そもそも「お嬢様」とはどんな女性のこと?
この育ちの良さが特徴的な雰囲気となってあらわれた人のことを、「お嬢様」あるいは「お嬢様系の女性」と呼ぶと考えていいでしょう。会話の中でもしばしば「あの人はお嬢様だから」といった言い方をしますが、同性が使うとそこにはちょっとした妬みも含まれているのでは?
今回は、いったいどんな女性が「お嬢様」の対象となるのかを、その特徴やファッション、さらには本物のお嬢様ならではのあるあるも交えながら、ご紹介します。
お嬢様と思われがちな女性の特徴《外見編》
高級品を身に着けている
お嬢様という言葉から連想するものと言えば、豪華なお屋敷に高価な品々。そのため、お金に不自由していない印象が、外見からわかるもっとも顕著な特徴と言えるでしょう。
年齢に似合わない高級品を身に着けていると、その持ち物などから家がお金持ちであることを連想する人は多いはず。それもひとつだけでなく、身に着けているものの中に複数の高級品があると、「お金持ちの家に生まれました」と言いながら歩いているようなものと言えますね。
清潔感のある外見
お嬢様と感じさせる女性に共通する外見の特徴に、清潔感が挙げられます。広い浴室には猫足のバスタブがあり、毎日優雅に入浴している姿が簡単に想像できますよね。
猫足のバスタブかどうかはさておき、素敵なお風呂で毎日入浴しているとなれば、清潔であることは確かですし、服装からヘアスタイルに至るまで、清潔感が感じられる上品なものを選択するのは自然なことでしょう。
その結果、育ちのいい女性という雰囲気を醸し出す、清潔感のある外見が出来上がります。まさに典型的なイメージと言えますね。
言葉遣いがきちんとしている
毎日の挨拶が「ごきげんよう」かどうかはわかりませんが、言葉遣いがきちんとしているのも、見ていてわかる特徴です。黙っていれば美男美女に見えるのに、口を開けばイメージ崩壊という人はいるもの。
それに対して、お嬢様はきちんとした言葉遣いができるのが大きな特徴です。子供のころからいろいろな人に接する機会があり、幼いながらもきちんとした物言いができるようにしつけられたからでしょう。
きちんとした言葉遣いは一朝一夕に身につくものではありませんので、幼いころから叩き込まれ、それが大人になって育ちの良さという雰囲気を作るのに大いに役立っています。
食事の仕方が綺麗
たくさんのナイフとフォークを使って食事をする本格フルコースはもちろん、カフェのランチであっても食事の仕方が非常に綺麗なのが、見ただけでよくわかる特徴です。
ナイフとフォークの扱いに長けているというイメージがありますが、どんな食事を出されても大丈夫なのがお嬢様たるゆえん。言葉遣いと同様に、どんな料理でも綺麗に食べられるようにと、小さなうちから食べ方をしっかりと叩き込まれてきたのでしょう。
上手に食べるコツを知っているのはもちろんですが、音を立てずにスープを飲んだり、食器をカチャカチャ言わせないなどマナーに則って食べる姿が、周囲に食事の仕方が綺麗という印象を与えます。
お嬢様と思われがちな女性の特徴《性格編》
穏やかな性格
どんな場所に行っても恥ずかしくない女性でなくてはならないということで、子供のころからいろいろな習い事をしていることが多いもの。日本の伝統文化や楽器など、さまざまな習い事をする中で、礼儀作法を学ぶ機会が多いのが特徴です。
日本の伝統文化の習い事では、しばしば礼儀作法からスタートすることがあります。身のこなしはもちろん、心も落ち着いていないといけないので、成長するとともに常に穏やかな女性になるのも自然なことでしょう。
さらに、幼少期から習い始めるため、「こうしなさい」と言われたことをすんなり受け入れやすいとも言えます。その結果、常に穏やかな性格の持ち主に成長すると考えられます。
感情を表に出さない
裕福な家に育つとありがちなのが、さまざまな人が大勢出入りする環境になること。美しい言葉遣いや綺麗な食事の仕方が求められるのは、いろいろな人と会うことが多いからに他なりませんよね。
そんな環境で育つことで、幼いうちに自分のわがままは通らないとい悟っていきます。そのため、自分の思いや心のうちは奥深くに秘めて、感情を外に表さない性格になる女性が多いです。
