そもそも「ディルドアナニー」とは?
ディルドアナニーという名前から想像すると、ハードでアブノーマルな印象を持つ人もいるでしょう。マニアックなのは間違いありませんが、ディルドを使うことでいつものオナニーのプレイに幅をつけられるメリットがあるんです。
まずはディルドアナニーの基本的知識から解説していきますね。
ディルドを使ったアナルのオナニー
ディルドアナニーとは、ディルドを使ったアナルのオナニーのこと。「アナニー」という造語にディルドをくっつけただけですね。アナニーは指やアナルグッズを使ったオナニーを指しますが、ディルドアナニーはディルド専門ということになります。
ディルドは女性向けアダルトグッズというイメージが強いですが、アナニーにもぴったりなことからアナル愛好家から根強く支持されているんです。ディルドは豊富な種類が揃っていてお手頃価格であるという点も、ハマる人が多い理由です。
前立腺などの性感帯を刺激できる
男性がディルドアナニーをすると前立腺をうまく刺激できます。前立腺を刺激すると、ドライオーガズムのようないわゆる”メスイキ”と呼ばれる性感が全身を駆けめぐります。
それは射精とは全くちがう感覚なので、今まで味わったことがない例えようのない快感だと思えるでしょう。普通のアナニーよりもディルドを使った方が、当然ながら刺激が強まります。
男性はトコロテンも可能
トコロテン射精をご存知でしょうか?アナルの刺激で射精をするのが”トコロテン”と呼ばれる性感です。前立腺刺激と区別しにくいですが、トコロテンをする場合は前立腺の奥の精嚢(せいのう)を刺激すると溜まっている精液がドピュッと出やすくなるという感じです。
手コキのような刺激をしないまま射精してしまうため、どこか女性的に感じる男性も多いよう。そしてトコロテンは何度でも射精してしまうイキっぱなし状態にもなりやすいです。ドライオーガズムも連続イキも、通常のオナニーでは体験できない特殊な行為ですよね。
女性も気持ちよくなれる
ちなみに、ディルドアナニーは女性でも気持ちよくなれます。もしパートナーに新しい性感帯を求められたら、アナル開発から試してみてください。アナルセックスよりも、ディルドアナニーは自分のペースで感じられるのでおすすめです。
アナルと聞くとゲイやレズ的なイメージが浮かぶかもしれませんが、カジュアルな気持ちで試せば性癖に大きな影響を与えることはありません。
ディルドアナニーの魅力とは?
とくに普通のオナニーにマンネリを感じている人は必見。ここでは、ディルドアナニーを体験した男性たちの口コミをご紹介します。
ペニスとは違った快感を味わえる
「実はアナルセックスの経験もあるんですが、ペニスとは全然違いますね。ディルドアナニーの方がツボに当てやすいし、快感に集中できます」(32歳/男性/製造業)
ペニスとディルドどちらも経験がある人の多くが「全然違う」と言います。アナルセックスは相手に主導権がありますから、自分の思い通りにならないのは当然かもしれません。ひとつ言いたいのが、ディルドアナニーとアナルセックスは全く別モノだということですね。
どこかゲイ的なイメージを強く持つ人が多いですが、ディルドアナニーはあくまでもオナニーの一貫です。性対象が変わってしまうのでは?という不安は、よほどでなければ急に変わることはないでしょう。
排便しているような快感が病みつきに
「ディルドを抜き差しした時の排便感と似た快感がいいですね!これはハマります」(27歳/男性/営業部)
実は、排便するときの爽快感とアナルの性感はとても近いんです。ディルドアナニーの魅力は、そんな排便に似た快感が思いのまま楽しめること。アナルには無数の神経が集中しているので、試すほど敏感に感じられるようになります。
腸の中で感じられるようになると、まるで女性が感じているような気持ちになれるはず。ディルドアナニーを極めていけば、連続イキやトコロテン射精も体験できるようになります。
恥ずかしさがこみ上げる
「お尻に入れている自分に強い恥ずかしさを感じてしまいました…。恥ずかしいけど癖になります」(28歳/男性/医療関係)
ディルドをアナルに挿入した途端、強い羞恥に襲われてしまう男性が圧倒的に多いです。いつも挿入する側なのに、まるで女性のような受け身になったような気持ちになるからですね。
そんな羞恥心が癖になってしまうのも、ディルドアナニーの良さです。自分の新しい扉を開きたい男性におすすめします。
女性的な性感を感じられる
「ディルドアナニーをするとメスイキができる所がたまらないですね。挿入感も病みつきになります!」(35歳/男性/飲食店勤務)
前立腺性感やトコロテン射精に興味がある男性なら、一度は女性のようなイキ方を体験したいのではないでしょうか。ディルドアナニーは女性のように挿入されながら絶頂を迎える、そんな経験が期待できます。
