ひねくれ者の特徴とは?深層心理&上手な付き合い方を徹底解説!

ひねくれ者の特徴とは?深層心理&上手な付き合い方を徹底解説!

人とのコミュニケーションに亀裂を入れやすい、ひねくれ者。ひねくれ者の中には、素直になれないことに苦しんでいる人もいます。この記事では、ひねくれ者は何故素直になることができないのかを、深層心理に触れながら解説。原因や改善法にも触れていくので、自分を変えたい方必見です!


ひねくれ者ってどんな人?

素直になりたいのに、つい悪態をついてしまうひねくれ者。自分がひねくれ者の場合、人に嫌な想いをさせることになり、自己嫌悪することも多いでしょう。反対に、ひねくれ者な人と接していると、嫌な気持ちになったりもしますよね。

ひねくれ者なひとは、どうしてありのままを、素直な気持ちで受け入れることができないのでしょうか。

今回は、ひねくれ者についての解説です。ひねくれ者とは、どんな人のことを言うのか。また、ひねくれ者な人とはどう付き合っていくべきなのかをみていきましょう。ひねくれた性格を治したい、ひねくれた人と上手に付き合い、そんな人は是非参考にしてみてください。

ひねくれ者に共通する特徴《前編》

ひねくれ者をちょっと観察してみると、色々な特徴に気付くことでしょう。しかし、人を不快にさせてしまう特徴ばかりが目立ってしまい、誤解されてしまうケースもあります。ひねくれ者であるという確信を持つためにも、少しでも多くの特徴は知っておくべきかもしれません。

それでは、ひねくれ者の特徴を二部に分けてみていきましょう。まずは、ひねくれ者の基礎的な特徴を集めた【前編】からです。

プライドが高い


ひねくれ者は、とにかくプライドが高いもの。「ありがとう」「ごめんなさい」が苦手で、自分の質を下げるようなことは、とにかく許すことができません。

そのため、謙虚な姿勢になることもできずに、人に対して上から目線になってしまうのです。信念を曲げないといった意味では、プライドの維持も必要なことでしょう。しかし、それも度を越してしまうと、ただの意地悪な人。

自分がいつでも優位でいたいので、頑張った人を認めることもできません。社交辞令を真に受けて、呆れられることだってあるでしょう。

ひねくれ者であることを開き直っている


ひねくれ者であることを開き直る人っていますよね。「どうせこんな性格だし」「しょうがないじゃん、根がひねくれてるから」。

ひねくれ者は、こういった開き直りで、自分を正当化しようとしています。自覚はあるのに、それを開き直るといった言動は、ただただ人を呆れさせるだけでしょう。

たとえば、素直に謝ればいい場面なのに、ひねくれた態度をとって事態を悪化させたとします。そして、それを追及しても、ひねくれ者には響かないでしょう。

「自分はこんな性格なんだし、しょうがないじゃないですか」と開き直り、自分には一切の非がないことを主張しているのです。

あまのじゃく


あまのじゃくといえば、何でもわざと人に逆らった言動をする人のこと。これは、ひねくれ者と似通った性質でもあります。褒めてくれる人の言葉を否定したり、注意されたことを嫌味で返したり…。人の好意を無下にしてしまう特徴です。

自分の中に、「本当は素直になりたいのに」と思うのに、ひねくれた態度をとってしまうのは、こういったあまのじゃくな気質を持っているからなのかも。特に意味はないのに、反射的に反発して、自分の気持ちとは裏腹な言動が先に出てしまいます。

相手を困らせるとわかっていても、なかなか治せない特徴なのです。

なんでもネガティブ


人の言うことの全て「裏があるんじゃないか」と勘繰ってしまうのは、ネガティブな証拠でもあります。どんなに褒められても、素直に受け止めることができず、自分なりのネガティブな解釈で捉えてしまうのです。言われてもないことまで、言われた気になってしまうことも。

そして、一人で勝手に傷つくので、周りは戸惑うことになります。時には、ネガティブな思い込みが行き過ぎて、他人を悪者にしてしまうことも。そうした身勝手なひねくれは、周囲へ迷惑をかけるだけではなく、不快感を持たせることになるでしょう。

