彼氏にドキドキしない…これっておかしい?
彼氏にドキドキしないのは、決して珍しいことではありません。彼氏と一緒にいる時間が長くなればなるほど、ドキドキは薄れていくでしょう。それがなぜなのか考えたことはありますか?
今回は彼氏にドキドキしない理由と心理、そして対処法を一挙にご紹介します。彼氏にドキドキしないために「冷めたのかな?」と感じている人もいるはず。しかし、実は違った心理が隠れていることがあるのです。
ただ、本当に彼氏への気持ちが冷めたら別れることも視野に入れる必要があります。ドキドキしない彼氏との関係を続けるべきか、別れる判断基準も見ていきましょう。
彼氏にドキドキしない女性の声をご紹介!
付き合って1年経つしドキドキしなくなった
「付き合って1年経つし、彼氏にドキドキしなくなった。会いたいって気持ちも少し薄れている気がする。」(18歳/女性/学生)
交際期間が長くなってくれば、彼氏にドキドキしなくなるでしょう。彼氏のことが好きでも、付き合い当初のような感覚になることは少なくなるはずです。
ただ、会いたくなることも少なくなったら要注意。気持ちが冷めている可能性があります。
大好きなんだけどドキドキしないのっておかしい?
「彼氏のことは大好き!でもドキドキしないのっておかしいのかな?一緒にいる時は幸せだし別れたいなんて思ったことないけどドキドキしない…。」(26歳/女性/一般事務)
ドキドキしないとしても、彼氏のことが大好きという女性は少なくありません。
このように、彼氏が好きだと自信を持って言える人は気持ちが冷めたわけではないでしょう。この場合は彼氏と一緒にいることに慣れてきて、ただ緊張感がなくなっただけと考えられます。
ドキドキしないから別れようかなって思ってる
「前は会うだけでドキドキしてたんですが、今はまったくドキドキしないから別れようかなって思ってます。」(31歳/女性/飲食店勤務)
ドキドキしない=冷めたと捉えているのでしょう。そのため、彼氏との別れを考えているようです。ただ、ドキドキしないのは気持ちが冷めたからとは限りません。2人の関係性や状況が影響している場合もあります。
このように別れを考えている女性は、のちほどご紹介する別れる基準を参考にしてみてください。
付き合った時からずっとドキドキしない…
「私の場合、付き合った時からずっとドキドキしてません。だからって彼氏のことが嫌いでも別れたいわけでもないんです。」(23歳/女性/トリマー)
こちらの女性は、ドキドキしない状況が交際当初から続いているようです。こうなると、彼氏のことが本当に好きなのかどうかも悩んでしまいますよね。
ただ、大好きな人が目の前にいてもドキドキしないという人がいることも事実ですから、ドキドキするかどうかで気持ちを判断するのは早いかもしれません。
彼氏にドキドキしない理由とは?≪前編≫
そこで次は、彼氏にドキドキしない理由を解説していきます。あなたが彼氏にドキドキしないのは、こうした理由があるからではないでしょうか。
一緒にいるのが当たり前になったから
彼氏と付き合い始めに感じていたドキドキがなくなり、今は平常心でいることが多いという人は、彼氏と一緒にいることを当たり前に感じているのでしょう。
付き合う前や付き合った直後は、相手がそばにいることを当たり前に感じていなかったはずです。「私のために時間を作ってくれている」「デートに誘ってくれた」といったように、何もかも貴重に感じていたのではないでしょうか。
しかし、相手が彼氏になってからしばらく経てば、それらの感覚にも慣れが出てきます。そのためドキドキしないのでしょう。
つまり、彼氏を「特別な人」「好きな人」として意識していた時とは違って、自分のパートナーであることが当たり前になってきている証拠。彼氏への気持ちが冷めたわけではないでしょう。
マンネリ化しているから
いつも同じデートばかり、連絡は決まった時間にとっているといったように、彼氏との関係がマンネリ化していないでしょうか。マンネリ化しているカップルは、相手にドキドキしにくくなります。
これは、一緒にいるのが当たり前になったのちに訪れる感覚です。当たり前になりすぎて、若干退屈になっていると言えます。
今2人に必要なのは、新鮮さや刺激でしょう。ただ、それらを取り入れても一向にドキドキしないという場合は、彼氏への気持ちが冷めた可能性があります。
