そもそも「倦怠期」ってどういう感じ?
まずは、倦怠期に見られる関係性や相手への思いから解説していきましょう。
刺激を感じられなくなる
好きな人と会ったり連絡をとったりすることは、ドキドキが伴うものでしょう。手を繋いだり食事に行くのにも胸が高まり、一つ一つのことから刺激を受けているものです。
しかし、倦怠期は付き合った頃のようなドキドキ感がなくなり、刺激を感じにくい時期。会ってもなんとなく時間が過ぎていき、自ら「会いたい」と思うことも少なくなっていきます。
この刺激を得られなくなったことで、「相手のことが好きかわからない」と感じる人がいるのも倦怠期の特徴です。トキメキがなくなってしまい、相手のことを異性として意識しなくなればそう感じてしまうのも仕方ないかもしれません。
恋人に関心がなくなる
倦怠期は、主に長く付き合ったカップルに訪れるものです。長く付き合えば、当然相手の性格や生活、あるいは恋愛観といったことを把握していくため、知らない事の方が少なくなっていくでしょう。
すると、恋人への関心がなくなります。何を考えどういったことに興味があるのかを把握できてしまっているため、わざわざ聞いたり話し合いをする必要性も感じないでしょう。
このように、倦怠期では恋人に無関心状態になるため、会話の量が減ってきます。そのため、コミュニケーションが上手くとれずにすれ違いが起きることも倦怠期の特徴です。
恋人にイライラすることが多くなる
倦怠期が訪れるほど長く一緒の時間を過ごしてきた恋人です。自分の素が出せるようになった反面、相手への気遣いや遠慮がなくなっていきます。
すると、相手のちょっとしたところにイライラするようになるでしょう。発言や行動一つ一つが気になるようになり、些細なことから喧嘩が勃発してしまうことが多いです。
恋人にイライラすることが多くなり喧嘩が増えれば、「顔も見たくない」「喋りたくない」と思ってしまうこともあるはず。そして、お互いに相手を求めなくなります。
デートや連絡の頻度が減る
相手に会いたいと思ったり、刺激が得られる状況にない二人ですから、デートや連絡の頻度が減るのも倦怠期に見られる特徴です。付き合いたての頃のようにお互い求めることをしなくなり、週3回会っていたカップルが月1程度になることもあります。
これは、相手に対してイライラして喧嘩が増えてきていることが関係しているでしょう。会えば喧嘩という状況では、誰も会いたいとは思えませんよね。
また、連絡も以前とは違って業務連絡のような素っ気ないやりとりになっていきます。ラブラブだった時はどんなことでもLINEし合っていたのに対し、倦怠期になると用件がない限り連絡をしないといったカップルが多いです。
恋人以外を優先するようになる
倦怠期では、恋人以外のことを優先する様子も見られます。
例えば、恋人とデートの約束をしている中、友達からお誘いが来た時です。以前までは恋人を優先し友達の誘いを断っていたでしょうが、倦怠期になると友達を優先します。
この場合であれば先約であった恋人を優先させるべきでしょうが、恋人の優先順位が低くなっている倦怠期では、自分の関心度の高い方を優先するでしょう。また、そうした相手の様子にイライラする人も多いです。
恋人の欠点に目が行ってしまう
相手への関心度や気持ちが薄れている倦怠期では、相手の欠点ばかりに目が行ってしまうのも特徴でしょう。
お互いに良いところがあって付き合っているものの、倦怠期になると欠点が気になってしまうもの。「あれもやだ、これもやだ」と、どうしても嫌なところを見てしまうのです。そのため、相手にイライラすることが増えたり喧嘩に発展することも多くなるのでしょう。
特に、倦怠期になっているのにも関わらず、付き合った当時と同じペースで会ったり連絡をとっているカップルに見られる特徴です。倦怠期の中でも距離が近すぎれば、どんどん相手を嫌いになってしまいます。
倦怠期?彼氏にイライラする瞬間|彼女の本音編
ここからは、男女別に分けて「相手にイライラする瞬間」をご紹介します。まずは、彼女側の本音からです。彼氏にイライラする瞬間を、実際に女性の意見を取り入れながら見ていきましょう。
何でも私任せで…頼りなくてイライラした!
