そもそも「古風な女性」の意味とは?
よく、「今風(いまふう)」という言葉を耳にしませんか?「今風」は「古風」の反対の意味を持つ言葉です。対義語を思い浮かべると理解しやすいですよね。
古風な女性の特徴《前編》
男性を立てるのが上手
古風な女性は男性を立てるのが上手だと言えます。これは、昔は性別によって社会での役割が違っていたからだと言えるでしょう。
昔と言っても数十年前ですが、戦後の高度成長期に、夫が外に働きに出て、妻が専業主婦をする家庭が増えました。女性は経済的に弱い立場になったため、男性を敬い、男性のプライドを傷つけぬよう生活していたと考えられます。
現代の古風な女性の経済的立場は人それぞれですが、男性を立てるのが上手なところは受け継いでいるようです。
好きになったら一途
男女関係において「軟派」と「硬派」という表現がありますよね。古風な女性は、完全に硬派です。
今ほど恋愛が自由ではない時代があったことは、みなさんご存知ですよね。親に決められた相手と結婚するのが普通だった時代もあります。しかしそうした男女の仲であっても、一度決めた相手と最後まで添い遂げるのが昔の恋愛でした。
そのため古風な女性は、好きになったら一途と言えるでしょう。
家事全般が得意
先ほどもお伝えしたように、昭和時代の一時期、多くの家庭では男性が外に働きに出て、女性が家事全てを担っていました。
そのため古風な女性は家事全般が得意だと言えます。現代においても「家事は女性がやるのが普通」と考えている人が、少なからずいますよね。古風な女性にもこうした考えが染みついている可能性があります。
しかし古風な女性全員がこのような考えを持っているわけではありません。中には自ら好んで家事を行う人もいます。
常識的で礼儀正しい
時代の変化と共に、礼儀や常識も変化していると言えます。しかし古風な女性は、現代においての礼儀や常識はもちろんのこと、昔ながらの常識や礼儀にも詳しく、その上でそれらをとても大切にしています。
言い換えれば、周りの空気を読める人なのでしょう。今、自分はどのように振る舞うのが礼儀正しいのかを即座に考えた上で、実際に行動できるのが古風な女性です。
出典:Hanakoママweb『専業主婦なんていない。たくさんの「親」が育てていた』
https://hanakomama.jp/column/hoikuen-gimukyoiku/20587/
古風な女性の特徴《後編》
目立とうとしない
専業主婦が増えた昭和の一時期、女性は男性を支えるべく裏手に回ることがほとんどでした。そのため、表だって目立とうとしない女性が多かったのです。しかし男女平等が叫ばれている現代においては、女性が男性のサポート役に回る必要はありません。
古風な女性は男性の影に身を潜めているわけではなく、かといって日常生活のすべてにおいて悪目立ちすることもありません。そもそも常に誰かを支えているため、目立つことがないのです。
人付き合いが上手
古風な女性は人付き合いが上手です。たわいない話にも親身に聞き入る、急な誘いにも嫌な顔をしない、その場の和を乱すことがないなど、たいていの人が避けて通りたくなるような人付き合いだとしても、嫌がることはありません。
また、古風な女性は自ら進んで挨拶します。周りから嫌われている人に対しても、自分からしっかり挨拶をするでしょう。
華美ではない
古風な女性は華美ではありません。どちらかというと地味な印象なのではないでしょうか。
確かに華やかさはありませんが、落ち着いた色気や艶やかさがあります。派手に着飾って華美な容姿にすると目立ってしまうので、避けているのです。このような落ち着いた見た目も魅力的ですよね。
下ネタが苦手
下ネタが苦手なのも、古風な女性の特徴と言えるでしょう。昔は女性が性について大っぴらに語ることは、それほど一般的ではなかったでしょう。婚前交渉などもメジャーではありませんでした。
今では女性が下ネタを話したり下ネタで笑ったりするのも、比較的普通と言えるのではないでしょうか。そういった中でも古風な女性は、下ネタを話すことにかなり抵抗があり、苦手なのです。
男性が古風な女性に惹かれる理由
なぜ古風な女性は男性に好かれるのでしょうか。必見です!
一途なところがいい!