もちろん鉄仮面のように常に無表情というわけではなく、感情を表すにもマナーを重んじるということ。どんな人に会っても礼儀正しく振る舞わなければならない状況で育つと、むやみに感情的にならないことも礼儀の一つという認識になるのでしょう。
和を大切にする
大勢の人が常に家にやってきて、パーティーや催しを開くような環境で育ったとなれば、おもてなしをすることを当たり前と受け止めて大きくなることでしょう。その結果、招いた人たちに不快な思いをさせないよう、我を通さず、議論はせず、和を大切にする性格になるのも特徴です。
家に招待するだけでなく、さまざまなパーティーに出席することもあるでしょう。16歳にもなると一人前のレディとして見られるため、和を乱さないためには我を通さないよう、控えめな性格になるのもまた特徴と言えます。
常に落ち着いている
パーティーや行事に参加せざるを得ない環境に生まれてきたため、どんな時も常に落ち着いているようにと、厳しく躾けられてきたことでしょう。
そのため、内心はとても慌てていて余裕がない状態であっても、はたから見るととても落ち着いて見えます。「慌てた様子や余裕のないところを人に見せるのははしたない」という意識が、そうさせるのでしょう。
人は余裕がないと、しばしば物言いがぞんざいになり、行動もドタバタしがち。こうした態度はお嬢様にはあるまじきことですので、感情的にならず、いつもフラットな状態を保っています。人当たりがよくて好かれる理由は、常に変わらぬ態度にあると言えますね。
お嬢様と思われがちな女性のファッションとは?
上品なスカートコーデ
上品な雰囲気を漂わせるためには、スカートによるコーディネートは外せません。もちろん、上品なパンツスタイルは可能ですし、もと外交官というキャリアをお持ちの皇后雅子様は、しばしばパンツスタイルをお召しですね。
とはいえお嬢様のファッションの定番は、何といっても上品なスカートコーデ。皇后陛下も公式の場ではスカートをお召しになることからもわかるように、まずはスカートありきでしょう。もしかすると、中にはパンツスタイルはまったくの対象外という女性もいるかも。
ふんわりとした雰囲気がお好みなことから、ボディのシルエットが出るタイトなスカートは論外なのも、お嬢様ファッションの特徴です。
レースやリボンのついた日傘
お嬢様の肌といえば、抜けるように白いというのがお決まり。映画『風と共に去りぬ』の主人公スカーレット・オハラは、アメリカ南部に生まれた裕福な家の令嬢。紫外線によってできた胸元のそばかすを消すのに、ひと冬かかってピーナッツバターで消したという話が出てきます。
スカーレットの話はさておき、色白でない女性はお嬢様と認識されないと言っていいかもしれませんね。今や庶民でも紫外線対策は必須ですが、お嬢様の日傘はレースやリボンがついた可愛いものがお決まりです。
機能性ではなく、上品な見た目を重視するのがお嬢様ならでは。もちろん、紫外線を透過しない高機能の日傘なのは間違いないでしょうが、レースやリボンも欠かせません。
高級ブランドのバッグや財布
「身に着けるものは超一流の品でなければ」という方針は、おそらく親の考えでしょう。そのため、高級ブランドの名前や国などはよく知っているものの、持っているバッグや財布がいくらするのか、値段を知らないで身に着けていることが多いのも特徴です。
とはいえ、育ちのよい女性はたいてい裕福な家柄の生まれなので、身に着けるファッションに高級ブランド品は欠かせません。また、たとえ本人が気に入っても、雰囲気にそぐわないものは親が身につけさせないでしょう。値段を知らないままファッションに採り入れているとしても、無理からぬことと言えそうです。
いつもパステルカラー
ふんわりとした上品な雰囲気をもたらすファッションのカラーと言えば、パステルカラーですよね。特にスカートコーデにすると、ピンク系は可愛らしく、ブルー系は清楚な雰囲気に仕上がります。
お育ちのいい女性が選ぶファッションの定番カラーは、常にパステルカラーと言っても過言ではないかも。優し気な雰囲気を醸し出しますし、育ちの良さを感じさせる上品な色合いである点が、選ばれる理由でしょう。
言われてみれば、育ちのいい女性が黒や赤といったインパクトの強い色のファッションを着こなしているところは、あまり見たことがないのでは?やはりファッションがもたらす影響は大きく、お嬢様のイメージにかなり影響していると言えそうです。
お嬢様がやるイメージの強い習い事といえば?
