好きすぎて嫌いってどんな感情なの?
本記事では、好きすぎて嫌いになる心理や原因について紹介します。どうして好きすぎて嫌いになるのか原因を把握しておけば、間違った行動に出るのは防げるはず。自分自身と向き合うことで、好きな人のことをどう思っているのかはっきりさせることができます。
また、好きすぎて嫌いになってしまった時の対処法もまとめました。体験談と一緒にチェックして、好きな人への思いを整理していきましょう。
好きすぎて嫌いになる心理とは?
嫌われたくない気持ちが強い
「好きな人には嫌われたくない」と思うのは自然なことです。好きだからこそ、相手から嫌われた時のダメージは大きいので、できればそんな思いを味わいたくないですよね。そして、嫌われたくない気持ちが強くなると、相手のいろいろな言動が気になり始めるはず。
好きな人のちょっとした言葉が引っ掛かり、「もしかしたら嫌われたかもしれない」と疑心暗鬼に陥ることがあるのではないでしょうか。こうして「嫌われた」というネガティブな気持ちが膨れていくことで、「自分も相手が嫌いだ」と感じることも。
好きすぎて嫌われたくないと思った結果、相手を信じられず嫌いになってしまうのです。しかし、それは自分の中の妄想に過ぎません。相手の本当の気持ちを知らずに嫌いになるのはもったいなことです。
不安感から逃げたい
相手のことが好きな気持ちが大きいと、いろいろな不安が出てきます。「他に好きな人がいるかもしれない」「自分なんて眼中にない」など後ろ向きに考えすぎて、だんだん苦しくなっていくでしょう。
恋愛は本来なら幸せになれるはずなのに、不安ばかりが広がって「好きな人から逃げたい」という気持ちが大きくなります。逃げる気持ちが膨らむごとに好きな人のことを嫌いになっていき、憎いと感じるようになるでしょう。
好きすぎて不安になるのはよくあることなので、不安感とどう向き合うかが重要です。自分に自信がないために不安になることもあるので、どうして好きな人から逃げたいと思うのか考えるようにしてください。
相手が気になって普通に生活できない
好きな人のことを考え始めたら止まらなくなる場合、普通に生活するのがままならなくなります。仕事や勉強に集中しようとしても好きな人のことを考えすぎてしまい、本来の実力を発揮できなくなることもあるでしょう。
そんな時に「好きな人のことばかり考えすぎてしまうから、もう嫌だ」と思うようになるはず。自分の生活がうまくいかないことにイライラし始め、好きすぎて嫌いという状況に陥るパターンが考えられます。
しかし、うまくいかないのは、好きな人のせいではありません。好きな人に責任転嫁をして嫌いになってしまっては、せっかくの恋愛が台無しになるので気をつけてくださいね。自分の気持ちと向き合って対処していけば、スムーズに生活できるでしょう。
恋愛ばかりの自分が嫌になる
人生は恋愛以外にも大切にしなければならないことがたくさんあります。一生懸命勉強をしたり、仕事で評価されるために頑張ったり、いろいろな面で努力しなければならないでしょう。
みんなが頑張っている中で自分だけが好きな人のことだけ考えていると、「恋愛ばかりの自分が嫌いだ」と思うことがあります。恋愛に集中しすぎる自分に嫌悪感を抱き、結果として好きな人のことも嫌いになってしまうのです。
このように、1つのことに全力を傾ける傾向がある人は、好きになると恋愛だけに傾いてしまうことがあるでしょう。バランスを意識して恋愛を楽しめないと、気持ちをコントロールできず好きな人を嫌いになる状況に追い込まれてしまうので気をつけてください。
嫌いになった方が楽だと思える