恋愛ではなく家族愛になっているから
相手への愛情が家族愛になってきているためにドキドキしないということもあります。相手への愛情はすごく深いものの、異性として意識していた時とはまた違った愛情の形に変化しているのでしょう。
一度、あなた自身の家族のことを想像してみてください。家族のことは好きだとしても、異性として意識した「好き」とは異なりますよね。しかし、誰よりも心配したり絆があったりと、家族には無償の愛があるはず。彼氏への想いも、そうした愛情の形に変わったのでしょう。
ドキドキしないとしても、彼氏への愛情がなくなったとは限りません。このように形を変えて愛情を持ち続けているケースもあります。
好きな気持ちがなくなってきたから
彼氏を好きではなくなってきたからドキドキしない、ということもあります。この場合は、彼氏への気持ちが冷めている状態ですから、別れも視野に入れるべきです。
付き合っている中で彼氏の欠点を見たり何度も喧嘩をしているうちに、「一緒にいたくない」とか「こんな人だと思ってなかった」と感じるようになっていないでしょうか。それでいて、彼氏への魅力を感じなくなっているとしたら、好きな気持ちがなくなってきているでしょう。
ただ、彼氏との関係が上手くいっておらず一時的に気持ちが薄れている場合もあります。一度彼氏と距離を置き、再び「会いたい」「話したい」と思うかどうか、自身を試してみると良いかもしれません。
彼氏にドキドキしない理由とは?≪後編≫
他にはどんな理由があるのでしょうか。続けて、彼氏にドキドキしない理由をご覧ください。
「好き」から始まった恋愛ではないから
彼氏と交際をスタートさせた時のことを思い出してみてください。あなたは、どのような経緯で彼氏と付き合ったでしょうか。
中には、元々友達だった人や彼氏から強引に迫られて付き合ったという人もいるでしょう。そうした女性は、「好き」から始まった恋愛ではない可能性があります。
例えば、彼氏と以前から友達だったという人は「人として尊敬できる」といった理由で付き合うこともあるでしょう。ただこの場合は、相手への尊敬の思いから交際に至っているわけですから、異性として特別意識した「好き」が交際のきっかけではないと言えます。
このような状態で交際がスタートしたとしたら、ドキドキしないのも無理はありません。また「一緒にいて楽」「話が合うから」といった理由で付き合った場合も同じ。そうした人は相手を過度に意識しないため、初めからドキドキしないはずです。
ドキドキする相手が他にいるから
彼氏以外に気になる人がいる場合、彼氏にドキドキしないことがあります。最近になって仲良くなった男性や頻繁に連絡を取り合っている男性に、ドキドキしていないでしょうか。
だとしたら、彼氏にドキドキしないのは当たり前です。あなたの気持ち自体、その男性に向き始めているはず。ドキドキするその男性との時間の方が楽しいと思っているなら、もうその男性を好きになり掛けているでしょう。
そうなると、彼氏との関係をハッキリさせる必要があります。
素を見せられるようになったから
まだ彼氏に慣れていない頃は、自分の素の姿を見せることに抵抗があったでしょう。「嫌われたらどうしよう」などと思って、常に気を張っていた人もいるはずです。
しかし、一緒にいる時間が長くなるにつれて、素を見せざるを得なくなってくるでしょう。そんな自分の姿を彼氏が受け入れてくれたとしたら、心配が安心に変わるはずです。
「素を見せても好きでいてくれる」「素の姿をも可愛いと言ってくれる」と安心できたら、緊張感は緩みます。その結果、ドキドキしなくなることもあるのです。
これまで彼氏にドキドキしていたのは、「嫌われるかも」「引かれるかも」といった緊張感があったからでしょう。そうした心配がなくなれば、自然とドキドキしなくなります。
彼氏の対応が変わってきたから
以前までは自分のことを特別扱いしてくれていた彼氏の対応が雑になった、といった変化はないでしょうか。そうした彼氏の変化が、ドキドキがなくなった理由かもしれません。
例えば、彼氏から「デートしたい!」「会いたい」と言われたら少なからずドキドキするものですよね。しかし、このように求められることがなくなった上に「会いたいなら来れば?」「この間会ったばっかりじゃん」と言われたら、それまで持っていたドキドキも失くなってしまうでしょう。
