「食に興味がない人」は意外と多い?
今回ご紹介するのは、今増えてきている「食べ物に関心がない」人たちです。食に興味がない原因と心理について深く掘り下げてみました。
食事を摂ることそのものに興味ない人
では「食に興味がない人」とは一体どのような人なのかと言えば、まず「食事を摂ることそものもに興味ない人」が挙げられます。食事を単なるエネルギー補給と捉えているため、栄養を摂取できるのであれば調理されたものでなくても構いません。
「食に興味がない人」は、サプリメントやスムージーで効率的に短時間で食事を済ませたいと思っています。
食事の内容に興味ない人
「食に興味がない人」の心理の一つに「食事の内容に興味がない」ということが挙げられます。この様なタイプの人は、「とりあえず空腹がなくなればいい」と思っている傾向があり、食事に対する欲求があまりないので、「何を食べても一緒」と考えています。
料理に対してもこだわりがないので、毎日インスタント食品やコンビニフードで食事を済ませてしまう人も多いようです。
食に興味ない人の心理とは?
食事の時間がもったいない
食に興味ない人の心理として一番多いのが「食事の時間がもったいない」というタイプです。仕事が忙しく、食べる時間も惜しいという人は、現代では多いのではないでしょうか。また、何かに没頭するあまり食事をとるのを忘れてしまうのもこのタイプの特徴です。
例えば仕事や趣味に没頭しているときは、気付くと一日中何も食べていないという人もいます。このように「食事の時間がもったいない」と感じる人は、食べる事よりも自分の好きなことに時間を使いたいと考えています。
食べるのが面倒
食に興味ない人の中には「食事が面倒くさい」という人が少なくありません。何を食べようか考えたり、食事を用意すること自体が面倒くさいと思っています。
確かに食事をするとなると、献立を考えたり、食材の買い出しをしたり、料理の後片付けをしたりと時間も手間もかかります。しかし食に興味がない人は、そもそも「食べる」という行為自体に面倒くささを感じているため、咀嚼することすら省きたいという人もいます。
食べ物より他のことにお金を使いたい
「食に興味ない人」の心理の一つに「食にお金をかけたくない」というものがあります。食事にお金をかけるくらいなら他のことに使いたいという考え方で、食が好きな人とは価値観が大きく違っています。
このタイプの人は食事に対する優先順位が低いのが特徴で、食事以上に魅力を感じるものがある人たちです。もしくは、食を忘れる程何かに集中している時期の可能性もあります。
美味しいと思わない
「食に興味がない人」の中には、食事を美味しいと思わない人がいます。味覚のレベルが高すぎるあまり、日常で口にする食べ物は「不味い」と感じてしまうのかもしれません。
ですがそんな人でも、この世には美味しいと思える食べ物がたくさんあることを忘れないでください。意外と身近に「おいしい」と思える食材があるはずです。
食に興味がないから食欲がわかない
「食に興味がない人」の心理の一つに「食欲がわかない」というものが挙げられます。空腹を感じても「食べる気が起きない」ので、常に仕方なく何かを口に入れている傾向があります。
食欲がわかないと「あれが食べたい」という欲求も無いので、空腹を満たせるのであればサプリメントやスムージーで簡単に済ませる人が多いのも特徴です。
食に興味がない人のあるあるな悩みとは?
