収集癖がある人に共通する特徴や心理とは?恋愛に及ぼす影響も解説!

収集癖がある人に共通する特徴や心理とは?恋愛に及ぼす影響も解説!

子供時代に好きなおもちゃを集めていた、という体験がある人は少なくないでしょう。大人になっても特定の品を集める人は多く、こうした人を「収集家」「コレクター」などと呼びます。今回は、収集癖がある人に共通する特徴や心理を徹底分析!恋愛に及ぼす影響も解説します。


そもそも「収集癖」とは

収集癖とは、読んで字のごとく「収集する癖」のことです。単なる「収集」とはどこか異なる印象を受ける人も多いでしょう。

そこで、まずは「収集癖」という言葉についてご説明します。

「収集癖」の意味


収集癖とは、「ものを集めることがやめられなくなること」を意味します。最初は趣味として収集し始めたものの、次第に集めること自体に執着しはじめ、必要以上に集めることが癖になったのが「収集癖」です。

集めているものを見つけた途端、「何が何でも手に入れなければ気が済まない!」という気持ちになるようなら、「収集癖がある」と言えるでしょう。

「収集癖」の類語


「収集癖」の類語として、「収集狂」などが考えられるでしょう。「自分は収集狂だ」と言った場合、「自分はむやみやたらとものを集めたくなる性質だ」と解釈されます。また、むやみに収集したがる人を指す場合は、「彼は収集狂だね」といった使い方をします。

ちなみに、一般的に物を集めている人のことを「コレクター」と呼ぶことが多く、特定の品をコレクションしている人を意味します。「収集癖」を穏やかに表現できる類語と言えますね。

「収集癖」の類語としては「収集狂」の方が意味は近いかもしれませんが、楽しんで収集している人に対しては、「あなたはコレクターですね」という言い方をしたほうがよいでしょう。

収集癖がある人に共通する心理って?

収集癖がある人には、いくつかの共通する心理があるようです。一体どのような心理があるのか、気になりますよね。

そこで、実際に収集癖がある人の意見をまとめました。早速ご覧ください。

ストレス発散になっている


「仕事で嫌なことがあると、CDを買ってしまいます。音楽を聴いているとストレス発散になるし、CDを探していると明るい気持ちになってくるから。でもCDの置き場の確保が大変です」(35歳/女性/経理職)

人は、物を買うことによってストレス発散できるとされており、嫌なことがあった時に買い物で気分転換する人は多いのではないでしょうか。

音楽でストレス発散をするだけなら、デジタル音楽プレイヤーにダウンロードする方法があります。けれど、収集癖がある人にとってはCDを買うことに意味があるため、CDが増えて置き場に困るのも無理はないですね。

寂しさなど心の穴を埋めたい


「雑貨などの小物が好きで、たくさん集めています。集めている物に一貫性はなくて、とにかく寂しい時に心を慰めてくれるものが見つかったら即買い。見ているだけで寂しさがまぎれるけど、寂しくなるとまた買わずにはいられません」(20歳/女性/介護職)

収集癖がある人は、心の中に寂しさを抱えている人が少なくないと言われます。寂しさが原因で心の中にぽっかりと空いた穴を埋めるため、物を集めて寂しさを埋めようとするわけですね。

したがって、寂しさを埋めてくれるものを手に入れれば、一時的にせよ明るい気持ちになるものの、再び寂しさにとらわれると、また物を買い集めることになります。

子供の頃に買ってもらえなかった反動で…


「家が貧しかったから、子供の頃におもちゃや漫画など、友達が持っているものは何一つ買ってもらえませんでした。そのせいか、社会人になってお金ができた今は、とにかく物を買い集めています。子供の頃に買ってもらえなかった反動だと自分でも分かっているけれど、どうしても止められないんです」(24歳/男性/会社員)

子供の頃、友達はみんな流行りのおもちゃを持っているのに、自分だけが貧しいゆえに買ってもらえなかったという人は、収集癖を持ちやすくなります。

というのも、幼心に自分だけが持っていないことで屈辱を味わったため、「今ならいくらでも買える」という気になり、必要以上に買ってしまうのでしょう。

自分の世界観を表現できるのが楽しい!


「キャラクターのフィギュアを収集しています。大好きな映画の世界観を表現できるのが楽しくて、見つけたら買わずにいられません。周りからは『何でそんなに買うの?』って言われるんですけど、楽しいからに決まってます」(27歳/男性/IT職)

映画やアニメなど、架空の世界に惚れこんでしまうことも収集癖につながります。映画やアニメが製作されるたびに、キャラクターをモチーフにしたアイテムが多数作られるので、収集がエスカレートしていくのも特徴です。

その結果、収集した作品から独自の世界観を作り出すことにハマり、「フィギュアを山ほど持っている」という人も多くいます。

収集癖がある人に共通する特徴とは?

