彼氏への別れ話の切り出し方がわからない…
そこで今回は、「別れ話の切り出し方がわからない」という人のために、上手な別れ話の切り出し方をご紹介します。別れ話は内容も大事ですが、タイミングも大事。また、事前の準備も大切です。別れ話の切り出し方に失敗した人の実際のエピソードも参考にしていきます。
別れ話を切り出すときにはどのようなことに注意すれば良いのかを具体的に把握し、彼氏とスムーズに別れられるようにしましょう。
別れ話を切り出さない理由は?
何が引っかかって、切り出すことができないのでしょうか。別れ話の切り出し方を見る前に、まずは世の女性の声を見ながら、あなたの中にこのような思いがないか確認してみてください。
長年付き合ってきて情があるから
「彼氏と長年付き合ってきたので情があります。別れ話の切り出し方に悩むつつも、情が邪魔して別れること自体ためらってしまいます」(28歳/女性/秘書)
彼氏に対し情が湧いてしまい、なかなか別れ話を切り出せないという彼女。どのように話をするべきかという切り出し方以前の問題を抱えているようです。
「好き」という気持ち以外の感情もあり、「傷つけてしまいそう」「かわいそうになってくる」といった思いが出てしまうのかもしれません。
次の彼氏ができる保証がないから
「別れ話の切り出し方が分からないのではなくて、別れた後のことを考えると切り出せないですね。次の彼氏がすぐできる保証もないし、一人になるのは寂しいので」(25歳/女性/オペレーター)
彼氏への別れ話の切り出し方が分からない訳ではなく、別れた後の寂しさを考えて言えないようです。
誰かがそばにいてくれないと寂しさや不安を感じてしまうタイプの女性かもしれませんね。別れて一人になることが怖く、別れ話を切り出せないでいるようです。
彼氏が怒り出しそうで怖いから
「彼氏はけっこう怒りっぽい性格だから、別れ話をしたら怒り出すんじゃないかと思って言えないし、切り出し方も分からない」(19歳/女性/学生)
別れ話を切り出した時の彼氏の反応が怖くて言えない、と語る女性です。
このような彼氏に別れ話を切りすのは難しいでしょうね。反応が読めず、別れ話をした時にどんな状況になるかが分からないため、言い出しにくいでしょう。
一時的に別れたいと思ってるだけかもしれないから
「別れたいと思ってるけど、いざ別れてから自分が後悔しないか心配。今だけ別れたいと思ってるだけなんじゃないかって気がして、別れ話切り出すのをためらってしまう」(30歳/女性/保健師)
自分の「別れたい」という思いが一時的な感情なのではないかと悩んでいるようです。もしあとから「やっぱり別れなければ良かった」と思ったら、別れ話を切り出した自分を悔やむことでしょう。
こうした迷いがあるなら、まずは自分の気持ちと向き合うべきでしょう。切り出し方を考える前に、本当に別れても良いのか、納得いくまで考えるべきです。
彼氏への別れ話の切り出し方≪事前準備≫
上手に別れ話をするには、事前準備が必要です。何をどう備えれば良いのかを把握し、別れ話に向けて準備を整えておきましょう。
別れても後悔しないかどうか確認する
まずは、自分自身の気持ちの整理から始めましょう。本当に別れても後悔しないか、自分の気持ちと向き合ってみてください。
例えば、喧嘩が多いカップルの場合、「付き合っていられない」「関わりたくない」と思うことが多くて、「もう別れたい!」と感情的になっている可能性があります。
でも、そのまま別れて後悔しないでしょうか。喧嘩が多いということは、お互いの考えや気持ちにズレが生じているということ。冷静に話し合うことでお互いに理解を深めることができるかもしれません。
まだしっかり話し合っていないとしたら、別れてから後悔することも。すべてをやり切ったか、彼氏に気持ちがなくなったと言えるかどうか、自身に問いかけてみてくださいね。
気まずい雰囲気を作る
ある日突然「別れたい」と言っても、それまで仲良く過ごしていたとしたら、彼氏は「急になんで?」「別れたくない」と応えるでしょう。喧嘩をした訳でもなく、デートもそれなりにしていたなら、彼氏は二人の間に問題はなかったと感じるはずです。
このような状態では、別れ話を切り出しても、スムーズに別れられない可能性があります。あらかじめ、別れたいと思っていることを匂わせて、「やっぱりそうだったか…」と彼氏が受け止められるようにしておかなければなりません。