ひねくれ者に共通する特徴《後編》

本音で話せる相手が少ない


自分の本音をなかなか打ち明けないのが、ひねくれ者の特徴でもあります。中でも、弱点になりかねない本音は、絶対に人に漏らしたりはしません。そこをつつかれそうになると、嘘や見栄などのひねくれた態度で突っぱねることになるでしょう。

本音を話せる人はごくわずかで、それも自分の本質を知っている人だけ。ひねくれた態度をとっても、なんだかんだ側にいてくれる人くらいでしょう。

大抵の人は、ひねくれた態度に嫌気がさして離れていってしまうので、気を許せて本音を話せる人なんていないと思っているかもしれませんね。

価値観の違う人に反発したがる


人の言う事を素直に受け取れないのが、ひねくれ者。中でも、自分と価値観の違う人間には、尚更強く反発してしまう面もあるようです。

ひねくれ者の悪態は、ほとんど反射的に出てしまっているものですが、価値観の違う人には、敢えてひねくれた態度を見せることもあります。ひねくれた態度で接して、相手がダメージを受けている姿をみるとスッとしてしまうのです。

そんな時には、制御できないほどの、意地悪な心が一杯になっているのかもしれません。

一度言い出したら曲げない


ひねくれ者の特徴として、一度言い出した事は曲げないという、頑固な特徴も挙げられます。自分の口から発したことを訂正すると、プライドが傷つくと考えているのでしょう。

間違いだと分かっていても、人から指摘をされても、最後までその意見を貫いてしまうことも。いい言い方をすると、それだけ信念が強いということにもなります。

ですが、ただの意地で自分を正当化して、周囲に迷惑をかけるのであれば、人としての価値も下げることになってしまうでしょう。自分の意見を曲げるように迫られると、そのままフェードアウトしてしまうというケースもあるのです。

ひねくれ者と言われる人の深層心理

ひねくれ者は、一見考えなしにひねくれた行動をとっていると思われがちです。しかし、実は言動の一つ一つに、深層心理が隠れてもいます。その、ひねくれ者の根底にある深層心理が抜けない限りは、ひねくれた態度もなかなか改善されないかもしれません。

その深層心理には、どのようなものがあるのでしょうか。ひねくれ者への対処に役立つものなので、これを機会に深層心理をのぞいてみましょう。

人を信用できない


人を信用できない理由は、人それぞれです。ひねくれ者の場合は、「人は信用できない」という観念がしみついていて、幼少期や思春期にその観念が定着した可能性があります。つまり、割り切ることを覚えないまま育ってしまったのです。

裏切られたり、人が離れていく経験も多かったのかもしれませんね。その度に傷つくことが怖くなり、もともと「寄り添ってくれる人なんていない」と思い込もうとしているようです。

人の親切心を信じたいと思っても、こういった深層心理が邪魔をして、ひねくれた態度をとってしまうのでしょう。

嫉妬心が強い


強い嫉妬心というのは、自分が求められていることを実感したい時に起こるもの。「別に一人で構わない」と言っておきながら、友達が他の子と仲良くするのは、気に入らないのです。

そういった時に、「やっぱり自分は必要ないんだ」と嫉妬心が湧いてきてしまいます。そして、ひねくれ者は、他人に対して線引きができているようで、実はできていません。冷めたように振る舞ってみても、本音は仲良くしたいという気持ちを持っています。

しかし、自分から求めるという行為を恐れているので、何もできずに終わってしまい、ただただ人を羨む気持ちだけが募ってしまうようです。

人の気持ち≠自分の気持ち


ひねくれ者の深層心理には、「自分が考えていることは普通」というものがあります。そうすると、自分が良かれと思ってやることも、全て喜ばれるはずだと考えるようになります。

本当は迷惑になっていたかもしれないことも、気付けないままでしょう。それを指摘された時には、理解が出来ないといったように逆ギレすることもありますね。

十人十色というように、人それぞれ自分の価値観を持っています。自分が感じたことを、相手も同じように感じているという確証はありません。社交辞令的な好意と、個人的な好意もまた、別のもの。