友達との食事に付き合うのが面倒
「人と一緒にご飯を食べることが苦手。家族や友達でも疲れます」(28歳/男性/会社員)
食に興味がない人は、食事を単なるエネルギー補給と捉えているため、ご飯は1人で手早く済ませたいと考えています。それゆえ、友達と一緒に食事をすることを面倒だと感じてしまいます。
しかし、職場のランチタイムには、誰かしら近くにいるもの。そうなると中々一人きりで食事をすることが難しくなるため、その時間自体に悩んでいる人も多いようです。
食べたいものを聞かれても思い浮かばない
「お腹は空くけど、何故か食べたいものがないんです」(25歳/男性/営業)
食に興味がない人は、お腹が空いていてもメニュー選びが億劫だったり、面倒に感じてしまう傾向があります。お店選びや食べたいものを聞かれても「なんでもいい」と答えるので、誘った相手は面倒くさく感じます。
そんなことを繰り返すうちに、人と食事をすることが苦手になっていきます。ストレスを感じているときも食欲は減退するので、嫌な気分の時は無理して3食食べる必要はないかもしれません。
しかし、やはり栄養は大切ですので、その場合は必須な栄養素はサプリメントで補うなどしながら、食べたいときに食べたいものを摂るようにした方が良さそうですね。
食べないせいで貧相な体つきに…
「太りたくても元々食が細いせいで太れないのが悩みです」(30歳/女性/事務)
現代人は常にダイエットを意識しています。「もっと痩せたい…」と願っている人は多いのではないでしょうか。しかし一方で太りたいのに太れなくて悩んでいる人も存在します。特に女性はあまりに痩せすぎると、男性も魅力を感じなくなってしまいます。
しかし食に興味がない人は、無理にダイエットしているわけではないのに痩せすぎてしまいます。そんな人は3食の食事を見直し、適切な食事を長期的に続けられるようにしましょう。男性も女性も、健康的な体つきが一番です。
食べてないのになぜか痩せない
「食べてないのに太ってしまう。水を飲んでも太る」(29歳/男性/会社員)
食に興味がない人には、食べないのに太ってしまうタイプの人も多いです。食事にこだわりがないので、周りにある食べ物でつい適当に食事を済ませてしまうことが原因です。こうした人は、メリハリのある食事の習慣をつけたり、軽い運動で代謝を上げることで、ある程度は問題を解決できるでしょう。
またいつもより長めの入浴も効果的です。しっかり湯船につかって体を温めることは代謝を上げる効果があるので、習慣にすると良いでしょう。
誰かと食事をするのが苦手
「人前でご飯が食べられない。どうしても抵抗を感じてしまう」(28歳/男性/サービス業)
食に興味がない人の中には、人に見られながら食事をすることで極度に緊張してしまうタイプの人もいます。社会人になると他人と一緒に食事をする機会も増えるので、この悩みは深刻です。
また、家族とは平気でも、友人や仕事関係の人とは食事が出来ないなど、相手によって症状が出る時と出ない時があります。食べることに意識を集中しすぎると不安が増してしまうので、会話など他のことに意識を向けるようにしましょう。
食に興味がない原因とは?
食傷気味である
食傷とは「食べ飽きること」「同じことの繰り返しで嫌になること」を指します。食に興味がない原因は、まさにこの「食傷」にある場合が多いです。
例えば白米ばかりで飽きてしまった人、一日に三度食事をとることに飽きてしまった人など、様々な理由が存在します。
また、日々テレビやSNSなどでグルメ情報ばかりが流れてきてうんざりし、そこから食傷気味になる人も増えています。
食事をエネルギー補給と捉えている
食に興味がないあまり「空腹を満たせたらそれでいい」と考えているのがこのタイプです。お腹が空いたらとりあえず何かを口にいれるので、パンだろうがお菓子だろうが何でも良いと思っています。
そのため外食などもあまりしない傾向があります。たとえ旅行に出かけてもご当地グルメを探しに行くより、近くのコンビニなどで食べものを調達して、近場で済ませてしまうのが特徴です。
厳しい家庭で育った
「厳しい家庭で育った」経歴を持つ人は、食に興味がない人の中で少なくありません。毎日三食きっちり栄養のバランスにもこだわった食事が提供され、好き嫌いや食べ残しを厳しく禁止され続けると、食事の時間が苦痛になってしまうのです。
一方で、食卓でいつも一人ぼっちだったり、家族から愛情こもった料理が出されなかった場合も似たような結果を生みます。いずれにせよ家族の過干渉や放置のし過ぎが「食に興味がない人」を形成してしまう原因となります。
極端な偏食
食に興味がないと言うより、食べられるもののストライクゾーンが狭すぎるタイプです。例えば「お菓子が主食」だったり「お酒でカロリーを摂っている」という人は、食に興味が無い人と捉えられても仕方ありません。
しかしたとえ偏食でも「好きな食べ物がある」という点においては、「食に興味がない人」とは厳密には異なっていると言えます。
満腹感が苦手
胃腸が丈夫でなく、食後の満腹感が苦手なため食に興味がなくなってしまったという人がこのタイプです。食事を終えた後に満腹になって苦しい思いをするより、あまり食べないで済ます方が良いと言う考え方です。
ほんの少量しか食べてなくても胃が満腹感で気持ち悪くなってしまう場合は、食事をそれ以上摂ることは出来ません。
他人と食事するのが苦手
「食に興味がない」というより「周囲に気を遣い食事が楽しめない」タイプです。友人や職場の仲間で外食をする時、食べている姿を人に見られるのが苦手な人はかなりのストレスを感じてしまいます。
周囲に気を遣いながら食事を摂っていると、いつしか食事そのものを苦痛に感じてしまうことがあります。大勢で食事しなければならない飲み会なども苦手です。このようなタイプの人は、ひとりでゆっくり食事をする方が向いています。
食に興味をもつための方法は?