「前はリードしてくれたのに、今では何でも私任せ。口癖は『なんでもいいよ』だし、いつも私が決めなくちゃない。頼りなくてイライラする。」(28歳/女性/教諭)
いつも自分任せにされてイライラするという意見です。一緒にすることを「決めて」と押し付けられてしまったら、責任を感じる上に「なんで自分だけ」という気持ちになるでしょう。
ただ、こちらの女性の彼氏は慣れもあるでしょうが、彼女を信頼しきっているとも考えられます。倦怠期でイライラする時は自分の考えばかりが先行しがちですが、相手の立場に立って考えることも必要になるでしょう。
デートに遅刻してくるし、あり得ない!
「最近は毎回デートに遅刻してくるしあり得ない!待ってる時もムカつくけど、会えたからといってイライラが消えない。」(22歳/女性/製造業)
デートを平気で遅刻してくる姿にイライラするのでしょう。以前までなら、会ったらイライラも解消されていたのでしょうが、倦怠期であるためになかなか気持ちも切り替わらないようです。
なんでも否定してくる彼氏にイライラする
「元々亭主関白みたいなところがある彼氏なんですが、1年付き合った頃くらいから何かと否定されるようになってイライラしますね。自分だって完璧じゃないのにって思います。」(31歳/女性/秘書)
何をするにもダメ出しされているような気になるのでしょう。否定ばかりされていては、イライラしてしまいますよね。
亭主関白の気質があるという彼氏だけに、性格的な問題も関係していると言えるでしょう。
一緒にいるのにスマホばかり見てる
「久しぶりのデートでも、隣でスマホばかり見てるんです。話しかけても素っ気ないし、終いには静かにしてとか言われます。一緒にいる意味ないですよね。」(26歳/女性/不動産業)
彼氏は、一緒にいる時間を「貴重」「楽しい」と思えていないのでしょう。スマホばかり見る彼氏にイライラするようです。
久しぶりのデートでもろくに会話ができないとなれば、不満を持ってしまうでしょう。一緒に楽しめる何かを見つけた方が良いかもしれません。
何かと他の子と比較してきてイライラ!
「何かと他の子と私のことを比較して、『おまえはこうだからダメなんだ』とか『少しあの人見習ったら?』とか言われてイラつく!だったらその子と付き合えばって思う。」(19歳/女性/学生)
倦怠期になるくらい一緒にいる二人ですから、言葉にも遠慮がなくなってしまうのでしょう。
「これを言ったら傷つくかも」と考える前に思ったことをそのまま口にしてしまうと、相手を傷つけてしまうこともあります。また、慣れた間柄だとしても言い方には注意しなければなりません。
倦怠期?彼女にイライラする瞬間|彼氏の本音編
男性はどのようなことで彼女にイライラするのでしょうか。こちらも、実際に男性の意見を取り入れながら、彼女にイライラする瞬間を具体的に見ていきます。
彼女がすぐに揚げ足取りをしてきてイライラ
「一緒にいる時彼女がすぐに揚げ足取りをしてきてイライラする。放って置いてって感じ。」(23歳/男性/フリーター)
何かと彼女に揚げ足をとられ、指摘されたり否定されたりするようです。小言を言われているような気分になりイライラしてしまうのでしょう。
もし会話がこうした内容ばかりになっていれば、「鬱陶しい」「めんどくさい」と思ってしまうのではないでしょうか。そうなれば、必然的に一緒にいる間は笑顔が少なくなってきてしまいます。
同棲している彼女が家事をやってくれなくて…
「彼女と同棲してるんですが、彼女が家事をやってくれなくて…。疲れて帰って家事も自分でやるとなると、やっぱり疲れるしイライラするし、つい感情的になってしまいます。」(30歳/男性/配送業)
同棲していて片方だけが家事をしているとなれば、相手に不満がたまってイライラするのも仕方ないでしょう。
ただこの場合は、家事分担をすれば丸く収まる可能性があります。一度話し合ってルール化することが必要でしょう。
用事もないのに何度も何度も電話してくる
「彼女は毎晩電話をしてくるんだけど、疲れてる時はゆっくりしたい。だから、わざと出ないでいると何度も何度も電話してくる。それが鬱陶しくてイライラする。」(27歳/男性/薬剤師)
毎晩電話をしているということから、どんな内容の電話か予想がつくのでしょう。そのため、疲れている時はあえてスルーするのでしょうが、鳴りやまぬ電話にイライラいてしまうようです。
彼女は彼氏の状況まで考えていないのかもしれませんね。自分の「電話したい」という欲をどうしても解消したいのでしょう。
何もしてないのに疑われるからイライラする!
