彼氏がよく泣く…どう対応すればいい?
たまに泣くならまだしも、頻繁に泣く彼氏もいるでしょう。頻繁に泣かれると対応に困ってしまい、別れたいと思ってしまう可能性もあります。適切な対応が取れるようになれば、お互いストレスを感じることも少なくなるでしょう。
泣くということは、怒りや悲しみなど、何かしらの感情がたかぶっている証拠です。よって、まずは冷静になって彼氏の話を聞いてあげるのが応対の基本となります。また、なぜ彼氏が泣いているのか、理由を判明させるのも大切です。
彼氏が彼女の前で泣く瞬間
嬉しい気持ちが溢れた
「僕は彼女の前でもよく泣いてしまうのですが、よくあるのが、嬉しい気持ちが溢れたときです。彼女に嬉しいことがあると自分のことのように嬉しくなっちゃって、つい涙が出ちゃうんですよね。彼女に驚かれることもありますが、コントロールするのは難しいです」(23歳/男性/飲食店)
人の気持ちに寄り添える彼氏だと、恋人に嬉しいことや悲しいことがあった場合に一緒に泣いてくれます。また、泣くほどのことではない事柄だとしても泣いてくれる場合もあるでしょう。
相手の気持ちになって一緒に泣ける彼氏は、そう多くありません。嬉しいときはもちろん、悲しいときも気持ちに寄り添ってくれるでしょう。
身近な人や大切な物を失った
「私はおじいちゃんっ子だったのですが、祖父が亡くなったときは、彼女の前で思い切り泣いてしまいましたね。あと、彼女にもらってずっと大切にしていたキーホルダーをなくしたときも、泣いてしまいました」(27歳/男性/金融業)
身近な人や大切なものを失ったときに、思わず泣いてしまう彼氏もいます。ただし、誰の前でも泣くわけではなく、彼女の前だけで泣く人が多いです。
これは、彼女になら素直な気持ちをさらけ出せると安心しているからでしょう。突然泣かれると困ってしまいますが、冷静になって彼氏に寄り添ってあげましょう。
感動的な映画を見るとつい…
「感動する映画とか見ると、人目もはばからずつい泣いてしまいますね。我慢しようと思っても、できません。彼女は泣かないのに自分だけ泣いていることもありますが、こればかりは仕方がないことだと思います」(21歳/男性/学生)
感動的な映画やドラマを見ると、思わず泣いてしまう彼氏は多いです。ほかの人の前では涙を見せまいと我慢しますが、彼女の前だと我慢しない人もいます。
彼女のことを信頼しているので、感動したことを隠さないのです。感受性が豊かで、彼女のことを信じている素敵な彼氏だと言えるでしょう。
甘えたいので泣きます
「泣くほどのことじゃないとわかっていても、彼女に甘えたいときに泣くことがあります。正直に言うのは恥ずかしいので決して言いませんが、泣いたときに優しくしてくれるのが好きなので、ついつい泣いちゃうんですよね」(24歳/男性/工場勤務)
泣いている人に対して突き放すような態度を取る人は、それほど多くありません。泣いている人をみると、ほとんどの人が優しくします。
彼女の前でよく泣く彼氏の中には、彼女が優しくしてくれるのを期待して泣く人も多いです。ただし、甘えさせ過ぎると泣く頻度が高くなり、対応に疲れてしまう可能性もあります。
彼氏が彼女の前で泣くときの心理
ここからは、彼氏が彼女の前で泣くときの心理について詳しく見ていきます。
感情が制御できない
感情の制御が苦手な彼氏は、彼女の前でよく泣いてしまいます。泣くという行為は、感情が刺激されて起きる作用です。
多くの彼氏は感情をうまく抑制して滅多なことでは泣きません。しかし、感情の制御が苦手だと怒りや悲しみ、または嬉しい感情が抑えられなくなってしまい、泣いてしまいます。
感情の制御が苦手で泣く彼氏は、泣く以外にも感情的な行動が多いです。よく泣く以外にも怒りを抑えられなかったり、嬉しくて飛び回るような行動をする彼氏は、感情の制御が苦手と考えて対応してみましょう。
彼女に甘えたい
彼女に甘えたいから泣く彼氏もいます。泣いている人を見ると放っておけなくなりますよね。その心理を利用して、泣くほどのことではないのに泣こうとします。