ここからは、そんな「食に興味がない人」が少しでも食べることに興味を持てるような工夫をご紹介します。
食事を楽しむ工夫をする
「食に興味がない人」は、まずは食事は楽しいものだと感じることが大切です。例えば仲の良い友達とテーブルを囲んだり、色んな具材を入れて楽しむ餃子パーティーをしたりと、食事自体を「空腹を満たすための行為」ではなく「楽しいもの」へと変えていきましょう。
友達と一緒にホットプレートで焼肉をしたり、鍋をつついたりするのも良いかもしれません。食事中の会話も盛り上がり、食事がいつもより美味しいと感じる可能性があります。
空腹の時間をつくる
現代は飽食の時代でもあります。コンビニやファストフードなど、どこにいても手軽に食べ物を手にすることができます。安くて美味しいものが溢れているので、本当に空腹な状態を経験したことがある人は少ないのではないでしょうか。
そこで食に興味を持つために、あえて空腹の時間をつくってみるのも一つの方法です。
食事の環境を変えてみる
「食に興味がない人」は、毎日の食事を単なる作業だと捉えている人が多いです。そこで、いつもと違った特別な雰囲気の中で食事をとってみるのも一つの方法です。例えば、照明をおとしてキャンドルを飾ってみたり、食器にこだわってみたりするのも良いかもしれません。
普段と違った特別感があれば、料理以外のものが良いムード作りをしてくれるため、相乗効果によって食事が楽しいと感じるかもしれません。
また、そうすることによって食器を集めたり、インテリアにもこだわったりと、食事以外のことにも興味を持つことができ、一層楽しくなっていくはずです。
料理について知る
食に興味がない人は、空腹が満たされればそれでいいと捉えているので、食材や料理法にも興味がない傾向があります。
小さい子供の場合、野菜が育つところや料理をしている光景を見せたり、体験させたりすることで、興味を持たせることができます。料理ができあがるまでの過程を一から知ることによって、食事に対しての気持ちも変わってくるはずです。
大人になると仕事などでなかなか体験する時間を確保するのは難しいかもしれませんが、ぜひ機会を見つけて農業体験や果物狩りに参加してみることをおすすめします。
食に興味がないor食にうるさい、付き合うなら?
「食に興味がない人」派の意見
「食にうるさい人は他のことに対してもうるさそう」(20歳/男性/学生)
「自分の好みにいちいち口出しされたくない」(23歳/男性/アルバイト)
「外食は疲れるから嫌」(30歳/男性/会社員)
食に興味がない派の意見として、上記の3つが挙がってきました。食に興味がない人は良くも悪くもマイペースなので、肩の力を抜いてお付き合いができそうです。料理も頑張らなくて良いので、一緒にいて気が楽かもしれません。
「食にうるさい人」派の意見
「色んなお店に行って一緒に美味しいものを食べたい」(24歳/男性/会社員)
「食べることが好きなので。食事の時間は大切にしたいです」(27歳/男性/専門職)
「好きな人とは美味しいものを食べて素敵な時間を共有したいから」(19歳/男性/学生)
「食にうるさい人派」の意見は上記のものが挙がってきました。自分が食べることが大好きだからこそ、付き合う相手とも共有したいという傾向があります。
自分も相手と同じテンションならば一緒に楽しめますが、そうでない場合はちょっときついと感じてしまいそうです。
食に興味がない人と付き合うメリット
食事にこだわりがないので作るのが楽
料理通や自称グルメの人と付き合うと、手料理にも文句を言われる可能性があります。特に男性の場合、食にこだわる人は料理にも興味を持つ人が多い傾向にあるので、女性の手料理に対して細かく口出ししてくることがあります。
しかしそもそも食に興味ない人は、食事を単なるエネルギー補給としか捉えていないため、何を出しても文句を言いません。グルメのパートナーだと、いつ何を言われるか緊張感が漂いますが、食に興味がない相手だとその心配がないので気が楽です。
相手の好みを気にする必要がない
