辛いもの好きな女性がハマる刺激のヒミツとは
ということで、この記事ではそんな辛いもの好きな女性の性格や心理に迫ります!
「ホット系」と「シャープ系」がある
あなたの身の回りに、唐辛子は大丈夫だけどワサビはダメ、といったタイプの人はいませんか?「同じ辛味でしょ」と思うかもしれませんが、実はこの二つは辛味の種類が異なるのです。
唐辛子や胡椒、生姜などはホット系に属します。その名のとおりホットな辛味が特徴です。食べた瞬間ではなく、口に入れて数秒経ってから燃えるような辛さを感じるのが特徴ですね。また、これらのスパイスは温かい料理に使われるのが普通です。
それに対して、ワサビやカラシ、玉ねぎなどはシャープ系に属します。これらは熱に弱いので、基本的に冷たい状態で辛味を楽しみます。確かに、玉ねぎは過熱すると辛くなくなりますよね。また、シャープ系は食べた直後にピリピリ・ツーンとした刺激が来るのが特徴です。
実は「辛い」という味は存在しない
私たちの味覚は5種類の味を感知できるといいます。その5種類とは「甘味・塩味・酸味・苦味・うま味」のこと。そう、実は味覚の種類の中には辛味という味は存在しないのです。
では辛味は何なのかというと、あれは痛覚を刺激しているのだといわれています。「痛い」とか「熱い」といった感覚ですね。確かに、英語でも「辛い」は「hot」です。熱と辛味が同じものであるというのがよく分かります。
つまり、辛いものが好きな人は男性も女性も、自らに痛みを与えるのが好きということになります。そう考えると、辛いもの好きな人は結構変わり者なのかもしれません。
辛いもの好きな女性の性格や特徴《前編》
刺激的な事が好き
辛いものが好きな女性は刺激的なことが好きな傾向にあります。というより、辛いものそのものが充分すぎるほど刺激的ですよね。
普通に美味しいものなら、辛いもの以外にも世の中にたくさんあるはずです。しかし、その中からわざわざ痛覚を刺激してくれる辛いものを選ぶ。これはつまり、平凡な刺激では満足できないことを示しています。
そのため、たとえば遊園地に行ったら、観覧車よりジェットコースターが好きな場合も。こういう女性と付き合うなら、男性の方も刺激的なことを楽しめる性格なほうが良いかもしれませんね。
感情的
刺激的なことが好きというのと関係しますが、辛いものが好きな人は感情的な傾向にあります。
辛いものの味というのは、分かりやすいですよね。深い旨味や風味といったものはじっくり味わわなければ分かりませんが、辛いものの刺激は誰でも分かります。そういったものを好むということは、辛いものが好きな女性は分かりやすさを求めているといえます。
だからこそ、感情も隠しはしません。回りくどいやり取りよりも、率直ではっきりとしたコミュニケーションを望みます。喧嘩することも多いかもしれませんが、裏表がないのは魅力といえそうですね。
血気盛ん
辛いものが苦手な人から見れば、辛いもの好きな人がどうしてわざわざ痛い思いをして辛いものを食べるのか、理解できないかもしれません。しかし、辛いものが好きな人には、苦しいからこそチャレンジしたいという気持ちもあるのです。
要するに「苦しいからこそ達成した時の歓びが大きい」ということですね。その達成感を味わうために、辛いものにチャレンジするのです。
したがって、辛いもの好きな女性は血気盛んでチャレンジャーな性格だといえます。誰もが避けたがる辛いものを間食したときには、勝利の歓びをかみしめているのでしょう。
承認欲求が強い
先ほど紹介したチャレンジャー精神と関係しますが、承認欲求を満たすために辛いものを食べる女性もいます。
難しいことにチャレンジしてそれを達成できれば、周りに誰もいなくても達成感に浸ることはできるでしょう。しかし、さらにそこに周りからの「すごい!」「さすが!」といった声があれば喜びは倍増。達成感だけでなく称賛を浴びることで承認欲求を満たすことができるため、ますます辛いものにチャレンジしたくなるのです。
こうして挑戦と達成を繰り返した結果として、辛いものにとりつかれてしまっているのかもしれません。
辛いもの好きな女性の性格や特徴《後編》
食べるのが好き
食べること自体が好きで、それが高じた結果として辛いものが好きになった女性もいます。いろんな美味しいものを追求した結果、辛いものにも興味が出てきたと言うことですね。
このタイプの人は、辛いものに限らず何でもおいしく食べるのではないでしょうか。そのため、ひたすら激辛にチャレンジするというのはあまりないかも。「好き」をとことん追求するタイプといえるでしょう。一緒にご飯を食べに行ったら、美味しいところを教えてくれるかもしれませんね。
気が多い
これは恋愛においての特徴です。辛いものが好きな女性は気が多く、情熱的な恋愛やリスキーな関係を好むといいます。
