女性のさらしの巻き方が知りたい!事前準備や代用できるアイテムも!

女性のさらしの巻き方が知りたい!事前準備や代用できるアイテムも!

胸が大きいことに悩んでいる女性もたくさんいるでしょう。「さらし」で胸を潰すことにより、スタイルをよく見せたり、胸が揺れた時の痛みを解消できることをご存じでしょうか?今回は、さらしとはどんなものか、どのように巻くのかだけでなく、さらしの入手方法や、その代用品となるアイテムまでご紹介します。


大きな胸も隠せる!さらしの巻き方とは?

胸が大きいと、それだけで人の目を引いてしまいます。大きな胸もその人の個性を形づくるひとつの要素ですが、巨乳であるが故に、太って見える、揺れて痛む、着られる服が限られる…などの悩みごともあるでしょう。そんなさまざまな悩みを解決してくれるのが、「さらし」です。

さらしと聞くと、着物の時だけに着るイメージがありませんか?購入できる場所は?巻き方は?本当に胸を隠せるの?など、知らないことがたくさんあるかもしれませんが、そもそも「さらし」とはいったいどのようなものか、皆さんはご存じでしょうか。

この記事では、胸の大きさに悩む女性に役立つアイテムである「さらし」と、その巻き方についてご紹介します。

そもそも「さらし」って何なの?

そもそも「さらし」とはいったい何なのでしょうか?まずは、さらしそのものについてご紹介しましょう。

さらしは、漢字で書くと「晒」。本来は織物や糸から不純物を取り除いて漂白する工程、あるいは漂白された糸でできた織物のことを指す言葉です。後者の方が、みなさんのイメージしやすい「さらし」ではないでしょうか。

さらしは、今では着物を着る女性をはじめ、多くの人々に使われています。続いてはさらしがどのようなものか、詳しい素材や形状、その用途についてもご説明していきますね。

素材は木綿


さらしの素材には、主に木綿が用いられています。「さらし」の作業は本来、そのままでは染色に向かない木綿や麻に対して行われるため、「さらし」と言って「晒木綿」を指す場合もあるそうです。

木綿の他には、奈良地方で麻の生平を天日晒にした「奈良晒」も有名であり、通販などで入手することが可能です。

そして、「さらし」は漂白された糸でできているものとされているため、漂白しない生成(きなり)地のものは、たとえ木綿や麻でできているものであっても「さらし」と呼ばれないそうです。

さらしの形状は帯状


巻く前のさらしがどのような形状か、見たことがある人は少ないでしょう。

女性の胸を隠すように巻かれているイメージが強いさらしですが、その形状は長い帯状という、実にシンプルな作りです。単純な構造であるからこそ、さまざまな用途に用いることができると言えるでしょう。

また、「反(たん)」という数え方を聞いたことがあるでしょうか。これは布の長さの単位としても用いられる言葉で、幅は約34cm、長さはなんと約10mにもなる長さ。だいたい一人分の着物に要する長さとされており、さらしも基本的には「一反」で売られています。

肌着として用いられるさらしなら胸潰しにも適切


さらしは糸の太さや密度によって、以下のような種類に分けられます。大きさも異なるため、巻き方や用途もまた異なるのだとか。なお、巾(幅)や長さは、測るときに誤差が出たり、メーカーによっても多少異なるので、目安としてご覧ください。

「文晒」は巾34~36cm、長さ10.8m。手拭いやおむつ、ふんどしなどに使われる、最も一般的な製品と言えるでしょう。

「岡晒」は巾37.1cm、長さ11.55m、「特岡晒」は巾37.9cm、長さ12.0m。いずれも、ゆかた地や肌襦袢として使われる場合が多いそうです。

では、女性の胸を隠す用途としてはどれが良いでしょうか。肌に直接触れるものですから、肌着として用いられる岡晒や特岡晒が適していると言えそうですね。

女性以外でも使える、さらしの多様な用途


さらしの用途はこれだけではありません。ガーゼが少なかった時代には包帯の代わりとされていたほか、布オムツや布巾としても用いられてきました。現在でも腰痛予防やダイエットに使用されたりと、その用途は実に多様です。

また、妊婦は下半身を冷えから守るため、腹帯としてさらしを身に着けるのだとか。産後には骨盤に巻いたり、抱っこ紐にしたりと、さらし一枚で長く使用することができることが分かります。