ピアノ
広い家だからこそ置ける楽器の筆頭と言えば、ピアノですね。アップライトピアノと呼ばれる箱型のピアノの重さは200~300kg。グランドピアノの場合は大きさによって重さが異なり、260~450kgと幅がありますが、アップライトより総じて重いです。
お嬢様ともなれば、家にピアノがあるのは当たり前ということがほとんどのはず。3歳ごろから習い始められるので、最初の習い事になるケースがしばしばです。いきなりのレッスンがグランドピアノということも、普通にありそうです。
お嬢様のピアノレッスンが他の人と違うところは、習いに行くのではなく先生が教えに来てくれること。上等なピアノがあるのですから、レッスンし甲斐があるというものです。
ヴァイオリン
ピアノと共に、比較的幼いころから習い始める楽器に、ヴァイオリンが挙げられます。楽器の習い事の特徴は、楽器自体が高価だという点。まさに裕福だからこそできる習い事です。
ヴァイオリンの値段はピンからキリまで。とはいえ安いものでも数千万円、高いものだと数十億円の値段が付く、ストラディバリウスというヴァイオリンがあることを知っている人も多いのではないでしょうか。
庶民的なお値段でなら初心者向けで1万円程度で手に入りますが、お嬢様ともなると、最低でも数十万円から数百万円単位のヴァイオリンを持っていそうですよね。
茶道
茶道は裏千家や表千家など、流派によって所作が異なるほか、段階的に難しいお茶のたて方を学んでいくため、長く通うことになる習い事です。さらに、洋服で教わるというわけにはいかないため、着物姿での習い事になるのが楽器などと大きく異なる点です。
茶道を習うために常に着物を着付けてもらうとなれば、それだけでお金がかかります。もちろん、着物もいつも同じというわけにはいかないでしょう。高価な着物に着付けの費用を加え、ようやく茶道のお稽古の月謝にたどり着きます。
礼儀作法や上品な所作を学ぶためには欠かせない、お嬢様には当然のたしなみですが、習いごとにかかる費用はかなりのものと言えそうですね。
華道
お嬢様の習い事で茶道とくれば、もはやセットで習うのが当たり前といっていいのが華道でしょう。華道にも茶道と同じくさまざまな流派があり、それぞれで所作が異なります。複数の流派で学ぶとなると、さらにお稽古事の数も増えますね。
花を生ける機会が多い家に生まれ育ったなら、必須の習い事になりそう。仮に家で花は生けないという場合でも、「茶道を習うついでに華道も習っておきなさい」と親に言われるケースが多いのではないでしょうか。
バレエ
女の子に人気の習い事の一つが、バレエ。普通の家の子でもピアノやバレエを習うことは多いものの、バレエの場合は成長するとともに衣装やトゥシューズなどを買い替えないといけません。そうなると、親の経済的負担は必然的に重くなりますね。
そんな経済的負担を気にしないで済むお嬢様にとってのバレエは、姿勢の良さを重視するため、美しい着物姿につながる習い事にもなります。洋服でも、すっと伸びた美しい姿勢が育ちの良さをうかがわせる要因に。姿勢の美しさだけでなく、体全体を動かす時に美しく見えるという点も、習い事にはピッタリです。
テニス
体を動かすスポーツにはあまり縁がないように思えるお嬢様ですが、その中で選ばれやすいのがテニスかもしれません。何といっても上皇様、上皇后さまの愛を育んだのが、軽井沢でのテニスだったことはよく知られているので、選ばれる理由になっていそうです。
広いお屋敷ともなると敷地の中にテニスコートがあったり、あるいは別荘にあるというケースもしばしば。楽器と同じく家にあるというのが、始めやすい理由と言えるでしょう。
どの程度までテニスを極めるかは、好きになれるか否かにかかってきますが、少なくとも軽いラリー程度はできるようにしておくのがたしなみとなりそうですね。
お嬢様が多いと言われる大学5選
聖心女子大学
上皇后美智子様が学ばれたことで知られる聖心女子大学は、日本最初の女子大学の一つとして1916年に開校しました。フランスの女子修道会である聖心会を母体とする、カトリック系キリスト教の女子大です。
