足を組む人の心理とは?|男女共通
今回の記事では、足を組む人の心理状態を中心に、様々な足の組み方をご紹介していきます。まずは、足を組む人の心理状態「男女共通編」をお伝えします。
リラックスしている
足を組んでいる人は、どちらかと言うとリラックスした状態にあるでしょう。人はイライラしていると足を激しくゆすったりしますが、リラックスしている人はその逆で、足を組んで体と心をリラックスさせています。足を組むと体が楽になると感じる人ほど、この傾向があるようです。
頭を働かせている
頭を働かせたいと考える人も、足を組むことが多くありますよ。頭を働かせたい人には「考えに集中したい」という心理が働いているので、全ての神経を無意識のうちに頭に集中させようとしています。そのため、足に力が入って余計な意識が向かないように、足を組んでいるのでしょう。
距離を取るため
足を組む人には、「相手と距離を取りたい」という心理が働いていることがあります。また、足を隙間なく組むことによって、警戒心を表していますよ。
このような場合、相手の表情にも注目してみましょう。どことなく緊張した面持ちをしてはいませんか?足を組む人は、リラックスしている場合もありますが、警戒していて距離を取りたいと感じている場合もあります。
リラックスしているのか、緊張しているのかを確認したい場合は、相手の表情や体の向きをそれとなく観察してみてくださいね。足を組んで体を丸めるようにしたり、体を左右に向けるなどしている場合は、相手は落ち着かない心理状態でいますよ。
自分を抑えるため
自分を抑えるために、足を組む人もいます。この場合の心理状態には、「言いたいことがあるけどいえない」「実はすごく困っていることがある」などがありますよ。不用意な発言を避けるために、足を組んで自分を守っている状態です。
話しかけても相槌が曖昧で、どこか上の空に感じたら、この状態である可能性が高いです。そのため、できればこちらから、話を切り出してあげてみてくださいね。あなたから会話を切り出すことで、相手の考えを聞き出すことが出来るはずです。
【男女別】足を組む人の心理|男性編
ここからは、足を組む人の心理状態を男女別にご紹介していきます。最初は「男性編」をお伝えしていきますので、恋愛の役に立ててくださいね。
相手の女性に好意がある
足を組む男性には、「相手の女性に好意がある」という心理状態が働いている可能性があります。気になる女性が話を始めると、足を組み、前のめりになることで、話を真剣に聞いていることをアピールしたいという心理が働いています。
他にも、足を組むことで「余裕」を演出したり、自分を大きく見せたい心理が働いていますよ。自己顕示欲が強くなっている状態でもあるので、男性とうまく関係を進めたいと考えている場合は、褒めることでさらに会話が弾む可能性があります。
カッコよくみせたい
足を組むことで、モデルのようにクールに見せたり、足が長く見える効果を狙っている可能性があります。男性は「カッコよくみせたい」と感じるときに、足を組んで自分を演出しようとする傾向がありますよ。
カッコいいと思われたいと考えているので、「注目されたい」「見栄を張りたい」などの心理状態が働いているとも言えますね。足を組むことを「カッコいいこと」と考えている男性に多い傾向でもありますよ。
イライラしている
男性が足を組む仕草の裏には、イライラしている心理状態が働いている可能性があります。イライラしている気持ちを抑えようと、無意識のうちに足を組んでいるのでしょう。腕を組んだり、足を何度もゆすったりしたりする場合もありますよ。
表情からも分かる心理なので、相手がイライラし始めたと思ったら、あまり刺激しないようにしましょうね。
自分を強く見せたい
「自分を強く見せたい」と感じた場合、男性は足を組む傾向があります。特に人との交渉の場で、足を組む心理が働くようですよ。個人的な取引や恋人との話し合いの席などで足を組み、自分を強く見せようとします。そこには、交渉を有利に進めたいという心理が働いているとも言えますね。
