高校生の片思い事情を徹底調査！アプローチ方法や恋愛エピソード集も

高校生で片思い中の人は結構多い様子。あるアンケートによると、なんと女子高校生の8割くらいが片思いの経験があるのだといいます。

しかし、片思いを続けるのは大変です。高校生ならではの苦労もあるかもしれませんね。ということで今回は、片思いをする高校生の恋愛やアプローチ方法に迫っていきましょう！

アプローチに悩む高校生は多い？

高校生の片思い相手は、基本的に同じ学校の同級生。もちろん先輩や後輩ということもありますが、いずれにしても接点が多いのが特徴です。大人が合コンに行って連絡先を交換するのとは、アプローチの方法が根本的に違うわけですね。

高校生は好きな人との接点が多いのでアプローチが簡単かといえば、そうではありません。たとえ同じクラスでも話題がなければ話しかけにくいですよね。しかも恋愛経験が少ない分、片思いの相手に話しかけるのはすごく勇気がいるはず。そのため、片思いでアプローチに悩んでいる高校生は多いのです。

片思いをつらいと感じる高校生も

片思いをつらいと感じる高校生も多い様子。たしかに、好きな気持ちをずっと抱えたまま悶々として過ごすのはつらいものです。

しかも、ライバルがたくさんいるのもつらいところですよね。片思いの相手が、自分の女友達と喋っているところなどを見ると苦しい気持ちになるはず。

しかし、つらいからといってすぐに止めてしまうわけにもいかないのが高校生の片思いです。好きな人の姿を毎日のように目にするのですから、忘れようにも忘れられないのです。

高校生が片思いの相手に上手にアプローチするにはどうすればよいのでしょうか？そのきっかけをご紹介します。

相手と話す機会を増やす

これが一番大事なことですが、一番難しいことでもあるでしょう。会話する回数を増やすにも、話しかけるのに勇気がいりますよね。「突然どうしたんだろう？」と相手に思われる可能性があります。

さらに、あまり積極的に話しかけていると、周囲から「○○さんって△△君のこと好きなんじゃない？」と噂されるかもしれません。そう思うとなかなか行動に移せないはず。

話しかけるときには、できるだけ「偶然」や「必然」を利用したいところ。帰り道でばったり会ったので話しかけたとか、席が隣になったので会話をする機会が増えるというのがベスト。これを積極的に狙っていきましょう。

LINEを教えてもらう

ある程度話す仲になったら、LINEを教えてもらいましょう。一度教えてもらえれば、そこからは一対一でしゃべることができます。誰かに見られてたり聞かれたりして噂になる可能性も低いでしょう。

ただし、LINEに書いたことは残ります。削除することは可能ですが、スクショをとられたらおしまいです。そのため、最初はあたりさわりのない会話をする程度にしておいた方が良いかもしれません。

相手が信頼できそうだと思ったら、少しプライベートな話をしてみましょう。お互いのことをしれば、会話の幅も広がります。

グループでの遊びに誘う

学校で会ったりLINEをしたりするだけでなく、プライベートでも好きな人と会いたいですよね。しかし、いきなり二人で会うのはとても勇気がいるはず。

そのため、まずはグループでの遊びに誘ってみましょう。友達にも協力してもらって、男子も女子も複数人いるといいですね。周りに親しい友達がいると思えば、あまり緊張せずに済むかもしれません。

勉強を教えてもらう

これは高校生だからこそ実践できるきっかけづくりですね。相手があなたより勉強が得意なのであれば、それを教えてもらうという名目で会話数を増やしてしまいましょう。

学校の休憩時間に教わっても良いですが、ある程度仲が良いのなら休みの日に誘うのもアリ。特に相手が男子なら、女子に頼られるのは嬉しいはずです。相手が嫌そうでないのなら、どんどん頼ったほうが良いかもしれません。

LINEだと周囲の目を気にしなくて良いので、普段より思い切ったことを言えるかもしれませんね。しかし、あまりに頻繁にLINEをすると鬱陶しく思われるかもしれません。ということで、高校生が片思い相手にLINEで上手にアプローチする方法を見ていきましょう。