行き着くまで時間がかかりますが、普通のオナニーでは決して味わえない絶頂体験となるはずです。ぜひ挿入感がたっぷり感じられるディルドを選んで、新しい快感の波に溺れてみてください。
ディルドアナニーに必要なもの
ローション
アナニーにローションは必須です。アナル開発をする際にも、ローションは必ず用意しなければなりません。その理由は、ローションがないと強い痛みを与えてしまうからです。アナルの中は性液のような成分がありません。
ディルドは指よりも大きいので、アナル初心者の人ほど裂けるような痛みを感じてしまうでしょう。おすすめなのは、粘度が高く持続性があるローションです。後ほどご紹介するアイテムもぜひチェックしてください。
コンドーム
感染症予防や清潔を保つ意味でもコンドームの用意もしておきたい所です。ディルドはコンドーム無しで挿入してもOKなタイプも多いですが、気になる人はコンドームを装着しておいた方がいいでしょう。
もしアナルに指を挿入したい時は、決して素手で触れてはなりません。その際にはコンドームは必須になるので、やはり用意しておくべきですね。指サックもあれば指に装着しやすく、指先が動かしやすいのでこちらもおすすめします。
腸内を洗浄する道具
アナニーに欠かせないのが腸内洗浄のための道具です。ディルドは思っている以上に腸内への刺激が強いために、思わず漏らしてしまう可能性も。少量が漏れ出てしまうことはよくありますが、予想以上の量が出てしまい部屋を汚してしまうという事態も起こり得ます。
トラウマになってしまうような事態を免れるためにも、事前に浣腸やシリンジを使って排便をしておいてください。シリンジがあれば、お湯を使って腸内に残っている便をうまく排出できるので便利です。
おすすめのシリンジは後半ご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
ディルドタイプのアダルトグッズ
ディルドアナニーをするのですから、ディルドを用意するのはマストです。そしてディルドは、大人のおもちゃの中でも群を抜くほど種類もサイズも豊富に揃っているのが大きな魅力。
初心者なら細くて短いディルドから始めて、少しずつサイズアップしてください。ディルドはお手頃価格なのも嬉しいポイントです。おすすめのディルドは後半ご紹介するので、その中から選んでみてくださいね。
ディルドアナニーのやり方
腸内を洗浄する
まずは腸内を洗浄することから始めましょう。シリンジにお湯を入れてゆっくり腸の中に注ぐと、それが呼び水のような役目になって便を排出できます。便秘症の人はディルドの刺激で排便を促してしまうこともあるので、事前に浣腸を行っておくことをおすすめします。
オナニーのために腸内洗浄をするのはかなり面倒に感じると思います。でも、アナニーの真っ最中に便を漏らしてしまう事態はかなりの確率で起こり得るんです。面倒でもアナニーの前には必ず腸内洗浄を行ってくださいね。
指でアナル周辺をマッサージする
アナルを清潔にしたら指でマッサージをしてほぐしていきます。アナル経験がない人は、まずは触れることから慣れていくつもりで、そっと指先でタッチしてみましょう。お風呂に入りながらや、入った後の方がほぐれやすいです。
マッサージをする時にはローションを付けて行いましょう。ヌルヌルした感触が緊張したアナルをうまくほぐしてくれますよ。アナルのシワを伸ばしていく要領で、繊細な動きでマッサージを続けてみてください。
アナル内に指を入れる
アナルが柔らかくほぐれてきたと感じたら、そっと指先を中に入れてみます。指にローションを塗ったら、肛門の入り口からそっと挿入しましょう。最初は爪の先だけ、次に第一関節までという感じでゆっくりと入れていきます。
この時少しでも痛みを感じたらそこでストップしてください。アナル初心者の人は慣れるまで時間をかける必要があります。不快感を感じたまま進めてしまっても気持ちよくなれないので、無理をしないことが大切です。
ディルドを挿入する
アナルに指を入れることに慣れてきたら、いよいよディルドを挿入しましょう。ディルドにローションを塗って入り口からそっと押し進めていきます。アナルが開きやすくなる、しゃがんだ体勢を取ってみるのもおすすめです。
ディルドは思っているよりもアナルを押し広げるので、アナル初心者の人にはかなりきつく感じてしまうと思います。慣れるまではじっくり時間をかけて、ディルドを入れても激しく動かさず、挿入感を楽しむことを行ってください。
ディルドアナニーを楽しむためのコツ
アナニーでの快感は、すぐに実感できないのが難点。もし「ディルドアナニーを試したけど今ひとつだった」という人は、ここでご紹介するコツをもう一度試してみてください。きっと声が漏れてしまうほど気持ちよくなれるはずです。
乳首なども一緒に刺激する
