セックスで感じにくい…感度を上げる方法はある?
「彼の温もりを肌で感じ、心も身体もとろけ合うような気持ちいいセックスがしたい!」大好きな彼がいる女性なら、このような願望を抱いたことがあるのではないでしょうか?
ですが、「大好きな彼とのセックスなのに、あまり気持ちいいと感じない…」というような悩みを抱えている女性は少なくありません。セックスで感じにくいのはどうしてなのでしょうか?彼と気持ちいいセックスをするために感度を上げる方法をご紹介します。
セックスで感じていない女性は意外と多い
セックスで感じにくいと悩んでいる女性は、実はあなただけではありません。女性のほとんどはセックスで絶頂を迎えたことがないといいます。
男性は射精という分かりやすいサインがありますが、女性の場合はそのようなサインがないので、イッたフリをしてその場をやり過ごしている人が多いようです。
「イク」には種類がある
感度を上げることができると、セックスで絶頂を味わうことができるようになります。いわゆる「イク」と呼ばれている感覚です。一口に「イク」と言っても、そのイキ方には種類があります。大きく分けると、外イキ・中イキ・奥イキの3種類です。
外イキとは、クリトリスでイク快感のことを指します。クリトリスの感度を上げることで外イキしやすい身体を作ることができます。
つぎに、膣の中にあるGスポットでイク快感が中イキと呼ばれるものです。Gスポットの感度を上げることで中イキできるようになるでしょう。
それから、膣の奥にあるポルチオ性感帯でイクのが奥イキと呼ばれるイキ方です。子宮口までは指が届かないので、ポルチオ性感帯の感度を上げるにはおもちゃを使う必要があります。
感度が良くないとセックスレスになる可能性も…
セックスが気持ちいいと感じる女性は、当然のことながら感度が良い場合が多いです。感度の良い女性はセックスで感じることができるので、セックスという行為自体を好きな人が多いでしょう。
一方で、感度が良くない女性はセックスで感じにくいため、その行為自体を好きになることができません。セックスに対する満足度が低いので、セックスから遠ざかってしまう女性が多いのです。
このような女性はパートナーとセックスレスになってしまうことが多く、相手の男性が浮気をしてしまう可能性も出てくるでしょう。
感度を上げるためにはオナニーが効果的?
身体の感度を上げる方法として一番効果的なのは、何と言ってもオナニーです。どうしてオナニーが感度を上げてくれるのでしょうか?その理由をいくつかご紹介します。
自分が感じるところを理解できる
セックスで気持ちいいと感じるためには、自分自身が感じるところを把握しておく必要があります。感じるところが分からないうちは、彼に触ってもらっても気持ちいいと感じることができません。オナニーをすることでどこが気持ちいいのか理解することができるようになります。
触り始めたばかりの頃はいまいち気持ちよさを感じなくても、オナニーを重ねるうちに気持ちいいところを的確に触れるようになっていきます。自分が感じるところが分かるようになると、セックスのときに彼にその場所を伝えることができるようになり、確実に快感を得ることができるようになるでしょう。
性感帯を開発できる
性感帯は何もしなければ気持ちいいと感じる場所にはなってくれません。性感帯の感度を上げるには刺激を加える必要があります。もともと気持ちいいと感じる場所ではない性感帯を開発するためには、オナニーがおすすめです。
例えば、中イキできる性感帯であるGスポットの場合、最初はあまり気持ちいいと感じる場所ではありません。ですが、刺激を加えることでだんだん感度が上がり、イクという快感を味わえるようになるのです。
セックスに対する恐怖心がなくなる
セックスが気持ちいい行為だと思えない女性の場合、恐怖心が勝ってセックスの時間が楽しく感じられないことがあるかもしれません。ですが、オナニーで感度を上げるとセックスが気持ちいいと感じられるようになり、セックスに対する恐怖心がなくなります。
セックスに積極的になれる
女性はセックスのときに受け身になることが多いので、どうしても不安な気持ちが大きくなりがちですよね。
そういった場合は、オナニーで不安を解消しましょう。オナニーで身体の感度を上げることで、積極的にセックスができるようになります。そうすれば、不安が払拭されるはずですよ。
感度を上げるためにおすすめなオナニー方法
そこで、感度を上げるためにおすすめなオナニー方法をいくつかご紹介したいと思います。
まずはエッチな気分になってみる
心と身体はつながっているので、オナニーをするときはエッチな気分にならないと感度を上げることができません。快感を得るために、まずはエッチな気分を盛り上げていきましょう。