女性が使う印象が強くなりがちなさらし。しかし、巻き方や用途次第では男性も使用できる、非常に多機能なアイテムです。

さらしが購入できる場所

さらしがどのようなものかをお伝えしたところで、次はさらしを手に入れる方法についてご紹介しましょう。

さらしと聞くと着物をイメージするため、着物専門店でしか手に入らないと思う方もいるでしょうが、実際にはさまざまな店で気軽に購入することができます。必要とするさらしに合わせて、入手先とその方法も変わってくるでしょう。

さて、巨乳の女性が胸を隠すために使う場合には、どのような購入先があるのでしょうか。

ドラッグストア


さらしは医療に用いられることもあるため、身近なドラッグストアでも購入できるのをご存じでしょうか。綿一枚のさらしもあれば、ベルトなどで圧迫の調節が可能なものも販売されています。

チェーン展開している一般的なドラッグストアでも扱われていますので、もし見つからなければ店員さんに尋ねてみてください。その際、女性の胸を潰すためという目的を伝えることを忘れないようにしましょう。

呉服店


女性が胸を隠すためにさらしを巻くと言えば、やはり着物を着るシーンが思い浮かびます。和服を扱っている呉服店であれば、実際に問題なく購入できるでしょう。

ちなみに、「呉服」というのは絹で作られた反物のこと。本来は中国の呉から伝わった織り方で作った織物という意味でしたが、現在では絹の反物を呉服と呼んでいるそうです。

呉服店と着物店、いずれも着物を扱うという意味では大きな違いはありません。どちらでもさらしは問題なく手に入りますので、お近くにあるお店を尋ねてみてください。

その他の衣料品店、女性特有のお店でも


着物の専門店ではない、手芸店や一般的な衣料品店でもさらしを扱っていることがあります。「ファッションセンターしまむら」などでも購入できると聞くと、私たちが認識している以上に身近な存在であるように感じられるのではないでしょうか。

今ではそのような一般的な衣料品店でも、安価な浴衣などが手に入る時代です。夏の時期になれば、季節のコーナーに浴衣だけでなくさらしも陳列されていることが多いので、ぜひ探してみてください。

他にも、妊娠している女性用のさらしであればマタニティーショップで取り扱われています。自分が目的とするさらしの用途に合わせて、購入店を選ぶと良いでしょう。

通販なら巻き方も調べられて一石二鳥


Amazonをはじめとする通販ショップでも、さらしの購入が可能です。通販であればより多くの商品から、自分に適したさらしを選ぶこともできるでしょう。

また、さらしを取り扱っている通販サイトであれば、巻き方を絵や動画で紹介している場合があります。購入品と同様のさらしであればより効率的に巻き方を覚えることができるでしょう。

ただし、実際に手に取って感触を確認することはできないため、その材質に気を付けて選ぶようにしましょう。

女性がさらしを巻く前に準備すること

さらしを購入できたら、さらしを巻くために準備を整えましょう。さらしを巻く際に準備を整えておくことで、よりスムーズに快適にさらしを巻くことができます。

特に、さらしに触れるのがはじめての女性は、さらしがどんなものかをよく確かめることが大切です。その上で、巻き方のコツを確認しておき、巻きやすいようさらしの準備を整えておきましょう。

さらしの大きさをチェック


まずは入手したさらしを広げ、その大きさを確認しましょう。

既にご説明したように、さらしは非常に大きな布。着物の帯よりも大きいため、実際に手にするまではイメージできない女性も多いのではないでしょうか。そのため、現物を見たり触れたりすることで、大きさや感触を把握することが重要です。

自分で購入したものであれば、切って大きさを変えることで扱いやすくなるでしょう。巻き方に慣れてくるにつれ、ちょうど良い大きさがわかるようになります。まずは、基本の一反で巻けるように練習していきましょう。

さらしを巻く状況と巻き方の確認


実際にさらしを巻く際には、どういったシチュエーションで巻くかを確認しておくことが大切です。どこで、誰と会う状況で、どれくらいの時間胸を潰しておくかによって、巻き方も変わってくるためです。

そして、巻き方の度合いによっては、息苦しさやさらしの緩みやすさが生じてしまいます。そんな時、巻き直すなどの対応が可能であるかどうかも考えておく必要があるでしょう。特に巻き方に慣れないうちは、周囲の状況をよく確認しておくことをオススメします。

包帯のように巻いておく


さらしは非常に大きいため、そのまま巻こうとすると絡まったりもたついたりしてしまいます。そのため、まずは幅を半分に折り、端からクルクルと巻いて包帯のようにしておきましょう。ラップの芯など、棒上のものを芯にすると巻きやすくなるためオススメです。

