飄々した人になりたい!どうすればなれる?
それでは、飄々とした人になるためには、どうしたらいいのでしょうか?今回は、飄々とした人になるためにはどうすればいいのかや、飄々とした人への印象などをご紹介していきます。
飄々とした人について知りたいと思う人、憧れている人は、ぜひ読んでみてくださいね。
「飄々」の読み方&意味
まずは「飄々とした人」に使われている「飄々」という言葉についてご紹介していきましょう。
少し難しい漢字の「飄々」は、「ひょうひょう」と読みます。「飄」という漢字は中国で「ゆらめく、ただよう」といった意味を持ち、フワフワした様子を表現する言葉です。もともとは人間に使われず、モノに使われる言葉でした。
意味は、「とらえどころがないこと」や「ふらふらさまよっている様子」などです。とにかくつかみどころがなくほかの人とは違う存在、それが飄々とした人なのでしょう。
「飄々」の類語は?
「飄々」の類義語は「とらえどころがない」「つかみどころがない」「得体のしれない」など、とにかく物事にとらわれていないさまのことを言います。何を考えているのかわかりにくいという意味で、「マイペース」「理解に苦しむ」などといった使われ方もするようです。
また、何事にも執着しないことから、「往生際がいい」「諦めがよい」「執着心のない」などが、類義語として使われることもあります。
出典:goo辞書『飄飄(ひょうひょう) の意味』
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E9%A3%84%E9%A3%84/
あなたの周りにも飄々とした人っている?
失敗しても切り替えが早くて憧れる
「飄々とした人って失敗をしても、すぐに切り替えている気がします。同じことでいつまでもくよくよしないっていうか。そういうところがさっぱりしていて憧れます」(26歳/男性)
「私は失敗したら結構いつまでも引きずってしまうんですが、飄々とした人ってぱっと切り替えができて憧れます。すぐに次に挑戦できるし、後悔にとらわれないし。ポジティブなんだなって思います」(27歳/女性)
飄々とした人は、失敗をしたとしても後悔にずっとにとらわれません。すぐに次に行くことができますし、そんなさっぱりとした姿に憧れてしまう人もいるようです。
我関せずって態度が潔いと思う
「例えばもめごとがあったときとか、わざわざ間に入ったりしないんですよね。我関せずって感じで。あくまで自分は自分という風に、自分という個性を大切にしているみたいで潔いと思います」(22歳/女性)
「なにかあったときも我関せずって感じで、全然入ってきません。それが友達同士の問題であっても入ってこないので、飄々とした人ってちょっとだけ冷たいなって思います。でも徹底してるので、潔いと感じますね」(24歳/男性)
飄々とした人は、あまり他人の問題にかかわることがありません。なので、たとえ友人同士が喧嘩をしていても、間に入ることは少ないでしょう。徹底して関わらないところに、潔さを感じる人もいるようです。
つかみどころがなくてミステリアスな感じがする
「飄々とした人ってつかみどころがないですし、何考えているかよくわかんないんですよね。でもそういうところがミステリアスで素敵です。相手のことをもっと知りたいと思えるようになる」(28歳/女性)
「何を聞いてもふわっとしているので、あんまりどういう人か知らないんですよね。自分のことも明かさないですし、知ろうとしても逃げられてしまうので、ミステリアスです」(21歳/男性)
飄々とした人はつかみどころがなく、ミステリアスです。どのような人物なのかわからないので、人の興味を惹きつけるでしょう。
飄々としすぎていい加減で責任感がない
「飄々とした人って人と深く関わろうとしないし、面倒なことがあったらすぐにどこかに行ってしまうし、なんていうか責任感がないように思えます」(21歳/男性)
「つかみどころがないので、すべてはぐらかされてしまうんですよね。だからこっちが聞いても適当に答えられることもありますし、いい加減でちょっと苦手です」(29歳/女性)