ちょっとしたやりとりを毎日続ける

高校生にもなると、スケジュールは人それぞれです。放課後にすぐに帰宅する人もいれば、部活に塾にと忙しい人もいるでしょう。

そのため、あまり片思い相手の時間を奪ってはいけません。早く仲良くなりたくて焦ってしまうかもしれませんが、じっくりと時間をかける覚悟が必要です。

LINEの頻度は毎日でもよいですが、一回一回のやり取りを少なめにすること。相手の負担を最小限に抑えつつ、高頻度で連絡を取り続けるのが理想的です。

返信のタイミングは相手に合わせる

人によってすぐに返信をくれる場合もあれば、なかなか返事が来ないこともありますよね。高校生に限らずLINEの返信ペースは人それぞれです。

そして、ここで注意しておきたいのが、このペースを乱されると多くの人は不快になるということ。たとえば、すぐに返信する人は相手からの返信が遅いとイライラしますし、逆に遅い人は相手からすぐに返信が来ると焦らされているような感覚になります。

そのため、ペースは相手に合わせることが大切です。片思い相手と同じくらいの間隔でメッセージを送りましょう。

基本的に夜

高校生は日中は学校にいますよね。そのため、片思い相手にLINEをするのは朝か夜ということになります。

しかし、朝は基本的にNGです。高校生の朝は忙しいので、相手の邪魔になる可能性大。特に男子が女子に片思いしている場合はNGです。

ただし、夜であればいくらでもLINEをしてよいのかといえば、そんなことはありません。こちらが大丈夫でも相手は疲れて眠いかもしれませんし、夜更かしをすれば翌日に響きます。適当なところで切り上げましょう。

絵文字やスタンプは相手に合わせる

高校生に限らず、人によって絵文字やスタンプの使い方はかなり異なります。たくさん使う人もいれば、ほとんど文字しか使わない人もいるでしょう。

このような使い方の癖は、相手に合わせるといいですね。なぜなら、テンションが違いすぎると親近感がわかないからです。自分が絵文字をたくさん使ったメッセージを送ったのに、相手から文字だけのそっけない返信がきたら面白くないですよね。逆に文字だけで充分なのに相手があれこれ飾り立ててくると鬱陶しく見えるものです。

最初は加減が難しいかもしれませんが、返事をするときに絵文字やスタンプ、文章の量を同じくらいに調節すればOKです。

短文で送る

相手に文章量を合わせるべきとは言いましたが、基本的に長文はNG。なぜなら、たくさんのことが書いてあると、相手はどれについて返事をすればよいのか分からないからです。

まだこちらが片思いをしている段階ならなおさら注意が必要ですね。長文を送って「返事を考えるのが面倒くさい」と思われてしまったらアウトです。

LINEの魅力は気軽にやり取りできるところにあります。その長所を殺してしまわないように短文を心がけましょう。

タイムラインを活用

直接メッセージをやり取りする以外にも、LINEの使い道はたくさんあります。たとえば、タイムラインで相手の様子が分かるのが魅力ですよね。

片思い相手がライムラインに何かを投稿していたら、それに何か反応してみましょう。相手は「自分のこと見てくれている」と意識するはずなので、好意をさりげなく伝えることにもつながりますね。

続いては、高校生の片思い相手へのアプローチ方法「会話編」です。どんな会話を心がけると片思い相手と仲良くなれるのでしょうか。

話す時はいつも笑顔で

むすっとしていると、それだけで話しかけにくい印象を周囲に与えます。せっかく片思い相手に話しかけてもらえたのに、もしあなたが仏頂面で反応したら、相手はもう話しかけてくれないかもしれません。

そのため、できるだけ笑顔で対応することが大事です。こちらから話しかけたときはもちろんですが、片思い相手が話しかけてくれたときにも笑顔で応じましょう。

緊張しているとなかなか笑顔になれないかもしれませんが、片思いの相手とせっかく会話できるのです。その喜びを隠さないように意識しましょう。

さりげなく好意を匂わせる

恋愛では駆け引きをした方が良いという声もありますよね。こちらが相手のことを好きなのかそうでないのかはっきりさせないことで、相手の注意を惹きつけるというのも、恋の駆け引きの一種です。

しかし、こちらから相手に片思いをしているのなら、そういう小細工は不要です。また、高校生ということはまだ恋愛経験はそんなに豊富ではないですよね。それなら、余計な駆け引きは変な勘違いを招くもとになるかもしれません。

そのため、好意はあまり隠さないほうが良いです。と言っても、あまりあからさまにアピールするのも恥ずかしいでしょうから、さりげなくアピールできると理想的。具体的には「気が合うね」「そういうところいいと思う」などの言葉がよいでしょう。

褒める

当然ながら、褒められて嫌な人はそういません。大抵の人は素直に喜ぶはずです。思春期真っただ中で、自信を持てたり持てなかったりと気持ちの変動が激しい高校生という時期なら、なおさら褒め言葉は効果抜群。

