面白い人はモテないって本当なの?
面白さというのは、言い換えれば「相手を楽しませる心の優しさ」であり、「その場に最適な言葉を瞬時に口に出せる頭の良さ」であり、「人を笑顔にする愛嬌」でもあります。つまり面白い人は、優しくて、聡明で、センスに溢れていて、そして周りに愛されているのです。そんな人がモテないわけありませんよね。
だったら自分も面白い人になりたい、と思いませんか?そこで今回は、「面白い」と言われる人たちの特徴を探り、それを踏まえた上で、ユーモアに磨きをかける方法をお教えします。最後まで読めば、あなたも周囲に一目置かれる面白い人になれるかもしれません。
面白い人の特徴《性格編》
好奇心が旺盛
面白い人はみんな、好奇心が旺盛。これは、どんなタイプの面白い人にも当てはまる特徴です。自分の知らないことや新しいことに対して敏感で、何でも貪欲に知りたがります。そのため、面白い人は「読書好き」や「旅行好き」が多いのです。
そして、情報の収集源もユニークです。TVや雑誌、SNSだけでなく、電車で誰かが会話していた内容や、道で見かけたものなど、とにかくありとあらゆるところからフレッシュなネタを拾い集めてくるのです。常に全方位にアンテナを張り、いつでも好奇心を満たす何かを求めています。
人と関わるのが好き
人と関わるのが好きで、コミュニケーションが得意なタイプが多いのも特徴です。目の前の人を笑わせたいという強いサービス精神があり、会話の輪の中では中心にいることが多いでしょう。
中には、人見知りでボソッと面白いことを言うタイプもいますが、たいていは明るく人懐こいキャラクターのため、ユニークな発言をした時に受け入れられやすく、また「何それ!」と突っ込んでもらえるため、面白い人というイメージが形成されやすいのです。
「面白い」と言われることが快感
人に笑ってもらえるというのは、実はとても気持ちがいいものです。人を笑わせることは相手の気持ちを動かすことなので、人に笑ってもらえると、自分が認められたような気がして嬉しくなるのです。
「こんなことを言ったらみんなが面白がってくれた。だったら次はこう言ってみよう」と試行錯誤を繰り返し、周囲を笑わせることで自己肯定感を得ている人もいるでしょう。面白い人は、人を笑わせることに快感を感じているのです。
観察眼が鋭い
会話や笑いのセンスがある人は、観察眼が優れています。その観察眼を生かして、見聞きしたものの中から面白いネタを拾い上げたり、あっと驚くような角度から物事を捉えることを得意としています。
また、「この人はこんな話が好きかな」とか、「この場にはこんな話題がふさわしいだろう」といった、場の空気を読む力にも長けています。集中すると周りが見えなくなってしまう人よりも、常に広い視野で物事を冷静に見ているタイプの方が、面白い人と言われやすいかもしれませんね。
憎めないお調子者
たまにきついジョークを放ったり、ピリッとブラックな発言をしても、周りを凍りつかせないどころか、逆に「面白い」と言ってもらえるおトクな人っていますよね。そう、「憎めないキャラ」というやつです。
面白い人は、この憎めなさを持っている、ちょっとお調子者なタイプの人が多いのです。いつもニコニコと明るく、悪気のなさや愛嬌が出ているため、ちょっと「ん?」と思うような発言も許されてしまいます。
ただし、調子に乗りすぎると反感を買うことも。冗談を言うときは、受け取り手がどう思うかを配慮する必要があります。
単に天然なだけの人も
自ら積極的に面白いことをしなくても、なぜか周囲に笑いが巻き起きる…いわゆる天然タイプの面白い人は、場を和ませるキャラとして周りから愛されていることでしょう。ちょっとした発言や行動が妙にコミカルだったり、本人は真面目にやっているのに周囲から少しズレていたりして、計算では生み出せない面白さを持っています。
自ら面白い人に寄せているタイプとは違い、本人は至って真剣に振る舞っているため、「面白い」と言われることに悩んでいる場合もあります。
面白い人の特徴《会話編》
話が上手でわかりやすい
面白い人は話が上手で、相手に内容を伝えるのが得意です。明快な言葉で、誰にでもわかりやすく話を組み立てることができるのです。
例え頭の中にどんなに笑えるネタがあっても、上手に伝えることができないと、その面白さは半減してしまいますよね。逆に、平凡なエピソードであっても、言葉選びや話の組み立て方によって面白いネタに変えてしまう上級者もいます。「あの人が話すとどんな話も面白い」と言われている話し上手の人、あなたの周りにもいませんか?
