値段もそれほど高くなく、オンラインで処方されるとなると本当にありがたかったです。全体的にコストパフォーマンスが良いと思いました。
産婦人科でアフターピルだけもらうことはできない?処方の流れや診療内容を徹底解説
- 「今すぐアフターピルがほしい...診療なしでなるべく早くピルをもらえないかな...」
- 「アフターピルをもらうときってどんなことを聞かれるの?」
アフターピルをはじめて処方してもらうときは、診療内容や所要時間がわからず不安になってしまいますよね。
結論、産婦人科でアフターピルだけもらうことはできません。アフターピルは必ず医師の診断を受けたうえで処方してもらう必要があります。
この記事では産婦人科でアフターピルをもらうときの診療内容や、どのような流れで処方されるのかを解説しています。自宅から手軽に受診できるオンラインサービスも紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね
この記事をまとめると
【結論】産婦人科ではアフターピルだけもらうことはできない
産婦人科ではアフターピルだけをもらうことはできません。アフターピルをもらうときには、必ず医師の診療が必要です※1。※
アフターピルは、産婦人科以外にもオンラインサービスや海外通販で購入できますが、医師の診察のない海外通販は偽薬や粗悪品が届く可能性があり危険です※1。オンラインでアフターピルがほしい時は、医師の診療のあるサービスを選びましょう※2。
※現在一部の薬局では、アフターピルの市販化が試験的に行われています。
産婦人科でアフターピルをもらうときの診療内容
アフターピルをもらう場合、問診票の記入→診療→処方の流れが一般的です。産婦人科によっては内診やカウンセリングがあるなど、若干の違いがあります。基本的に血液検査等はないので、自分が必要な場合のみ申請しましょう。
問診では、性行為をした日時や最終生理開始日を聞かれます。代表的な質問をまとめておいたので、不安がある人はよく確認しておきましょう。
問診で聞かれる質問
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性行為をおこなった日時
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最後に生理が来た日
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性行為の際は避妊をしていたか。避妊手段は何か。
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妊娠経験の有無
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今までにかかったことがある主な病気
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アレルギーの有無
ゆい(26)のコメント
低用量ピルの場合は血圧検査等を行うこともありますが、アフターピルは処方できない対象が少ないため、精密検査は行わずに診療を行うことが一般的です。
すぐにアフターピルがほしいならオンライン診療がおすすめ
アフターピルは産婦人科医に行く以外に、オンラインサービスか海外通販で購入できます。ただし、海外通販は偽薬が粗悪品が届く可能性があり、利用はおすすめできません※3。
安全に早くアフターピルがほしいなら、オンラインサービスを利用しましょう。自宅から手軽に受診でき、最短1時間でピルが到着します。診察料が無料のサービスもあり、トータル費用も相場より安く抑えられる場合もあるでしょう。
ゆい(26)のコメント
オンラインサービスの梱包は中身を開けるまでピルだとわからない工夫がなされています。プライバシーに配慮されているのもありがたいですね。
すぐにアフターピルが届くオンラインサービス
ここではアフターピルをオンライン診療で購入できる、おすすめのオンラインサービスを紹介します。サービスによって値段や扱うピルも異なるので、まずは下の比較表で確認してみてくださいね。
産婦人科でアフターピルをもらうときの処方の流れ
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受付
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問診票の記入
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検査
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医師による診療
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お会計
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処方
産婦人科でアフターピルを処方してもらうときの主な流れは、上記のとおりです。産婦人科によっては、尿検査や血圧検査をする場合があります。