それを一緒に考えてしまった上で、自己主張を押し付けたいのは、自分の価値観がみんなの価値観だと思っているからなのでしょう。

評価して認めて欲しい


わざとひねくれた態度をとってしまうひねくれ者は、誰かに評価されたい、認めて欲しいという心理も抱えています。おそらく、自己評価はそれなりに高いのかもしれません。

しかし、どこかで不安も抱えています。「本当は思っているほどできた人間ではないのかも」と思うのがイヤで、ひねくれた態度で強気に出てしまうようです。

人から評価されるためには、様々な努力をしなくてはいけませんよね。勿論、その中には、社交性に関する努力も含まれます。ですがひねくれ者は、強気な態度で、半ば強引に迫るところがあるので、結果的には評価がそれほど上がらなくなってしまうのです。

「仕事は出来ても対人スキルが良くない」と言われるのは、評価されることばかり気にしているせいかもしれませんね。

ひねくれもの彼氏&彼女の恋愛傾向

ひねくれ者の彼氏や彼女を持つと実際のところはどうなのでしょうか。ここでは、ひねくれ者の彼氏&彼女の実態に迫っていきます。

ひねくれ者の彼氏や彼女と接している時には以下の内容を思いだしてみてくださいね。

人前でベタベタするのを嫌う


付き合っているということはお互いのことが好きなはずですよね。好きなのであればくっついていたいと思うのはとても自然ではないでしょうか。それは外出中であっても言えることであり、だからこそ手を繋いだり寄り添い合いながら会話を楽しむはずです。

しかしひねくれ者は違います。特に人前でいちゃつくのを嫌うのです。これは、自分が恋人に対しデレデレしているところを他人に見られたくないという気持ちなのでしょう。

また、ベタベタしているところを見せつけてバカップルと思われるのが嫌という思いもあるかもしれません。TPOをわきまえずいちゃつく人よりもいいかもしれませんが、恋人としては少し寂しいかもしれませんね。

恋人に頼ることを躊躇する


ひねくれ者は思考回路がぐるっとねじ曲がっています。だいたいの人がYESと答えるところをNOと言うのです。しかし実際はYES寄りだったりもします。ただみんながYESだから自分はNOでいたいという、ただそれだけの理由で正反対の意見を口に出したりするのです。

この理論に似たようなものではありますが、ひねくれ者は頼るべき時に頼る相手に頼りません。恋人には家族には見せられない自分の弱い部分をさらけ出している人もいるでしょう。ひねくれ者はこうしたことをしないのです。

これももちろん「大体の恋人達がこうして助け合っているから」と言えます。単純に素直になれないだけかもしれませんが、意固地になっているだけの可能性もあるため、困っていたらスマートに助けてあげましょう。

恋人を振り回す


とにかく何を考えているのか解りづらい上に一筋縄ではないかない思考回路を持っているひねくれ者は、恋人を振り回すのも得意です。

例えば、誕生日などのイベント時に何かサプライズをしようとしても「ただ困るだけだからやめてほしい」と言ったり、普通のデートの際も「ベタなデートスポットに行っても何も学ぶことはないからそれなら家に居たい」など、付き合っている相手が居るからこそ楽しい事柄を全て拒否したりします。

本心はそういった部分への憧れがあるのかもしれませんが、恋人に提供される物事をすべて受け入れてしまうことに面白みを感じないのでしょう。なんとも難しい性格ですよね。

感謝の気持ちを伝えるのが苦手


ありがとうという言葉は人間関係を円滑に運ぶために欠かせないものと言えるでしょう。これは他人であっても知人であっても変わりません。もちろん、恋人にも言えることです。しかしひねくれ者はどうにも「ありがとう」という感謝を伝えるのが苦手なようです。

相手がしてくれた事を素直に受け入れそれ感謝する、という一連の行動にくすぐったさのようなものを感じるのかもしれません。「受け入れる」という部分がポイントです。受け入れて感謝したら「喜んでいる」と思われる可能性がありますよね。これがしゃくに障るのでしょう。

ひねくれ者はとにかく変化球ばかり投げてくるため、本当は嬉しくてもそれを表現せずにいらない言葉を一言二言添えます。つまりは天邪鬼ということでもあるでしょう。

嫉妬しやすい


ここまで読むととにかくクールなイメージが強いひねくれ者ですが、実はそんなことはありません。これらはあくまでも取り繕っている部分に過ぎないのです。そして本当は恋人に対しとても愛情を注いでいて、とにかく嫉妬しやすいと言えます。

恋人が少しでも他の異性と会話をしようものなら途端に機嫌が悪くなります。ごく普通の世間話をしているだけであっても、性格がひねくれているからこそややこしく考えてしまい「きっとあの人のことを良いなと思っているんだ!」などと考えてしまうのです。

