤底筋も鍛えられますので、2つの刺激が同時に与えられて思いがけない快感になったノーハンドオナニーですね。

大好きな俳優さんのことが頭から離れず…

「寝ても覚めても忘れられないほど、好きな俳優さん。寝る前にドキドキのラブシーンを見ていたからでしょうか。夢の中で彼に抱かれているではありませんか！

その手の感触はもちろん、彼が入ってきた瞬間がリアルに感じられて、触ったわけでもないのに絶頂へ。それからは毎晩ラブシーンを見て寝るのが日課ですが、さすがに毎日とはいかないのが残念」（27歳/女性/看護師）

好きな俳優やアイドルに「こんな風に触られたら」という妄想は、ノーハンドオナニーで感じるための大事な要素です。リアルな感触まで伴っていたとしたら、エクスタシーを感じるのも当然。こんな夢なら、しばしば見たいものですね。

衝撃！まさかの体験でヤミツキに

「雨の日に外出していたら、まさかの車からの水ハネ。下半身がぐっしょり濡れてしまいました。急いで部屋に戻り、とにかく冷たくて凍えそうだったので、デニムの上から勢いよくシャワーをかけたところ、いきなり絶頂に。

ぴったりとしたスキニータイプのデニムを履いていたことと、勢いよくだしたシャワーがもろに股間に当たったからかも。冷たさをやわらげようとデニムの上からかけたシャワーが、射精にまでいってしまった衝撃の体験がヤミツキになり、デニムを洗濯する時にやってます」（男性/25歳/IT職）

洋服の生地とシャワーの刺激からの、ノーハンドオナニー。ヤミツキになるほどの快感は、まさか！という時にやってきそうです。

レッスンを繰り返すことによって、自分で自分の性感をアップさせることにもつながるノーハンドオナニー。オナニーそのものにメリットが多いことを考えると、早くできるようになりたいところですが、デメリットがあるのかも気になります。そこで、ここからはメリットとデメリットの両方を見ていきましょう。

男性のメリット:AVや妄想に集中できる

男性によって性欲には差がありますが、ノーハンドオナニーに興味を持つという時点で、性に対する好奇心は旺盛と言えます。

普通のオナニーでは、映像を見ながら手を動かさないといけないとあって、AV画面や妄想に集中しにくい状態に。その点、ノーハンドオナニーなら手を使わないで済むため、AV画像をみながらにしろ、妄想するにしろ、集中できるのがメリットです。

男性のデメリット:家族と一緒だと練習しづらい

妄想に浸り、AVを見ることがレッスンになるだけに、家族と一緒に暮らしている人にとって、練習しづらいのが最大のデメリットです。

普段からパソコンでテレビを見るときにイヤホンをしていたり、部屋に入る前には必ずノックしてからなどの習慣があれば、何とかレッスンできるかも。ただ、もしもの場合に備えて、もっともらしい弁解ができるようにしておいたほうがよさそうです。

女性のメリット:きれいになれる

女性がオナニーをすると、女性ホルモンのうち、女らしさをよりアップさせるホルモンが多く分泌されることが知られています。感度もアップするという、うれしいおまけつき。ノーハンドオナニーをマスターすれば、よりいっそうきれいになれそうですね。

女性のデメリット:尿意をがまんしがち

ノーハンドオナニーでは、ムズムズした感じと共に尿意を覚えます。尿意のムズムズ感を我慢することで、よりオーガズムに近づきやすくなるのですが、本物の尿意である可能性も。

オーガズムに達したいとはいえ、尿意の我慢は体によくありません。ただ、この判断が付きかねるのが、女性の最大のデメリット。ノーハンドオナニーにトライするときは、事前にトイレに行っておくことで、尿意をがまんしてしまうデメリットを阻止できます。

ノーハンドオナニーの仕方をマスターすれば、新たな性的興奮を得ることができます。未知の世界を覗く楽しさがある一方で、注意点も。そこで、ここからはぜひ知っておきたい、ノーハンドオナニーの注意点をまとめました。

恥ずかしさMAX！人にバレないよう注意する

だんだんとコツがつかめて上手になってきた時に、特に男性が気を付けたいのは、人にバレてしまうことです。男性の場合は性的興奮が見た目にハッキリわかるとあって、特に外出先では注意が必要でしょう。

女性がレッスンする場合に注意したいのが、背徳感を得る方法の実践です。ノーパンで出掛けるときはスカートの中が見えない丈にし、しゃがんだりするのも注意が必要。もし、人前でノーパンだと知られてしまったときの恥ずかしさといったら、MAXどころでは済まないでしょう。

焦りは禁物！無理せず時間をかける

ノーハンドオナニーは、誰でもすぐにできるという方法ではありません。時間をかけて、ゆっくりとコツを体得して、じわじわとエクスタシーに達する方法のため、焦りは禁物です。

男性なら、何とかして射精したいと焦るあまり、時間をかけすぎてしまうことも。できるようになるまでは、達しないまま終わってしまい、ただ疲れただけという状況が避けられません。

女性も同じように、ムズムズする感じがしてきたから、もうちょっと頑張ればイケるかもと、時間をかけてしまいがち。長時間おこなうのは、逆に焦りと疲れをもたらしますので、くれぐれも注意しましょう。

女性は要注意？集中力の乱れ

女性がノーハンドオナニーを極めた場合、逆の意味で注意が必要になります。ノーハンドオナニーは性感帯を開拓し、より敏感な体にしてくれるのがメリットですが、そのために感じすぎてしまうかもしれません。

キレイになりたいと通っているヨガ教室で、あっという間に絶頂に達してしまったり、ふとした拍子に刺激が走ったり…。こうなると、仕事をはじめとしていろいろなところで快感に襲われてしまい、集中力が乱れてしまいます。

感じやすい体になるのはメリットですが、くれぐれも感じすぎる体にならないように気をつけましょう。

ついつい？手を使ってしまう

ノーハンドオナニーは、一朝一夕で身に着く方法ではありません。それをしっかりと頭に入れておかないと、せっかく積んできたレッスンが水の泡になってしまうことも。

「イケそうでイケない」というもどかしい感覚が続くと、どうしても手を使って一気に昇りつめたくなるものですが、そこはぐっと我慢しましょう。せっかくの新しいオナニー方法を習得しようと頑張ってきたのですから、手を出さないようにするのは大事な注意点です。