収集癖がある人には共通する特徴もあるようです。

収集癖がある人に共通する特徴には、どんなものがあるのでしょうか。さっそく見ていくことにしましょう。

物をなかなか捨てられない


収集した物に大きな愛着を抱いてしまうため、収集癖がある人は集めた物をなかなか捨てることができません。

また、収集品はお金を出して買った品物ですので、「捨てるなんてもったいない」という気持ちになるのも分かりますよね。

収集癖がある人は興味の対象が移っていくことも多いのですが、仮に興味を失った品でも「またいつか役立つ時が来るかもしれないから」という理由でしまい込みます。その結果、どんどん物が増えていくのが特徴です。

限定品という言葉に弱い


収集癖がある人は、大体において「限定品」という言葉に弱いのが特徴です。収集癖がある人のほとんどが、「限定品か!ということは、今買わないともう手に入らない!」という切迫した気持ちになります。

したがって、「残りわずか」といった表示がされていると、居ても立っても居られなくなり、買ってしまう人も少なくありません。

とはいえ、買って後悔することはあまりなく、むしろ「限定品が買えた!」と喜ぶ人が多いのが特徴です。

競争心が強い


負けず嫌いな性格と収集癖が合わさっている人は、とかく競争心が強くなるのが特徴です。

特に、自分が好きなものを持っている人に対抗意識を燃やしますので、「あの人が持っているのに自分は持っていないのは悔しい!」となり、同じ物を買います。さらに、相手よりも上を行きたいという競争心から、より多く買うこともしばしばです。

「へえ、1つしか持ってないんだ。私は3つ持ってるよ」といった具合に、相手よりも優位であることを示したいため、本来なら1つで十分な品でさえもより多く集めようとします。

物に執着してしまう


収集癖がある人に共通する特徴に、ナンバリングされた物を集めているばかりに物に執着しがち、というものがあります。

収集癖がある人が執着してしまう傾向が強いのが、ナンバリングされた品の代表とも言える漫画。中でも1巻から始まり、何十巻も発行されているような作品は、執着する傾向がよりいっそう強まります。

その理由は、「ここまで集めたのだから、途中でやめるわけにはいかない」という気持ちになるからです。こうした物に執着してしまう特徴は、完璧主義の人に多くみられます。

収集癖は恋愛にもこんな影響を及ぼすかも!

収集癖は、恋愛にも影響を及ぼす可能性があります。そう聞いて「え、どんな影響?」と気になった人は多いのではないでしょうか。

ここでは、収集癖が及ぼす可能性がある恋愛への影響をいくつかご紹介します。

元カレ・元カノから貰った物を捨てられない


収集癖がある人は、自分で買った物はもちろん、人から貰った物もそう簡単に捨てることができません。貰った瞬間から、収集品の一つになってしまうからです。

そのため、誰から貰ったかはあまり関心がなく、品物そのものが大事になります。とはいえ、彼氏の家でコレクションを見て「これ珍しいね。どこで買ったの?」と聞いた時に、「それは元カノから貰った物」と言われたら、あなたはどう思いますか。

「別れてもまだ持ってるなんて、元カノに未練があるのかな…」と疑いの気持ちを思ってしまうのも、無理はありませんよね。

金欠になりやすい


収集癖がある人の多くが、集めることに価値を見出しています。見つけたら買わずにいられない人も多く、当然のことながらお金の使い方も荒くなるでしょう。

したがって、収集癖がある人は金欠になる傾向が強いです。だとすると、金欠の人と交際したら、デートが安上がりになるのは容易に想像がつきますね。どうしても欲しい物がある場合、「お金を貸してくれない?」と頼まれる可能性も否定できません。

お金の貸し借りが絡む恋愛は、たいていうまくいかないと相場が決まっています。収集癖がある人との恋愛は、金銭面で苦労することが多いかもしれません。

今カレ・今カノと破局しやすい


元カレ・元カノから貰った物を捨てられずに持っている時点で、今カレ・今カノにとっては心証は悪いはず。彼氏がコレクターであることに一定の理解を示しつつも、「でも元カノからの品を残すのはあり得ない!」と感じる女性も多いでしょう。