自分が彼氏のことを好きでも、彼氏の態度が冷めていると感じればドキドキが薄れていきます。このように、ドキドキしないのには彼氏の対応の変化が関係していることもあるのです。
彼氏にドキドキしない女性の心理
次は、彼氏にドキドキしない女性の心理を見ていきましょう。あなたが抱く心理によって、これからすべき対処が異なってきます。
一緒にいて落ち着く
彼氏にドキドキしないものの一緒にいて落ち着くと感じるのであれば、好きな気持ちが冷めたわけではないでしょう。もしかしたら、恋愛から家族愛に変化を遂げたのかもしれません。だとしたら、彼氏への愛情は以前より深くなっているはずです。
そうした関係に不満がないなら、特別何かする必要はありません。落ち着く関係になるまでは、それなりに時間や信頼関係が必要になるもの。それらを得たと考えれば、ドキドキしなくても問題ないでしょう。
ただ、ドキドキしない状況に少なからず不満があるなら対処する必要があります。
何も思わない
彼氏と一緒にいてもドキドキしない上に何も思わない、いわゆる「無」の状態であるなら、好きな気持ちは冷め始めているでしょう。「何か話したい」「一緒に何かしたい」とすらも思わないわけですから、会うことに義務感をも抱いているはずです。
例えば、毎週末にデートしているとしましょう。そこで多少でも面倒に感じたり、ドタキャンする理由を考えてしまうようなら、毎週末のデートが義務になっていると言えます。
ただ中には、相手が空気のような存在になったことで居心地の良さを感じる人もいるもの。そうした人は、好きな気持ちがなくても一緒にいたいと思うでしょうから、彼氏に何も思わないとしても別れる必要はないでしょう。
ときめきが足りない
恋愛にときめきを求めている女性もいるでしょう。ドキドキを味わいたいから恋愛をするという人は少なくありません。
そうした中、彼氏にドキドキしないとしたらどうでしょうか。ときめきが足りなくて「つまらない」「物足りない」と思うはずです。
仮に、彼氏にドキドキしない理由が「一緒にいるのが当たり前になったから」だとしたら、今後も彼氏にときめかない可能性があります。それでも彼氏と一緒にいたいと思うのか、自問自答する必要があるでしょう。
不安になっている
彼氏にドキドキしない状態になり、不安を抱える女性もいるはず。その不安の種類はさまざまです。
例えば、自分が彼氏にドキドキしないゆえ彼氏も自分にドキドキしないと考える女性は、「浮気されたらどうしよう」「冷められてるかも」と不安に思うでしょう。また、ドキドキしない彼氏と付き合い続けてもいいのか…と不安になる人もいるはずです。
ドキドキしない上に不安を抱えているとしたら、どんどん気持ちはネガティブになってしまいます。今自分に何ができるのか、不安を解消する術を見つけていきましょう。
彼氏にドキドキしたい時の対処法
そこで次は、彼氏にドキドキしたい時の対処法をご紹介します。あなた自身が努力することで、再び彼氏にドキドキするようになるかもしれませんよ。
付き合い始めの頃を思い出す
多くの女性は、付き合い始め彼氏にドキドキしていたはずです。そんな付き合い始めの頃を思い出し、ドキドキを取り戻してみてください。
例えば、彼氏とのLINEを付き合い始めの頃までさかのぼってみましょう。初々しいやりとりを見ながら、その当時の記憶や感覚が蘇ってきてドキドキするはずです。
あるいは、付き合い始めの頃の写真や動画を見返してみたり、彼氏からもらった手紙を読み返してみるのも良いですよ。今では感じられなくなった感覚を思い出せるでしょう。
期間限定で会わない期間を作る
ドキドキしない彼氏にこれまで通り会い続けても、新鮮さや刺激を感じることはできません。ですから、期間限定で会わない期間を作ってみましょう。
これまで週1で彼氏と会っていたなら、1ヶ月程度空けてみると良いです。それくらい期間を空ければ、「会いたい」「話したい」と思うはず。また、久しぶりに会った彼氏に嬉しく感じドキドキするでしょう。
このような期間を作ると、彼氏への気持ちを再確認できます。ドキドキしない上に自分の気持ちが分からない、といった女性もぜひ試してみてくださいね。
恋愛ものの映画を一緒に観る
間接的な刺激を取り入れることで、彼氏にドキドキする場合もあります。中でも、恋愛ものの映画を一緒に観るという方法がおすすめ。恥ずかしさが伴うかもしれませんが、映画を観ている最中、彼氏を意識してドキドキするはずです。