あらかじめ巻いておくことで、さらしを体の上に転がすような巻き方が可能となります。体に押さえつけながら巻くことによって、途中でたわんだり巻き方が甘くなったりすることを防ぐことができるでしょう。

さらしを繰り返し使う際、保管しておく上でも便利ですので、ぜひ覚えておいてください。

片手で巻けるように準備する


さらしの準備ができたら、片手でさらしの端を脇に当て、もう片手で残りのさらしを持ち、胸の前で張るように広げましょう。ここで気を付けるポイントは、折山が下になるよう持つことです。上下が逆になってしまわないよう注意しましょう。

この時、脇で押さえておくことが難しい場合は、マスキングテープなどで止めておくと良いでしょう。特に巻き方に慣れないうちは、積極的に使用することをオススメします。

ここまでできれば、さらしを巻く準備は万端です。続いて、巻き方についてご説明していきましょう。

女性の基本的な胸のさらしの巻き方

さらしを巻く準備が整ったら、いよいよ巻いてみましょう。女性の胸を隠すためのさらしの巻き方について、簡単な流れからご説明します。

さらしの端を脇に当て、胸を潰すように一周。次に胸を押し上げるよう乳房の下部にもう一周。一周目と二周目の間に巻くように三周目を巻いたら、最後に二周目の下端が浮かないように一周します。この四周で胸を潰すことが十分可能です。

さらしの長さを調節できるのであれば、ここで切ってしまっても構いません。そうでなければ、一周目から四周目までと同じ流れを繰り返しましょう。最後に、どこでもいいので端を引っ掛ければ終了です。

流れは把握できましたか?では、巻き方のコツをより具体的にご紹介していきましょう。

さらしが緩まないように胸に巻く


さらしの巻き方で大切なポイントの一つが、緩まないように巻くこと。先ほど説明した巻き方の中で注意すべきは、二周目と四周目です。

二周目では、女性の体に沿わせるようにさらしを巻いていきますが、この巻き方が甘いと緩みやズレの原因となってしまうため、最も大事なポイントと言えます。

その二周目をフォローするために、四周目では二周目の下端を押さえるように巻きましょう。これで二周目の緩みを防ぐことができます。

胸のふくらみを潰すよう意識する


女性の胸を押し潰すためにさらしを巻く上で重要となるのは、一番初めとなる一周目の巻き方です。端を脇で押さえるのが難しい人は、先にご紹介したようにマスキングテープを使用しましょう。

胸を潰すためのポイントは、一周目を巻き終えた後で一度、しっかり引き締めること。そのまま二周目に入ってしまうと、一周目の緩みを修正することが困難になってしまいます。引き締める時には、痛みや苦しさが出ないよう調節することも大切です。

最初の一周目をきつめに締めることで十分胸つぶしはできますので、その後は緩みやズレに注意した巻き方を心掛けましょう。

腰や腹部を含めた巻き方


今回は胸を潰すためのさらしの巻き方をご説明していますが、胸を目立たせないようにさらしを巻くのであれば、腰や腹部を含めて巻くことも一つの方法です。

既にご紹介したようにさらしは長く、胸に何重も巻いてしまうことで、結局胸が強調されてしまうことが起こり得ます。腹部の冷えや腰痛防止のためにも、胸だけでなく腰や腹部も含めた巻き方をしてみてはいかがでしょうか。

腰や腹部を含めて巻く場合、先に腰に巻いてから徐々に胸へと上がっていく巻き方がオススメです。この時も、胸の上を潰す際に引き締めること、胸の下部分が浮かないようにすることを注意しましょう。

最後はしっかり止められるような巻き方を


巻き終わったさらしの端は、巻いてあるさらしに引っ掛ければOK。ですが、引っ掛け方次第では、体の動きによって外れてしまうことも起こり得ます。そうなってしまえば、せっかく綺麗に巻いたさらしも台無しとなってしまうでしょう。

特に巻き方に慣れないうちなどは、包帯を止める時のようにクリップなどの留め具を使用するようにしましょう。ただし、使用する際は肌を傷付けてしまわないよう十分注意してください。

女性がさらしを巻くメリット

さらしとその巻き方についてご紹介してきましたが、巨乳の女性が胸を潰すためにさらしを巻くことで、どのようなメリットがあるでしょうか?