そのためには、別れ話を切り出す少し前から気まずい雰囲気を作ることです。冷たい態度を取ってみたり、会う機会を減らすなどして、「別れたそうな雰囲気だな」と思わせましょう。彼氏は別れを察し、覚悟を持つことができます。
別れ話をする場所を決める
別れ話をする場所を決めておくことも大切です。彼氏が怒りっぽい性格の場合、密室で二人きりで話し合いをするのは危険です。周りに人目がある場所なら、彼氏も大きな声を出したり感情的になったりしにくいものです。カフェなどのお店の方が良いかもしれません。
他にも「別れ話をしたら泣かれそう」「話し合いが長引きそう」など、彼氏の性格によっていろいろな状況が想定されるはずです。あなたが「こうなりそうだな」と思う様子を思い浮かべて、どういった場所で別れ話を切り出すのが良いかを考えましょう。
彼氏からの質問に備える
彼女から「別れたい」と言われた彼氏は、まず「どうして?」という疑問を抱くはずです。別れる理由を聞かれたり、今の気持ちを聞かれたりと、質問攻めにあう可能性があります。
ですから、前もって質問に答える準備をしておくと良いです。別れようと思った理由、彼氏への気持ち、これまでやこれからのことなど、思いつく限り答えを用意しておきましょう。
返答に困ったり明確なことが言えないでいると、「まだ迷っている」と思われて引き止められる可能性も。
聞かれたことに対して即答すれば、「別れの意志が固い」「気持ちが切り替わっている」という印象を与えることができますよ。
彼氏への別れ話の切り出し方≪タイミング≫
別れ話をする時は、内容も大事ですが、切り出すタイミングも大事。どのようなタイミングの切り出し方がベストなのでしょうか。
どちらにも気持ちの余裕があるとき
あなたにも彼氏にも気持ちの余裕がある時が、別れ話を切り出すベストなタイミングです。
例えば、彼氏がプライベートで悩んでいるとしましょう。気持ちに余裕がなく、イライラしたり不安になりやすい状況です。この状況で別れ話を切り出しても、彼氏が怒り出したり「あとにして」と面倒がる可能性があります。
これではまともな話し合いができず、結果的に別れられないケースもあるでしょう。冷静に話し合いができるよう、双方が気持ちに余裕がある時にすべきです。
どちらかの環境が変わるとき
どちらかの環境が変わるときも、別れ話を切り出すタイミングとして活用できるでしょう。
例えば、どちらかが仕事の都合で引っ越す時や、職場を変える時などです。環境の変化がある時は、「気分を一新しよう」「一からのスタートだ」といった気持ちになりやすいもの。そのタイミングで別れ話を切り出すと、「恋愛もリセットしようかな」という気持ちになりやすいです。
ただ、環境が変わるタイミングは、なかなかあるものではありませんよね。その時期まで待てない場合は、他のタイミングを活用しましょう。
彼氏の仕事が忙しくない時期
あなたが別れ話を切り出す時、彼氏の仕事が忙しい時期だと、彼氏に悪影響を及ぼす恐れがあります。あなたから出された別れ話により気持ちが不安定になって仕事を休んだり、ミスを連発する可能性があるでしょう。あるいは、「こんな時期に別れ話なんて」と怒り出す可能性もあります。
ですから、彼氏の仕事が忙しい時期はなるべく避けた方が良いです。別れ話がスムーズにできないだけでなく、彼氏に迷惑がかかるおそれがあります。
彼氏の気持ちが冷め始めてきた頃
先ほど、別れ話を切り出す前の準備でも紹介しましたが、別れ話をする前から気まずい雰囲気を作っておくと、スムーズに事が進みます。
連絡やデートの頻度を減らしたり、不満を漏らしたりしながら、徐々にギクシャクした関係に持っていきます。そうしているうちに、彼氏の方も気持ちが冷めてくるでしょう。彼氏から連絡が来ることが減ったり、彼氏の態度が冷たくなってきた時に別れ話を切り出すと、すんなりと受け入れてもらいやすいです。
ですから、別れ話自体に時間をかけるのではなく、事前準備に時間をかけて別れ話をするという進め方のほうが、スムーズな展開が期待できます。
彼氏への別れ話の切り出し方≪伝え方≫
別れ話を切り出す時のポイントを押さえながら、どのような話をすれば良いのかを見ていきます。
きちんと前置きを入れる