「やたらと彼女が疑ってくる。浮気してるわけでも嘘をついてるわけでもないのに疑われてばかりだから、だんだんとイライラしてくる。」(24歳/男性/販売)
彼女の中に不信感があるのでしょう。彼氏への疑念を晴らすための行動と言えます。
しかし、彼氏も正直に話しているのに疑われたら良い気分にはなれません。一度確認したら、疑わず信じるといったような彼女側の改善は必要でしょう。
出掛けるたびに準備が遅すぎる
「彼女と家にいて暇だからどこか出掛けようってなった時、ものすごい準備に時間がかかるのがイライラしますね。せっかく出掛けるテンションでいても、1時間も2時間もかかったら逆に出たくなくなります。」(29歳/男性/会社員)
出掛けることになってから実際に家を出るまでに時間がかかったら、テンションが下がってしまうでしょう。何時間もかかるようであれば、行こうとしている場所すらも変更が必要な場合もあります。
ただ、もしかしたら彼女は彼氏のためにとオシャレをしているのかもしれません。外でのデートで気合が入り準備に時間がかかっているとしたら、多少は理解してあげる必要があるでしょう。
倦怠期?彼氏・彼女にイライラする原因!
では、なぜ倦怠期になると恋人に対するイライラが募るのでしょうか。次は、相手にイライラする原因を解明していきます。
ラブラブ時期から現実的になった
「恋は盲目」と言われるように、相手への気持ちが強いラブラブ時期は、常識や理性を失ってしまうほど相手のことを想っています。そのため、相手の嫌なところが見えなかったり、何事も恋人を優先するでしょう。
一方、倦怠期はそんなラブラブな時期を終えています。何でも現実的に考えるようになるでしょう。すると、自分にとって何が一番かを冷静に考えたり、相手の欠点が見えるようになってきます。
そのため、相手に対してイライラする機会が増えるのでしょう。ラブラブ時期は「好きだから何でもアリ!」と思えていても、倦怠期は好きな気持ちが落ち着いている時期です。簡単に見逃すことができなくなってしまいます。
ギャップに耐えられなくなってきた
相手との交際期間が長くなってくると、付き合い当初には見られなかった一面が見えてくるはずです。
例えば、オシャレに気を遣っているけど家に行ってみたらすごく散らかっていた、あるいは普段笑顔が多いけど喧嘩になるとヒステリックになるといったように、当初と今とではギャップがあるでしょう。そうしたギャップに耐えられなくなってくれば、相手に対してイライラしてしまうはずです。
付き合いたての頃は好きな気持ちが強いため、我慢することが苦ではなかったはず。しかし、倦怠期では相手への気持ちも落ち着きを見せている頃です。我慢することが苦痛に感じてイライラしてしまうのでしょう。
距離が近すぎる
付き合い始めの頃は、お互いに相手を強く想っているため、デートや連絡の頻度が多くなるでしょう。ただ、その時々に見合った距離感があるものです。長く付き合っていく中、付き合い始めの時と同じような距離感では、近すぎてイライラすることが増えてしまいます。
もし自ら「会いたい」と思わない、あるいは頻繁に連絡が来て「鬱陶しい」「面倒くさい」と感じるなら、今よりも少し距離をとってみるべきです。
ただし、一方的に距離を空けると相手に誤解を与えてしまうこともあります。ですから、一度相手と話し合い、デートや連絡の頻度を考え直すと良いですね。付き合った当時とは変化した心境に合わせて、距離感も変化させていきましょう。
慣れによって遠慮がなくなった
