特定の人が視界によく入るのはなぜ?
この記事では、男性がわざとあなたの視界に入ろうとする心理を解説していきます。視界に入ることによって起こる心理の変化も見ていきましょう。
視界に入るかどうかは相手との関係性による
知らない人が視界に入っていても、気になることは滅多にありませんよね。しかし、友人や知り合い、気になる人が視界に入ると「ああ、いるな」と認識します。
知り合いではなくても、よく見かける人を「あの人か」と覚えている場合も、視界に入ると認識するようになります。
つまり、単に視野の中にいるのではなく「視界に入っている」と認識できるのは、相手との関係性や距離感が近かったり、あなたが相手を「知っている人」と認知しているからなのです。
自分が意識しているからよく視界に入る可能性も
好きな男性が視界に入ると、すぐ気付くことができますよね。これは、あなたが相手に対して好意的で、意識しているためです。逆に、苦手意識を持っている相手も、視界に入るとすぐ気付きます。
好意にしろ苦手意識にしろ、あなた自身が相手に対して特別な感情を持っている場合、相手のことを意識しています。意識している相手のことは、視界に入るとすぐ認識するため、「よく視界に入るなあ」と感じるのです。
【好意編】わざと視界に入るときの男性心理4選
前編では、相手が好意的な心理を持っていて視界に入ろうとしているパターンを中心に解説します。
存在をアピールしたい|好意的な心理
相手の男性が、あなたに対して自分の存在をアピールするために視界に入ってきている場合の心理を解説します。
あなたの視界に入るところにいることによって、自分を認識してもらい、あなたから声をかけられることを待っている好意的な心理です。自分の存在を知ってほしい、あわよくば挨拶してくれたらいいなと考えています。
好意がある|好意的な心理
相手の男性があなたに好意を持っているとき、視界に入るように行動します。自分の存在をあなたに気付いてほしい、気にしてもらいたいという心理です。
「存在をアピールしたい」の項目で触れましたが、「声をかけてくれたらいいな」と思っています。それだけではなく、好きという気持ちからくる「存在を知ってもらいたい、接点を持ちたい」という願望が、視界に入るという行動に表れているのです。
好奇心を持っている|好意的な心理
あなたの視界に入ってくる男性は、あなたに対して好奇心を持っている場合もあります。好きという感情だけではなく「あの女性はどういう人だろう?」という単純な好奇心です。
相手の男性は「あの女性のことをもっと知りたいから観察しよう、見えるところにいよう」と考えて行動しています。相手からあなたが見えるということは、あなたからも相手が見えるということになりますよね。
チラチラ見られていたり、視線を向けるとよく目が合ったりする場合は、相手はあなたに好奇心を持ち、観察している可能性が高いです。
接点を持つチャンスを狙っている|好意的な心理
飲み会や合コンなど、多くの人がいるところであなたの視界に入る男性の心理は「接点を持つチャンスを狙っている」です。
相手は会話のきっかけを探すためにあなたの様子をうかがっています。「何かあったら声をかけよう」とあなたを自分の視界に入れているため、相手があなたの視界にも入ることになっているのです。
初対面の場合は好奇心と好意が入り混じった心理、面識がある場合は好意的な心理と解釈して良いでしょう。
【好意以外編】わざと視界に入るときの男性心理4選
後編では、好意がなくても視界に入る行動をするときの心理や、マイナスの心理の場合を解説します。
話しかけてほしい|どちらともいえない心理
話しかけてくるわけでもなく、視界に入るところを行ったり来たりウロウロしている男性がいたら、その男性の心理は「あなたから話しかけてほしい」かもしれません。
あなたに好意を持っていて、「話しかけてくれないかな」と視界に入る場合ももちろんありますが、それだけではありません。「この仕事を頼みたいけど、頼みづらいなあ…」など、自分から声をかけづらいと思っているときも、あなたの視界に入るところでウロウロします。
話しかけようとして失敗|どちらともいえない心理
あなたに話しかけようとしたにもかかわらず、失敗してしまった場合も、その男性はあなたの視界に入ることになります。
話しかけようとして失敗し、それでもなお視界に入り続ける男性の心理はいくつか考えられます。
