「女の子の日」ってなに？前兆＆見分け方と女性がされて嬉しいこと

女性にとっては「女の子の日」は身近なものですし、意味やどのようなものかもわかります。男性が「女の子の日」と初めて聞くと、それ自体が何を意味するのかわからないかもしれません。まずは、女の子の日とはどのようなものなのかをご紹介していきます。

「女の子の日」は月経の隠語

女の子の日は、月経（生理）の隠語として使われています。女性だけの会話では「生理が来ちゃった」という感じで「月経」や「生理」という言葉を使いますが、男性の前ではその言葉を出すのが恥ずかしいという女性も。

男性からしても、月経や生理という言葉が飛び交ったら反応に困るかもしれませんね。それに、女性であっても生理や月経という言葉を生々しく感じる人もいます。そういったことから、「女の子の日」という隠語が使われるのです。

月経には他にも別名がある

月経には、「女の子の日」以外にも別の言い方があります。時代劇などで「月のもの」という言葉を聞いたことはありませんか。これも月経のことですね。

個人差はありますが、生理の周期は28日なのでほぼ毎月のことです。そのため「月のもの」や「お月様」という呼び方をすることがあるのです。

他にも「レディースディ」や「アンネの日」という呼び名も。生理が不規則な女性の場合は突然くることもあるので、「ペリー来航」なんていうユニークな別名もあります。

男性が経験することのない「女の子の日」ですが、女性はこのとき普段とは異なる心理になることがあるのです。彼女が時々性格が変わったかのようになるなら、実はその時が「女の子の日」かもしれません。生理のときの女性の心理がわかれば、接しやすくなるでしょう。

優しく接して欲しい

生理中は、ホルモンバランスの影響で女性の心にも体にも変化が起こります。生理痛がつらかったり、体がだるいということもあります。通常通りではいられない女の子の日には、彼氏に優しく接して欲しいと思うもの。

ホルモンバランスの影響とか、生理だからと言われても、経験しないとなかなか理解できないかもしれません。それでも、女の子の日の女性には優しく接してあげてくださいね。

とにかくイライラする

女の子の日には、とにかくイライラするという女性は多いものです。いつもは気にならないことを気にしてしまったり、自分でもわからないうちにイライラしたりするのです。

彼氏のちょっとした言葉にも敏感に反応してしまうこともあります。忙しくて連絡がとれないと、浮気を疑うことがあるかもしれません。イライラする気持ちを彼氏にぶつけてしまう女性もいるでしょう。

ゆっくり休みたい

生理中は体がだるくなったり、疲れやすくなったりするもの。「生理が重い」という言い方をすることもありますが、出血が多かったり生理痛がひどい人は、ゆっくり休みたいと思っています。彼女が「今日はちょっとゆっくりしたい」と言っていたら、休ませてあげてください。

察してほしい

相手が彼氏であっても、自分が生理中だとなかなか言えない女性もいます。自分が恥ずかしかったり、生理のこと話して彼氏に嫌がられないかと不安になったりするからです。

それでも女の子の日はつらいという女性は、生理だと察してほしいと思うことも。彼女がいつもと違う行動をとっていたら、それは女の子の日のサインかもしれません。この後に紹介する女の子の日の前兆と見分け方を読み進めて、彼女の生理を察してあげてください。

「女の子の日」の女性は、心も体もデリケートです。周期的に別人のようになると思っていたら、実はその期間は「女の子の日」だったということもあります。ここでは、男性が彼女の「女の子の日」に気づけるよう、前兆や見分け方をご紹介します。

ずっと眠そうにしている

女の子の日にはボーっとしたり、眠くなったりする女性もいます。生理前や生理が始まって数日間は、そうなることが多いでしょう。

また、体がだるくなんとなく不調という感覚になることもあります。生理は女性ホルモンの影響を受けるので、体の調子が変わるのです。

女性の中でも、生理中に眠くなる人とそうでない人がいます。経験しない男性にはわかりづらいかもしれませんが、甘えではないことは承知してくださいね。

情緒不安定になる

生理前や、生理が始まって1～3日目くらいは、情緒不安定になる女性もいます。普段は怒らないようなことで怒り出したり、涙もろくなることもあるでしょう。これも女の子の日の影響です。