飄々とした人は一つのことに執着しませんし、面倒ごとからは避ける方法にあります。なので、まじめな人や責任感が強い人にとっては、少々いい加減で責任感がないと思われてしまうようです。
飄々とした人の特徴
物や人に執着心がない
飄々とした人は、物や人に対してこれといった執着心がありません。別に何事にも興味がないということはありませんが、人よりも「絶対にこれが欲しい!」と思ったり、「絶対にこれじゃないとだめ!」といった気持ちが少ないのです。あので、もしも欲しいものが手に入らなかったとしても、「仕方ない」で終わります。
人に対しても執着心がないので、誰かと喧嘩をして仲たがいをしたとしても、しつこく食い下がることはしません。恋人にフラれたとしても、すぐに諦めてしまうでしょう。このように、飄々とした人は去る者は追わず来るものは拒まずなのです。
感情をあまり表さない
人は嬉しいと笑ったり、悲しいと泣いたり、さまざまな方法で感情を表現しますよね。飄々とした人はあまり感情を表に出しません。そもそも、感情的になることが少ないのでしょう。何かあったとしても大きく感情が動かされないので、喜怒哀楽が乏しく見えます。
また、物事に対して動じることがないので、驚いたりといったリアクションをあまりしません。執着心がないので関心が少なく、あまり感情を動かされないのです。
自己がある
飄々とした人は、自分の考え方がしっかりとしており、自己を持っています。自分自身の個性を大切にしているので、周りに流されることがありません。たとえ他人が違うといっても、自分にとって正解ならば、それでいいと考えているのです。
自分の行動や意見に、自信を持っているのでしょう。ただ、自信があるといっても、自信過剰で他人が間違っていると考えているわけではありません。あくまで自分は自分、他人は他人と区別をしっかりつけているのです。
マイペースで焦らない
自分の想定と違うことが起こったとき、人はどうしても焦ってしまいがちですよね。ですが、飄々とした人は自分のペースを大切にしているので、予想外の出来事が起こってもあまり焦りません。
突然の出来事にも、落ち着いて対処をすることができます。トラブルにも強く、いざという時に頼りになるでしょう。
ただ、マイペースすぎるところがあり、他人と合わせることができないという一面もあります。マイペースなのはいいことでもありますし、時には自分勝手なように捉えられることもあるのです。
飄々とした人になる方法はある?
芯を持つ
飄々とした人になるためには、芯を持つことが大切です。芯を持つことができると、何があっても自分の考えを曲げなくなるでしょう。しっかりと自分というものを持つことが出来るので、他人に流されることがないのです。
自分の芯を持つことによって、不安になることも少なくなります。自分に自信が持てるようになると、マイペースに飄々とすることが出来るでしょう。
執着心を捨てる
執着心を捨てることによって、飄々とした人になることができます。飄々とした人はあまり物事に執着していないので、何かに対して熱くなることがありません。常に自分のペースを保っていられるのです。
何かが叶わなかったとしても「仕方ない」「そういう時もある」と思う癖をつけるようにしてみてくださいね。
他人と自分を比較しない
他人と自分を比較しないようにしましょう。他人と自分を比較し、周りの目ばかりを気にしていると、自分のペースを持つことができません。
自己中心的になるというわけではなく、無理をして相手の上を行こうとしないことが大切です。他人の評価に振り回されることなく、自分の個性を大切にしていきましょう。
気負わない
飄々とした人になりたいのであれば、あまり気負うようなことはしてはいけません。気負ってしまうと何かに執着してしまったり、精神的に疲れてしまったりして、心が乱れてしまいます。いつも心が平穏でないと、自分のペースを守りながら動くことはできないでしょう。
気負うことをやめ肩の力を抜き、思いっきり自然体でいられるように心がけてください。
見栄をはらない
自分のペースを大切にし、いつもありのままでいるのが飄々とした人です。いつも自然体でいるからこそ、他人に流されずにいることができます。