倦怠期を迎えている二人は、相手の存在が当たり前になっているはずです。電話をすることや会うこと、あるいは相手に何かをしてもらうことが当たり前になっているとしたら、相手に対して慣れがあるでしょう。
こうした慣れが出てきた二人は、お互いに遠慮がなくなります。思ったことをすぐに言葉にしたり、否定する言葉を平気で使えたりと、以前はためらって言えなかったことも言えるようになっているはずです。
倦怠期でイライラするのは、この「慣れ」が原因な場合も少なくありません。だとしたら、相手への気遣いや配慮が足りなくなってきている証拠です。初心に戻って、思いやりの気持ちを取り戻す必要があるでしょう。
倦怠期?彼氏・彼女にイライラしたときの対処法
そうなってくると、恋人との別れを考えるようになります。でも、倦怠期はどのカップルにも訪れるものです。上手に対処し乗り越えられれば、さらに関係を深めることができるでしょう。
では、どうやったら倦怠期のイライラを解消できるのでしょうか。次は、イライラした時の対処法をご紹介します。
カラオケなどでストレス発散
彼氏や彼女へのイライラを、本人にぶつけてしまうと喧嘩に発展しかねません。ですから、そのイライラを他にぶつけた方が良いでしょう。
例えば、カラオケなどでストレスを発散する方法です。一人カラオケであれば人目を気にする必要もありませんし、大きな声を出してスッキリすることができます。
他にも、気分転換にドライブに出掛けてみたり飲みに行って発散することもできるでしょう。あなた独自のストレス発散法で気分をリフレッシュさせてみてください。
友達に恋人の愚痴を言う
恋人に対してのイライラを、自分の中で溜め込んでいればストレスになるでしょう。だからといって恋人にそのイライラをぶつけてしまえば、倦怠期も相まって別れに繋がってしまうことがあります。
ですから、どうしても愚痴を吐き出したい時は恋人ではなく友達に言うのが良いでしょう。中でも、恋人と繋がりがない友達の方が良いですね。「あなたの恋人がこんなこと言ってたよ」と愚痴が漏れてしまい喧嘩になることもあります。
友達に恋人の愚痴を言い、溜め込んでいる不満を吐きだしてスッキリしてみましょう。
冷静に恋人と話し合いをする
倦怠期で相手にイライラした場合、感情的に恋人にぶつけてしまいがちです。すると、イライラする根本的な原因を相手が理解できず、すれ違いが起こる可能性があります。ただ単に「イラつく」「喋りたくもない」では、相手は何に対しイライラしているのか分からず、原因の解消には繋がりません。
もし、イライラする原因が継続的で、相手に改善してもらいたいと思うなら、冷静に恋人と話し合いましょう。
例えば「否定的なことを言うのはやめてほしいな」といった言い方で伝えます。すると、あなたがイライラしている原因が明確になるだけでなく、相手は何をどう直せば良いか見えるでしょう。
特定のことでイライラするのであれば、相手に直してもらうことで収まります。一度相手への不満を冷静に伝えてみてはいかがでしょうか。
しばらくの間距離を置く
倦怠期の間は、何かと相手に対しイライラしてしまいます。もし、あなたたちカップルが「会えば喧嘩、話せば喧嘩」という状態ならば、しばらくの間距離を置くのが良いでしょう。
イライラしている中相手と関わっても、より関係を深刻にさせるだけです。また喧嘩が増えれば増えるほど、相手の嫌な面が目に入りやすくなります。
会う頻度を減らしたり、必要以上に連絡をとらないといった方法で、少し距離を置きましょう。気持ちが落ち着いて冷静になれた時、きっとまたお互いに求め合えるはずです。
倦怠期?彼氏・彼女にイライラ!別れる基準とは?