さらしによって胸を小さくすることができれば、スタイルのアンバランスさが解消され太って見えることもなく、胸ばかりが注目されることが減るでしょう。また、着ることができる服の幅が広がったり、揺れに伴う痛みも解消されます。

さらしによって胸を潰す巻き方を習得できれば、さまざまな場面に応じた胸のサイズで過ごすことができ、胸が大きな女性たちの生活はいっそう豊かになることでしょう。

スタイルが良く見える


巨乳の女性は、着ている服によっては太って見えてしまいます。

胸を隠す巻き方によって、胸と他の身体部位のバランスが改善されるでしょう。垂れ下がっていた胸の重みを支えていた肩や腰の負担も軽減し、姿勢も良くなることによってスタイルが良く見えるようになります。

また、女性の服はたいていの場合バストとウエスト、ヒップと、バランスを取って作られているため、胸に合わせようとすれば必然的に大きなサイズとなってしまいますし、ウエストに合わせようとしても胸が窮屈になってしまいます。

さらしによって胸のサイズを小さくすることで、胸の大きな女性でも着ることができる服が増え、コーディネートの幅も広がるでしょう。

胸が揺れないので痛くない


巨乳の女性は、下着でしっかり支えていても、動けば胸が揺れてしまうもの。走ったり激しい運動をすれば、痛みにも繋がるでしょう。そんな女性も、さらしで胸を押し潰すことにより、胸が揺れることが減って痛みを解消できる効果があります。

胸を隠すことで細身に見えるだけでなく、スポーツにも効果的。それだけでなく、日頃のちょっとした運動でも胸の揺れを意識する必要がなくなり、快適に過ごすことができるでしょう。

女性の胸だけに注目を集めない


巨乳の女性は、それだけで周囲の視線を引きやすいもの。しかし、それが好意的なものばかりとは限りませんし、胸以外を見てもらえない、ということも。確かに胸は女性の魅力の一つですが、それゆえ性的な目で見られがちになるという悩みもあります。

さらしによって胸を隠すことで、女性の胸に注目が集中し過ぎることを防ぎ、巨乳の女性も周囲の視線に敏感にならずに済むこととなるでしょう。

バストサイズはその大小に関わらず、どんな女性にとってもコンプレックスとなり得るもの。周囲の状況に応じて胸のサイズを変えられれば、ストレスフリーに過ごすことができるでしょう。

巻き方を調節できるため、女性の体調変化にも対応可


さらしを巻く時の強さに応じて、胸のサイズを調整することが可能です。巻き方のコツさえ習得すれば、その日のファッションや体調に合わせて圧迫を微調整できるようになるでしょう。

この後に紹介するさらしの代用品となるアイテムの多くは、圧迫の調整ができないか、できても少なからず制限があります。体重や体格の変化だけでなく、女性の場合は体調によって胸が張ることもありますから、いつも同じ圧迫感とはいきません。

代用品であればいくつかのサイズを取り揃えておく必要がありますが、さらしであれば一枚で微調整も大きな調整も可能となり、巨乳の女性にとって非常に役立つアイテムとなるでしょう。

女性がさらしを胸に巻くデメリット

女性がさらしを胸に巻くことにはメリットがありますが、残念ながらデメリットもあります。胸を隠す目的でさらしを使用する場合、それによって起こりうる問題も想定しておくべきでしょう。

巻き方によって圧迫の度合いを調節できるということは、逆に言えば適切な度合いに調整できないと、思わぬトラブルに繋がってしまうということです。また、さらしによって適切な圧迫感を得るためには、当然そのための巻き方を習得する必要があるでしょう。

人によっては扱いにくいこともあり得るさらし。大きなトラブルとなる前に、気を付けるべき点をよく確認しておきましょう。

息苦しくなることがある


女性が大きな胸を隠す目的でさらしを巻く場合、当然ですが、圧迫することによって息苦しさが生じてしまうことがあります。

巻き方次第で圧迫度合いを調節することは可能ですが、慣れないうちはさらしがズレることを防ぐため、きつめの巻き方をする女性も多いでしょう。まずは短い時間着用し、息苦しくならないかどうかを確認しながら調節していくことが大切です。

息苦しくなってしまうと、振る舞いも不自然なものになってしまいます。自分にとってちょうどよい巻き方を習得するまでは、長時間の着用は避けましょう。

妊婦でさらしを巻くのは要注意


さらしは胸が大きな女性にとって有効な手段ですが、妊娠している女性であれば、その時期と巻き方には通常以上に注意が必要です。本来、妊娠している女性がさらしを使うのは、胸を潰すためではないことも、忘れてはいけません。

また、妊娠している女性の中には、お腹が大きくなるにつれ、子宮によって肺が圧迫され呼吸苦を感じる人もいます。そんな状況でさらしで胸を押し潰したら危険を伴うでしょう。

