「鈴口」ってなに?どういう意味?
この記事では、男性器の部分のひとつである鈴口を徹底解説!鈴口の意味はもちろん、フェラで責めるときの上手な方法や男性向けのオナニー方法についてもご紹介します。
鈴口とは?
亀頭の先端部分にある、ぽっかりと開いた口のような部分が「鈴口(すずぐち)」です。尿や精液はこの鈴口から出てきます。鈴口という呼び方よりも、専門用語である尿道口と言ったほうが馴染みが深いでしょうか。
尿道口は縦に割れたような形になっていて鈴の割れ目と似ていることから、「鈴の口」と書いて鈴口と呼ばれるようになったといいます。
もともと鈴口は亀頭全体を指していたようですが、現在は尿道口を意味することが多いようです。
鈴口は気持ちいい?
亀頭の一部でもある鈴口は、もちろん性感帯のひとつです。男性器の中でも亀頭は敏感な部分ですが、その中でも鈴口はとても感じやすい場所で、少し触れただけでもかなり強い刺激になります。
鈴口が気持ちいい場所だということは、鈴口を集中的に責めるオナニーが好きな男性が多いことからも分かるでしょう。
その一方で、鈴口を責められたことがないため気持ちよさに目覚めていない男性も多いといいます。それはフェラをするときに鈴口まで舐めてくれる女性が少ないからかもしれません。
鈴口が気持ちいい理由は?
鈴口は、ただでさえ敏感なペニスの中でもとくに敏感な部分だと言われています。なぜなら、鈴口にはおよそ4,000本もの末梢神経が密集しているからです。
鈴口の部分をよく見ると、ペニスのほかの部分よりも皮膚が一段と薄くなっているのが分かります。触ったり舐めたりしたことがある人なら分かると思いますが、感触もすべすべしていて明らかにほかの部分とは違うはずです。
鈴口は粘膜の状態に近いため、刺激に対してより敏感になっているといえるでしょう。
気持ちいい鈴口の責め方
鈴口は敏感な場所ゆえに、ペニスのほかの部分とは違った責め方が必要です。つぎは、気持ちいい鈴口の責め方をご紹介します。
指先でやさしくなでる
鈴口の責め方のひとつは、指先でやさしくなでることです。とても感じやすい場所なので、触れるか触れないかのギリギリのラインで、やさしくソフトに行うのがポイントになります。男性がくすぐったいと感じるくらいのフェザータッチで行うようにしましょう。
ペニスの中でもとくに敏感な鈴口に、やさしい刺激を受けた男性は次第に物足りなさを感じてくるはずです。それでもなおやさしくなで続けることで焦らし効果が高まり、男性をより興奮させることができるでしょう。
鈴口を指先でなでるときは、唾液を垂らしたり我慢汁を塗りつけたりしながら行います。とくに唾液を垂らす姿は、視覚的に男性を興奮させることができるのでおすすめです。
手のひらでなでる
鈴口のなで方としておすすめなのが、手のひらでなでる方法です。同じなでるという方法でも、指先でなでるのとはまた違った快感を与えることができます。
手のひらでなでるときは、手のひらと鈴口との間に摩擦が起きないよう、唾液や我慢汁で鈴口をしっかり濡らしてから行うようにしましょう。この場合も指でなでるときと同様に、触れるか触れないかくらいのフェザータッチでやさしくゆっくり行うのがポイントです。
ローションを垂らす
唾液や我慢汁を鈴口に塗りつけるほかには、ローションを垂らす方法もあります。ローションにはとろみがあるので、敏感な鈴口を保護しながら心地よい刺激を与えることができます。
ローションを垂らすときは鈴口に直接垂らしてもいいですが、ひんやりとした感触にびっくりしてしまうことがあります。一度手にとって人肌に温めてから垂らすようにすると、雰囲気を壊すことなく男性を気持ちよくさせることができるでしょう。