このタイプの彼氏は、当然ですが甘えん坊です。どんなときでも彼女に甘えたいと考えているので、泣く以外にもさまざまな甘える行動を取ります。
あなたが彼氏に甘えられて嬉しいタイプなら問題ありません。しかし、彼氏にはしっかりしてほしいと思っている場合は、自分に対する態度を改めてもらうように話し合う必要があります。
感受性が豊か
感受性が豊かな彼氏は、些細なことにも感情移入してしまいます。よって、すぐに落ち込んだり泣いてしまうことが多いです。
多くの人が気にしないようなことでも、感受性が豊かな彼氏は気にしてしまいます。かなり繊細な神経の持ち主なので、接し方にも細心の注意が必要です。
しかし、人の気持ちにすぐ気づいてくれる優しい人が多いので、困ったときはすぐに助けてくれるでしょう。感情の起伏が激しくて戸惑うこともありますが、上手に接していけば長く良い関係を築けるタイプの彼氏でもあります。
ストレスを抱えがちな性格
ストレスを上手に解消できないタイプの彼氏だと、仕事で嫌なことが続いたときに泣いてしまう場合があります。プライドが高い男性の場合、仕事の悩みを誰にも相談できずに抱え込んだ結果、泣くほど辛い事態になることも多いです。
ストレスの解消方法を知らないと、どんどん塞ぎ込んでしまう可能性があります。辛そうだなと感じたら、愚痴を聞いてあげたり、遊びに誘ってあげるなど、彼氏のストレスを解消してあげましょう。
そうすると、あなたへの信頼が増しますし、ストレスを解消できなくて泣く事態も防げます。
泣く彼氏へのベストな対応は?
ここからは、泣く彼氏へのベストな対応について詳しく見ていきますので、彼氏に泣かれて困っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
優しく抱きしめる
優しく抱きしめてあげるのは、よく泣く彼氏へのベストな対応の1つです。泣いている彼氏はかなりナーバスな状態になっています。この状態のときに厳しい言葉を投げられたり、突き放すような態度を取られると、関係は一気に悪化してしまうでしょう。
これからも彼氏と素敵な関係を続けたいと思うなら、ここは優しく抱きしめてあげてください。抱きしめられることで彼氏は安心感を得ます。優しくしてくれる、甘えさせてくれるのはあなただけという感情も芽生えますので、今まで以上に愛を深めることになるでしょう。
気が済むまで泣かせてあげる
ストレスを抱えたときに、泣くとスッキリする人はたくさんいます。また、泣くと気持ちが落ち着くこともあるので、もし彼氏が泣くようであれば、気が済むまで泣かせてあげるのも方法の1つです。
一旦思い切り泣いてもらった方が彼氏の気持ちが落ち着くはずです。そのため、泣くのをやめるようにお願いするよりもたくさん泣かせてあげましょう。その方が今後泣く回数が少なくなる可能性があります。今まで泣くのを止めていたのであれば、次は彼氏の気が済むまで泣いてもらいましょう。
泣く理由を尋ねてみる
嬉しい気持ちや悲しい気持ちがたかぶってしまったなど、泣くには何かしらの理由があります。よって、なぜ泣くのかをたずねてみるのもベストな対処方法です。
理由がわかれば、解決方法を見つけやすくなります。これまでただ泣いて終わりということが多かった場合は、思い切って泣く理由をたずねてみてください。原因が解決すれば、泣く頻度も少なくなるはずですよ。
そっとしておく
泣いているときは誰にも構ってほしくないと思う人もいます。たとえ愛する彼女からでも、泣いているときにあれこれ言われたくないと思っている男性もいるでしょう。よって、彼氏が泣きだしたらそっと見守るというのもベストな対処法になり得ます。
しばらくそっとしておくと、彼氏の気持ちも落ち着くはずです。そして、気持ちが落ち着いたのを見計らって優しく慰めの言葉をかけてあげてください。
出典:平成医会『「泣く」ことで得られる心身のメリット』
https://heisei-ikai.or.jp/column/tears/
よく泣く彼氏との付き合い方のコツ
ここからは、よく泣く彼氏との付き合い方のコツについて見ていきますので、泣く彼氏と長く良い関係を続けたい人は、ぜひチェックしてみてください。