女の子の日の情緒不安定は、自分でもどうしようもないものなのです。生理が終わると落ち着くことがほとんどなので、女の子の日の間だけでも優しく見守ってあげてください。

腹痛や腰痛を訴える

女の子の日には、腹痛や腰痛といった生理痛に苦しむ女性も多いです。しかし、生理中だということを男性に話せず、生理痛とは言わないかもしれませんね。

生理だからとは言わなくても、腹痛や腰痛を訴えることはあります。また、お腹や腰をさすっていることもあるかもしれません。女の子の日は、心理的な変化だけでなく痛みにも悩む日なのです。

食欲旺盛になる

生理前から生理中にかけて、食欲旺盛になる女性もいます。食事の量が増えたり、間食が増えたりするのです。

最近いくらでも食べられると思っていたら、生理がきたなんていうことも。女の子の日が終わるころには、旺盛だった食欲が元に戻ることが多いです。

「女の子の日」の前兆と見分け方の続きです。ここまで読めば、彼女の「女の子の日」を察することができるかもしれません。

イライラしている

女の子の日の女性の心理のところで、イライラすることをご紹介しました。男性からすると、彼女がイライラしていると「何かあったのかな？」「怒らせるようなことしたかな？」と思うかもしれませんね。

彼女がイライラしていて、その原因がわからない場合は、女の子の日の可能性があります。そんな彼女の態度に彼氏もイライラするかもしれませんが、女の子の日だからと思ってそっとしておいてあげるといいでしょう。

何となく元気がない

先ほど女の子の日にはイライラするとお伝えしましたが、元気がなくネガティブ思考になる女性もいます。情緒不安定になるため、イライラしたり落ち込んだりを繰り返す場合もあります。

彼女がここ数日元気がないと思っていたら、実は女の子の日だったということも。何かに落ち込んでいるのか、女の子の日だから元気がないのかは、見分け方が難しいかもしれません。

生理の影響で元気がないのであれば、１週間くらい経って生理が終わるころには元の様子に戻るでしょう。それまではそっと見守ってあげたり、寄り添ってあげてください。女の子の日は体力的にもつらい女性が多いので、無理に元気づけなくても大丈夫です。

太ったように見える

女の子の日には、太ったように見えることがあります。生理中は体の水分量が増えるので、生理前から生理の初めごろは体重が増えるという女性も多いでしょう。

体の中の水分が増えるということは、むくみやすくなるということ。顔や足がむくんで太ったように見えてしまうのです。女の子の日の影響でむくんでいる場合は、生理が終わるころには元に戻ります。

本当に太ったわけではなく、むくみで太ったように見えるというのが見分け方のポイントです。彼女に「太った？」なんて聞かないように気をつけてくださいね。

トイレにいく回数が増える

生理中の女性はトイレに行く回数が増えることが多いです。特に女の子の日の1～3日目は経血の量が多いため、ナプキンの交換のためにトイレに行く回数が増えるのです。

頻尿や化粧直しかな？と思う男性もいるかもしれませんね。見分け方としては、普段使っている化粧ポーチとは違うポーチを持っていくかどうかです。多くの女性はナプキンを他人に見られないようにポーチに入れています。

「女の子の日」は女性にとってデリケートなものです。心理的にも体調的にも変化の大きい「女の子の日」ですが、セックスするのはダメなのでしょうか。ここでは、「女の子の日」のセックスについて詳しくご紹介します。

セックスは基本的にNG

女の子の日のセックスは、基本的にやめておいた方がいいでしょう。生理中の女性の粘膜は弱くなっているので、傷つけてしまう恐れがあるからです。さらに、いつもと同じようなセックスでも痛みを感じやすくなります。

そのため、女の子の日のセックスはNGと思っている女性は多いのです。セックスで女性が痛がったら、男性も嫌な思いをするでしょう。お互いのためにも、生理中のセックスは避けた方が良さそうですね。

生理中に性欲が強くなる女性も？

女の子の日に性欲が強くなる女性もいます。基本的にセックスはNGなのに性欲は強くなるの？と疑問に思う人もいるでしょう。

セックスだけが性欲を満たす方法ではありません。大好きな彼氏とキスをしたり、抱きしめられるだけでも性欲は満たされるもの。生理中にセックスできないからこそ、他の方法で触れあいたいと思う女性も多いのです。

彼女とセックスできないからと言ってスキンシップをしないと、寂しい思いをする女性もいるでしょう。彼女が女の子の日でもスキンシップを求めてきたら、受け止めてあげてください。