でも、倦怠期が訪れないカップルの方が珍しく、また倦怠期で別れてしまって後悔する人達も多いです。このまま別れて良いものか、迷ってしまいますよね。
そこで、別れる基準を見ていきます。倦怠期に別れようか迷った時は、以下のような基準をもとに考えてみてください。
恋人に対していつもイライラする
あなたは、恋人に対してどのような時にイライラするでしょうか。喧嘩になった時、あるいは自分のことを理解してくれない時など、イライラするのが限定的なら別れない方が良いでしょう。
しかし、常にイライラするという場合は別れも視野に入れるべきです。例えば「顔を見ただけでイライラする」とか「声が耳障りに感じる」といったように、何をするにもイライラしてしまう場合は、すでに好きな気持ちがなくなっているでしょう。
ただ、一緒にいる時間が長すぎてイライラしていることも考えられます。まずは一人になって、恋人への思いを確認してみましょう。
イチャイチャさえも嫌になった
恋人と手を繋いだり、キスをしたりといったようなスキンシップも嫌になったという場合は、別れた方が良いでしょう。相手にイライラしている状態が続き、相手への好きな感情がなくなったと言えます。
自ら相手を求めなくなったというだけであれば、まだ倦怠期を乗り越えられる可能性はゼロではありません。ただ、相手から求められた時に「気持ち悪い」「触られたくない」とまで思うようであれば、相手を受け入れられなくなっています。
このようにイチャイチャさえも嫌になったら、相手のためにも別れた方が良いでしょう。求められるたびに断っていれば、相手は傷ついてしまいます。
距離を置いても恋人にときめかない
倦怠期になってイライラすることが多くなったら、一度距離を置いてみると良いです。距離を置くことで冷静になり、また新鮮さを取り戻すことができます。
ただ、距離を置いても相手にときめかない、あるいは会いたいとは思わない場合は、すでに気持ちが冷めている状態でしょう。
倦怠期で相手への気持ちがわからないままズルズルと関係を続けていると、気持ちがすでになくなっていることにも気付きにくいです。距離を置き自分の気持ちが明確になったのなら、無理に付き合い続ける必要はありません。
恋人に嘘をつくようになった
倦怠期でも恋人を想う気持ちが残っていれば、数週間ほど会わないと次第に「会いたい」という気持ちが出てきます。相手を嫌いになったわけでもなく、心の奥底では必要としているわけですから、自然と求めたくなるでしょう。
ただ、ずっと会っていない恋人から会いたいと言われた時に、「仕事だから」「大事な用事があって」と嘘をついてまで会うことを回避しようとする自分がいるなら、別れてしまった方が良いです。
わざわざ会わなくて良い言い訳を作ってまで相手を拒んでいるわけですから、どこかで「鬱陶しい」「しんどい」と思っていることでしょう。
彼氏・彼女にイライラしても倦怠期を乗り越える方法
そうした人は、どうすれば倦怠期を乗り越えることができるのでしょうか。倦怠期の乗り越え方に加え、イライラしにくい方法をご紹介します。
倦怠期とイライラの解消法①少し恋人と距離を置く
これまでも何度かお話したように、倦怠期では少し恋人と距離を置くことがおすすめです。イライラして喧嘩が多くなっている状態で無理に一緒にいても、関係は悪化するだけ。距離を置き、イライラする機会自体を減らしましょう。
また、距離を置くことで自分の時間が持てます。その時間を使ってストレス解消したり、友達に愚痴を言ってみるのも良いのではないでしょうか。
そうして自分のイライラを解消していけば、恋人と喧嘩になることも少なくなるはずです。交際当時と変わらない関係性を維持することは良い心がけですが、倦怠期は別。その時に見合った適切な距離を取り、良い関係をキープしましょう。
倦怠期とイライラの解消法②泊まりがけでデートする
恋人とデートをする時、いつもワンパターンになっていないでしょうか。いつも行きつけの店でデートをする、どちらかの家でゴロゴロするだけといったデートでは、刺激を得ることができません。
デートの中に刺激を取り入れることで、恋人へのイライラが収まったり倦怠期を乗り越えることができます。この機会に泊まりがけで、いつもと違ったデートをしてみましょう。
中でも、行ったことがない場所や二人が一緒に楽しめる場所を選ぶと、新鮮で且つ笑顔になれるはずです。また、旅行サイトなどを活用し話し合いながら決めることも、二人にとって刺激になりますよ。
倦怠期とイライラの解消法③二人で何かを始めてみる