ゆっくり舐める
指で鈴口をなでるほかには、フェラをするときにゆっくり舐める方法があります。亀頭部分を舐めるときに、意識的に鈴口を舐めるようにするだけでも十分効果があるでしょう。鈴口は敏感な場所なので、あくまで男性の反応を見ながら慎重に行うようにします。
舐めると言ってもいろいろな舐め方がありますが、鈴口を舐める場合は舌が直接触れないようにするのがポイントです。舌を唾液で十分に濡らし、鈴口と舌との間に唾液でワンクッション挟むようにしてゆっくり舐めましょう。
フェラで上手に鈴口を責める方法
音を立てて軽く吸う
男性は性的な興奮が高まると、勃起したペニスの先端から我慢汁を出します。まずはその我慢汁を軽く吸ってみましょう。バードキスをするように唇をとがらせて、ちゅっちゅっと音を立てながら軽く吸っていきます。これから鈴口をフェラで責めるという期待をさせることで、男性の興奮度を高めていくのです。
鈴口を吸うときは、男性を焦らすようにあくまでもソフトに行うのがポイントです。音に変化を出したり、吸うリズムを変えたりして単調にならないようにしましょう。
ちょっとキツめに吸う
軽く吸う刺激に男性が慣れてきたら、つぎはちょっとキツめに鈴口を吸ってみます。もともと感じやすい鈴口を軽く吸ってたっぷり焦らした後なので、吸い方を少しキツめにするとより感じる様子を見せるはずです。
ただ、ちょっとキツめに吸うとは言っても神経が密集している鈴口はとても敏感な場所なので、あくまでもソフトに、最初よりも少し強く吸うくらいの感覚で行うようにしましょう。
舌先でチロチロ舐める
舌先で鈴口をチロチロ舐める方法も、男性が気持ちいいと感じる責め方になります。舐めるときは舌に力を入れて先端をとがらせるようにするのがポイントです。鈴口だけをピンポイントで刺激することで、くすぐったいようなじれったいような快感を男性に与えることができるでしょう。
舌をチロチロ動かすときは、なるべく細かく素早く動かすようにします。舌先が触れるか触れないかくらいの強さで鈴口の溝の部分を舐めていきましょう。細かく素早い動きを基本に、ときどき速度を落としてゆっくり責めるのも程よい刺激になります。とがった舌先でツンツンつつくようにするのもいいアクセントになるでしょう。
舌先で軽くはじくように刺激する
口のように開いた部分に舌先を少し差し込んで、鈴口の溝を軽くはじくように刺激しましょう。鈴口を集中して責められるのに慣れていない男性の場合、ぴりぴりとした痛みを感じる可能性もあるので、様子をみながら慎重に行うことをおすすめします。
くわえてから舌でなめる
舌だけで鈴口を十分に刺激した後は、口全体を使ってフェラをしていきます。亀頭部分を口の中にすっぽり入れ、舌のザラザラした面を使って鈴口に新しい刺激を与えていきましょう。
亀頭をくわえてから鈴口の周りをぐるりと一周するように舐めるのもおすすめです。くわえた口をキュッとすぼめてそのまま吸ってみると再び焦らされるような感覚になり、さらに興奮度が高まっていくでしょう。
のどの奥でキュッと締めつける
ペニス全体をくわえるような本格的なフェラのときに、のどの奥で鈴口をキュッと締めつけるのもおすすめです。これはディープスロートと呼ばれるフェラの上級テクニックで、慣れないうちは吐き気をもよおすこともあるので注意が必要になります。
のどの奥までペニスをくわえることができる場合は、亀頭をのどの奥に当てた状態でつばを飲み込むようにゴクリとのどを動かしてみましょう。その動きで鈴口をキュッと締めつけることができるため、とても強い快感を与えることができるはずです。
鈴口を責めるときに注意すべきことは?