相手にはっきりとした長所があるのならそれを褒めてあげましょう。具体的には運動ができる、勉強が得意といったことですね。

しかし、理想的な褒め方はそういうものではなく、本人が気づいていない部分を褒めてあげることです。「話聞くの上手だよね」「結構気遣いとかするタイプでしょ」など、片思いの相手が「こっちのことよく見てくれてるんだな」と思うような褒め言葉を探しましょう。

ボディタッチする

高校生なら、するのもされるのも恥ずかしいかもしれませんね。しかし、だからこそボディタッチの効果は計り知れません。

と言っても、いきなり片思い相手の肌に触れるのは緊張するはずですし、相手も驚きます。そのため、初めは肌ではなく服の上や髪の毛でOK。「ゴミがついてるよ」というのが一番オーソドックスなやり方でしょう。

肌に触れたい場合は、手が一番口実が作りやすいですね。あなたが女子高校生で片思い相手が男子なら「手相占いしてあげる」といった口実を作ればやりやすいでしょう。あなたが男子高校生なら、少しハードルが高くなります。ある程度信頼関係を築いてからでなければ難しいでしょう。

片思いは苦しいものですよね。高校生だと特に、周りにはライバルがたくさんいることになります。油断していれば好きな人に恋人ができてしまうかも…。ということで、高校生の片思いがつらい瞬間を集めてみました！

片思いの相手が異性と仲良く話してた時

「私によく声をかけてくれる男子が気になってるんですが、いろんな人と仲がいいので妬けます」(16歳/女子)

クラスには自分以外にもたくさんの男子・女子高校生がいます。大人がオフィスで顔を合わせるよりも親しくなりやすいので、油断しているとどんどん別の異性と仲良くなっていくかもしれません。「もしかしてすでに付き合ってたりして…！」と思うと、いてもたってもいられなくなりそうですよね。

好きな人に恋愛対象として見てもらえない時

「ふざけ半分で『俺と付き合うとかどう？』って好きな子に聞いたら、『友達としては好きだけど…』みたいなマジレスをもらってしまった。どうやら自分は男として見られてないらしいです…」(15歳/男子)

友達として好きなのと異性として好きなのはまた別の話。普段仲良くしているからといって、必ずしも恋愛対象として見てくれているとは限りません。特に高校生は大人と違って「ただの異性の友達」を作りやすいので、片思い相手と自分との間に認識の差が生じやすいといえるでしょう。

LINEの返事がそっけない…

「こっちは楽しくてLINEであれこれ送るんだけど、相手からの反応がめっちゃあっさりしてる。これ、どうでもいいって思われてますよね…？」(18歳/女子)

これは高校生だけでなく社会人でもよくあることです。女性が絵文字やスタンプであれこれ飾ったメッセージを送っても、男性のほうはさらっとした短文しか返してくれません。このすれ違いは大人になっても続くので、今のうちに慣れておいた方が良いかもしれませんね。

片思い相手の好みが自分と正反対

「勇気を出して好きな子に『どんな男子がタイプ？』って聞いたら、僕とは正反対の特徴を挙げられました」(17歳/男子)

そういう返事をくれる時点で、残念ながらこちらのことは眼中にないのかもしれませんね。あるいは、こちらの好意に気づいていて、それを遠回しに拒否するために正反対のタイプを挙げた可能性もあります。いずれにしても、この片思いが実る可能性は低いかもしれません…。

片思いをしていると、なかなか部活や勉強にも身が入らないもの。では、高校生が片思いに悩んだ時、どんなふうに乗り越えたらいいのでしょうか？

友達に相談する

これは主に女子高校生の解決方法ですね。友達に片思い相手のことを話したり、つらい気持ちを吐き出したりしてスッキリするのです。自分の胸のうちに秘めておくよりも気分が軽くなるでしょう。

また、片思いを進展させるための具体的なアドバイスを友達にもらう人もいます。気になる人との距離を縮める作戦に協力してもらえば、グッと仲良くなれる可能性もありそうですね。