ひとつめは、あなたに好意がある場合です。話しかけようとして近づいてきたものの、勇気が出し切れなかったり、タイミングを失ってしまったりして、失敗してしまったのでしょう。
ふたつめは、前述の「話しかけてほしい」ときと同じ心理で、自分から声をかけづらい用件のときです。男性の様子を見れば違いは予想できますので、こちらの場合は話しかけてあげましょう。
プレッシャーを与えている|マイナスの心理
あなたの視界に入ろうとする男性の心理として、「プレッシャーを与えている」もあげられます。職場で上司などがあえて視界に入り、「見ているぞ、しっかりやれよ」とプレッシャーを与える場合などがわかりやすいでしょう。
好意がある場合でも、プレッシャーを与えるために視界に入ることがあります。あなたが異性と喋っているときに、「俺はここにいる」とプレッシャーを与えているのです。ヤキモチ焼きの男性によく見られる心理と言えるでしょう。
プレッシャーを与える目的で視界に入っている場合は、男性の表情が険しいことが特徴です。
敵意を持っている|マイナスの心理
相手の男性が、あなたに敵意を持っている場合も、視界に入る行動をします。上記のようにプレッシャーを与えたいという心理や、自分の力をあなたに誇示したいという心理が働くためです。
相手の男性が、あなたに敵対心やライバル心を持っている場合に、この行動をします。あなたの視界に入るところで、やけに忙しそうにして見せたり、仕事の成果を聞こえるように報告したりすることが特徴です。「俺はお前よりデキるんだぞ」とあなたに誇示しています。
無理なく好きな人の視界に入る方法4選
好きな人の視界に入ることにより、なかなか話す機会がない人や、恥ずかしがり屋な人でも好意的な感情を持ってもらえることがわかりましたね。
これを利用して、あなたも積極的に好きな人の視界に入るようにしてみてはいかがでしょうか?こちらでは、好きな人にアプローチするために、無理なく視界に入る方法を紹介します。
相手の視界に入ることができる位置を把握する
視界に入る第一歩として、まずは相手の視界に入ることができる位置を把握するところから始めましょう。
時間は限られていますので、相手と同じ空間にいるときを有効活用することが大切です。そのときの相手の行動パターンや位置を良く観察しましょう。相手の視界に自然に入るためには自分はどこにいたらいいのかを考えると、何も考えずにウロウロするよりも効率的です。
明るい色合いの服装を心がける
好きな人の視界に入ることを意識して行動するときは、明るい服装をすると相手の目を引きやすくなります。
相手が黒や紺や茶色などの暗い色の服装を好む場合や、あなた自身が落ち着いた色合いの服装が似合う場合もあるでしょう。しかし、相手の視界に入って目を引くことが目標の場合は、明るい色の服装をおすすめします。明るい色は目を引きやすく、気分が明るくなるためです。
彼があなたを「視界によく入っている人」「よく見かける見慣れた人」と認識したり、「よく見る知人・友人」と認識するようになってから、彼好みの服装や自分に似合う服装をすると良いでしょう。
近くの席を確保する
好きな人の近くの席に居れば、それだけあなたが彼の視界に入ることが増えます。会社や学校の昼休憩の時間や飲み会のときは、できるだけ彼の近くの席を確保しましょう。
しかし、彼の近くの席を確保することにムキになってしまっては不自然で、逆効果になってしまうことも。近くの席が確保できなかった場合は、彼の席の側を通るだけでも効果があります。
好印象な行動を心がける
彼の視界に入ることができたらチャンスです。好印象な行動を心がけましょう。
職場の場合は、始業前に少し席の掃除をしたり、他の人に気配りをしてみせたり、できることはたくさんあります。彼と席が遠かったとしても、押しつけがましくない程度に周りの人に気配り上手な行動をしながら移動し、彼の視界に入ることも可能です。
気になる相手の視界に入ったときは、好印象な行動を心がけると良いでしょう。こちらについては、次の項目で詳しく解説します。
【必読】好きな人の視界に入ったときのアピール方法4選
次に、好きな人の視界に入ったときに効果的にアピールする方法を紹介します。
ただ視界に入るだけよりも強い印象を持ってもらうために、工夫した人たちの体験談を見ていきましょう。
相手の動きを真似して意識させる!