性行為から時間が経ってしまって時間に余裕がない場合は、事前に連絡しておくと良いでしょう。病院によっては、優先的に診療をおこなってくれるところもあります。
近くに病院がなかったり、予約が取れなかったりするときはオンラインサービスの利用も考えましょう。
産婦人科でアフターピルをもらうときにかかる費用
産婦人科でアフターピルをもらう場合にかかる費用は、約8,850円〜18,000円です。ピル代や診察料以外にも産婦人科までの交通費も事前にチェックしておくと安心でしょう。
近くに産婦人科がなく交通費がかさんでしまう人や、家から出たくない人はオンラインサービスがおすすめです。サービスによっては診療代や送料が無料のところがあり、産婦人科よりトータル費用を安く抑えられる場合があります。
ゆめ(20)のコメント
なお、処方してもらうアフターピルの種類でも価格は異なります。取り扱っているアフターピルの種類も、産婦人科に確認しておきましょう。
産婦人科でアフターピルをもらうときの注意点
はじめてアフターピルをもらうときは、分からないことばかりで不安も大きいはず。ここでは、産婦人科でアフターピルをもらうときに注意すべきことを紹介するので、心配な人はしっかりチェックしておきましょう。
最長でも120時間以内に診療を受ける
アフターピルはできれば72時間以内、最長でも120時間以内に服用する必要があります。有効時間をすぎてしまうと一気に避妊率が下がってしまうので、できるだけ早く診察を受けて早く服用することを心がけましょう。
また、産婦人科に行く前に、取り扱っているアフターピルの種類を確認しておくことも大切です。性行為から72時間をすぎてしまった場合は、120時間アフターピルを扱っている病院にしましょう。
ゆめ(20)のコメント
120時間アフターピルは日本ではまだ承認されていないため、取り扱う産婦人科が少ない可能性があります。万が一、近くに120時間アフターピルを扱う産婦人科がないときは、オンラインサービスを検討しましょう。
必ず本人がもらいに行く
アフターピルは不正利用を防ぐため、あくまでも本人の受診でなければなりません。本人以外が代理で受診した場合、血縁の有無や関係に関わらず処方してもらえないので気を付けましょう。
もし、産婦人科に行くことに抵抗がある場合や家から出たくない場合は、オンラインサービスがおすすめです。チャットのみでの診療があり、最短1時間で届けてくれるサービスもあります。また、中身のわからないような梱包で届くので、親にバレたくない人でも安心でしょう。
ゆめ(20)のコメント
産婦人科によっては、未成年は親の同伴が必要な可能性があります。心配な人は事前に調べておきましょう。
アフターピルの効果と仕組みは?
アフターピルを有効時間内に服用すると、約95%の避妊率を期待できます※4。これは、アフターピルが排卵を抑制するだけでなく、子宮内膜の暑さを調整したり子宮付近の粘液を増加させたりすることで、精子の侵入や受精卵の着床を防止するためです。
ただし、アフターピルには服用後の避妊効果は認められていないことを覚えておきましょう。アフターピルを服用したからといって、避妊せずに性行為をしてしまうと妊娠する可能性があります。アフターピル服用後は次の生理が来るまで性行為を控えるか、きちんとコンドームをつけるようにしましょう。
アフターピルはあくまで緊急避妊薬です。高価で副作用も出やすいため、日常的な使用はおすすめできません。まだ妊娠を考えていない人は、より安価で高い避妊効果を期待できる低用量ピルがおすすめです。
アフターピルの副作用を確認
アフターピルを服用すると、吐き気や不正出血などの副作用が起こる可能性があります※5。基本的に24時間以内に治まりますが、症状が重い場合や長時間続く場合は医師に相談してください。
副作用のなかでとくに注意が必要なのは吐き気です。アフターピル服用から2時間以内に嘔吐してしまうと、ピルの成分が吸収されず、十分な避妊効果を得られない場合があります。アフターピル服用時はなるべく吐き気止め薬を用意しておきましょう。
オンラインサービスにはアフターピルと一緒に吐き気止めを無料で処方してくれるところもあります。
よくある質問
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アフターピルで避妊成功するとどんなことが起きる?
服用後2日~2週間の間に消退出血が起こります。
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アフターピルで避妊に失敗することはある?
アフターピルでの避妊はそもそも100%ではありません。また、副作用で吐き戻すと効果を得られないので注意してください。
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アフターピル服用後の性行為はいつからOK?
生理が確認できてからもしくは妊娠検査薬で陰性が出てからがおすすめです。
ゆい(26)のコメント
実際に編集部が海外通販でアフターピルを購入したところ、届くのに2週間ほどかかりました。どんなに早く買っても有効時間に間に合わないので、利用は現実的ではないでしょう。