イライラすることが多い倦怠期を乗り越えるために、二人で何かを1からスタートさせてみるのも良い方法です。
例えば、インドアだった二人であれば、これを機にアウトドアにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。山登りやキャンプ、あるいはサーフィンなどを1からスタートして共通の趣味にするのです。
片方がすでに趣味としてしていることを始めた場合、すでに知識のある方が相手に指示してしまうでしょう。そうなると、二人の間に上下関係ができてしまいます。
しかし、どちらも初心者であれば、一緒に調べたり道具を揃えたりと、すべて同時に進めていくことができるため対等の立場でいられるでしょう。
時に協力も必要になることから、二人で何かをスタートさせることはおすすめです。共通の楽しみを持ち、一緒にいる空間を明るい空気に変えてみましょう。
倦怠期とイライラの解消法④付き合い方を見直す
気持ちが停滞している倦怠期に、付き合い当初のような付き合い方をしていては負担になってしまいます。「好き」が強かった時期と、同様の付き合い方は難しいでしょう。ですから、倦怠期に入ったら付き合い方を見直し、また改善点を伝え合うと良いです。
例えば、デートや連絡の頻度ですね。そこまで相手に必要性を感じていないのであれば、「今は友達や自分の時間を優先する時期にしよう」と決めて、頻度を減らしてみましょう。また、もし相手に直してもらいたいところがあるなら冷静に伝えます。
そうすることで自分のイライラが緩和され、そして相手との距離がほどよくとれるはずです。倦怠期にも関わらず無理に一緒にいれば、別れを誘発してしまうでしょう。
倦怠期?イライラしてもやってはダメな行動
ここで、イライラしてもやってはいけないNG行動を見ておきましょう。こうした行動がきっかけで、倦怠期に別れてしまうカップルも少なくないのです。
他の異性と出かける
倦怠期に恋人を距離を置くというのは良い方法です。自分の気持ちを再確認したり、相手にイラつく機会も少なくなるため、逆に倦怠期には必要でしょう。
ただ、恋人と距離を置けば必然的に一人の時間が増えます。「寂しい」と感じる人もいれば、「自由が増えた」と感じる人もいるでしょう。そうした人は、他の異性に目が行きがちです。
倦怠期で距離を置いている中、あなたが他の異性と出かけたりしていたら相手はどう思うでしょうか。浮気を疑うだけでなく、きっと「やっぱり別れるべきだ」と思ってしまうでしょう。
イライラするからといって相手を不安にさせたり不信感を与えてしまっては、関係は悪化する一方です。
相手と無理やり会う
付き合い始めの頃から、会う頻度が変わっていないというカップルもいるでしょう。しかし、倦怠期であったら相手と無理に会うことはかえって関係を悪くしてしまいます。相手に会う気がない、あるいは自分が会いたいと思わないのであれば、会わない方が良いでしょう。
その結果、相手へのストレスが溜まりにくくなり、再び「会いたい」と思えるようになれば、徐々に倦怠期は乗り越えられます。
できた時間を自分の時間に充てて、倦怠期は恋人と近すぎない関係を目指すべきです。
相手を否定する
恋人にイライラすることが多くなれば、相手への否定的な言葉が増えます。「これもそれもダメ」といったように否定することが多くなれば、相手もまたイライラするでしょう。
ですから、否定してやめさせようとするのではなく、冷静に「こうしてくれるといいな」「こっちの方が嬉しい」といった言い方に変えましょう。
言い方一つ変えるだけで、関係性は良くなります。倦怠期を迎えるほど長く一緒にいたため、相手に対して慣れがあるでしょうが、「親しき中にも礼儀あり」は心掛けるべきです。
スキンシップを拒み続ける
相手からスキンシップを求められた時、拒み続けてしまうのもNGです。
例えば、彼氏が彼女にキスを求めた時、彼女が「ヤダ」と言って断り続けたら彼氏はどう思うでしょうか。プライドが傷つけられるだけでなく、今後も求めづらいと思うはずです。
また、自分への気持ちが冷めていると捉えるでしょう。そしてそれを機に、彼氏が彼女に冷めていくということも起こり得ます。
もちろん、気分が乗らない時や喧嘩中に無理に受け入れる必要はありませんが、いつも通りでいる中スキンシップを求められた時は応じた方が良いですね。
倦怠期は愛情表現が少なくなりがちですが、相手が求めてくれた時はチャンスです。「心では想ってる」ということを伝え、お互いに気持ちをキープしましょう。
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