彼氏の気持ちを肯定してあげる
泣いているとき、基本的に彼氏は自分に対して否定的な気持ちになっています。仕事で失敗した、プライベートで嫌なことがあったなど、かなり落ち込んでいる状態です。このようなときは、最優先で彼氏の気持ちを肯定してあげましょう。
落ち込んでいるときに愛する彼女からも否定されてしまうと、立ち直るのが相当難しくなります。会っただけで泣かれる可能性があるかもしれません。反対に会うことを拒まれてしまう場合もあるでしょう。そのため、泣くことを責めないようにしましょう。
日頃から話を聞く
よく泣く彼氏は、ストレスの解消の仕方を知らない、もしくは自分のストレスと向き合うのが苦手です。よって、日頃から彼氏の話を聞いてあげるようにしましょう。
彼女に愚痴を聞いてもらうだけでも、ストレスを減らせる可能性があります。「何かあったら遠慮なく自分に言ってほしい」と伝えておくと、泣くほどストレスを溜めることはなくなるでしょう。
喧嘩して泣かれた場合は距離を置く
あなたとの喧嘩で彼氏が泣いてしまった場合は、彼氏の気持ちが落ち着くまで距離を置くのが無難です。泣いているときに不満をぶつけてしまうと、よけいに泣かれてしまい収拾がつかなくなってしまう可能性があります。
また、喧嘩しているときはあなた自身も気持ちが高揚しているので、思わぬ暴言を吐いてしまうかもしれません。再び喧嘩しないようにするためには、彼氏が泣いたことをきっかけにお互い冷静になってみてください。距離を置く期間は、彼氏にもよりますが2日から3日ほどでよいでしょう。
デートで外出する
彼氏がストレスを抱え込み過ぎた結果泣いてしまったなら、適度に気分転換できるように仕向けてあげることが大切です。よって、定期的にデートで外出したり、旅行を計画してあげたりしてみてください。
デートならどこでも構いませんが、家の中よりも外出がおすすめです。インドアのデートだとふとしたきっかけで嫌なことを思い出してしまう可能性が高いので、公園や遊園地などに連れていってあげましょう。
またデート中も、仕事など彼氏のストレスの原因には触れない方がよいです。ストレスで泣いてしまう彼氏は気持ちを瞬時に切り替えるのが苦手なので、嫌なことを思い出すとデート中でもしばらく引きずってしまいます。
よく泣く彼氏と付き合うときの注意点!
しかし、いくつか注意したいポイントもありますので、泣く彼氏と良い関係を長く続けたい場合は、ぜひ確認しておいてください。それでは、よく泣く彼氏と付き合うときの注意点について詳しく見ていきましょう。
泣いてごまかすタイプには要注意
浮気の疑いなどトラブルがあったときに、泣いてごまかすタイプの彼氏には注意が必要です。泣いている人を強く責めることはできませんよね。このタイプの彼氏は、泣けば許してもらえると思っているので、困ったことがあると泣きます。
しかし、泣くだけでは物事は解決しません。こちらがモヤモヤした気持ちを抱えたまま過ごさなければならないので、どうしても解決したい問題の場合は、彼氏に泣かれても強気な態度を貫きましょう。
ストレスを感じるなら別れも検討する
彼氏だって人間ですから、泣くのは仕方がないことです。しかし、泣く人の相手をするのは疲れるのも事実。刺激しないように気をつけて接する必要がありますし、泣く原因が自分にあるのではないかと悩んでしまう人もいるでしょう。
1度や2度ならまだしも、頻繁に泣かれてストレスを感じるようなら、別れを検討するのも1つの方法です。ストレスを感じるようだと、これから先良い関係を続けるのは難しいでしょう。早めに決断を下した方が、お互いのためになることもありますよ。
距離を置くことも考える
よく泣く彼氏は、あなたに共感や慰めを求めています。ある程度であればその要望に応えてあげるのも方法の1つですが、甘やかしすぎると依存されてしまう可能性が高いです。
依存されてしまうと、共感を拒否したときにトラブルになることがあります。よって、あまりに泣く頻度が高いようなら、適度に距離を置くことも考えましょう。適度に距離を保つほうが、長く良い関係を築けますよ。