女性がエッチな気分になるためのメディアや媒体はいろいろありますが、あなたが一番興奮できるものを利用するのがおすすめです。付き合っている彼や好きな男性、憧れの有名人とのセックスを妄想してみるのもいいでしょう。
身体全体をゆっくり撫でる
エッチな気分に浸りながら、最初は身体全体をゆっくり撫でることからスタートします。撫でるときは力を入れずに、いわゆるフェザータッチと呼ばれる軽いタッチで行うのがポイントです。指の腹を使って、肌の表面をなぞっていくイメージで撫でていきましょう。
肌にやさしく触れると、気持ちが落ち着いたりリラックスできたりするものです。感度を上げるためにも、身体全体をゆっくり撫でてイキやすくする下地を作りましょう。
性器全体を押してみる
いきなりクリトリスをダイレクトに触ると、気持ちいいという快感よりも痛みや刺激を感じてしまう場合があります。なので、クリトリスをピンポイントで触るのではなく、性器全体を押さえるようなイメージで触ってみましょう。
手のひらで性器全体を包み込むように押さえ、程よく圧力をかけて上下左右に振動させてみます。どのように動かしたら気持ちいいと感じるのか、振動させる方向や強さ、リズムなどを変えながら探っていきましょう。感度が上がってきたら、振動のスピードをだんだん速めていくことをおすすめします。
乳首を触る
女性にとって乳首は、感度を上げるための大切な性感帯になります。乳首を触ることに慣れていない女性の場合、最初のうちは気持ちいいと感じないかもしれませんが、刺激を与え続けるうちに徐々に感度を上げることができるようになるでしょう。
乳首の感度を上げるには、乳首が完全に勃起してから触るようにするのがポイントです。最初は乳輪を円を描くように刺激するところからスタートし、十分に感度が高まってきてから乳頭を刺激するようにしましょう。
感度を上げるためにおすすめのオナニー方法《続き》
クリトリスを触る
女性の性感帯の代表ともいえるものがクリトリスです。性器の外側にある部分なので抵抗なく触りやすいうえ、大きな快感を得やすい部分でもあります。クリトリスの触り方にはさまざまなバリエーションがあるので、どのように触ると感度を上げることができるかいろいろ試してみるといいでしょう。
クリトリスの場合も乳首と同じで、十分に勃起してから刺激を強めていくのがポイントになります。まずはクリトリス全体をやさしくほぐすように触り、感度が上がってきたら次第にテンポを速め、刺激を強くしていきましょう。
膣の入り口を刺激する
乳首やクリトリスを触ることで感度を上げることができたら、今度は膣の入り口を刺激するステップに移ります。
この段階ですでに気持ちいいオナニーができていれば、性器から愛液があふれ出て膣の入り口が潤った状態になっているはずです。その状態で膣の入り口を指でなぞったり、マッサージするように刺激していきましょう。
刺激を加えるうちに愛液でヌルヌルになってくるので、今度は指の第一関節くらいまでを膣の中に差し込みます。指を入れたり出したりする動きを繰り返し、次第にそのスピードを速めていきましょう。
Gスポットを刺激する
膣の中にあり、中イキをすることができる性感帯がGスポットです。中指の第二関節くらいまでを膣に差し込み、ちょうど第一関節を身体の前側に曲げた部分に位置しています。膣の中のほかの部分と違って、少しざらっとした触感をしているのが特徴です。
Gスポットの感度を上げるオナニー方法は、軽くたたくようにタッピングするのがおすすめです。慣れてきたら指の腹で強めに押したり、バイブレーションのように小刻みに振動させてもいいでしょう。Gスポットの周辺を円を描くようにこね回すのも感度を上げるのに最適な方法です。
ポルチオ性感帯を刺激する
膣の奥深く、子宮口の付近にあるポルチオ性感帯を刺激することで感度を上げることができたら、クリトリスやGスポットとは比較できないほどの快感を味わうことができると言われています。ただ、ポルチオ性感帯の感度を上げるには経験や努力が必要です。
ポルチオ性感帯は指を入れても届かず、ペニスでも届かない場合があるほど膣の奥に位置しています。クリトリスやGスポットで絶頂に達すると下に下がってくるので刺激しやすくなりますが、それでもバイブやディルドなどのおもちゃを使わないと感度を上げることは難しいでしょう。
オナニーをするときの注意点
衛生面に気をつける
オナニーの快感に熱中するあまり、性器をこすりすぎたりいじりすぎたりして炎症を起こしてしまう可能性があります。炎症を起こした部分から雑菌が入るとさらに悪化してしまうことも考えられます。性器はとてもデリケートな部分なので、オナニーをするときは衛生面に十分気をつけましょう。