一緒に食事をするときのお店選びで、2人の意見が中々一致しないということも多いのではないでしょうか。どちらかが折れるまで、いつまでも外食先が決まらず疲れてしまう事もしばしばです。
しかし相手が食に興味がない人だった場合、片方が好きな様に選べるメリットがあります。自分の行きたいお店にリードして連れていくことができるので、ストレスがたまりません。
食に興味がないと節約できる
「今月は節約しなくては…」と思う時、一番に抑えようとするのは食費ではないでしょうか。食に興味がない人は、お腹を満たせれば何でも良いので、食事にこだわる必要がありません。
一方で食にこだわりのある人はグルメなので、食事にかけるお金は惜しみません。たまの贅沢ならば良いものの、毎回食事に大金を使われると困ってしまいますよね。
食事に時間を取られない
一緒に食事をとるとなると、準備か食器の後片付けまで早くても30分くらいはかかります。しかし食に興味がない人は、その時間で読書や外出などもっと他のことをしたいと考えています。
料理を作る際にビタミンやカロテンなどの栄養素を考える必要もなくなるため、食で悩む時間が減りストレスがたまりません。食事に取られる時間を、二人で何か生産的なことに当てられるのがメリットかもしれません。
食に興味がない人と付き合うデメリット
ここからは、食に興味がない人と付き合うデメリットについてご紹介していきますので、是非参考にしてみてください。
美味しいものを食べても共感できない
食に興味がない人と付き合うデメリットの一つが「美味しいものを食べても共感できない」という所です。折角食事に誘っても「美味しくない」と言われたら、こちらのテンションも下がってしまいますよね。
また料理の内容が好みじゃなかったり、残されたりすると、お店にも失礼なため「もう一緒に食事するのはやめよう」と思われても仕方ありません。ましてや食に興味がない男性に手料理を振舞うなど、とてもハードルが高くて嫌だと思う人もいるでしょう。
料理の作り甲斐がない
食に興味がない人に共通しているのが、食事を味わうこと無くさっさと済ませてしまう所です。「美味しい」という言葉すらないと、せっかく手の込んだ料理を作っても作り甲斐がありません。
頑張って作ったにもかかわらず、逆に気を遣って「おかずは冷凍食品でも良かったのに」や「品数は少なくても良いよ」などと言われると、ますます料理を作る気も失せてしまいます。
食に興味がない人には気を遣う
もし食に興味がない人とデートした場合、食事する際に「何なら食べられるだろう?」と気を遣わずにはいられません。散々探し回った挙句、こちらは空腹になって疲れてしまいます。
こちらから何かを提案しても「ラーメンは食べたくない」「パスタの気分じゃない」などと次々に却下されてしまっては、喧嘩の元になりかねません。食に興味がない人とカップルになる場合には、その辺の覚悟をしておいた方が良いでしょう。
使命感に囚われ疲れてしまう
食に興味がない人とお付き合いした時に「何とか食事を美味しく感じるようになってほしい」と変な使命感に囚われてしまうこともあります。「一緒に楽しく食事がしたい」と思うこと自体は良いことですが、強く願うあまりウザい人になってしまうことがあるので注意が必要です。
色々な食べ物を勧め過ぎた挙句、破局してしまうカップルも少なくありません。食に興味を持ってもらおうとする時、自己満足な気持ちと行動になっていないか振り返る必要があるでしょう。
食に興味がなくても大丈夫!
今「食に興味がない人」が増えてきているとはいえ、まだまだ世間では少数派です。食に興味が持てない原因も人それぞれで、様々な理由があります。食に興味がない人に向かって「可哀想」や「普通じゃない」等のデリカシーの無い言葉をかけるのはやめましょう。
睡眠をあまりとらなくても平気な人が居るように、食に興味がない人がいることはおかしくありません。大切な人が食に対してどういう興味を持っているのかを知ることが、とても大切なのではないでしょうか。
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