色々なことに詳しい
笑いとはまた違った意味で「面白い」と言われるのが、博識で視野が広い人です。自分の知らないことをたくさん吸収でき、知的好奇心を刺激してくれるような相手とは、もっと話していたいと思いますよね。このように、知識の豊富さや会話の引き出しの多さから、周囲に面白い人と思われているタイプも存在します。
このタイプの人は、持っている知識をただ話すだけでなく、それがいかに面白いことなのかを伝えることが得意で、「自分もやってみたい」「もっと知りたい」という相手の好奇心を上手に引き出します。
ボキャブラリーが豊富
面白い人はみんな、ボキャブラリーが豊富で、会話の中で自然と相手を引き込む言葉選びをしています。時には、言葉のセンスだけで相手を笑わせてしまうことも。
例えば、驚いた時によく使われるのは「びっくりした」という表現ですよね。ところが、言葉のストックがたくさんある人は、ここで「度肝を抜かれた」とか「二度見しちゃった」「幻かと思った」など、少しひねった表現をパッと出すことができるのです。
こういったワードセンスは、一朝一夕に養われるものではありません。TVや本、人との会話など、日常で触れる言葉に対して常にアンテナを張り、いいなと思った表現を自分のものにしていく中で磨かれていきます。
会話の反射神経が良い
会話の反射神経が良い人、つまりテンポよく話を運び、気の利いたリアクションを返せる人は、「話していて楽しい」「面白い人」という印象を持ってもらいやすいでしょう。ポンポンと上手に話を切り返し、軽快なトークで相手を魅了する、会話のラリーが得意なタイプですね。
会話の反射神経が良い人というのは、想像力が豊かです。相手が言ったことに対し、瞬時に「こういうことか」とイメージができるため、話を理解した上で、パッと良いリアクションを返すことができるのです。
鉄板のネタがある
面白い人というのは、大抵はとっておきの「鉄板トーク」を持っています。これを話せば場が盛り上がるという、いわゆる「すべらない話」ですね。しかも、1つではなく2〜3種類はネタがあり、その場に合わせて一番盛り上がる話をチョイスしている人が多いでしょう。
様々な場で鉄板トークを繰り返すうち、「ここはこう言ったほうが面白い」とか、「ここは溜めてから話そう」などとだんだん磨きがかかり、完成された鉄板ネタへと熟成していくのです。
鉄板ネタを持っておくと、初対面などで場が静かになった時の盛り上げにも使えるので、初めて会った相手に「面白い人」と思ってもらえるというメリットもあります。
リアクションが大きい
面白いと言われている人たちをよく観察してみると、表情が豊かでリアクションが大きい、賑やかなタイプが多いでしょう。テレビのバラエティー番組でも、お笑い芸人は手を叩いて笑ったり、表情をコロコロ変えたりと、派手に動いているはずです。
本当に面白い人というのは、ただ単に自分が話をしてウケを取るだけでなく、会話全体を盛り上げるのが上手です。相手の発言にもしっかりとリアクションを取り、大げさに笑ったり、時には突っ込んだりして、その場にいる全員が楽しめる空気感を生み出します。
面白い人のあるあるなギャップ
自宅ではあまり話さない
外では明るくてよくしゃべるマシンガントークな人が、家に帰った途端に無口になる、いわゆる内弁慶の逆パターンですが、これは面白い人にはよく見られる傾向なのです。外で明るく振る舞う分、家で静かに過ごすことによって、自己のバランスを保っているのでしょう。
外での姿しか知らない人が見たら、びっくりすること間違いなしです。もちろん、根っから明るい性格で、外でも自宅でも関係なく、寝るまでずっと口を開きっぱなしの人もいますが、自宅ではあまり話さない人がけっこう多いのです。
陰でものすごく努力している
面白い人には、努力家が多いです。面白いがゆえに軽く見られてしまうため、口ばっかりと言われないように陰で仕事や勉強を頑張ったり、面白い人というイメージを維持するために、会話術の勉強をしたり常に面白いネタを仕入れるなど、方向性は人ぞれぞれですが、みんな陰では努力を重ねています。
「面白い人=真面目な人」とも言えるでしょう。実は隠れた頑張り屋さんが多いのです。
実は根暗なタイプもいる