それから、尿道に雑菌が入ることでかかってしまう膀胱炎にも注意が必要です。オナニーをした後はシャワーを浴びたりビデを使ったりして、清潔にするようにしましょう。時間がないときはトイレでおしっこをするようにすると、尿道に入った雑菌を洗い流すことができます。
あまりやりすぎない
オナニーをすることは精神的な面と身体的な面の両面でメリットがあります。とくにデメリットはないため、オナニーを制限する必要はありません。ですが、気持ちよさを追求して強い快感ばかりを求めていると、その刺激に慣れてしまってセックスでイクことができなくなってしまいます。
女性がオナニーをするときにイキやすい姿勢として、脚をピンと伸ばしてオナニーをする方法や立ったまま机の角に性器をこすりつけてオナニーをする方法があります。ですが、あまりやりすぎるとこの体勢でしかイケなくなってしまうので、くれぐれもやりすぎには注意しましょう。
他人と比べない
乳首やクリトリス、Gスポットやポルチオ性感帯など、女性の性感帯と呼ばれる部分であってもその感じ方や快感の度合いは人それぞれです。感度を上げるためにオナニーをしても、人によっては気持ちよさがいまいちということもあるかもしれません。
これらの性感帯はあくまでも一般的な話なので、もちろん例外もあるでしょう。「何か違う?」「どこかおかしい?」など、他人と比べすぎないようにすることが大事です。
とことん楽しむ
女性の中には、オナニーに対して良くないイメージをもっていたり後ろめたい感情をもっていたりする人もいるでしょう。ですが、気持ちいい行為であることは事実ですし、女性ホルモンを活性化させ、ストレスを解消してくれる効果も知られています。
また、オナニーをすることでセックスのときの感度を上げることができるため、パートナーとのセックスライフも充実したものになります。それによってセックスレスや浮気の問題も少なくなるはずです。デメリットはほとんどないと言ってもいいので、オナニーをとことん楽しむようにしましょう。
感度を上げるセックスをするには?
キスは長めに
気持ちいいセックスをするためには、キスの段階から気持ちを高めていくのがおすすめです。
一口にキスと言っても軽いキスから濃厚なキスまでいろいろなやり方がありますが、ひとつひとつのキスをじっくり時間をかけて行うようにしましょう。
ムード作りも重要
セックスでの感度を高めるためには、ムード作りも重要な要素になります。
セックスをする場所やシチュエーションにこだわることで、いつもと違った快感を味わうことができたりいつも以上に興奮することができたりするでしょう。照明やアロマなどを利用して、リラックスできる空間作りをするのもおすすめです。
前戯に時間をかけてもらう
女性がセックスで気持ちいいと感じるためには、時間をかけて丁寧に前戯をしてもらう必要があります。しっかり愛撫をしてもらうことで彼に愛されているということを実感することができ、セックスでの感度を上げることができるでしょう。
感情を素直に伝える
彼とのセックスで気持ちいいと感じたら、その感情を言葉にして素直に伝えてみましょう。「気持ちいい」と伝えられた男性はますます張り切ってくれますし、言葉を口にすることで自分の気持ちも盛り上がっていきます。
感度を上げるためのツボ
最後は、感度を上げることができると言われているツボをご紹介します。
性のエネルギーが湧く「腎愈」
骨盤と背骨が接する場所にある「腎愈(じんゆ)」は、精力アップに効果的なツボです。交感神経が集まっているツボなので、押すことで子宮の血液循環が良くなり、セックスでイキやすくなります。
クリトリスを敏感にさせる「八りょう穴」
背中の仙骨という平らな骨のあたりにある8つのツボの集まりが「八りょう穴(はちりょうけつ)」です。骨盤の血流循環を促してくれるため、クリトリスを勃起させて敏感にしてくれます。
感度を上げる「三陰交」
足の内側のくるぶしから指4本分上にあるツボが「三陰交(さんいんこう)」。子宮や卵巣など、女性の生殖器を活性化してくれるツボで、感度を高めてくれる効果があります。女性の大敵である冷えを予防する働きも期待できるでしょう。
性欲を回復させる「衝門」
下半身のリンパ節の代表ともいえる鼠径部にあるのが「衝門(しょうもん)」と呼ばれるツボ。性欲の減退に効果を発揮するツボで、性欲がないときに押すとあっという間に性欲が回復します。即効性があるので、すぐにムラムラする感覚を味わうことができるでしょう。
感度を上げるオナニーで気持ちいいセックスを
感度を上げるオナニーで、ぜひ気持ちいいセックスを体験してみてくださいね。
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