【男同士】初めてのセックス！楽しく安全に行うための基本のやり方から徹底解説

まずは男同士のセックスする上での基礎知識を確認していきましょう。

男同士の性行為は「ゲイプレイ」と呼ぶ

男同士の性行為はゲイプレイと呼ばれています。ゲイとは同性に対して恋愛や性愛感情を抱く男性のことを指す言葉です。

男性の同性愛者をあらわすのにかつては「ホモ」という呼び方が使われていました。しかしこちらは差別的な表現であるため現在では使われません。

アナルを使ってセックスする

男女のセックスはペニスを膣に挿入して行います。しかしご存じの通り男性に膣はありません。ではどこに挿入するのかと言うとアナルです。

アナルに何かを挿入するなんて想像できないという人もいるでしょう。しかし丁寧に開発していけばアナルも立派な性感帯になります。中にはペニスを挿入するよりもアナルを責められる方が好きという人もいるくらいです。

女性とのセックス同様、男同士のセックスでも前戯を行います。前戯をしっかりと行うことが本番をより楽しむ秘訣です。前戯の種類や方法を確認してセックスをより楽しいものにしていきましょう。

お互いのペニスをフェラする

男同士のセックスの前戯では、お互いのペニスをフェラしあうことが多いです。ペニスは男性特有の部位。自分の体にも付いているものなので、お互いどうやって責めれば気持ちよくなるのかをよく理解できています。

ペニスをよく理解している人のフェラは思わず身震いしてしまうほどの気持ちよさです。なにより愛するパートナーが自分のペニスを一生懸命舐めてくれている姿に興奮できます。男女のセックスでも定番のフェラは、男同士のセックスでも定番の前戯なのです。

お互い手コキし合う

愛する男性とセックスしたいと思っていてもペニスを口に含むのには抵抗があるという人もいるでしょう。そんな人におすすめなのが手コキです。

ペニスの感度は人それぞれ異なります。自分は強く擦られるのが好きだとしても、相手は優しく責められる方が好きなんてケースもあるでしょう。手コキをする際はどうやって責めると気持ちいいのかを確認しながら力加減を調節することをおすすめします。

兜合わせ

兜合わせとはお互いのペニスをすりわせて気持ちよくなる前戯のことです。亀頭が兜に似ていることからこの名前で呼ばれています。

勃起したペニスは非常に官能的です。そんなペニスをすり合わせる行為の興奮度合いは半端なものではありません。ペニス特有の感触と相まってすぐに射精してしまう人も多いです。

フェラや手コキは女性とのセックスでも行えます。しかし兜合わせはペニス同士をこすり合わせる必要があるため男同士でなければできません。男同士ならではの前戯なので、セックスの際はぜひ取り入れてみてください。

アナルを舐め合う

お互いのアナルを舐め合うというのもゲイプレイでおすすめの前戯です。アナルには多くの神経が通っています。舐めるだけでも十分に気持ちよくなれる可能性があるので、積極的に舐め合っていきましょう。

男同士のセックスでは最終的にアナルに挿入することになります。アナルに挿入するためには、挿入前に入念にほぐして柔らかくしなければなりません。舐めることでアナルをほぐす効果も期待できるので、前戯でアナル舐めを取り入れることでテンポよくすすめることができます。

アナルを舐め合っている姿が非常に官能的なのも魅力です。肛門を舐めるという行為に最初は抵抗を感じるかもしれません。しかしやってみると非常に興奮する前戯なので男同士のセックスの際はぜひ採用してみてください。

男同士でセックスする場合はどんな体位がおすすめなのでしょうか。ここからは男同士のセックスでよく用いられる体位について見ていきます。

正常位

正常位はセックスの定番の体位の1つです。男女のセックスでも最も定番であり、男同士のセックスでも多く採用されています。

コツは、挿入される側がやや高めに腰を上げるのがコツです。アナルは体の背面にある部位なので腰の位置が低いと上手に挿入できません。

正常位はお互いの顔を見ながら気持ちよくなれるのが魅力です。気分が盛り上がったら気持ちいいことを言葉で表してみたり、キスをしてみたりしてセックスを盛り上げていきましょう。

後背位

後背位とは「四つん這いになった相手の後ろからペニスを挿入する体位」です。バックといわれるとピンとくる方も多いでしょう。こちらも男女のセックス同様、男同士のセックスでも採用率が高い体位となります。