好きなことに没頭する

これはどちらかというと男子がとる片思いの乗り越え方ではないでしょうか。趣味なり部活なり勉強なり、自分のやりたいことに専念するのです。

何かに熱中していれば余計なことを考えずに済みます。また「自分にはこれがあるんだ」と思えば、片思いの相手が振り向いてくれなくても心がくじけずに済むでしょう。

嬉しいことを思い出す

片思いをするのには、何かきっかけがあったのではないでしょうか。優しい言葉をかけてもらった、カッコイイ姿を見たなど、好きになった瞬間というのがあるはずです。

また、それ以外にもしゃべったりいい感じになったりなど、片思い中の相手との間に何か嬉しい思い出がある人も多いはず。そういう出来事を思い出すことで、つらい時期を乗り越えるという方法もあります。

高校生活の中で片思いをし続けるのはつらいかもしれません。そんなときは、どうやってその片思いを終わらせれば良いのでしょうか。

思い切って告白する

思い切って告白すれば、片思いは終わります。結果が良いものであれ、悪いものであれ、それまでとは同じにはならないでしょう。

相手がOKしてくれれば、一番良い形で片思いを終わらせられますよね。晴れて好きな人と恋人同士になり、それまで以上に高校生活が楽しいものになるでしょう。

振られた場合、それはそれで区切りになります。もちろん、それでもあきらめきれない人はいるかもしれませんが、少なくとも相手の気持ちが分からなくてモヤモヤすることはないですよね。

他の異性に目を向けてみる

一人の人を好きになると、その人のことばかり考えてしまうものです。しかし、実際にはほかにもたくさん異性はいます。高校生なら出会いに困ることはほとんどないはずです。

これまでほとんど意識してこなかった人の中にも、もしかしたら素敵な人はいるかもしれません。そういう人にも目を向けてみると、新しい恋が始まる可能性があります。

ただし、その場合もたいていは片思いから始まることになるでしょう。根本的に片思いの苦しみから逃れる方法にはならないかもしれませんね。

ひたすら耐える

耐えていれば、やがて片思いには終わりが訪れます。なぜなら、高校生活自体が終わるからです。

その先も一緒という可能性はかなり低いでしょう。たとえ同じ大学に進学しても、学部が違えば顔を合わせることもないはずです。そうなると、高校生活での出会いは高校生活の終わりと共にいったん切れることになります。

ただし、SNSでもつながっていると、相手の動向を知ることができてしまいます。意識的に目を向けないようにしなければ、いつまでもずるずると片思いを引きずってしまう恐れもあります。

最後に紹介するのは、高校生の片思いエピソードです。世間の高校生たちの甘くも酸っぱくもある片思いのお話を見ていきましょう。

高校二年生の時に部活の先輩を好きに…

「陸上部の先輩を好きになりました。優しくてカッコよくて…。でも結局気持ちを伝えられないまま卒業されちゃいました」(17歳/女子)

女子に多いケースですが、先輩を好きになることもありますよね。自分より年上だからこそ憧れてしまうものです。

ところが、高校生活は3年間しかありません。つまり、学年が離れていると長くても2年間しか一緒にいられないということ。限られたチャンスで恋を実らせるのはなかなか大変です。

彼氏がいる子に3年間ずっと片思いし続けた

「僕が好きになった子は、中学の時から彼氏がいる女子でした。結局その子が彼氏と別れることはなく、僕は最後まで片思いでしたね…」(18歳/男子)

片思いの相手に恋人がいるのを知ったときには愕然としてしまうもの。できれば別れてほしい…と思いながらも、自分ではどうすることもできません。他人の不幸を願うことに気が引ける人もいるでしょう。

相手に恋人がいても頑張ってアプローチするか、それとも恋心をそっと胸にしまうか、難しいところですよね。

友達と片思い相手が付き合ってることが判明…

「クラスのAさんのことが好きだったんですが、僕はそのことを誰にも言わずに心に秘めてました。そしたらあるとき友達から『俺、実はAと付き合ってるんだけどさ』って言われて…。頭が真っ白になりました」(16歳/男子)

好きになった相手が、実は自分の友達と付き合っていたというケース。ほとんど恋心を人に言わない男子に多いパターンと言えます。特にクラスや部活が同じだと、こういうことになりやすいですね。

片思い相手の友達に告白された

「片思いしている男の子の友達に告白されちゃいました。全然嬉しくない…」(16歳/女子)

片思いをしている相手に話しかけたりしていると、その流れで一緒にいるその相手の友達ともしゃべる機会が増えるものです。その結果、そっちのほうに好かれてしまうという事態が起こることもあります。

こうなったときに悲しいのが、本命の相手に好かれている可能性が低くなることです。そうでなければ、その人たちはそろって同じ相手を好きであるということ。友達同士で普通にコミュニケーションをとっているなら、そのような事態にはなりにくいはずですよね。