開校当時の伝統的な日本家屋の正門とパレスがそのまま修復保存されており、パレスは国の重要文化財にも指定されています。キリスト教ならではの荘厳な雰囲気の中に、日本の伝統文化を残す聖心女子大学は、まさにお嬢様のための大学と言えるでしょう。
日本女子大学
女性に教育は必要ないと言われていた明治時代に、日本で組織的に作られた女子高等教育機関が日本女子大学です。その創設に、明治維新の元勲として知られる大隈重信や伊藤博文、渋沢栄一といった錚々たる顔ぶれが関わっていることから、かなり熱心に取り組まれたことがわかります。
今日の女子教育の礎を築いた大学と言っても過言ではないだけに、日本女子大にお嬢様が集まるのも当然ですね。
白百合女子大学
17世紀末のフランスに誕生し、現在はイタリアのローマに本拠地を置くシャルトル聖パウロ修道女会が設立母体で、1965年に開設されたのが白百合女子大学です。
カトリックの教えを中心にしている白百合女子大学の「白百合」とは、聖母マリアの象徴。教室には十字架があり、時間を知らせる鐘の旋律は『アヴェ・マリア』です。少人数での講義を行うために大学としての規模は小さいものの、それだけに「真・善・美」を校訓に掲げるその校風に惹かれるお嬢様が少なくありません。
同志社女子大学
学問の都として知られる京都の中でも、お嬢様が集まる大学として知られるのが同志社女子大学。1949年に創設され、プロテスタント系の教えを基本としているのが特徴です。
1876年(明治9年)、同志社大学の創始者として知られる新島襄が、京都御苑内の公家屋敷に作った女子塾を前身とする同志社女子大は、女子教育の重要性を早くから認識していた新島襄がいたからこそ生まれた女子大と言えます。
その設立にあたって、会津で生まれ、戊辰戦争を戦った山本八重、のちに新島襄の妻となる新島八重も奔走したと言われる同志社女子大。京都はもちろん、近畿一円のお嬢様にとって憧れの大学です。
神戸松蔭女学院大学
1892年、異人館の街として知られる神戸・北野の地に英国聖公会を母体に設立されたのが、神戸松蔭女子学院大学です。125年以上にわたって神戸の海と、校内にある松の木という日本を象徴する環境の中、キリスト教が目指す愛の精神に基づく教育を行ってきました。
神戸の北野エリアは異国情緒が漂うところで、近隣の裕福な芦屋エリアなどから通う女性も多く、神戸ではすぐに名が挙がる有名なお嬢様大学です。
出典:
聖心女子大学『沿革』
https://www.u-sacred-heart.ac.jp/about/history/
日本女子大学『日本女子大学の歴史』
https://www.jwu.ac.jp/unv/about/index.html
白百合女子大学『白百合について』
https://www.shirayuri.ac.jp/guide/index.html
同志社女子大学『歴史概要』
https://www.dwc.doshisha.ac.jp/about/history/overview
神戸松蔭女学院大学『歴史・沿革』
https://www.shoin.ac.jp/guide/outline/history.html
お嬢様っぽいとは違う!本物のお嬢様あるあるとは
支払いはいつも「家族カード」で
裕福な家に生まれ育ち、必要な物は何でも買い与えられてきたため、本物のお嬢様はお金の使い方が下手なのも特徴です。そのため、支払いは常に親のクレジットカードの「家族カード」ということが少なくありません。
もちろん、利用した金額の引き落としは親名義の銀行口座から。支払いは全て親がするのはお嬢様なら当たり前のことなので、家族カードしか持っていないのは本物ならではのあるあるです。
テーブルマナーが完璧
子供のころからさまざまなイベント行事やパーティーに参加しているため、テーブルマナーは完璧です。小さなころに身についた習慣は、なかなか消えず忘れないものですよね。お嬢様がその場に応じたテーブルマナーを、臨機応変かつ完璧にできるのは、幼いころから躾けられてきた証拠です。まさに、本物のお嬢様だけが持っているあるあると言えますね。
字が綺麗