これも、刺激的なことが好きな性格に起因しているのでしょう。ずっと一人の人と付き合うのは、退屈を感じてしまうのかもしれません。それよりも次々にドキドキするような恋愛をしたり、周りにバレたらまずい危ない恋愛に心をときめかせてしまうのかも。実際にどこまで行動に移すかは人に寄りますが、そういった胸躍る恋に憧れている人は多いようです。
あまり話を聞かない
相手の話を聞くというのはどんな場面であれ、忍耐力を使うものです。誰だって人の話をうんうんと聞くよりは、自分が好き放題喋る方が楽しいはずですからね。
特に、刺激的なことが好きな人はじっと話を聞いているのが苦手です。辛いものが好きな人にもその傾向があるため、長い話は好まないことが多いといいます。
ストイック
どれほど辛いものが好きな人でも、辛味が痛覚を刺激するものである以上、苦しさも感じているはずです。今ではすっかり辛いものに耐性を付けた人でも、辛いものを好きになり始めたころはまだまだ弱かったはず。
それを乗り越えて辛いものが得意になったのですから、辛いものが好きな女性はストイックであるとも言えます。刺激がない状態に耐えるのは苦手でも、強い刺激に打ち勝つのは得意なのです。
そのため、過酷な環境でこそ力を発揮することがあります。たとえばスポーツなどは適性があるといえそうです。
辛いもの好きな女性の心理《前編》
ストレス発散したい
「辛いものを食べるとスカッとする。運動した後の爽快感にちょっと似てるかな。だからストレス発散になる」(22歳/女性/飲食店)
人は汗をかいて激しく体を使うとストレスを発散することができます。つまり、辛いものを食べることはストレス発散につながるということです。苦手な人にとってはむしろストレスがたまりそうな話ですが、その点でも辛いものとスポーツは似ていると言えるでしょう。
汗をかきたい!
「辛み成分で汗をかくと肌にいいっていうので、そのために辛いものを食べている感じです」(32歳/女性/福祉関係)
辛み成分のカプサイシンで汗をかくと、美肌に良いといわれています。普通の汗と違って、油分を含むからだそうです。そういった効果を狙って美容目的で辛いものを食べる女性もいるようですね。
たくさん食べたい
「辛いものって食欲をそそるじゃないですか。だからお腹空いたときにはめいっぱい辛いものを食べたいですね」(25歳/女性/エンジニア)
確かに、スパイシーな香りをかぐとお腹が空いてきますよね。辛いものには食欲を増進させる効果がありそうです。そのため、お腹いっぱいになるまで食べたいという人も辛いものを好んで食べるようです。
女性特有の冷え性を改善したい
「辛いものをたべると体の芯が温まるので、寒い季節にはよく食べますね。足の先まで温かくなる気がします」(30歳/女性/飲食店)
これは女性らしい理由といえそうですね。女性は男性と比べて体の筋肉量が少ないため、血液を循環させる能力が高くありません。そのせいで血液が滞り、冷え性を招くのです。
そんな時に辛いものを食べると、血の巡りが良くなりそうですよね。特に体が冷える冬には、辛いものは女性の味方といえそうです。
辛いもの好きな女性の心理《後編》
代謝をアップさせたい
「完全にダイエット目的です。代謝を上げて早く脂肪を落としたい!」(26歳/女性/アパレル関係)
辛いものは代謝をアップさせるのでダイエットに良い、とはよく言われますよね。その効果を狙って辛いものを食べる女性も少なくありません。ただし、先ほど紹介したように、辛いものは食欲を増進させることも…。くれぐれも食べすぎには気をつけたいですね。
激辛への挑戦に病みつきに
「辛いものってだんだん慣れてくるんですよ。そしたらどんどん激辛に挑戦したくなって…自分の限界を知りたいです」(20歳/女性/学生)
辛いものに対する耐性は、慣れによるところが大きいです。どれほど苦手な人でも継続的に食べていれば少しは慣れてくるものです。
そうやって自分が辛いものに対して強くなるのが面白くて、どんどん激辛にチャレンジするタイプの人もいるようですね。ある種のスポーツをやっているような気分なのかもしれません。
周りをビックリさせたい
「『え、あんなの食べられるの!』なんて言われたら最高です。辛いものが好きなのはもはや私の取り柄ですね」(29歳/女性/物流関係)
普通の人では食べられないような辛いものを攻略すると、周りからは一目置かれることがありますよね。そうやって注目されることに喜びを見出している人もいます。辛いものそのものが好きというのとは少し違うかもしれません。
いろんなものを食べたい
「タイ料理とか、海外の辛い料理が好きです。日本の料理とは味付けが全然違って新鮮」(33歳/女性/医療関係)
単純に辛いだけでなく、日本ではあまり食べられないような辛いものを食べたいという声も。確かに、同じ辛味でも海外の料理は日本の料理とは違った風味がありますよね。このタイプの人は辛いものに限らずいろんな国の料理を楽しんでみたいと思っているようです。
注意!辛いものを食べすぎるとどうなる?