後背位はお尻を突き出すのことが特徴です。アナルをいじったり挿入するのにぴったりの姿勢になるのでゲイプレイが非常に捗る体位でもあります。

後背位の魅力は相手を犯しているような気分になれるところです。挿入される側がＭ、する側がSなカップルにおすすめの体位となります。

騎乗位

騎乗位も男同士のセックスで人気の体位の1つです。挿入されている側が相手の男性を見下ろすような体勢になるのが特徴になります。

アナルは体の背面にある部位なので、男同士で騎乗位する場合は軽くのけぞる体勢になりややバランスの取り方が難しいです。

バランスの取り方に慣れてしまえば非常に盛り上がる体位となること間違いありません。何度も挑戦して上手にできるようになればパートナーとの絆もより深まることでしょう。

立ちバック

立ちバックは「起立した状態の相手に後ろからペニスを挿入する体位」です。お尻の感触が楽しめるなどの理由で女性とのセックスでも人気があります。

立ちバックはアナルに挿入しやすいのも魅力。ゲイプレイに慣れておらず、アナルの場所に戸惑ってしまう人にも適した体位です。

立ちバックは完全に起立した状態で行う方法と手をついて前かがみになって行う2種類の方法があります。前かがみになって手をつく方法はアナルの位置を確認しやすいので、スムーズに挿入したい場合は相手に前かがみになってもらうとよいでしょう。

寝バック

寝バックは「うつ伏せの相手に対して覆いかぶさるように挿入する体位」です。アナルは体の背面にありますので、寝バックのような後ろから挿入する体位は、アナルセックスにあった体位と言えます。

寝バックは相手の男性のお尻の感触や全身の体温を感じられるのも魅力になります。密着度が高い体位なので、愛するパートナーの息遣いをもっと近くで感じたいときに採用してみましょう。

寝バックは、基本的に挿入される側はただ寝ているだけで何もできません。身動きが取れない状態で犯されているようなシチュエーションも楽しめるでしょう。SとMがハッキリしているカップルに最適な体位です。

座位

座位は「座った状態の男性のペニスに挿入される側の男性がまたがって繋がる体位」です。座位には2つの種類があります。1つはお互いの顔を見ながら繋がる対面座位、もう1つは相手に背を向けて繋がる背面座位です。

男同士のセックスだと背面座位がおすすめになります。背面座位の方がアナルに挿入しやすいので、初心者でも行いやすいのが理由です。

男同士だと対面座位が絶対にできないというわけでもありません。ただしアナルの位置の関係からまたがる側の男性がバランスを取りにくいのが難点です。

慣れればスムーズに行えますが、最初は上手く動けないでしょう。対面座位に挑戦するのはある程度信頼関係を築けてからの方がよさそうです。

松葉崩し

松葉崩しは「寝そべっている男性の片足を持ち上げて挿入する体位」になります。正常位の変化形となる体位なので初心者でも行いやすいのが魅力です。

松葉崩しは正常位から後背位に移行する際のクッションとして採用されることもあります。挿入される側のペニスが挿入する側から触りやすい位置にあるので、アナルとペニスの両方を刺激できるのも魅力です。

持ち上げた足をしっかりと支えてバランスを取るのが松葉崩しを成功させるコツとなります。初心者でも行いやすく非常に気持ちいい体位ですが密着度はやや低めです。

男同士のセックスを盛り上げるのにアダルトグッズは欠かせません。ここからは男同士のセックスではどんなアダルトグッズを使うのかについて見ていきます。

アナルセックスではバックローションが必須

アナルセックスにローションは必須です。アナルは女性の膣とは違い、挿入を助けてくれる潤滑液を分泌しないからです。

ただしアナルセックスに普通のローションは不向きです。アナルセックスではアナル専用の「バックローション」を使う必要があります。バックローションとはアナル専用のローションのことで、普通のものと比べて乾きにくくなっています。

乾きにくいというのがアナルセックスにおいて重要なのです。すぐに乾いてしまうローションでは潤滑液として機能してくれません。ローションの乾きが気になってセックスに集中できないなんて事態になってしまいます。

バックローションには水溶性、シリコンオイルなどいくつか種類があることも覚えておきたいところです。水溶性は後始末が楽な代わりにやや乾きやすい、シリコンオイルは乾きにくいが後始末がやや大変などそれぞれに特徴があります。どちらも試して、自分たちにあったものを使用しましょう。

普通のローションとアナルセックス用のローションを見分けるのは初心者には難しいです。よって慣れない内は保管方法などにも気を付けた方がよいでしょう。初めてアナルセックスに挑戦する場合は新しい専用のローションを購入することをおすすめします。

ローターやディルドでお互いを責めあう

ローターやディルドといったアダルトグッズは男同士のセックスでも大活躍してくれます。ローターは微細な振動が気持ちいいアダルトグッズ。乳首やアナルの周辺、ペニスを責めるのに最適です。