相手への思いが強いと、辛くなることがありますよね。特に好きな人がなかなか自分の気持ちに応えてくれない場合は、「自分ばかり思い続ける状況はいつまで続くのだろう」と先行きが見えないことに対して憂鬱になってしまうこともあるでしょう。
そのため「こんなに好きすぎて辛いなら、いっそのこと相手を嫌いになった方が楽だ」と思うようになります。本当は好きなのに、辛い気持ちから抜け出すためにあえて嫌いになるのです。
この場合、自分の気持ちに嘘をついて嫌いになろうとするため、辛い思いはますます大きくなることも。正直に好きな人のことを思い続けていた方が良い場合もあるので、よく考えて決めていきましょう。
期待と違った時にガッカリする
相手のことが好きすぎると、どんどん期待値が上がることがあります。「あの人はきっと自分の理想そのものだ」と思うようになり、完璧な虚像を生み出す場合もあるでしょう。
しかし、どんなに好きな人でも、どこかしらに欠点はあるはずです。ふとした時に欠点を垣間見て「期待とは違う…」となると、ガッカリした気持ちになってしまいます。
相手を好きすぎて期待値が上がった分、欠点を許すことができず逆に嫌いになってしまうのが「好きすぎて嫌いになる」の心理の1つです。でも、自分で勝手に期待をして、裏切られた時に嫌いになるのは、自己中心的でもあると考えられます。好きすぎて理想像を作り上げないように気をつけることが大切ですよ。
好きすぎて嫌いになる理由≪前編≫
嫉妬しすぎて疲れた
好きすぎて嫉妬してしまうのは、よくあることです。好きな人や恋人が異性と話しているのを見るだけで、「自分以外の人に目を向けている」と思って嫉妬心を燃やす場合があるでしょう。
しかし、できるなら嫉妬をせずに済ませたいと感じることもあるはず。ドロドロとした嫉妬心を抱き続けると自分の気持ちも暗くなっていき、徐々に疲弊していきます。好きすぎて嫉妬するたびに自己嫌悪に陥り、「本当の自分はこんな感じではないのに…」と落ち込むこともあるでしょう。
このように嫉妬しすぎて疲れた結果、「もうあの人なんて嫌いだ」と感じるようになるのではないでしょうか。嫉妬してしまう自分も、嫉妬させるようなことをする相手のことも嫌いになるのです。
疑心暗鬼で身動きがとれなくなる
相手への気持ちが強いと、いろいろな面で疑り深くなりますよね。「仕事で帰りが遅くなると言っていたけど、本当は他の異性と会っていたのでは?」など、好きすぎて疑心暗鬼を抱くことがあるでしょう。
疑心暗鬼を持てば持つほど固定観念でがんじがらめになり、身動きがとれなくなります。本当は相手のことを信じたいのに信じきれず、苦しい思いを抱えるようになってしまったら、しんどいですよね。
また「相手の不審な言動を問い正したいけど、そんなことしたら嫌われるかも」と、何も言えなくなる場合もあります。そんな時に「こんな窮屈な思いをするなら、嫌いになった方がマシだ」と思って嫌いなってしまうのでしょう。
相手が思い通りにならないから
自分で好きな人をコントロールしたい思いが強いと、相手が思い通りにならないことに対してイライラすることが多くなります。「自分のすぐそばにいてほしいのに、いつもどこかに行ってしまう」など、相手に対する不満が溜まっていくはずです。
こうして思い通りにならないことへのストレスが原因となって、「嫌いだ」と思ってしまうことがあります。しかし、好きすぎるあまり相手をコントロールしようとするのは、間違った行動とも言えるでしょう。
相手も1人の人間なので、自由に行動したいと思うのは自然なことです。それを制御しようとしてもできないために嫌いになるのは、自分勝手な思いだと自覚するのも大切なことではないでしょうか。
自分の理性が保てないから