例えば、映画の中でキスシーンがあったとします。それを観ている時、彼氏もあなたも相手を意識するはずです。
マンネリ化し始めているカップルは、これがきっかけでスキンシップをとるかもしれません。あらゆる方法を試して自分たちに刺激を取り入れ、ドキドキを取り戻してみましょう。
彼氏を自分好みにイメチェンする
もし彼氏が受け入れてくれるようであれば、あなた好みに彼氏をイメチェンさせるのも良い方法です。彼氏の髪色や髪型を変えたり、服装を自分好みのスタイルに変えれば、きっと再びドキドキするでしょう。
ただ、彼氏の自分らしさを奪いかねない方法であるため、「このままで居続けて!」と頼むことはしない方が良いです。例えば「今日だけこれでいて?」といったように、限定的に彼氏をイメチェンすれば、あなたも満足しますし彼氏も不満には感じないでしょう。
彼氏にドキドキしない!別れる判断基準
ドキドキしない理由が「冷めたから」であれば、付き合い続ける意味はないでしょう。以下のような状態は、彼氏への気持ちが冷めている証拠。別れることも考えてみてください。
彼氏に興味がなくなった
一緒にいることが当たり前になっても、愛情の形が家族愛になっても、相手に気持ちがあれば興味を持つものです。彼氏と会っていない時間に「彼氏なにしてるかな?」と考えなくなったり、「LINE来てないかな?」と気にしなくなっているとしたら、彼氏に興味がなくなっていると言えます。つまり、好きな気持ちがなくなっていると言えるでしょう。
何事も面倒に感じる場合も同じです。彼氏から来たLINEを「返すの面倒」「また来た…鬱陶しい」と思うのは、好きな気持ちがないからでしょう。彼氏に気持ちがないなら別れた方が良いです。
スキンシップをとりたくない
彼氏からキスを迫られたり触れられることをどう感じるでしょうか。咄嗟に「やめてよ」「触らないで」と拒絶してしまうなら、彼氏への気持ちはなくなっていると言えます。
また、セックスレスになっているのに気にならない場合も同様です。「最近求めてくれないな」「寂しいな」と感じないとしたら、スキンシップをとりたいと思っていないと言えます。
彼氏があなたのことが好きでスキンシップをしようとしている中、あなたに拒絶されたら大きなショックを受けるでしょう。それでいて彼氏は我慢を強いられている状況ですから、早い段階で別れてあげた方が良いかもしれません。
他に気になる人がいる
すでに彼氏以外の男性にドキドキしているようなら、彼氏とは別れた方が良いでしょう。あなたの好きな気持ちは、彼氏でなく新たな男性に向けられていると言えます。彼氏もまた、他に気になる男性がいる中付き合われても嬉しくないはずです。
例えば、彼氏の電話には出ないのにその男性の電話には出る、あるいはその男性を優先してLINEの返信をしているといった場合は、気持ちがすでに傾いています。
このまま彼氏と付き合い続けても、浮気になってしまうかもしれません。彼氏にそうした傷を与える前に、別れた方が良いでしょう。
負の感情が強い
彼氏に抱く感情が、もし「ムカつく」「気持ち悪い」「邪魔に感じる」といったように負の感情ばかりなのであれば別れた方が良いでしょう。好きな気持ちがないだけでなく、嫌いになりかけていると考えられます。
このように思うことが多いのですから、会いたくなったり声が聴きたくなることもないでしょう。そして、彼氏との関わりも急激に減っているはずです。
彼氏を思い浮かべた時、真っ先にどういった感情が湧くでしょうか。イライラしたりネガティブな感情を抱くなら、もう彼氏のことを好きではないはずです。
ドキドキしないからといって冷めたとは限らない!
こうした状況はごく普通であるため、ドキドキしないからといって気持ちが冷めたとは言えません。ただ、もし「スキンシップをとりたくない」「会ってもイライラしかしない」といったように負の感情を強く持つなら、それは気持ちが冷めたためにドキドキしないと言えます。
また、ドキドキしないことに寂しさや物足りなさを感じるなら、ドキドキできる環境を作ってみると良いです。あなたの努力次第で、再びドキドキを手にすることは可能ですよ。
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