「同僚の女の子が気になってます。以前ネットか何かで『ミラーリング』っていう心理学の効果があるっていうのを見ました。相手の動きを真似すると、好感度が上がるとかいう。
ちょうどお互い視界に入る席だから、仕事中は彼女が伸びをしたときに伸びをしたりとか、気付いたときにやってます。効果はまだわからないけど、やらないよりはマシかなと」(27歳/男性/IT技術)
「ミラーリング」は、相手の行動や仕草を真似ることにより、親近感を抱かせる心理テクニックです。心理学的には初歩的なものですが、自分と似た人に対して好感を抱きやすいという「類似性の法則」という心理と深く関係しています。趣味や好きな食べ物などの好みを相手に寄せるのも効果的です。
笑顔を欠かさないよう心がける
「片思いの彼がいる所では、常に笑顔を欠かさないように心がけてます。せっかく彼の視界に入っているなら笑った顔でいたいですし、目があったらニコッと笑ってみたりしてます。あの子と居たら楽しそうだなって思われたいから、疲れててもニコニコするようにしてます」(19歳/女性/学生)
心理的なテクニックも効果的ですが、シンプルに、気になる人から見えるところでは笑顔でいるよう心掛けることも大切です。目が合ったら笑いかけると、相手の好感度はよりアップするでしょう。
相手の好きそうな服装を意識してる
「憧れている先輩が『私、男性のシュッとしたスーツ姿に弱いんだー』と飲み会で話してるのを聞いて以来、スーツに気を遣うようになりました。今までテキトーなスーツを着てたけど、頑張ってちょっとピシっとしたやつ買ったりして。そうしたら先輩が『スーツ新しくしたんだ、いいじゃん』って話しかけてくれて、めっちゃ嬉しかったです!」(25歳/男性/営業)
相手の好きそうな服装を意識することも効果的です。好感度が上がる上に、この男性のように「それいいね」と相手から話しかけてもらうこともでき、一石二鳥を狙えます。
笑いかけたり目を逸らしたり色々する
「合コンに行って気になる人がいたらいつもやってることなんですけど、近すぎず遠すぎずの視界に入る位置に座って、甲斐甲斐しく皆のお世話を焼くんです。それで、気になる彼と遠くで目が合ったら笑いかける。近くで目が合ったら、恥ずかしそうに眼を逸らす。これで大体イケます!笑いかけてばかりいたときより勝率上がりましたよ。男性は恥じらう女が好きなんですかね?」(22歳/女性/飲食業)
視界に入ることで得られる意外な効果4選
気になる相手の視界に入ることによって、いくつかの効果を得ることができます。「視界に入るだけなのに?」と驚くような、意外なプラス効果があるのです。
こちらでは、視界に入ることで得られる意外なプラスの効果について解説します。
よく視界に入る相手がいる場合、納得できるような効果もあるのではないでしょうか?
それでは早速見ていきましょう!