味覚が麻痺する
辛いものを食べ続けていると、だんだんそれに慣れてきてしまうものです。最初はある程度の辛さで充分だった人も、次第にそれでは物足りなくなります。やがては、周りの人がドン引きするくらい辛くないと刺激を感じられなくなることも。
味覚が麻痺すると、体に悪いレベルの食べ物でも平気で食べられるようになってしまいます。そんな食生活を続けていれば、健康を害する日が来るのは明らかですよね。
人と一緒に食事を楽しめない
味覚が鈍くなってしまうと、人と一緒に食事を楽しむことができなくなります。たとえば、誰かが勧めてくれた食べ物を美味しいと思うことができません。逆に、こちらが勧めた食べ物を「辛すぎる」と思われる可能性が高くなります。
これでは、たとえ一緒にお店に行っても、美味しさを分かち合えませんよね。一緒に食事をしている気分に慣れないかもしれません。誰かと食事を楽しむためにも、正常な味覚を保っておくべきだと言えるでしょう。
健康に影響がある
辛いものの刺激は、気管支に悪影響を及ぼすといわれています。たとえば、喘息などを持っている人は辛いものはNG。
また、胃や腸にもダメージが及ぶことがあります。辛いものを食べるとすぐにお腹を下してしまう人もいますが、それはまさに胃腸が刺激を受けているからといえます。少しでも「これって辛いもの食べたせいかな…」という異変が見られたら控えたほうが良いかもしれません。
今は大丈夫でも…
今は辛いものを食べて害が出ていなくても、後々になって問題が生じることがあります。というのも、ある研究によると過度に辛いものを食べると胃がんになる可能性がアップするそうだからです。
もちろん辛いものを食べたからと言って必ずそうなるわけではないでしょうが、後になって健康を害する可能性があることは、頭にとどめておいた方がよさそうですね。
辛いもの好きな女性に人気の料理4選!
麻婆豆腐
市販では麻婆豆腐の素が買えますし、お店で食べても美味しい料理ですよね。女性からの人気も高いです。市販でも結構な辛さのものを販売しているので、激辛初心者ならそれでも充分に楽しめるかも。
中には上級者向けの商品もありますが、初心者の人は安易に手を出すと危険。中辛からステップアップしていきましょう。
カレー
子どもから大人まで大好きなカレー。基本的には食べやすい適度な辛さのものを選ぶ人が多いでしょうが、中には激辛のものもたくさんあります。
たとえば、レトルトの「悪魔のカレー」や「18禁カレー」は常人には理解できない辛さを誇るとか…。また、ココイチはチェーン店でありながらとんでもない辛さのカレーを提供しています。いずれもナメてかかると痛い目を見るので、十分に辛さに慣れてから挑みたいですね。
担々麵
担々麵は中国四川省発祥の麺料理です。四川というだけで辛そうな印象がありますよね。
お店で食べるのも美味しいですが、袋麺やカップ麺などでも美味しい担々麵はたくさんあります。安くて手軽に食べられるのが嬉しいですよね。一方、そんなインスタントでも激辛担々麵は存在します。自分にちょうど良い辛さのものを見つけて食べてみましょう。
激辛ラーメン
担々麵ではありませんが、辛味をウリにしたラーメンはたくさんあります。ラーメン屋さんは全国のいたるところに存在するので、まだ見ぬ激辛ラーメンがどこかにあるかもしれませんね。
また、こちらもインスタントでも充分楽しむことができます。たとえば、あの有名な「辛ラーメンカップ」はいかがでしょうか。韓国のラーメンですが、世界中で根強い人気を誇るといいます。
他にもキムチラーメンとか酸辣湯麺、辛味をウリにした味噌ラーメンなどもあります。各メーカーがしのぎを削っているので、食べ比べてみると面白いかもしれません。
辛いものが好きな女性の心理を理解しよう!
一方、辛いものにチャレンジしたい、周囲から称賛されたいという、どちらかというと男性的な精神で辛いものに臨んでいる女性も少なくないようですね。辛いものを食べるのにはいろんな魅力があるということでしょう。もしかしたら今は特別辛いものが好きなわけではないあなたも、辛いものの虜になってしまう日が来るかもしれませんよ!
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