生理中でも避妊は必要

妊娠をすると生理が来なくなるため、生理中は妊娠しないと思っている人もいます。しかし、生理中でも妊娠する可能性があるため避妊は必要です。

生理中だから大丈夫だと思っていたのに…と後悔しないように避妊をしましょう。生理中で弱くなっている粘膜を傷つけないためにも、コンドームを使うことをおすすめします。

汚れることは覚悟の上で

女の子の日は3～7日で終わるのですが、その間でもセックスしたいというカップルもいるでしょう。その場合は、シーツなどが汚れることを覚悟してください。

特に生理1～3日目は経血が多いです。女性は毎月のことなので見慣れていますが、見慣れない男性は驚いてしまうことも。出血に驚かれたり、シーツが汚れたことを嫌がられるのは、女性にとってはつらいものです。

シーツに経血がつくと、洗ってもなかなか汚れが落ちません。前もってバスタオルなどを敷いておくといいかもしれませんね。

ここまでは、「女の子の日」の女性の心理や前兆、セックスへの対処をご紹介しました。それでは、デリケートな「女の子の日」に女性はどのようなことをされると嬉しいのでしょうか。体験談を交えてご紹介していきます。

優しくハグ

「そろそろ生理になるかも…と思っていたら、ちょうどデートの日にきてしまいました。仕事が忙しくて久々のデートなので、彼氏もセックスを期待していたみたいで。

でも、女の子の日だと伝えたら、がっかりせず『大丈夫？』と言って優しくハグをしてくれたんです。女の子の日のセックスは気が進まなかったので、彼の優しさに感動しました」（25歳/女性/看護師）

デートのときにセックスを期待する人も多いでしょう。久しぶりのデートとなればなおさらです。女の子の日だからと断ったら彼氏はどう反応するだろう…と彼女は気にしているはずです。残念がらずに優しくハグをしてくれるような男性は素敵ですね。

家事などを引き受けてくれる

「女の子の日はいつも生理痛がひどくてつらいです。そんな時は食事の支度もできません。同棲し始めて何か月かたったとき、彼氏が家事を一手に引き受けてくれたのです。

買い物をしてきて、慣れない手つきで食事を作ってくれたり、洗濯をしてくれました。つらいいときに気遣ってくれる彼のことを惚れ直しました」（28歳/女性/会社員）

生理前や生理中は、家事ができないほど下腹部や腰が痛くなることも。痛みはその人にしかわからないものですが、つらそうだな…と察してもらえるのは嬉しいものです。食事や洗濯、掃除などの家事を引き受けてあげると、喜ぶ女性は多いはず。

おうちデートに変更してくれた

「生理が不規則で、デートの日に突然くることもあるんです。遊園地デートをする予定の朝に生理になってしまい、気が進みませんでした。

そんな様子を見て、彼がもしかして…と察してくれて、『つらいならおうちデートにしようか』と言ってくれて嬉しかったです。家ならゆっくりできますし、トイレにもすぐ行けるから気が楽でした」（20歳/女性/大学生）

女の子の日は体調にも変化があったり、経血を気にしたりするので、できれば外出したくない女性も多いです。彼氏に言うのは気が引けるということもありますが、男性から切り出してもらえると、気遣ってくれている感じがして女性は嬉しいでしょう。

イライラしても怒らないでいてくれる

「普段は気にならないようなことでも、生理中は気になってイライラしてしまいます。理由もなく怒りが湧いてくることもあって、自分でもコントロールができない感じです。そんな私に彼は『なんでそんなにイライラするんだ！』と怒ることも。

それで何度か彼と喧嘩になったのですが、女の子の日にそうなることを伝えたら、勉強してくれたみたいです。私がイライラしている時に彼が言い返すと逆効果だと思って、怒らずにそっとしておいてくれるようになりました」（27歳/女性/飲食業）

生理中の女性は、体だけでなく心もデリケートです。イライラしたり、落ち込んだりと情緒不安定になることも。そんな彼女にいら立つ男性もいるでしょうが、そこで怒ると女性はさらにイライラしてしまいます。女の子の日だからと思って、そっと見守ってあげてください。

今回は、「女の子の日」についてご紹介しました。女の子の日という言葉はかわいい印象かもしれませんが、生理前や生理中の女性はとてもデリケートです。

男性にとっては未知のもので、どうしてそんなにイライラしているのだろう？と不思議に思うかもしれませんが、女の子の日には心も体もつらくなる女性が多いのです。女の子の日の前兆を見分けて、生理中の彼女を気づかってあげてください。