突然「別れたいんだけど…」と言っても、彼氏はきっと混乱するでしょう。急に別れの意志を表明した彼女を見て、「彼女が情緒不安定になってる」「彼女がおかしくなった」と思う人もいるかもしれません。
ですから、「私はあくまで冷静です」という姿を見せるために、きちんと前置きを入れるべき。「前々から言おうと思っていたことがあって…」「これから大事な話をするけど、聞いてくれる?」といった具合に、前置きを入れて冷静であることをアピールしましょう。
また、この前置きによって、彼氏もある程度覚悟をするはずです。かしこまって前置きを言われたら、「いつもと違う」「もしかして…」と感じるもの。突然別れ話を切り出すよりも前置きを入れた方が、彼氏の受け入れ態勢が整います。
会って伝えるならすぐ切り出す
もし彼氏に直接会って別れ話を切り出す場合は、すぐに切り出した方が良いでしょう。
デートの約束をしている日に別れ話を切り出す場合、その日一日デートを楽しんだ後に別れ話を切り出すと、彼氏は「今日一日なんだったの?」「普通に楽しんでたじゃん!」と納得いかないはずです。
ですから、「最後に思い出作りをしよう」という考えは持たない方が良いでしょう。彼氏を振り回すだけでなく、彼氏は別れ話を受け入れにくくなってしまいます。もったいぶったりせず、前置きを入れつつ会ってすぐに伝えた方が良いです。
別れたい理由も告げる
彼氏に別れ話をする時は、別れたい理由も伝えましょう。ただ単に「別れてほしい」「別れようと思う」と言われても、彼氏は「なぜ?」と疑問を抱くはずです。「○○だから別れてほしい」といったように、理由もしっかり伝えましょう。
この時に注意すべき点が、期待を持たせない言い方をすることです。「あなたが○○してくれたら良かったけど…」といった言い方をしてしまうと、「それなら直すから!」と食い下がられることが考えられます。
彼氏の質問にしっかり答える
あなたが「別れる」と決めてその意志を伝えたとしても、彼氏にとっては突然の出来事です。きっとすぐには納得できないでしょう。
そんな彼氏を納得させるためには、しっかり向き合う姿勢が大事。彼氏の中にある疑問や思いを解消してあげることで、少しずつ納得してもらえるはずです。
もし「悪いところを直してもダメなの?」といった質問を投げかけられた時は、「そんなこと聞かないで」と流すのではなく、しっかり答えるべき。また、彼氏があなたに対する気持ちを伝えてきたら、「それ以上言わないで」と遮るのではなく、最後まで耳を傾けましょう。
彼氏の中にある消化できない思いをきちんと解消してあげれば、彼氏も気持ちが落ち着いて少しずつ受け入れるようになります。真摯に向き合い、彼氏が納得できるよう対処することが早期解決に繋がるでしょう。
別れ話を切り出すときに注意すること
その注意を怠ってしまうと、別れ話が長引いたり、大きなトラブルに発展することも。何に注意すべきかを知って、意識するようにしましょう。
情に流されない
長い期間付き合っていると、彼氏に対して情が湧きます。せっかく上手に別れ話を切り出しても、情に流されてしまったら、結局別れられなくなるかもしれません。
ですから、別れ話を切り出す前に覚悟を決めるべきです。「絶対に情に流されない」「これまでの思い出を振り返らない」といった覚悟を持ってから別れ話をすべきでしょう。
情があり、別れたくても別れられないというカップルは多いです。好きな気持ちがなくなっているのに付き合い続けることになり、マンネリ化したり喧嘩が多くなるカップルも見られます。
このようにダラダラした交際に至ってしまうこともあるため、別れを決意したら、決して情に流されないようにしましょう。
ケンカを売られても買わない
別れ話をした時、彼氏からケンカを売られてしまう可能性もあります。突然別れ話をされた訳ですから、感情的になってしまう男性もいるでしょう。ですが、そこでケンカを買ってしまっては元も子もありません。何を言われても冷静さを失わず対処しましょう。
仮にひどい言葉を言われても、「そういう人だったんだ」「別れることにして良かった」と心の中でそっと受け止めると良いですね。
挑発にのってしまうと、別れ話がこじれてトラブルに発展してしまう可能性もあります。ケンカを売られた場合は、「そう思ってたんだね」「そっか、分かったよ」と受け入れながらスルーしましょう。
いつも通りのテンションではダメ!