なので、例えプライドがあったとしても、あまり見栄は張らないようにしましょう。例えば、自分を優位に見せるために好きではないブランドの服で全身を固めたり、本当は余裕が無いのに見栄から食事を奢ってしまったり。そのように自分を無理して大きく見せようとする必要は、飄々とした人にはありません。
ありのまま、そのままの自分を見せるようにしてくださいね。
飄々としている事のメリット&デメリット
メリット①:おおらかな印象になる
飄々とした人はいろんなものに縛られず、いつも自由でいます。つらいことがあってもくよくよせずポジティブでいるので、人からはおおらかな人と思われがちです。飄々とした人には常に余裕があると、人々は感じやすいのでしょう。
おおらかで物の考え方のスケールが大きいので、説得力があると感じる人もいるようです。悩みごとがあったら思わず相談したくなってしまう、そんな素敵な印象を与えられることも、飄々としていることのメリットでしょう。
メリット②:本音が出しやすい
自分を大切にしているので、あまり他人に興味がないのが飄々とした人です。良くも悪くも執着をせず、相手に対して強い感情を抱くことがありません。本音を出してもすぐに忘れてくれたり、深く受け止めないことが多くあります。
なので、飄々とした人には少し他人には言いにくいような本音でも、言うことができるでしょう。もし反感を持たれたとしても、それを根に持つことがないからです。
また、裏表もあまりないので、本音を言ったら本音で返してくれるでしょう。そういったところも、本音が言いやすい理由の一つです。
メリット③:一緒にいて落ち着くことができる
飄々とした人は、あまり他人に深く干渉をしてきません。例えば、いやなことがあって一人になりたくないけれどそっとしておいてほしいときってありますよね。そんなときには余計な詮索はせず、黙ってそばにいてくれるのが飄々とした人です。
また、飄々とした人は自分を持っていますし、他人の目をあまり気にしません。なので、あまり小さな悩みがなく、精神が安定しているので、一緒にいると落ち着くのです。
一緒にいる人が落ち着くというのは、飄々とした人の大きなメリットと言えるでしょう。
デメリット①:冷たいと思われることも
他人にあまり興味がなく、あまり他人のペースに合わせようとしません。なので、例えどこかお出かけに誘ったとしても、飄々とした人は気分でなかった場合、簡単に断ることができます。
このように、他人や物事への興味が薄く、マイペースでいるので、場合によっては冷たい人だと思われてしまうでしょう。
デメリット②:飄々としすぎて協調性がない
飄々とした人は自分のペースで行動をし、他人に合わせることをしません。自分がやりたいことをやって、自分が考えていることを貫き通します。自己を持っていていいことですが、場合によっては協調性がないと思われてしまうでしょう。
特に、仕事などをグループでやるとなった場合、他人に合わせることができず連携がとりにくくなってしまいます。なので、一緒に仕事をしづらい人と思われてしまうこともあるでしょう。真面目な人や協調性を重んじる人からは、苦手だと感じられることも多くあります。
デメリット③:ふらふらしていると思われる
常に自分の考え方で動いているので、飄々とした人はふらふらしている人だと思われてしまいがちです。実際、「飄」という言葉はそういう意味なので、間違ってはいないでしょう。ですが、あまりにふらふらしすぎていると、一貫性がなくいい加減な人だと思われてしまうこともあります。
一つのことに真剣になる人や、一生懸命になることに意味があると思っている人には、あまりいい印象を持たれないでしょう。
飄々とした人は個性を大切にする人!
考え方や行動次第で、飄々とした人になることはできます。もしも飄々とした人に憧れた人は、自己を大切にして、ありのままの自分でいることを心がけてくださいね。
ただし、場合によってはいい加減な人、冷たい人といったように、マイナスのイメージを与えてしまうこともあります。「飄々と」するのではなく「自分勝手」にならないように、自分の行動には気を付けてくださいね。
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