恋人からしてみれば可愛らしい嫉妬ですが、本人はいたって真面目。優しく誤解を解いて包み込んであげましょう。

愛情表現が分かりずらい


ここまで何度もお伝えしてきましたが、ひねくれ者は全てがねじ曲がっています。そのため、愛情表現もストレートではありません。

普段はつんけんしていたりクールな装いでいる場合が多いけれども、先ほどお伝えしたような嫉妬を急にしてきたり、何故か説教をされているような感覚になってしまう程に理論立て、かなり遠回しに好きだということを伝えてきたりなど、まっすぐ言葉に出して「好き」ということを言ってくるのは皆無に等しいでしょう。

長く一緒にいるとパターンが読めてきて、ひねくれ者なりの愛情表現が理解できるようになってくるはずです。ひねくれ者の彼氏や彼女を優しく見守ってあげてくださいね。

ひねくれ者が素直になれない原因とは

「どうして素直になれないんだろう」という気持ちは、ひねくれ者本人が一番感じているものかも知れませんね。また、周りにひねくれ者がいる人は、「何であの人はいつも可愛げがないんだろう」と思うもの。ひねくれ者になるのに、目立った原因とはあるのでしょうか。

ひねくれ者になる原因は、あることにはあります。しかし、それはほとんど人には見えないもので、個人的に経験してきた結果の原因。見えないところで、どんな原因がひねくれ者を生み出してしまうのか、参考例を挙げていきましょう。

否定されるのが怖い


どんな人でも、人から否定されるのは怖いもの。これまで否定される経験が少ない人には、不慣れな分余計に怖いでしょう。否定ばかりされていると、気持ちが拗ねてしまい、ひねくれ者になりやすいもの。

他人から認められることで、自分の存在価値を見出す人もいますよね。そして、その度に否定されることが怖くて仕方なくなります。

否定とは、拒絶の類でもあり、孤独への導火線でもあります。否定されることで自分の評価は下がり、その下がった状態でまた人に判断される…。人の気持ちを変えることは難しいと知っているので、人から否定される前に、つっぱねようとしてしまうのかもしれませんね。

過去のトラウマ


ひねくれ者になる人の過去のトラウマで、一番多いのは、やはりコンプレックスを生み出してしまうことでしょう。

例えば、昔は陽気でハツラツとしていたのに、心が折れるまでいじられた…など、悪質ないじめではなくても、充分心にダメージを負います。人と関わることにも、自分をさらけ出すことにも、抵抗を感じてしまうようになることも。

トラウマとは、一度根付いたら払拭するのに時間がかかります。トラウマを払拭するようなことに出会わなければ、なかなか切り替えることもできません。ですが、トラウマが原因で人を拒んでいる間は、そういった機会にも恵まれないままでしょう。

劣等コンプレックス


劣等コンプレックスという言葉をご存知ですか?卑屈な考えが染みついた、劣等感からくるコンプレックスのことを指しています。

劣等感であれば、自覚することが出来ますが、劣等コンプレックスの場合は、ほとんどが無意識下に押し込めているので、自覚することも少ないでしょう。自覚していないので、自信がなくなると、自分が劣等感を感じる環境から逃れようとします。

ひねくれた態度をとったりして、避けようとします。また、劣等感をかんじていることを自覚ても、認めたくない気持ちが強いため、人を威圧したり、嫌味を言って優位に立とうともするようです。

自己主張が許されなかった


これまでの人生で、自己主張を許されなかった人間は、「自分は意見をしてはいけないんだ」と思い込んでしまいます。誰も本音を聞いてくれないので、そのうちに気持ちがいじけてしまい「どうせ誰も聞いてくれない」とこじらせた方向にいってしまうでしょう。

これが、ひねくれ者の原因になってしまうのです。

押さえつけられてきた分、鬱憤が溜まりやすく、感情が爆発しやすくもなります。些細なことで怒りだしたり、自分の意見が途中で遮られると「やっぱり聞いてくれない」とひねくれてしまうことも。