これからお伝えする注意点をしっかり頭に入れて、気持ちいい鈴口責めを行うようにしましょう。
強く刺激しない
尿道口にもなっている鈴口は男性器の中でもとくに敏感な場所なので、強く刺激しないように注意しなければなりません。粘膜が外に出ているため、強く刺激してしまうと炎症を起こしてしまうことがあるのです。
鈴口を刺激する方法として服の上から爪を立てるようにして軽く引っかく方法がありますが、服の上からだと加減が分からず強い刺激を与えてしまいがちです。あまり強く引っかきすぎたり長時間刺激しすぎたりするのはやめておいたほうがいいでしょう。
気持ちよくない人もいる
男性の中には鈴口の刺激にあまり気持ちよさを感じない人もいます。鈴口は普段触れることがない部分なので、刺激されるのに慣れていない場合は痛いと感じるだけで、気持ちいいと感じることができないのです。
鈴口には神経が密集しているため、ある程度刺激に慣れていないと過敏に反応しすぎてピリピリとした痛みを感じてしまうことも。このような場合は鈴口を責めても快感を与えることができません。男性が感じているかどうか様子を見ながら慎重に行うようにしましょう。
雑菌が入らないように注意する
鈴口を刺激するときは、尿道口から雑菌が入らないようにすることが大切です。指や手のひらで愛撫するときは清潔な手で触れるようにしなければなりません。鈴口が炎症を起こしてしまうと、排尿時に痛みを伴ったり、下着を身につけるのにも苦痛を感じたりしてしまいます。
鈴口は男性器の一部であるとともに尿道口という大切な器官であることを意識し、鈴口責めをするときは正しく安全な方法で行うように心がけましょう。
膣内射精障害になる可能性がある
鈴口は敏感な場所だけに、集中的に責めることで男性の射精感を高めることができます。ですが、通常は鈴口への刺激だけで射精をすることは難しいので、射精したいという気持ちがあるのに射精できないという射精障害になる可能性も。射精障害になってしまうと、逆行性射精や膀胱炎などのリスクも高まります。
また、セックスのときに膣内で射精することができないという膣内射精障害になる可能性も考えられます。そこまで悪化してしまうと、不妊の原因にもなってしまうので注意が必要です。
男性に質問!鈴口を責められるのは好き?
では、鈴口を責められているときに男性はどのようなことを考えているのでしょうか?男性の意見をご紹介します。
気持ちいいしどんどんしてほしい
「彼女からフェラで鈴口を集中的に責められたとき、新しい快感に思わず声がもれてしまいました。あまりの気持ちよさに、今までにないような表情になっていたかもしれません。鈴口がこんなに気持ちいいところだとは知らなかったので、これからはどんどんしてほしいです」(27歳/男性)
鈴口の快感を女性からのフェラで初めて知ったという男性は少なくないようです。一度その快感を味わったら、気持ちよさにハマってしまう男性も多いでしょう。
あんまり感じないけど積極的なのはうれしい
「鈴口はあんまり感じません。それよりも亀頭やカリを責めてほしいというのが正直なところです。でも、気持ちよくなってもらおうと積極的に責めてくれるのはうれしいので、そのまま続けてほしいです」(28歳/男性)
鈴口の刺激にあまり慣れていない男性の場合は、気持ちいいという快感を得るところまで鈴口が開発されていないことも考えられます。痛みを感じたり不快になったりしていなければ、鈴口責めをフェラのテクニックのひとつとして取り入れるのも変化があっていいでしょう。
彼女が下手なせいかもだけど…正直痛いだけ
「彼女のやり方が上手でないからかもしれませんが、鈴口を責められるのはあまり好きじゃありません。気持ちいいというよりも正直痛いだけなので、ほかの部分を責めてもらえたらうれしいです」(26歳/男性)
鈴口の気持ちよさには個人差があるため、必ずしもすべての男性が鈴口責めを好むわけではありません。たとえ痛みや不快感を感じていても、女性に気を遣って伝えない男性もいるので、男性が気持ちよくなってくれているか確認しながら行うようにしたいものです。
愛されていると感じる
「自分にとって鈴口はおしっこや精液が出るところという感覚しかありません。なので、そんなところを舐められることに愛情を感じてしまいます。ここまでしてくれていると思うと、彼女が愛おしくてたまらなくなります」(25歳/男性)
セックスのときに女性が男性を積極的に責めると、男性はその女性から愛されているということを実感します。また、自分の敏感なところを責められることで女性を愛おしく感じることも。鈴口責めにはそのような効果も期待できるようです。