胸を潰す目的の巻き方でさらしを用いる際、妊娠している女性はくれぐれも注意しましょう。なるべく産後、体調が整うまでは避ける方が賢明です。

巻き方が甘いとズレたり緩んでしまう


女性が胸を隠す目的でさらしを使う場合、巻き方がきつ過ぎると呼吸苦に繋がります。かといって、逆に巻き方が甘過ぎてしまえば、今度はズレてしまったり緩んでしまったりといったことになりかねません。

出先であればなおのこと、巻き直しが困難ですよね。体をまったく動かさないわけではない以上、どんなに気を付けていても、ズレたり緩んでしまうリスクがあることを忘れてはいけません。

外出時の着用は巻き方を十分に習得してから


上記のように、さらしは着用中に息苦しくなったり、またズレてしまうなどのトラブルが起こり得ます。そういったトラブルがなるべく生じないよう、あるいは発生してもすぐに対応できるよう、十分に巻き方を練習してから長時間の着用に臨みましょう。

時間も手間もかかりますが、その分巻き方を会得してからであれば、外出時でも安心して着用していられるはずです。

もしそうした時間が無い、すぐにでも使いたいという方は、この後紹介するさらしの代用アイテムの導入も検討してみてください。巻き方の練習中に併用することもできますし、シチュエーションによって使い分けても良いでしょう。

さらしを巻く代用になるアイテムは?

さらしについてさまざまな情報をお伝えしてきましたが、実はさらし以外にも胸を隠すための代用となる商品が販売されています。

胸の大きさに悩む女性以外にも、男装するコスプレイヤーの女性や、トランスジェンダーの方など、胸を目立たせたくない人は少なくありません。そんな人たちの声に応えた「ナベシャツ」「Bホルダー」などのアイテムもご紹介します。

さらしと使い分けることで、より快適に胸潰しを図ることができるでしょう。通販で気軽に購入することができますので、ご自身に合うアイテムを探してみてはいかがでしょうか。

バスト専用クリーム


さらしの代わりにクリーム?と思う人もいるでしょうが、いわゆる「脂肪燃焼クリーム」のこと。シェイプアップのためにマッサージをする際、このクリームを使用して効率を上げることが期待できます。

その中でも、巨乳の女性のための胸専用クリームであれば、バストダウンの効果が期待できるでしょう。さらしほど即時的な効果は得られませんが、さらしと併用しながらバストダウンに励むことで、さらしで胸を潰す度合いを減らしていくことも可能です。

さらし機能のあるブラジャー


さらしを巻くことによりさまざまなメリットを感じられますが、慣れないうちは巻くのも一苦労。巻けたとしても、途中でズレたり緩んだりすると、手直しがしにくいというデメリットがあります。

そんな人でも手軽に胸を隠せるのが、さらし機能のあるブラジャー。さらしではないものの、同じように胸を押しつぶす機能を持つブラジャーが、さまざまな女性用下着ブランドで扱われています。

「セシール」の「さらしみたいなブラ」や、「ピーチ・ジョン」の「さらしブラ」などのほか、胸揺れ防止目的のスポーツブラでも同様の効果が得られます。多くが通販でも購入可能ですので、ぜひチェックしてみてください。

ナベシャツ


「ナベシャツ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。いわゆる「オナベ」の人向けに胸を隠すために「洋服のオカ」が考案したシャツであり、現在でもトランスジェンダーの方々に根強く愛用されているアイテムです。

名前の通りシャツの形状ですが、前面がファスナーになっているため着用は楽々。洗濯を繰り返すことで柔らかくなり、着慣れてくるにつれ息苦しさも減ってきます。2~3年持つという耐久性もポイント。

丈が短いものやメッシュ素材のものなど、その種類はさまざまあります。その時の自分の服装に合わせてチョイスできることもナベシャツの魅力です。

男装女性のご用達「Bホルダー」


女性がコスプレで男装する際、胸潰しは避けて通れない課題。さらしやナベシャツなどを用いるコスプレイヤーさんもいますが、コスプレ用の「Bホルダー」という有名な胸潰しアイテムがあるのを皆さんはご存じでしょうか。

ナベシャツと同じく前方がファスナーになっていますが、こちらはチューブトップになっており、必要に応じてストラップを着用できるようになっています。近年では、カバーを二重にすることでより胸を潰すことができるBホルダーも扱われています。

コスプレしている間を想定しているため、さらし機能ブラやナベシャツに比べて短時間の着用が推奨されるアイテムですが、こちらも胸を隠すにはたいへん効果的です。

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