見た目を清潔にしているだけでなく、ファッションや持ち物に高級品が多いという特徴があります。それに加えて、外見だけでなく内面を磨くための習い事も多くしているのが、本物のお嬢様。
どんなこともさらりとこなしてしまうのですが、字が綺麗な女性は本物だと言えるでしょう。ペン字だけでなく筆文字も美しく書けるのは、書道という習い事を続けてきたからこそ。これもまた、本物だけのあるあるです。
英語やフランス語など語学が堪能
本物のお嬢様あるあるで多いのが、子供のころから世界各国を訪れ、海外生活の経験が豊富なこと。そのため、英語やフランス語に幼いうちに接し、習得してしまう語学に堪能な人が多いのも特徴です。
日本人がなかなか英語を習得できない理由の一つが、日本語と英語では文法が異なることでしょう。その点、本物のお嬢様は子供のうちにすんなりと理解してしまっているので、文法が異なる外国語もさらっとものにしてしまいます。
そのため本物のお嬢様は、英語やフランス語の他にもドイツ語など、主に欧米の語学が堪能な傾向が顕著です。
身近にいるお嬢様のびっくりエピソード
現金を持ち歩かずゴールドカードのみ持っている
「大学で仲良くなった友達は、いつも清楚ないでたちで育ちの良さを感じさせます。裕福だとわかるけど、それを鼻にかけないのでみんなに好かれているのですが、ランチで入ったお店で現金払いだったとき、『現金は持ってなくて…』と財布の中にクレジットカードだけが入っていたのにはみんな唖然。しかもゴールドカードでした」(20歳/女性/大学生)
お嬢様の支払いはすべてクレジットカードなのが当たり前。とはいえ、大学の友達と一緒なら、クレジットカードが使えない店もあると普通なら考えそうなものですよね。現金をまったく持ち歩かずに取り出したのがゴールドカードとなると、周囲が唖然とするのも無理はないでしょう。
インスタント食品やジャンクフードを食べたことがない
「大学で仲良しになった子と何度かランチに行ったんですが、予算オーバーの店ばかり。それまでは無理して付き合ってましたが、ある日『今日は私の行きたい店に行くからね』とハンバーガーショップへ連れて行きました。すると、注文の仕方がわからないと言うではありませんか。
今までの人生で、ジャンクフードだけでなく、インスタントラーメンも食べたことがないとか。あまりにも住んでいる世界が違いすぎて友達付き合いをやめようかと思いましたが、本人は楽しいらしく、お嬢様に庶民の暮らしを教えてあげてます」(18歳/女性/大学生)
インスタント食品やジャンクフードを食べたことがないお嬢様は多そう。とはいえ、ジャンクな食品を美味しく感じるのは同じなようですね。
家庭用ゲーム機の存在を知らない
「大学で、見るからに育ちがよさそうなお嬢様と知り合いました。男女交えてワイワイと新しい家庭用ゲーム機の話題で盛り上がっていたら、一人キョトンとしています。『ゲームしないの?』と聞いたら、家庭用ゲーム機が何かわからないと言われてびっくり!
彼女にとってのゲーム機って、ラスベガスにあるスロットマシンかなんだろうか…とマジで思いましたね」(19歳/男性/大学生)
海外に出かけることが多く、カジノでゲームをした経験があるお嬢様なら、家でゲームができること自体が不思議に思えるのでしょう。一方、家庭用ゲーム機の存在を知らないことに、庶民はびっくり。住む世界が違うと、思い浮かべることも変わりますよね。
挨拶は「ごきげんよう」
「大学は男女で別々に分かれているものの、学園祭では顔を合わせます。学園祭の打ち合わせで会議室に入った時、女子学生たちから一斉に『ごきげんよう』と挨拶されました。僕を含む男子学生4人は、一瞬で固まりました。本当に言うんだ…」(19歳/男性/大学生)
皇室の方々の挨拶であり、映画やテレビドラマなどでは、お嬢様たちが時間を問わず「ごきげんよう」という挨拶を交わしているのは、よく目にしますね。しかし、面と向かって本当に言われたとしたら、男子学生が固まってしまうのも当然かもしれません。何と答えるのが正解なのでしょう?男性も「ごきげんよう」でいいのかなど、疑問は尽きませんね。
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