ディルドはアナルの挿入に最適なアダルトグッズ。どちらに挿入するか迷った場合はディルドを使ってお互いのアナルを責め合ってみましょう。

前立腺マッサージ機もぜひ使いたいアダルトグッズになります。前立腺を刺激されて悶えるパートナーの姿に、興奮できること間違いなしです。より気持ちいいセックスを求めている場合はいろんなアダルトグッズを採用して快楽を追及していきましょう。

挿入に抵抗がある場合はオナホールで代用

アナルにペニスを挿入するのに抵抗を感じるという人もいます。アナルに挿入されるのが怖いので愛する人からのセックスの誘いを断っている人もいるでしょう。

アナルに挿入されるのに抵抗がある場合はオナホールで代用してみるのも方法の1つ。男性のお尻を忠実に再現したオナホールも存在します。

オナホールを2つ使ってお互いで責め合えば、2人ともペニスで気持ちよくなれるのもポイントです。お互いがおすすめするオナホールを使って感想を言い合ってみるなんてプレイもできます。

男同士でセックスする際はいくつか気を付けておきたい注意点があります。愛する人とのセックスを楽しむためにも必ず意識しておきたいところです。それでは見ていきましょう。

アナルセックス前に必ず洗浄する

行為の前は必ずアナルを洗浄してください。アナル洗浄とは内部に残った便を洗い流す作業のことです。

洗浄を行わずにアナルセックスをしてしまうと、ペニスや指の先端に残った便が付着してしまう可能性があります。便が付着してしまうと不潔ですし、傷口や爪の間に入ると思わぬトラブルを招いてしまうかもしれません。

セックス中に漏れてしまいベッドやシーツが汚れてしまうなんて事態もあり得ます。セックスに水を差したり後片付けが面倒な事態を招いてしまうので、セックス前はアナルの洗浄を忘れないようにしてください。

アナル洗浄用のシャワーヘッドやシリンジなどはアダルトグッズ専門店で比較的容易に手に入ります。この機会にアナル洗浄用のアイテムを購入してみるのもおすすめです。

絶対にコンドームを付ける

男同士のセックスに妊娠のリスクは一切ありません。しかしそれでも絶対にコンドームは着用するようにしてください。

コンドームは避妊以外にも感染症予防の効果もあります。アナルセックスは性病に感染するリスクが高いので、安全に楽しむためにもコンドームは必須なのです。

直腸の粘膜が薄い、潤滑液が分泌しないなどの理由からアナルは非常に傷つきやすくなっています。生の方が気持ちいいと思う人もいるかもしれませんが、お互いの安全のことを考えて絶対にコンドームを着用するようにしてください。

爪を手入れしておく

アナルにペニスを挿入する前は周辺や内部をほぐします。指でアナルの周辺や内部を触ることになるので、指の清潔は必ず保っておかなければなりません。

特に気を付けたいのが爪です。爪が伸びていると思わず力が入ってしまったときにアナルを傷つけてしまいます。

アナルは非常にデリケートです。人によっては激しい痛みを感じることもあります。傷がついてしまうと感染症のリスクも高まってしまうのです。

痛みを感じない程度の小さな傷でもトラブルの原因となりえます。アナルは非常にデリケートであることを意識し、爪を切った上で指サックも着用して丁寧に触りましょう。

嫌がっている相手に無理に挿入しない

愛する人と繋がりたいという想いが強くても、アナルに何かを挿入するには勇気が要ります。この人とセックスしても良いと決めたけれど、いざ本番となると怖くて躊躇してしまうのも仕方がありません。

もしアナルに挿入するのを相手が嫌がった場合は無理強いしないようにしてください。愛する人のペニスやアナルを見て興奮したとしても、無理強いしてしまっては今まで築いた信頼関係が台無しになってしまいます。

ようやく挿入できると思ったのにおあずけを食らってしまうのは残念です。しかし嫌がっている相手に無理やり挿入しても何も良いことはありません。手コキやフェラで妥協するなどして、相手の気持ちを優先しましょう。

男同士のセックスでも、女性とのセックス同様さまざまな体位を楽しむことができます。ただしアナルは女性の膣よりも後ろにありますので、騎乗位や座位はバランスの取り方に慣れが必要です。

男同士のセックスではローションが必須。アナル専用の乾きにくいものを使ってセックスを楽しみましょう。ディルドやローターなどのアダルトグッズも有用なので、積極的に採用してみてください。

ただし愛する人と繋がりたいという気持ちがあっても、もし相手が嫌がった場合は無理をせず、兜合わせやフェラなど抵抗を感じないプレイを楽しんでみてください。相手を思いやる余裕をもつことで良好な関係が続いていきます。

今回は男同士のセックスの方法から、おすすめの体位や前戯まで詳しくご紹介しました。ぜひこれらを参考にして愛する人と素敵なひと時を過ごしてくださいね。