自分の存在を知ってもらえる
最初はまったく知らない相手でも、頻繁に見かけるうちに「よく見かける人」と認識するようになります。相手の視界に入ることによって、自分の存在を知ってもらうという効果が得られるということです。
存在を知ってもらうことにより、相手から意識されたり、話しかける・話しかけられるチャンスが生まれます。
意識してもらえる機会が増える
好きな相手の視界によく入るようにしていれば、それだけ相手に意識してもらえる機会が増えます。視界に入る機会が増えるほど、相手に自分の存在を印象付けることができるためです。
たまに視界に入る人に対しては、ほとんど何も感じません。しかし、よく視界に入る人に対しては「またいるな」と意識し始めます。詳しくは次項で解説しますが、よく視界に入るだけで、「見たことがある人」から「見慣れた人」にランクアップすることができるのです。
身近な存在に感じられやすい
視界に入ると得られる意外な効果として、よく視界に入る人を身近な存在に感じるということがあげられます。会話を交わしていなくても、視界に入るだけで親近感を抱くという心理です。
「見たことがある人」か「見慣れている人」のどちらかに話しかけなければいけない場合、「見慣れている人」の方が話しかけやすくありませんか?これは、馴染みのある相手に好意を持ちやすい「熟知性の原則」の心理から来ています。
単純接触効果の法則
前項で「熟知性の原則」に触れましたが、視界に入ることによって得られる意外なプラスの効果として最も大きいものは「単純接触効果の法則」です。これは、何度も繰り返し接触することによって、好感度が高まるという心理をあらわしています。
「熟知性の法則」には、内面を知ることも含まれていますが、単純接触効果の法則は何度も視界に入るだけで良いのです。繰り返し相手の視界に入ることにより、「よく見る人だ」「この人とはよく会うな」と相手に思われるようになり、好感度が上がっていきます。
嫌いな人が視界に入る場合の解決策4選
嫌いな人が視界に入ると不快になったり、ストレスになったりと良いことはありませんよね。こちらでは、嫌いな人が視界に入る場合の解決策を紹介します。
特に何もせず無視する
嫌いな人がたまたま視界に入った場合でも、あなたに何かをアピールするために視界に入った場合でも、特に何か言われたり行動を起こされたりしなかったら、無視するのが良いでしょう。視界に入っただけで反応してしまうと、相手を勘違いさせてしまう可能性があるからです。
可能なら、席を立つなどして場所を変えましょう。相手があなたの視界に入らないところに移動してしまうのです。
他のものへと視線を集中させる
嫌いな人が視界に入ってイライラしてしまうのは、もったいないことです。気分を変えるために、自分の好きな人や好きなものに視線を集中させましょう。
スマホを見ることができるときは、好きな画像や楽しかったやりとりを眺めて気分を変えることが効果的です。会社のデスクの場合は、好きな色やキャラクターの文具を使うようにし、それを眺めて気を紛らわせましょう。
仕事中であれば、書類やモニターに視線を集中することも有効です。
「何してるの?」と声をかける
嫌いな人があなたの視界でウロウロしていることが気になる場合は、相手に声をかけてしまいましょう。「さっきから何してるんだろう…」「なんでずっと行ったり来たりしてるんだろう…」と考えてしまうと、イライラするばかりです。思い切って「何してるの?」と尋ねましょう。
相手はあなたに声をかけられるのを待っていた可能性もありますし、関係ない別の目的があるかもしれません。とにかくウロウロしている目的をはっきりさせれば、用事を済ませて視界から去ってもらうことができます。
意識しないようにする
嫌いな人や苦手な人は、好きな人と同じように、他の人に比べて意識してしまうものです。視界に入っただけで「うわ、いる!」と不快に感じ、ますます意識してしまうことに…。
嫌いな人が視界に入っても「ああ、いるなー。まあ、どうでもいいやー」くらいの気持ちで軽く受け止め、意識しないようにしましょう。そして、他のものに視界を集中させ、嫌いな人を視界から締め出すのです。
わざと視界に入ってくる男性の心理を見抜こう!
視界に入る男性の心理だけでなく、視界に入ることにより得られる意外な効果も解説しました。これを機に、あなたも気になる彼の視界に入るようにし、アプローチのきっかけにしてみてはいかがでしょうか?
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