好きすぎて我を忘れてしまった、という経験はありませんか?相手を思うあまりに普段はやらないような行動に出て、「なんであんなことをしたんだ…」と後悔したことのある人は多いはず。そんな時に「好きすぎて嫌い」という気持ちが出てくるようになります。
これは、「本当はこんな破天荒な行動はしないのに、あの人のことが好きすぎていつもとは違う自分になってしまう」と、理性を失わせる相手のことを憎いと感じている心理があるからではないでしょうか。本当は理性を抑えられない自分が悪いのに、それを相手のせいにしていると考えられますね。
理性を保てないことに対してあまり重たく考えすぎず、恋愛はそういうものだと割り切ることも重要です。気軽に考えてみましょう。
好きすぎて嫌いになる理由≪後編≫
全てが相手基準になるから
恋をすると、全ての行動が相手基準になることがあります。今までは自分の考えを中心に動いてきたのに、相手のことが好きすぎて「あの人の思った通りに行動したい」と思うようになる場合があるでしょう。
すると、徐々に全ての行動が相手基準になり、自分が本当にやりたいことが見えなくなります。ふとした時に「相手に合わせてばかりで自分は何も達成することができていない」と気付き、「こんな風になったのは相手のせいだ」と嫌いな気持ちが湧き上がってくると言えます。
このように、好きすぎて相手基準の生活になったことに対して逆恨みしてしまう場合もあるので、注意が必要です。恋愛をする時は自分自身の判断基準を忘れないようにしてくださいね。
好きすぎて重い存在になりたくないから
相手よりも自分の気持ちの方が強いと感じた時、「重いと思われていないかな」と心配になることがありますよね。重いと思われて拒絶されるのは、とても大きなショックです。
「好きすぎて重たい存在になりたくない」という気持ちから、「それならいっそのこと相手のことを嫌いになって離れよう」と思い至ることがあります。重たいと思われるのは辛いことですが、それで相手のことを嫌いになってしまっては本当の思いを届けることはできません。
自分の気持ちのバランスを取れるようになれれば、あえて嫌いにならなくても済むはず。好きすぎて嫌いになる前に、適切な対処法を取り入れて気持ちの整理を行ってみてください。
相手に嫌な態度を取られたから
好きな人に嫌な態度を取られることほど悲しいことはありません。冷たくあしらわれたり、ひどい言葉を投げかけられたりしたら、深く傷ついてしまいます。相手のことが好きすぎる分、嫌な態度をされた時に憎いと感じる気持ちも大きくなるはず。
「自分はこんなに好きなのに、相手はその気持ちを蔑ろにした」と相手への不満が溜まっていきます。結果として、好きすぎて嫌いな状況になってしまうのです。
好きな人に嫌なことをされるのは辛いですが、だからといって憎んでしまっては関係が悪化してしまいます。相手を嫌いになる前に適度に距離を取り、これ以上嫌な態度を取られないようにすることも大切です。
好きすぎて空回りをしてしまうから
「もっと好きな人に近づきたい」という思いが強いと、空回りしてしまうことがあります。好きな人のために一生懸命尽くしたつもりが余計なお世話になってしまったり、失敗して相手に迷惑をかけることもあるでしょう。
そんな風に空回りをしてしまう自分が嫌になると、「こんな行動に出てしまうのは相手のせいだ」と逆恨みをしてしまうパターンが考えられます。しかし、恋愛で空回りをするのは自然なことです。誰しも、好きな人への気持ちが膨れすぎて間違った行動をしてしまうことがあるでしょう。
そんな時に相手を憎いと思うか、ポジティブに捉えられるかはその人の心がけ次第です。空回りすることに対して、ネガティブにならないようにしてくださいね。
好きすぎて嫌いになりたい!方法はある?