明るい性格の女性や、気まずい雰囲気が苦手な女性は、別れ話の際もいつものテンションを保とうとします。そうした心掛けは悪くはないのですが、明るいテンションだと「本気で言っていない」と思われてしまうことも。いつものテンションよりも少し落ち着いたテンションで話した方が、あなたの別れ話が本気であると伝わるでしょう。
テンションだけではなく、表情も重要です。笑顔で別れ話をすると、「冗談で言ってる」「試されてる」と思われかねません。真剣に話していることが伝わるよう、真顔に近い表情で、覚悟を決めた様子を見せながら別れ話を切り出しましょう。
彼氏のせいばかりにはしないこと
彼氏と別れようと思ったのには、「彼氏の性格が悪いから」「彼氏の行動が許せないから」といった理由もあるでしょう。しかし、別れ話をする際にすべて彼氏のせいにしてしまうと、彼氏が感情的になったり逆ギレする場合もあります。特に怒りっぽい彼氏には、火に油を注ぐ状態になるでしょう。
ですから、別れ話をする時は、彼氏のせいばかりにはしない方が良いです。「私も○○なところがダメだったから」「こんな自分が悪いんだ」といったように、自分にも非があるように話しましょう。
その方が、彼氏も自分が責められているような気持ちにならないため、感情的になりにくいです。
別れ話の切り出し方で失敗!?みんなの体験談
別れ話の切り出し方が悪いと、トラブルになったり、話がこじれてしまうことがあるようです。実際にどんな問題が起きてしまうのか、みんなの失敗エピソードを読んで学び、自分が別れ話をするときの参考にしましょう。
LINEで別れ話をしたら家の前で待ち伏せ!
「別れ話の切り出し方に迷いに迷って、結局LINEで話したんです。そしたら次の日、彼氏が家の前で待ち伏せしていてビックリ!結局、面と向かって改めて別れ話をすることになりました」(27歳/女性/会社員)
こちらの女性は、別れ話を切り出すのにLINEを用いたようです。しかし、彼氏に納得してもらえず、話し合いをするためにアポなしで家まで来られてしまったのだそう。
別れ話をLINEで切り出すと、お互いに話し合う形にならずに、一方的に伝える形になりやすいです。LINEで別れ話をする場合も、彼氏に納得してもらえるように、やりとりを重ねて話し合う必要があるでしょう。
同棲中に別れ話をして引っ越しまで気まずかった
「彼氏とは同棲していたのですが、喧嘩になった流れで別れ話をしました。その結果別れることにはなったのですが、出ていくにしてもまずは部屋探しをしなくてはいけなくて、切り出し方を失敗したと思いました。引っ越しまで同棲継続状態で、気まずかったです」(32歳/女性/看護師)
事前準備が整っていない中、同棲中の彼氏に別れ話を切り出してしまったという彼女。別れることにはなったものの、引越し先が決まっておらず、しばらく同棲状態が続いたようです。
この場合は、切り出しすタイミングが少し早かったのでしょう。同棲解消を考えた上で、前もって準備しておくべきでしたね。
喧嘩中に別れ話をして後悔した
「彼氏と頻繁に喧嘩をするようになって、イライラすることが多かった。それでまた喧嘩をした時に、感情的になって別れ話を切り出した。彼氏はすんなり別れることを了承してくれたけど、別れてからやっぱり好きだと気付いて後悔した」(21歳/女性/販売)
喧嘩が多いと、彼氏への気持ちが冷めたかのように感じるでしょう。でも、お互いに素を出せるようになったり、距離が近づきすぎたことが原因で、喧嘩が増えることもあります。
そんな中、冷めたと思って別れを切り出したのでしょう。別れることにはなったものの、結果的に自分が後悔する羽目に。切り出し方が悪く、自分で自分の首を絞めてしまったようです。
言葉に詰まって言いくるめられてしまった…
「別れ話を切り出した時、彼氏からいろいろ反論されたんです。その時に言葉に詰まって何も言えなくなり、結局言いくるめられて別れられませんでした」(26歳/女性/トリマー)
彼氏から「そんなことで別れるの?」「別れることが良いと思ってるの?」などと言われたのかもしれませんね。せっかく勇気を出して別れ話を切り出したにもかかわらず、結局、彼氏に言いくるめられてしまい、別れられなかったようです。
別れ話を切り出すときは、ある程度、質問や反論を想定して答えを用意しておいた方が良いでしょう。この女性のような状態になると、ズルズルと関係が続いてしまうこともあります。
別れ話の切り出し方で結末が変わる!しっかり準備を整えよう
でも、別れ話を上手に切り出せば、こうした問題も解消します。特に事前準備は大事。彼氏と少しずつ距離を置きながら別れを匂わすことによって、彼氏にも覚悟ができてきます。そうすれば、別れ話をした後スムーズな展開が見込めるでしょう。
別れ話の切り出し方を間違えてしまうと、そこから大きなトラブルに発展したり、別れられないという事態まで招いてしまいます。突発的に「別れたい」と言うのではなく、慎重に準備してから切り出した方が良いでしょう。
別れ話の切り出し方に迷った時は、この記事でお伝えした事柄に注意しながら、タイミングを見計らうべき。ベストなタイミングで上手な切り出し方をすれば、きっと彼氏との関係に終止符を打てるはずですよ。
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