「古風な女性は一途っていうイメージがあります。男を惑わす感じもないし、もてはやされて嬉しそうにするわけでもないし、恋愛というか男に対してすごく真面目ですよね。そこがめちゃくちゃいいと思います」(24歳/男性/営業)
やはり「古風な女性は硬派」という印象を抱いている人が多いようです。男性に口説かれたらホイホイ付いいくようなイメージがなく、1人の男性を真っ直ぐに愛する感じがしますよね。
信頼できる
「自分は仕事人間で、会社でもそれなりのポジションを任されてるので、家の中のことはできれば女性に任せたいと思っています。そういった面では、古風な女性の方が安心して任せられます。
家事が得意な印象を受けますし、自分のことを一生懸命支えてくれるような気がするからです。仕事に専念しやすいですよね。信頼できる、といったところでしょうか」(31歳/男性/公務員)
恋人や夫婦という間柄においても、信頼関係はとても大切です。古風な女性は一昔前の日本の女性のように、男性の帰りを待ち、男性をしっかり支えるイメージがありますよね。
安心して家を任せることができて、女性もその役割を望んでくれるなら、男性は心強いはずです。
他の女性と違う気がする
「量産型女子とか言うみたいですが、最近どの女性も同じに見えちゃうんですよねー。なんか化粧が濃かったり服装も髪型も似たり寄ったりみたいな。
でもたまに、この女の人は何か違うな…って思う人がいるんですけど、そういう女性はだいたい周りから『古風な女性』って言われてます」(26歳/男性/製造業)
古風な女性は華美に着飾っている印象がない、と思う人が多いのではないでしょうか。流行のファッションは確かにオシャレですが、個性があるかどうかで考えるとちょっと微妙です。
その一方で古風な女性は、流行に流されず落ち着いた出で立ちをしていると言えます。
落ち着いていて素敵だと思う
「古風な女性って馬鹿騒ぎとかしないですよね。騒がしい人や下品な人が苦手なので、なおさら魅力的に見えます。かといって飲み会でつまらなさそうにしているとかもないし、単純に落ち着いてるんだろうなと感じます。古風な女性はすごく素敵だと思いますよ」(27歳/男性/営業職)
派手さなどはない分、大人しく落ち着いたイメージがありますよね。落ち着いてはいるけれども不機嫌なわけではなく、いわゆる「陰キャ」というわけでもありません。
人として魅力的
「お年寄りを敬える人って素敵じゃないですか?自分の彼女がそうなんですけど、俺の親のことも立ててくれます。あとは家事もできるし、しっかりしてるし、話しやすいし信頼できるし。女性としてはもちろんなんだけど、それ以前に人間として魅力がありすぎます」(24歳/男性/サービス業)
昭和時代の高度成長期、会社では年功序列の人事制度が定着しました。そのため、年上を立てるのは当り前で、職場においての先輩は絶対的な存在です。
私生活にいても年上は敬うべき存在であったため、古風な女性はそうした振る舞いができる人と言えます。
将来を考えやすい
「魅力的で信頼できる女性なら将来を考えやすいですよね。男は意外とビビりなんで、古風な女性みたいに落ち着いていてしっかりしてる人とじゃないと、結婚に踏み出せないもんですよ」(30歳/男性/メーカー勤務)
古風な女性は誰かを支えるのがとても得意です。また、男性の三歩後ろを下がってついていき、必要とあらば手を差し伸べる優しさを兼ね備えています。
こういった落ち着きがあると、男性は将来を見通しやすいのも納得ですよね。
出典:d’s JOURNAL『年功序列とは?1分でサクッとわかる、制度の仕組みとメリット・デメリット』
https://www.dodadsj.com/content/200317_seniority/
古風な女性になるにはどうしたらいい?
いくつかのポイントに絞ってお伝えするので、古風な女性になりたいと思っている女性は、ぜひ実践してみてくださいね。
聞き上手になる
古風な女性は誰かを支えるのが得意です。自分が前に出て目立つことはせず、いつもサポート役に回っています。誰かと会話をする時も、自分の話はあまりしません。その代わりにとても聞き上手です。
聞き上手な人が相手だととても話しやすいですよね。たくさん聞いてもらえて、心がすっきりするはずです。つまり、古風な人は誰かの話を親身に聞くことで、その人を支えているのです。
下品な笑い方をしない
華美ではなく落ち着いた艶やかな美しさを兼ね備えているのが、古風な女性です。もちろん話し方や仕草なども落ち着いています。
これらを踏まえた上で気をつけたいのは、笑い方です。古風な女性に下品さは皆無。大口をあけながら手を叩いて笑うことなどはしません。古風な女性になりたいのであれば、落ち着いた微笑みを目指しましょう。
家事の腕を磨く
近年は共働き家庭が増えて、夫婦で家事を分担するのが当たり前になっているので、女性のみが家事能力を伸ばす必要はありません。とはいえ、家事ができないよりはできたほうが便利ですし、魅力的ではないでしょうか。
その上で「古風な女性」として恋人を支えたいのであれば、家事の腕を磨いた方が良いはずです。できることから始めてみましょう。
露出を控える
女性の肌が露出されていると、どこか開放的なイメージがありますよね。あまりにも露出が多いと下品な印象を受けてしまう人もいるでしょう。
下品さは古風な女性に必要ありません。また、肌の露出が多いと軟派な印象も受けるはずです。これも古風な女性とはかけ離れたイメージと言えます。
古風な女性を目指すのであれば肌の露出は控え、上品で硬派なイメージをまといましょう。
家族を大事にする
昔は今よりも家族のつながりが強くありました。現在、親元を離れて暮らしている人も多いと思いますが、親元を離れて暮らすと、実家に帰る機会や親の顔を見る機会がどうしても少なくなりますよね。
状況が許すようなら、たまには実家に帰宅し、家族の顔を見るのはいかがでしょうか。昔ながらの家族の集いを大切にすることができれば、「この女性は家族を大切にしている人なんだな」と思ってもらえますよ。
古風な女性のメリットを取り入れよう!
今では恋愛も自由にできますし、男女の役割に関する固定観念もかなり少なくなってきました。そうした中で、どんどん開放的になっている女性はエネルギッシュでとても魅力的ですよね。
しかし、古風な女性は少し違います。昔ながらの風潮を理解しつつ、いいところのみを引き継ぎ、自分を魅力的に見せているのです。古くさく良い印象のないしきたりや風潮はとりはらい、良い部分のみ残した古風な女性はとっても素敵ですよね!
古風な女性の良い部分をたくさん理解し、ぜひ古風な女性に近づいて下さいね!
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