そのせいか、しっかり目を見て、話しを最後まで聞いてもらえることには、強い安心感を覚えるようですね。

人の上に立つ機会が多かった


自己主張が許されなかった人がいる反対で、逆に自己主張だけを通してきた人も、ひねくれやすくなります。そのタイミングは、自分の立場が変わった時。

今まで人の上に立っていたのは、他の人と同等か、または人に従う立場になった時に、プライドが邪魔をして素直になれなくなってしまうのです。

プライドが大きな障壁になると、ひねくれた性格も簡単には改善されないようです。相手が寛容な人であれば、多少は素直になれるかもしれませんが、自分が弱い立場であるとは認めたくないもの。

また、こういった人は自分がひねくれているという自覚も薄く、指摘されると逆上してしまうこともあります。

ひねくれ者との上手な付き合い方

人付き合いをする上で、できればひねくれ者には深入りしたくないというのが、一般的な本音かもしれません。実際に、ひねくれ者と関わった人の大半は、ひねくれた言動にうんざりしてしまうのでしょう。ひねくれ者と上手に付き合っていくなら、そのうんざりしてしまう部分に対処をしていかなければいけないのです。

そこで、ひねくれ者との上手な付き合い方をご紹介していきます。それなりに対処が出来るようになると、余裕が生まれて、ひねくれ者の一枚上手をいくこともできるかもしれませんよ。

ゆっくりと距離を縮めていく


ひねくれ者と一気に距離を縮めようとしても、それは不可能に近いでしょう。警戒心が強いですし、気に入られようとかけた言葉は、裏があると疑われたりもします。探り合う必要もないほど、心の距離を縮めるならのんびりと構えた方がいいかもしれませんね。

ゆっくりとよりを縮める間に、「やっぱり付き合いきれないわ」と思うこともあるでしょう。それは、自分のペースを主体にしてしまうから。

何度かひねくれた悪態をつかれたも、その度に呆れたり怒ったりする姿を見せず、変わらない態度で接していけば、ひねくれ者も少しずつ信頼を寄せることになるはずです。

偉そうな態度をとられても気にしない


偉そうな態度とは、傲慢で身勝手な態度をメインとしたものです。「何様なんだ」と言いたくなるひねくれた態度は、真正面から受け止めなくても大丈夫。

「今機嫌悪いんだろうな」などの解釈をして、気にしないようにしましょう。ひねくれ者がイライラしているようなら、その場を静かに離れてしまいましょう。

人の言動にカチンときてしまうのは、自分の価値観を基盤に置いてしまっているから。自分は自分、他人は他人、そのように割り切ることができれば、偉そうな態度だってそこまで気にしないで済みます。

しかし、あまりにも横暴で一般常識を越えていると感じた態度なら、注意してあげる勇気もあった方がいいですね。

褒めるよりもおだてる


「ひねくれ者のご機嫌をとれば、上手に付き合っていけるんじゃないか」。そう思っている人は多いもの。実は、褒めるよりもおだてる方が効果はあるようです。

褒めるというのは、相手の長所を見つけて、認め、称賛することですよね。それに対しておだてるは、ただただ相手が望んでいる言葉だけをあげるもの。

褒めようと思っているのに、なぜかいつもひねくれた態度で返されてしまうのは、信頼がないからです。おだてる時には、ほとんどご機嫌取りが主体なので、滑らかに言葉も出てくるはず。敢えて長所を探そうとしなくても、大丈夫です。

疑われても力説する必要がないので、その場しのぎのおだて方は、それなりに心得ておきましょう。

「ひねくれ者」と指摘しない


「あなたって本当にひねくれてる」なんて正直に指摘をしたら「どうせひねくれてます」
と返され、そこにまた腹を立てるようになります。

売り言葉に買い言葉は、お互いにとってもストレスであり、生産性のない行為。心の中では思っていても、直接的な言葉で指摘しない方が賢明なのかもしれませんね。

ひねくれ者であることは、おそらく本人も自覚しているはず。自覚している様子もなく、指摘したいと思ったら、下から物を言うといいようです。下手に出ていると、お互いにとってちょうど良いクールダウンにもなります。

ひねくれ者と指摘をして拗ねさせると、さらにこじらせてしまうので、直球な指摘は控えるようにしましょう。

ひねくれ者らしい言葉は聞き流す


偉そうない態度を気にしないのと同時に、いかにもひねくれているという発言を、聞き流すスキルも必要です。一つ一つ気にしてしまうと、それだけでストレスですよね。

おまけに、言葉にダメージを受けた様子を見て、ひねくれ者本人も自己嫌悪に陥り、エスカレートしてしまう可能性があります。

特に、好意を無碍にするような言葉は聞き流すが一番。自分の好意や善意に対して、見返りを求めなければ、意外と簡単に聞き流せるものです。

ひねくれて返すわけではありませんが、「別に理解してもらえなくてもいい」と割り切り、ひねくれ者の言葉に反応しないようにしましょう。

ひねくれ者な性格を改善する方法はある?