物理的に距離を置く
好きすぎて嫌いになりたい時は、物理的に距離を置くのがおすすめです。いくら嫌いになりたくても、好きな人が近くにいると「やっぱりあの人のことが好きだな」と思うことがあるはず。嫌いになりたくても嫌いになりきれず、好きな思いを抱えてしまいます。
しかし、距離を置いて相手と会わないようにすれば、徐々にその人のことを考える時間は減るはずです。他のことに目を向けて、好きすぎて辛い思いが和らいでいくのを感じられるでしょう。
好きな人と会わなくなるのは辛いことですが、好きすぎて辛い思いをするよりは良いと考えて頑張ってみてください。引越しをしたり、顔を出すコミュニティを変えたりして距離をとってみてはいかがでしょうか。
新しい出会いを探しに行く
相手のことばかり考えていると、好きすぎてどうしようもない状態から抜け出せません。そのため、新しい出会いを探しに行くのもおすすめの方法です。好きな人のことを忘れるために、いろいろな出会いの場へ顔を出してみてください。
街コンへ行ったり、合コンに参加してみたり、新たな出会いを探す方法はさまざまです。その中で気になる人ができれば、好きな人への気持ちは徐々に小さくなっていくはず。新しく出会った人と好きな人を比べて、「別にあの人は大したことないな」と思えるかもしれません。
1人に集中するよりも、いろいろな人と出会った方が自分の可能性を開けると考えて、積極的になっていきましょう。
嫌いになりたい理由を書き出す
好きすぎて辛い時は、嫌いになりたい理由を書き出すのもおすすめです。どうして好きすぎて嫌いになりたいと思ったのか、自分に正直になって書き出してみましょう。文字にして書いていくことによって、今まで見えてこなかった気持ちが見えてくることがあります。
「自分の仕事に集中できないから」「理性を保てないから」といったように、いろいろなパターンが考えられるはずです。理由が明確になることで、「だったら好きな人と離れた方が良い」と決心できるのではないでしょうか。
理由を書き出した後は、しばらくその紙やデータを取っておくと良いです。気持ちが揺らいだ時に見返して、「やっぱり嫌いになった方が良い」と思い直せます。
相手の嫌なところを見る
恋愛感情が強いと、相手の欠点が見えなくなることがありますよね。「あの人は完璧だ」という思いが強くなり、勝手に理想像を作り上げてしまうのです。そんな時は、相手の嫌なところを見るようにしてください。
好きすぎて辛い時に相手の嫌な部分を見ることで、「こんなに好きになるほどではない」と思うことができるでしょう。客観的に好きな人を観察し、真剣に好きになるのに値する人物なのか考えてみることが大切です。
「ずぼらなところが嫌だ」「金銭感覚が合わないところが嫌だ」といったように嫌いなところを挙げていけば、次第に好きな気持ちが小さくなっていきます。好きすぎて辛い気持ちに一区切りをつけるきっかけを作っていきましょう。
好きすぎて嫌いになった時の対処法
おすすめの対処法を紹介するので、ぜひ役立ててみてください。
自分の感情を受け入れる
自分の気持ちを受け入れることができないと、モヤモヤとした感情を抱いたままで、どこにも進めなくなってしまいます。自分がどうしたいのかわからなくなり、自暴自棄になるかもしれません。
そうならないように、自分の感情を受け入れるようにしてください。「相手のことが好きすぎて嫌いになった」としっかりと認識することができれば、自分を客観視するきっかけが作れます。
もしかしたら、「思いが強くて空回りする自分が嫌だ」といったように自分に対する自己嫌悪を「相手が嫌いだ」という気持ちにすり替えている可能性もあるはず。そんな時は相手を嫌いになるのはお門違いなので、自分自身の嫌悪感と向き合うようにしてください。
趣味や仕事など他の事をして頭を切り替える
相手のことばかり考えていては、やるべき事が疎かになります。「相手のことが好きすぎてどうしよう…」と悩めば悩むほど八方塞がりになり、何も手につかなくなってしまうでしょう。そのため、恋愛から目を離して他の事をするのもおすすめの対処法です。
趣味や仕事など、他の事に集中すれば頭を切り替えることができます。恋愛について考える時間が少なくなり、気持ちが楽になっていくでしょう。
また、趣味を極めることができれば、自分の新しい可能性を切り開くチャンスを得られる可能性があります。他にも、仕事を頑張ることで評価され、社会的な地位が上がることもあるはず。向上心を持って物事に取組み、恋愛から一旦離れてみましょう。
友達に話を聞いてもらう
自分の中で悶々と考えてばかりでは答えが出ないままで、好きすぎて嫌いな気持ちに苦しめられることになります。そんな時は、友達に話を聞いてもらうと良いです。胸の中に気持ちを押し込めているよりも、話して吐き出した方が楽になれるでしょう。
信頼できる友達と会う機会を作り、「実はあの人のことが好きすぎて嫌いなんだよね…」と打ち明けてみてください。あなたのことをよく理解している友達なら、複雑な胸の内を理解してくれるのではないでしょうか。