いつも堂々と楽しそうに話している印象が強いかもしれませんが、本当はあまり明るい性格ではない人も結構いたりします。根っから明るく真っ直ぐすぎるよりも、少し暗い部分があったり屈折しているほうが、物事を意外な角度から捉えることができたり、共感性の高い話ができるなど、面白さにはプラスになることがあるのです。
考えてみれば、ピン芸人として活躍している人などは、ちょっとヒネた雰囲気の人が目立ちませんか?性格が暗くて悩んでいる人も、独自の路線の面白さを目指すことは可能ですよ。
相談に乗るのが上手
先ほどもお話ししたように、面白い人というのは観察眼が鋭く、常に他人のことをよく見ています。また、独自の視点で物事を考えることができるため、問題に対して思いもよらない解決策を生む出すこともあります。それゆえ、悩み相談に乗るのが上手という意外な一面があるのです。
頼られると嫌とは言えない性格のため、持ち前のサービス精神を発揮し、常に誰かの相談に乗っているという人もいるでしょう。自分自身がストレスを抱えてしまうことのないよう、セルフケアも心がけたいところですね。
面白い人のメリットとは?
異性にモテる
まずは何と言っても、異性にモテます。面白い人は恋愛対象に見られにくいという説もありますが、そんなことはありません。
冒頭でもお話ししたように、面白さというのは、優しさや観察眼、愛されるキャラクターなどによって成り立っています。つまり、面白い人は、コミュニケーション能力が優れているのですね。コミュニケーションはモテの基本とも言えるでしょう。
また、面白いキャラクターゆえ飲み会や合コンなどで重宝され、様々な場に呼ばれる機会が多くなるため、その分異性との出会いが増えます。
同性からも人気が高い
もちろん、異性だけでなく同性からも好かれます。常に友人に囲まれている人気者タイプが多いでしょう。
いるだけで場が明るくなり、賑やかな雰囲気を作ってくれるため、スポーツや飲み会、イベントなど遊びの場にはお呼びがかかります。どこに顔を出しても周囲に人が集まってくるため、ムードメーカーとして頼りにされていることでしょう。
一方で、誰とでもソツなく仲良くできるので、人付き合いが広く浅くになりがちという面もあります。
仕事でチャンスを掴みやすい
面白い人やユーモアのある人は、その性格を武器に、仕事でも成功を収めることができるでしょう。特に、営業や販売などの人と接する仕事においては、強みを遺憾なく発揮します。
堅い雰囲気の商談の場をパッと明るくしたり、警戒しているお客様の心を瞬時にほぐしたりと、持ち前のコミュニケーション能力で、対人の仕事は何でもこなしてしまうはず。また、厳しいことで有名な担当者から気に入られて契約を取ってくるなど、相手の懐に入り込むのが非常に得意です。
このように、ユーモアはビジネスにおいても大きな強みになるのです。
目上の人に可愛がってもらえる
コミュニケーション能力が高く、おまけに愛嬌のある性格のため、目上の人に気に入られやすいというメリットもあります。上司や先輩からは「面白いやつ」「憎めない」など、概ね良い印象を持ってもらうことができるでしょう。
そのため、他の人だったら怒られるような場面でもお咎めなしになるなど、トクをすることも多いでしょう。ただし、あまりに要領が良すぎると、同僚からは反感を買う場合もあります。人の好意の上にあぐらをかかず、謙虚な姿勢を忘れないようにしましょう。
面白い人が異性にモテる理由
一緒にいて楽しい
面白い人というのは大抵、サービス精神が旺盛で、目の前の相手が笑ってくれることに満足感を覚えます。もちろん、相手が異性でも常に全力で楽しませようとするため、一緒にいる時間は常に笑顔で過ごすことができるでしょう。また、アイディアが豊富なため、相手を喜ばせるデートプランを考えるのも得意です。
そのため、当然ながら「一緒にいると楽しい」と印象づけることができ、結果的に相手に好意を持ってもらうことができるのです。
「面白い」とのギャップに惹かれる
ギャップは、モテの大事な要素ですよね。普段とは違う相手の意外な一面をふと知ったとき、急激に興味が湧くものです。