話を聞いてくれないときは少し待つ
泣くことで感情的になってしまい、相手の話を一切聞かなくなる彼氏もいます。話し合いが必要なのに泣かれてばかりだと、一向に話は進みませんよね。このような場合は彼氏が落ち着くまで待つのが得策です。
1度や2度ならば、このような事態も許容できるでしょう。しかし、ちょっとしたことで感情的になって泣き、そのたびに話を無視されるなんてことが続くと、こちらのストレスも大きくなってしまいます。
もし泣いてばかりで話を聞いてくれない事態が続くようなら、距離を置くか、最悪の場合は別れも検討しなければなりません。彼氏が落ち着いたタイミングで、泣いてばかりで話を聞いてくれないのが不満であることを伝えてみてください。
泣いて注目されたがる人もいる
泣いている人を見ると、思わず心配になりますよね。その心理を利用して、泣くことで他人を利用したり、泣いて注目を浴びようと考える人もごくまれに存在します。このタイプの人は泣くことを恥ずかしいと思っていないので、初対面の人の前でも平気で涙を見せるでしょう。
あなたの前だけではなく、職場や学校でも平気で泣くタイプの彼氏は、単に泣いて注目を浴びたいだけの可能性があります。単に注目されたいだけで泣いている彼氏を本気で心配するのは、疲れるだけです。
このようなことが続くとあなたの気持ちが疲れてしまう可能性が高いので、別れることも視野に入れる必要があります。
よく泣く彼氏と付き合うメリット
気持ちに寄り添ってくれる
よく泣く彼氏の多くは、感受性が豊かです。彼女のことでも、まるで自分のことのように考えてくれます。気持ちに寄り添って考えてくれるので、確かな愛を感じられるでしょう。
困ったときに自分の気持ちに寄り添って考えてくれる人がいるのは、とても嬉しいことですよね。自分が困ったときに誰よりも親身に寄り添ってくれるというのが、よく泣く彼氏と付き合うメリットの1つです。
頼ってもらえてうれしい
人前で泣くのは恥ずかしいと思っている人は多いです。それなのにあなたの前で泣くということは、「彼女には感情をさらけ出しても恥ずかしくない」と思っているからにほかなりません。
また、慰めてもらうことを期待して泣く彼氏もいます。これは、誰よりもあなたを頼っている証拠です。人から頼られるのは、嬉しいことですよね。彼氏から信頼されているという心の豊かさを得ることができるでしょう。
嘘をつかれる心配は少ない
恥ずかしいなどの理由から、どんな人の前でも泣く人は滅多にいません。よって、人前で泣くということは、それだけその相手のことを信頼している証拠になります。
この人になら涙を見せてもよいと思うほど信頼している相手に対して、嘘をつく人はいないでしょう。よって、泣く彼氏があなたに嘘をつく可能性は少ないです。
嘘をつかれる心配が少ないと、隠れて浮気しているのではないかなどと考える必要もありません。きっと末永く安心して良い関係を続けられるでしょう。
こちらも泣きたいときに泣ける
人間誰しも泣きたくなることがあります。そんなときは我慢するよりも、信頼できる人の前で思い切り泣いた方がスッキリするでしょう。よく泣く彼氏は、あなたの前で涙を見せられるほど信頼していますので、こちらが泣いたときも優しく受け入れてくれます。
自分は泣くけれど他人が泣くのは許せないと考える人はほとんどいません。よって、彼氏がよく泣くのであれば、こちらも泣きたいときに泣きましょう。泣くことで彼氏も「自分を信頼してくれている」と嬉しくなるはずですよ。
泣く彼氏にはしっかりと寄り添ってあげよう!
また、泣く彼氏には感受性が豊かな人も多いです。こちらの気持ちに寄り添って物事を考えてくれたり、一緒にいると今まで気づかなかった素敵なことを教えてくれるなど、メリットもたくさんあります。
そんなよく泣く彼氏には、寄り添ってあげることが何よりも大切です。もし対応の仕方がわからない場合は、この記事を参考にしてみてくださいね。
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!