客観的な視点から見た解決策を与えてくれることもありえます。自分で考えるばかりでは見えてこなかった解決策が見つかることもあるので、素直な気持ちを話してアドバイスをもらってみてはいかがでしょうか。
共感できる映画やドラマを見る
好きすぎて嫌いな気持ちに整理をつけるために、共感できる映画やドラマを見るという対処法があります。世の中にはいろいろなタイプの作品があるので、どれが自分に合っているのかじっくりと考えて選んでいきましょう。
登場人物に感情移入できる作品なら、モヤモヤとした気持ちを払うきっかけになるかもしれません。作品の中で登場人物が出した結論が、自分にとって最適な解決策になることもあります。
最近はサブスクで映画やドラマが見放題になるサービスも多いので、いろいろ試してみるのがおすすめです。今の自分にぴったりな作品を取り入れて、好きすぎて嫌いな気持ちを乗り越えていきましょう。
好きすぎて嫌いならSNSをチェックしない
SNSのチェックをやめるのも、好きすぎて嫌いな時の対処法として効果的です。どんなに嫌いになったとしても相手の動向は気になるものですが、あえて見ないようにすることで好きな人のことを頭から追い出していきましょう。
もしSNSを見て、好きな人が楽しんでいる様子や他の異性と一緒にいるところを見たら、嫉妬心が盛り上がり、再び嫌いな気持ちが強くなる可能性があります。そんな時は、SNS上のアカウントをブロックしたり、ミュートしたりしてネット上でも好きな人と距離を置いてください。
しばらくSNSを絶って、目の前にあることを頑張っていけば、自分の中にある嫌な気持ちは減っていくはず。SNSを見てばかりだと何も変わらないと思うようにしてください。
好きすぎて嫌いになった時のNG行動とは?
逆恨みする
いくら好きすぎて嫌いになったからといって、逆恨みをするのはNGです。好きすぎて嫌いになるのは自分の心の中の出来事であり、相手にとっては全く関係のないことだと考えてくださいね。勝手に好きになって勝手に嫌いになっているのに、逆恨みをするのは間違った行動だと言えます。
なので、嫌いになったとしても憎むことなく、適切に距離を取ることが大切です。ちゃんと距離を取っておけば、嫌いになったとしても逆恨みをするのは避けられます。せっかく好きになった人を恨むようになるのはとても残念なことなので、ネガティブな方向に引っ張られないようにしましょう。
相手の迷惑になる事をする
やってはいけないことの1つとして挙げられるのが、相手の迷惑になる事です。好きな人への気持ちが強いと「自分がどう思っているのか気づいてもらいたい」と考えるようになり、仕事を邪魔したり、家に押し掛けたりといった行動に出てしまうかもしれません。
しかし、好きな人に対して迷惑になる事をしたら、相手を不幸にしてしまいます。好きな人を不幸にしても、何も楽しくはないはず。自分の気持ちを解消するために迷惑をかけるのだけはやめてください。
たとえ「相手を困らせてやろう」という気持ちが起きたとしても、しっかりと抑えて、大人の対応をするようにしましょう。
しつこく連絡する
もともと好きだった相手ですから、嫌いになったとしても興味があることには変わらないので、「自分にかまってほしい」と思ってしつこく連絡してしまう場合があります。しかし、しつこく連絡するごとに相手を嫌な気持ちにさせてしまうのを忘れないようにしてください。
徐々に連絡がエスカレートしていき、相手から返信がなくてもメッセージを連投するようになる可能性はゼロではありません。連続したメッセージは相手に恐怖心を抱かせ、「この人とはもう付き合いたくない」と拒絶される原因になります。
もし、頻繁に連絡する傾向がある人は、なるべくスマホを触らない方が無難です。しつこく連絡をしても何も変わらないと考えて、冷静に対処していきましょう。
好きすぎて嫌いな気持ちをぶつける
「自分はこんなに思っているのに、応えてくれないからもう嫌い!」といったように、自分の気持ちをぶつけるのも避けておきたいことです。どんなに相手に対する気持ちが大きかったとしても、ぶつけるばかりでは何も解決しません。
相手に恋愛感情がない場合は、「好きすぎて嫌いって言われても全然わからない…」と戸惑ってしまいます。「結局どうしてほしいの?」と聞かれることもあるはず。しかし自分でも気持ちの整理がついていないので、相手にどうしてほしいのか明確に答えられないのではないでしょうか。
片思いなら、どんなに気持ちが強くなっても相手にぶつけるのはやめた方が良いと言えます。友達に相談して気持ちを吐き出すなどして消化しましょう。
相手の気持ちを確認せず妄想する
疑心暗鬼が強くなると、自分の頭の中で相手の気持ちを想像してしまうことが多くなります。妄想が膨らむごとに、本来とは違う方向へと考えが向いてしまうことがあるでしょう。しかし、相手の気持ちを全く確認せずに勝手に決めつけるのは、良い考え方ではありません。
もし相手に対して疑うことがあるなら、しっかりと気持ちを確かめることが大切です。自分勝手に決めつけて「もう嫌いだ」となってしまっては、何も解決しません。相手に気持ちを聞いた上で、自分の行動を決めることが大切です。
好きすぎて嫌いになった体験談をご紹介!