ディルドアナニーのメリットは両手が空くということ。そのメリットを生かしてほかの性感帯も刺激してみてください。乳首が感じる人なら、両手で乳首を大胆にマッサージしましょう。
ディルドアナニーが今ひとつだったとしても、ほかの性感帯で感じていくにつれでアナルの中も敏感になっていきます。体の奥底からジワジワ高まる快感を感じていきましょう。そんな恥ずかしい姿を鏡で見ながら行えば、羞恥心が刺激されて快感度がアップしますよ。
慣れたらディルドを固定する
慣れるまでは手で持って挿入する方をおすすめしますが、慣れてきたらディルドを床や壁などに固定してみましょう。しっかりとディルドの吸盤をくっ付けて、ゆっくりと腰を沈めていきます。
床ならまるで女性が騎乗位をしているような、壁ならバックからペニスを入れられているような実感ができるでしょう。ディルドアナニーを好む人の多くが、お風呂場の床や壁を利用して楽しんでいます。
お風呂場なら家族と同居している人でも見つかることがなく、万が一汚れてしまっても対処しやすいので便利です。
手コキとディルドアナニーを同時に行う
快感の波に溺れるワザといえばこれです。手コキとディルドアナニーの同時責めをぜひ試してみてください。ディルドを挿入したら、そのままいつものように手コキを始めます。ペニスの快感度と一緒にアナルも気持ちよくなっていきます。
そして手コキは、寸止めでやめるのが大きなポイント。イク寸前まで感じたとき、ディルドから伝わる何ともいえない快感を実感できるはず。ディルドアナニーと手コキの相性は抜群なので、ぜひ試してみてください。
前立腺を刺激する
ディルドアナニーの快感が分かってきたら、前立腺を刺激してみましょう。前立腺はジワジワ高まる快感がまるで女性がイクのとほど近く、何度も行えばドライオーガズムに達することもできる性感帯です。
前立腺の場所は、入り口から7㎝ほどの膀胱のすぐ下にあります。そっと指を奥まで入れて指をお腹側へ曲げた当たりに、触れると尿が漏れ出てしまうような感覚になる場所があります。そこが前立腺です。
指で触れることに慣れたら、ディルドで前立腺を刺激してみましょう。おそらくガマン汁が止まらないほど、快感が止まらなくなりますよ。
ローションをたっぷり使う
ディルドアナニーを成功させるにはローションが不可欠です。とくにアナル初心者の人は肛門の開きも狭いので、ローションを使ってほぐしていくことが重要になります。
ローションマッサージだけでも十分なアナニーになりますよ。気持ちよくなるまでじっくりとほぐしてください。ディルドを挿入するのは、指を挿入しても違和感を感じなくなってからです。
ディルドアナニーの注意点
取り返しのつかない事態にならないためにも、ディルドアナニーをする前に次の注意点をしっかり把握しておきましょう。
感染症の危険がある
アナルは本来排便をする部分ですよね。そして、雑菌だらけの便が通る部分であることを決して忘れないようにしてください。腸の中はペニスや女性器とは違って常に細菌だらけなんです。
ですので、アナルに触れた指やおもちゃをそのままほかの性器に触れるのは絶対にNG。舐めるのもNGです。ディルドはコンドームなしで挿入することも可能ですが、その場合はしっかり洗浄をしてください。できる限りコンドームを装着することを推奨します。
肛門が緩み過ぎると生活に支障が出る
アナニーにハマり過ぎるのも危険です。アナルばかりいじってしまうと肛門が緩んでしまい、挙句の果てには便が勝手に漏れてしまう事態までたどり着いてしまいます。アナル愛好家たちのリアルな意見を聞くとわかるのですが、肛門が緩みっぱなしになってしまうとかなり生活に支障が出てしまうんです。
ディルドの中にはかなり太いサイズもありますが、その太さに慣れてしまった時は注意してください。ディルドアナニーは週に1度もしくは月に2~3回程度にとどめておきましょう。
勃起や射精に障がいが出ることも
ドライオーガズムやトコロテンにハマり過ぎてしまい、勃起障害や射精障害に悩む男性が少なくはありません。通常のオナニーでは感じられなくなった時は、アナニーをストップしましょう。
普通のセックスでも満足できなくなってしまう恐れがあるので、アナニーはほどほどにすべきですね。
無理をすると出血を伴ってしまう
アナニーは無理をして挿入してしまうと、腸の中を傷付けてしまい出血をしてしまうことがあります。腸の中に傷があるまま排便をしてしまい、感染症につながってしまうことも。痔を持っている人ならさらに出血しやすいので、ディルドアナニーはおすすめできません。
アナニーを楽しむにはしっかりアナル開発をして、無理をせずに挿入をすることが重要です。初心者の人ほど、ディルドのサイズや種類をしっかりチェックして選んでいきましょう。
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