面白い人をよくよく見てみると、実は心底朗らかなネアカなタイプは少なく、ほとんどの人が、普段の姿とは違う本当の自分を持っています。それゆえ、ギャップを知ってしまった人は、「私だけが、俺だけが本当の顔を知っている」と嬉しくなってしまいます。いつもの明るさからチラッと垣間見える別の一面に惹かれてしまうのです。
中には、意図的にギャップを見せることで、異性の心を上手に掴んでしまうツワモノもいます。
出会いの場が多い
先にも少し触れましたが、面白い人はムードメーカーとして重宝されるため、飲み会や合コンなどの遊びの場によく声がかかります。自然と出会いが増え、必然的に異性とのコミュニケーションのスキルがどんどん上がっていくのです。
また、出会いの場では鉄板トークなどを駆使して上手に場を盛り上げるため、異性に警戒心を持たれることなく、すんなりと仲良くなることができます。
優しくて気が利く
持ち前の観察眼から、「察する」ことが得意な人が非常に多く、いつも相手の気持ちを読み取り、先回りした気遣いができます。その優しさを受けた相手は、「自分のことをわかってくれている」「いつも気にかけてくれている」と、思わず心を掴まれてしまうのです。
面白い人は、マメで気が利くタイプが多く、いいなと思った相手に対してはコミュニケーション能力を総動員して、確実に自分のものにします。
面白い人になるための方法!《インプット編》
色々なことに関心を持つ
普段から色々なことに興味や関心を持ち、本やネットで調べて知識を深めましょう。また、調べるだけでなく、実際に生で触れる機会があれば積極的に活用し、体験の引き出しを増やしていくことも大切です。
面白い人になるというより、人間力を高めるという方向性に近いかもしれません。他人の興味を惹き、自分の話に耳を傾けてもらうためには、ベースとなる人間的魅力が必要です。知識や体験が積み重なるにつれて話に深みが増し、より人を惹きつけることができるようになるでしょう。
また、新しい情報を頭にインプットすることで、柔軟な発想力を高めることができます。普段から頭を柔らかくしておくと、ここぞという時に気の利いた言葉をパッと出せるようになりますよ。
面白い人を観察し真似をする
なりたい姿があるなら、すでにそうなっている人の真似をするのが近道です。身近に面白い人がいるなら、徹底的に観察して良い部分を取り入れてください。話し方や会話の回し方、言葉選びや表情など、ヒントに溢れているはず。
ひとつポイントをお伝えすると、面白い人のアウトプットだけでなく、インプットの仕方も参考にするのがオススメ。TVや映画、本、趣味など、普段どんなものに触れているのかを聞いてみるのです。面白い人が面白いと言うものにハズレなしです。センスの源を探り、自分にも取り込んでしまいましょう。
ただし、影響を受けすぎて周囲から「真似してる?」と思われては、二番煎じで面白くもなんともありません。取り入れたものは、自分なりの表現に昇華しましょう。
ボキャブラリーを増やす
言葉が面白いと、それだけで人を笑わせることだってできます。大切なのは、たくさんの言葉を知り、適切なタイミングで引っ張り出してくること。そのためには、日々新しいワードを吸収する必要があります。
毎日の生活の中で、意識的に面白い言葉を拾い上げるようにしましょう。TVやラジオなどのメディアはもちろん、人との会話の中でもいいなと思う言い回しがあれば、自分でも使ってみてください。最初は人から吸収した言葉であっても、口に出して発するうちに自分の言葉にすることができるでしょう。
言葉に敏感になると、会話がグッと洗練されます。そして、自分の中に面白い言葉をストックしていくことで、どんどんとユーモアが磨かれていくはずです。
人の笑顔をカウントする
何も、大爆笑を巻き起こすだけが面白い人ではありません。日々のちょっとしたシーンで、誰かをクスッと笑わせることができるのも、ユーモアセンスがあってこそです。もし自分の面白さに自信が持てないでいるなら、毎日「誰かを笑顔にした回数」を数えてみてください。
朝の挨拶のついでに言った一言で同僚が笑ってくれた。お昼休みに会話が盛り上がって、みんなで笑顔になれた。家に帰ったら家族が笑って迎えてくれた。そんなささいな笑顔で大丈夫です。数えてみれば、1日で思った以上にたくさんの人を笑わせていることがわかるはずです。
こんなに人を笑顔にしているのだと思えたら、少し自信が持てる気がしませんか?