嫌いになったらもっと辛くてどん底だった…
「彼のことが好きすぎて辛かったので、嫌いになろうと決断しました。しかし嫌いになった途端にもっと辛くなって…。人生で一番のどん底だったと思います。やっぱり好きな人に対しては好きなままでいた方が良いってわかりました」(28歳/女性/営業職)
辛いからといって好きな人のことを嫌いになろうとすると、相反する気持ちに悩むことが多くなります。「嫌いになりたい」という気持ちと「やっぱり好きだ」という気持ちが戦って、さらに辛さが増していくことがあるでしょう。
そのため、嫌いになるのではなく、純粋に好きな気持ちを保つことも大切です。どの道が自分にとって適しているのか、よく考えて行動してください。
彼から振られるのが怖くて先に振っちゃった
「彼の言動に不信感が募り、『振られるかも』と思うようになりました。彼から振られるのが怖くなって、自分から先に振ることに。でも結局私の思い過ごしだったことがわかって、かなり後悔してます」(25歳/女性/総務)
振られることに対する恐怖心が勝ると、自分が先に嫌いになって振ろうと考えることがあります。しかし、相手の気持ちを確かめないまま振ってしまうと、後悔する結果になるはず。ネガティブに考えて行動に移す前に、相手と話し合う時間を作りましょう。
冷静になれない自分が嫌で別れた
「どうしようもなく好きな人ができて、全く冷静になることができなくなりました。空回りすることも多く、そんな自分が嫌になるごとに相手のことも嫌いになり…。結局別れてしまいました」(27歳/男性/システムエンジニア)
好きな人ができると冷静になれないのは、よくあることです。そこで自分のことを受け入れられるかどうかが重要なポイント。受け入れることができないと、自分だけでなく相手も嫌いになり、別れを選択することになってしまうのでしょう。
仕事も手がつかなくなり困った
「好きすぎて嫌いという気持ちが強くなり、仕事も手につかない時期がありました。あの時期は本当に困りましたね。今は自分の気持ちを乗り越えて、心の整理ができるようになりました」(29歳/男性/マーケティング)
恋愛で頭がいっぱいになると、仕事が手につかなくなることがあります。しかし、恋愛が原因で全く仕事ができなくなると、周りに迷惑をかけてしまうので注意が必要です。早めに対処して、辛い気持ちを乗り越えていきましょう。
好きすぎて嫌いな気持ちを乗り越えよう!
好きすぎて嫌いになるのは、とても辛いことです。自己嫌悪が祟って嫌いになってしまうこともありますので、辛い気持ちばかり増えていきますよね。
しかし、好きな気持ちを抑え込むために嫌いになってしまっては、良い恋愛をする可能性を自分で潰してしまっているとも言えます。
まずは、好きな人に対して逆恨みをしないように、きちんと自分の気持ちに向き合うことが大切。そして、相手の気持ちを妄想で決めつけないことも大事です。
どうして好きすぎて嫌いになったのか理由を明確にして、適切な対処をしていきましょう。
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!