鈴口だけじゃない?色々な男性器の俗称
亀頭(きとう)
ペニスの先端部分は一般的に「亀頭(きとう)」と呼ばれています。読んで字のごとく、亀の頭のような見た目をしていることからこのような俗称で呼ばれているようです。
仮性包茎の割合が多い日本人男性の場合、通常は亀頭に皮が被っているため外には出ていないことがほとんどです。性的に興奮してペニスが勃起することによって、被っていた皮がめくれて亀頭が出てくるのです。
亀頭は女性器でいうとクリトリスの先端部分にあたるため、男性器の中でも最も感じる部分だと言われています。
カリ
亀の頭のような亀頭の下には段差があります。この部分は「カリ」という俗称で呼ばれていて、一般的に亀頭の大きさに比例してカリの段差が大きくなることが多いようです。
カリの段差が大きいカリは「カリ高」と呼ばれていて、エラが大きく張っている状態になります。カリの段差が大きければ大きいほどセックスのときに膣に引っかかりやすくなり、女性の快感も大きくなると言われています。
竿(さお)
ペニスの中で最も広い範囲を占める棒状の部分が「竿(さお)」で、専門用語では陰茎と呼ばれています。竿は男性器の形やサイズの違いが一番顕著に現れる部分になるでしょう。根元から先端までストレートな形の竿や、中央部分が膨らんでいる竿、根元から先端にかけてだんだん細くなっていく竿などがあります。
竿の部分を上下に刺激することを「しごく」と表現し、しごくことで勃起力や射精感が高まっていきます。
裏筋(うらすじ)
「裏筋(うらすじ)」は、専門用語で陰茎小体と呼ばれている部分になります。ペニスが勃起した状態のときに亀頭の外側に位置している部分で、亀頭と竿の境目にある筋状の部分を指します。
裏筋は最も敏感だと言われている亀頭に続いて感度が高い部分だと言われていて、筋状の部分一帯が性感帯になっています。男性によっては亀頭と同じくらい、もしくはそれ以上に気持ちいいと感じる人もいるようです。
【男性向け】ハマる人続出!鈴口オナニーのやり方
ローションを多めにつける
オナニーで鈴口を集中的に責めるときは、敏感な鈴口を守るためにローションをたっぷりつけるようにします。摩擦を少なくすることで強い刺激を感じにくくなり、心地よい気持ちよさを楽しめるようになるでしょう。
指や手のひらでやさしくなでる
鈴口をローションでたっぷり濡らしたら、指や手のひらを使ってやさしくなでてみましょう。自分自身の指や手のひらだからこそ力加減を調整しやすく、敏感な鈴口ならではの気持ちよさを開発することができます。
指で鈴口の割れ目を上下にやさしくなでたり、手のひらを軽く丸めて鈴口を中心に亀頭全体をなで回したりしてみましょう。これまで鈴口を責めたことがなかった男性も、一度やってみたら病みつきになってしまうかもしれません。
ストッキングで擦る
鈴口オナニーには、女性用のストッキングを使用する方法があります。敏感な鈴口を責めるには、20デニールほどの薄手で柔らかいストッキングがおすすめです。
ローションでたっぷり濡らしたストッキングを両手に持ってピンとなるまで引っ張り、亀頭の先端にある鈴口を集中的に擦るように左右に動かします。靴磨きをするような動きをイメージするといいでしょう。じっとしているのが無理なくらい、強烈な快感を得ることができるはずです。
表面がなめらかな布でこする
ストッキングのほかには、表面がなめらかな布も鈴口オナニーにおすすめです。サテンやシルクなど表面がつるつるした布や、清潔でなめらかなガーゼなどがいいでしょう。
たっぷりのローションを布につけたら、先ほどご紹介したストッキングオナニーのような要領で鈴口を中心に亀頭をこすります。ストッキングとはまた違った感触で、気持ちよさを味わうことができるでしょう。
ローターやバイブを使う
鈴口を含め、亀頭全体を強制的に責めるオナニーをしたいのなら、亀頭責め専用のローターやバイブを使うのもおすすめです。敏感な亀頭を優しく刺激してくれるので、刺激が強すぎるということがなく、射精後の亀頭にも使用することができます。
亀頭責め専用なので安全に使えるうえ、摩擦と振動を同時に与えることができるのでゾクゾクするような快感を楽しむことができるでしょう。
気持ちいい鈴口の責め方を知って男性を悶絶させよう
鈴口はとても感じやすい場所なので、正しいやり方で安全に責めないと痛みを感じたり炎症を起こしたりしてしまう場合も。気持ちいい鈴口の責め方をしっかりマスターして、新しい快感で男性を悶絶させましょう。
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