人間観察をする
面白い人は、観察眼が鋭く、人の気持ちを察することが得意です。優れた観察眼を身につけるには、一を聞いて十を知るための想像力が必要とされます。
想像力を養うためにオススメしたいのが、人間観察。街中や電車で見かけた見知らぬ誰かを、怪しまれないように注意しながらよく見て、その人が一体どんな人なのか、どこに住んで何の仕事をしているのか、家族構成は、趣味は、よく遊びに行く場所は…など、想像を巡らせてみてください。
人に興味を持ち、イメージを膨らませることが、観察眼を養うことにつながります。
面白い人になるための方法!《アウトプット編》
TVのネタでトーク練習
面白い人になりたい!でもトークは苦手…そんな人に試してもらいたいのが、「TVで面白かったことを人に伝える」という練習法です。自分で面白い話を考えるのが苦手なら、人のネタで練習をすればいいのです。
方法は簡単です。バラエティー番組などで、芸人やタレントが話しているエピソードトークを、「昨日TVで見た話なんだけど…」と、そのまま人に伝えるだけ。実際にやってみるとわかるのですが、TVで耳にして面白かった話でも、いざ自分で話すと何の変哲もない普通の話になってしまいます。
一度失敗したとしても諦めず、何度かトライしてみてください。話すタイミングや声のトーンなど、だんだんと面白い伝え方のコツが掴めるはずです。
話を膨らませる
これも伝え方の練習です。自分の身に起こったエピソードを、思いっきり膨らませて人に話してください。
例えば「昨日、電車に遅れそうになって思いっきり走ったけれど、目の前で電車の扉が閉まった」という出来事があったとします。誰にでも起こり得る普通の話ですが、これを演技や誇張を交えて面白おかしく伝えるのです。
「昨日、電車に遅れそうになって、超絶ダッシュして思いっきり人を抜かしたんだけど、結局目の前で扉がこう、『シュッ』て…。腰が痛くなっただけで、すごく虚しかった」
これに多少の演技を加えて伝えるだけでも、笑ってくれる人はいるでしょう。こんな風に、自分の身に起こったことを面白いエピソードに変換する癖をつけてみてください。
昔のエピソードを棚卸しする
自分だけの鉄板トークがほしい人にぜひやってみてほしいのが、今までに人を笑わせた話の棚卸しです。今から新しいトークを作ることも大切ですが、過去に誰かを笑わせた話を引っ張り出してくる方が手っ取り早いですし、簡単ですよね。
昔からの自分を振り返ってみて、「そういえば、あの話はあの人にすごくウケたな」とか「この話はよくみんなにしていたな」というネタが、誰でも一つや二つ、あるのではないでしょうか。
記憶の底から引っ張り出せたなら、今度はその話をブラッシュアップします。今の時代の言葉で話してみて、違和感がないか、果たして本当に面白いのかを冷静にチェックしてください。そうして完成した鉄板トークは、強力な武器になるでしょう。
面白い人は、誰かをいじったりしない
どのコミュ二ティーにも、いじられキャラの人っていますよね。何かにつけてつっこまれたり、真面目にやったことが少しズレていたりして、みんなにやいやい言われがちな存在です。
人を笑わせる時に絶対にやってはいけないのが、いじられキャラの人を話のダシにすることです。例え本人が平気な顔をしていても、内心では傷付いている場合も多いもの。いじられて心から喜ぶのは芸能人だけ、と心得ましょう。また、人をいじって笑いを取る雰囲気が苦手な人も少なからずいます。
誰かをネタにして笑いを起こしても、それは自分の面白さとは言えませんよね。本当の意味で面白い人は、発想や着眼点、言葉のチョイスなど、自分のセンスで人を楽しくさせるのです。
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