ひねくれ者の自分をどうにかしたいと考えた時、「どうせ無理だ」と思ってしまったら、改善することは難しくなってしまいます。「どうにかして改善しよう」という気持ちを持って取り組めば、努力次第で変わることはできるはず。

だからといって、「素直になる努力」なんて漠然としてますよね。ですが、何か一つでもクリアできれば、それは大きな強みとなり、人間性を変えるきっかけとなるのです。ひねくれ者を改善するためには、どんな方法があるのか、具体例を挙げていきましょう。

何かしら努力をして自信をつける


「どうせ」が口癖のひねくれ者は、自信が持てずに、チャレンジする前から諦めてしまうことも多いもの。自信をつけると言うのは、口で言うほど簡単ではなく、目に見えた実感はしにくくもあります。

大きな自信をつけようとする必要はありません。しかし、必要な努力を惜しんではいけません。

努力のある成功は、結果論だけではなく、それまでの過程も評価対象。自分で自分を評価した時に、「やればできるんだ」という実感を持つことで、自分の中に新鮮な気持ちを感じるはずです。その実感は、「ひねくれ者だって治せる」という自信に繋がるはずですよ。

小さなことから素直になってみる


ひねくれ者になってしまうのは、基本的には素直になれない気持ちが原因です。素直になれないことに理由はあるでしょうが、ちょっとずつでも素直になる努力も必要。

これまでひねくれて通ってきているなら、いきなり素直になることは難しいでしょうが、小さなことからなら出来るはずです。

そうはいっても、ほぼ反射的にひねくれた言動をとる人もいますよね。素直になれるタイミングを逃す人もいるでしょう。そんな時には、返事を返す前にワンクッション置くことを意識してみて。

深呼吸でもいいですし、ワンテンポずらして答えます。「ここは素直になろう」というポイントを見逃さずに、きちんと言葉を選ぶこともできるでしょう。

ひねくれ者の自分を責めない


ひねくれ者の中には、自分の性格を恨み、自分を責める人もいるでしょう。ひねくれている自分がいけないと思ったとしても、責めてしまっては、反省も学習も出来ません。

自分を責めないで、「今のはいけなかった」と思うと同時に「次は素直になってみよう」と切り替えるようにしましょう。

ひねくれてしまうことには原因があり、その原因をなかったことにはできません。そして、自分を責めることで、ひねくれ者の自分を良しとしてしまうことにもなるのです。

それでは改善することも難しくなってしまいます。自分を責めないで、自分は素直になれる人間であることに気付いてあげましょう。

自分を客観視してみる


自分のことなのですから、主体性を持って自分を見つめるのは当たり前のこと。ですが、ひねくれ者である自分を見た時に、「これが自分なんだ」と受け入れてしまうことにもなります。

一度、自分のことを客観視してみましょう。おそらく、見方が少し変わってくるはずです。

客観視するために必要なのは、冷静さ。感情的になった瞬間、客観視することができなくなります。冷静になったら、自分がひねくれていると思う部分を書き出してみましょう。文字にするだけでも、どことなく他人事のように判断出来てしまいます。

「これはいけない」と思う点は、自分が治したい部分でもあるので、冷静な思考で対策が考えていけるようになるはずです。

信頼できる友人にアドバイスをもらう


自分のひねくれた言動にも呆れずに、付き合いを続けてくれる友人は、よき理解者でもあります。体面だけではなく、中身を知ってる上での関係ですから、あなた自身も信頼を持っているでしょう。そんな信頼できる友人であれば、的を射たアドバイスをくれるかも知れません。

ひねくれ者を改善したいことを相談して、アドバイスをしてもらいます。ですが、その時にひねくれた気持ちで聞いてはいけません。素直な気持ちで、一つ一つアドバイスを聞き入れましょう。あなたのことをよく知っている友人であれば、盲点すら気付いてくれるかもしれませんよ。

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