収集癖がある人の中には、人と張り合って必要以上に購入する人もいます。たくさん買えばそれだけ出費も増えますし、その分、デートで使える費用を削ることになりますよね。

恋人にしてみれば、「そんな物を買うのにお金を使うくらいなら、デートで使ったらどう?」という気持ちになるのも無理はありません。

このため、収集癖がある人は恋人に不満を持たれやすくなり、結果的に破局しやすいでしょう。

過去の恋愛話をする


収集癖がある人は、自分では自覚がないままに、過去の恋愛話をしてしまっていることがよくあります。

例えば、「このブランドバッグは元カレがニューヨークで買ってきてくれたもので…」といった具合です。

収集癖がある当人は、ブランド物のバッグの凄さを話しているつもりなのですが、今カレにしてみれば、過去の恋愛話にしか聞こえませんよね。「だから俺もニューヨークで買って来いってこと?」と捉えられてしまうかもしれません。

品物と過去の恋愛がつながっている場合、本人は収集している物について話しているつもりでも、恋人には過去の恋愛話をしているようにしか聞こえません。これでは良好な恋愛関係になるはずもないですね。

収集癖を直したい人におすすめの克服方法

収集癖がある人の心理や特徴を知るうちに、「自分には収集癖があるんだ…」と気付いた人もいるでしょう。収集癖は悪いものではありませんが、気になるなら直したいですよね。

そこで、ここでは収集癖を改善するための克服方法をいくつかご紹介します。出来ることからトライしてみてくださいね。

使えるお金を制限する


収集癖を直すには、まずは出費に制限を設けることが不可欠です。

収集癖はかなり強い欲求ですので、あればあるだけ買おうとすることも珍しくありません。けれど、それでは間違いなく金欠になります。

したがって、毎月使えるお金に制限を設けるのが一番です。月に1万円と決めたのなら、その範囲でおさまるように購入し、それ以上欲しくても、翌月まで我慢します。

普通、使えるお金には制限がある人が大多数で、「もっと欲しい」と思いながらも我慢していることでしょう。収集癖がある人ほど、使える金額に制限を設けた上でお金を使うことが大事です。

収集すること以外に楽しみを作る


収集癖がある人は、とりあえず手に入れることで満足するのが特徴です。そのため、収集癖を直すには、集めること以外に楽しみを見つけることがおすすめ。

集めることを楽しみにするとお金はどんどん出ていきますので、何かを作ったりして楽しむのが良いでしょう。そうすれば、次から次へと買うことはなくなるはずです。

収集品と無関係な楽しみをあらたに見つけてもいいですし、たとえば手持ちのフィギュアだけを使って作品の世界観を写真で表現するなど、コレクションを活用した趣味を始めるのもいいでしょう。

邪魔なものに目を向ける


収集癖がある人は、整理整頓が苦手なことが少なくありません。もし家や部屋の中が買い集めたものであふれかえっているのなら、あなたは整理整頓が出来ないタイプの収集癖がある人です。

こうした人が収集癖を直すには、まず邪魔なものに目を向ける必要があります。おそらく、いつか使うかもしれないものや、価値があって捨てられないものなどがあるでしょう。

けれど、「いつか使う」と思っていても、たいていの場合、その「いつか」はやってきませんし、「価値があって捨てられない」と思っていたものの価値が、すでになくなっていることもよくあります。

「あっても邪魔になる」と感じるものに目を向け、思い切って処分するなり人にあげれば、空間もスッキリして収集に歯止めがかかるでしょう。

完璧主義な考えをやめる


ナンバリングされた品を収集している人の中には、発行が続く漫画を集め続けている人がたくさんいます。さらに、「実は作品そのものには飽きているけれど、ここまで揃えた以上、全部揃えないと気が済まない」という心理だけで集めていることもしばしばです。

興味を失っている場合、未開封のまま書棚に並んでいることも珍しくありません。こうしたお金の使い方はもったいないですよね。そのためには、「何が何でも全部揃えなければ!」という完璧主義的考えをやめることが大事です。

興味が失せた品は、買取業者に持ち込んだり人にあげたりして、手放してしまうのが一番。目に入らなくなれば、「最後まで集めないと…」という強迫観念から解放されますよ。

収集癖は悪いものではない!気になるなら改善しよう

収集癖という言葉自体、少しネガティブな響きがありますよね。その理由は、お金を際限なくつぎ込んだり、捨てられないといった問題につながりかねないからです。

とはいえ、ストレス発散に役立つといったメリットもあり、収集癖は必ずしも悪いものとは言えません。ただ、自分に収集癖があるとわかって気になったり、恋愛に及ぼす影響が心配なら、改善するのも選択の一つです。

自分にできる克服法を選んで実践し、気になる収集癖を改善していってくださいね。

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