そもそも「ガテン系」とは?
「ガテン」の意味・語源
「ガテン」は、「合点(がってん)だ」「合点(がてん)がいく」などの「合点」に由来しています。「ガテン系」という言葉がよく使われるようになった理由は、就職情報誌『ガテン』が発行されたことがきっかけだと言われています。
就職情報誌『ガテン』のコンセプトは、土木や建築などの現場で働く人たちに合点のいく生き方を提案することだったそう。『ガテン』は2009年に休刊になりましたが、「ガテン系=肉体労働の職種」という認識はすっかり定着しました。今でもいろいろな就職情報誌の表紙に大きく「ガテン系の仕事特集!」などと書かれたものをよく見かけますね。
ガテン系はハードというイメージはもう古い
ガテン系と聞くと、朝から晩まで汗をかきながら過酷な状況で働く職種だと思われがち。ですが、そんなイメージはもう古いのです。そもそもガテン系とは、建築関係の仕事だけではなくて、幅広い職業のことを表しています。
そして何より最近は、建築関係の現場であっても、快適に仕事ができるような環境づくりが徹底されているのだそう。以前と比べると労働環境が整っていることから、ガテン系の職業でやりがいを持って働いている女性もたくさんいるようです。
ガテン系の仕事内容はさまざま
ガテン系の仕事と聞くと、建築関係の肉体労働を思い浮かべる人も多いことでしょう。ですが、先ほども述べたように、実際はもっと幅広い職業を表しています。たしかに建築関係はガテン系の代表格ですが、調理人や運輸業、整備士などもガテン系です。
様々な職種があるので、「ガテン系はキツそうだから、それ以外で職探しをしている」という人も、一度ガテン系の仕事を視野に入れてみてもいいかもしれません。仕事探しの幅がぐっと広がります。
ガテン系なんて無理と思っていたけど、実際にガテン系の仕事をしてみたらどっぷりハマってしまって、もうガテン系以外考えられない!という人もいるそうです。
現在はガテン系女子も増えている?
最近では「ガテン系」という言葉だけではなくて「ガテン系女子」という言葉もよく耳にします。昔は建築関係の仕事は「汚い・きつい・危険」の3拍子が揃っていると言われていましたが、現在ではきちんと労働環境が整えられています。
そのため、女性からも人気の職種となってきているのです。建築業界では「けんせつ小町」や「ドボジョ(土木系女子)」と呼ばれることも。手に職をつけることができるので、将来のためにガテン系の職業を選ぶ女性も多いのです。ガテン系の職種に魅力を感じるガテン系女子は、今後も増えていくかもしれませんね。
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