話し合いで足を組む場合は、内心では自分が不利だと感じているので、改めて足を組み直すことで状況を打破しようと考えている場合があります。
【男女別】足を組む人の心理|女性編
ここでは視点を変えて、男性読者への恋のアドバイスを交えつつ、足を組む女性の心理についてご紹介していきます。
セクシーさのアピール
足を組む女性には、「セクシーな自分をアピールしたい」という心理が働いている可能性があります。特に脚線美に自信がある場合、この傾向は強くなります。足を組む仕草には足を長く見せる効果もあるので、魅力的な足がさらに強調されることになります。
好意がある男性にする仕草でもあるので、足を組む女性はあなたに好意を感じている可能性がありますよ。
相手を警戒している
足を組む動作はセクシーさのアピールでもあるですが、相手を警戒している場合にもこの仕草が現れることがあります。
相手を避けるように体を右や左に捻っていたり、相手に体の側面を向けるように足を組んでいる場合、さらにその傾向が強くなります。
この場合は、敵意がないことを示すことで、女性の警戒心を解くことができる場合があります。しかし、あまり積極的に話しかけると嫌がられる可能性があるので、女性の表情を確認しつつ会話を進めていきましょう。
リラックスしている
リラックスしている時にも、女性は足を組むことがあります。警戒している時とは違い、肩の力を抜いて、表情も穏やかであることが多いですよ。心理的にリラックスしているので、話に花が咲きやすく、提案も受け入れやすい状態です。
目の前の相手との関係にとてもリラックスしているので、良い友人と思われている可能性が高いですよ。「一緒にいて楽しい」と思われているので、女性に好意を抱いている場合は、チャンスでもありますよ!
関心を持ってほしい
無意識のうちに相手に対して「関心をもってほしい」と感じている場合にも、女性は足を組むことがあります。足を組むことで、優雅さが出たり、知的に見える人もいますよね。
「相手に自分を良く見せたい」との心理が働いているので、関心を引きたい相手の前で足を組む傾向があります。
足の組み方からわかる心理|右足が上の場合
例えば、いつも右足を上にして足を組む人がいませんか?そのような場合でもきちんと、心理状態を読み解くことができますよ。
ここからは、右足を上にするタイプと、左足を上にして足を組むタイプ、それぞれの心理状態をご紹介していきます。身近な人の意外な心理状態を紐解くことができるかもしれませんよ。まずは、右足が上の場合をご紹介していきますね!
常識的な行動を心がけている
右足を上にして足を組む人は、「常識的な行動を心がけよう」と考えている人でしょう。常識的なタイプが多く、慎重に行動する人が多い傾向がありますよ。日本人は右足を上にして組む人が比較的多いとも言われているようです。
そのため、予測のできない事態や、奇抜な行動を嫌う傾向にあります。奥ゆかしいので、恋愛では引っ張るよりも引っ張ってほしいと感じていますね。
仲良くなるまでに時間が掛かりますが、ひとたび仲良くなると、安定した関係を長期に渡って築くことができるでしょう。
消極的でひかえめ
足を組む際、右足を上にして組む人には、消極的でひかえめなタイプが多いと言われています。物事を現実的に捉えているため、ひかえめに見られることが多くありますね。積極的に話しかけられることが苦手で、自然と相手と距離を取りたがることがありますよ。
人からの視線も苦手なので、じろじろ見られると、苦手意識をもってしまいます。ですが、よく気が付くタイプでもあるので、信頼されることが多いタイプでもありますよ。
恋愛でも奥手
右足を上にして組む人は、恋人に引っ張ってほしいと考えることはお伝えしましたが、やはり恋愛に関しては奥手です。ひかえめなタイプなので、積極的に行動することは苦手です。
そのため、なかには誤解されてしまうこともありますよ。あまりにもアクションを起こさないでいると、相手から「好かれてないのかも」と思われてしまうことがあるので、たまには自分から行動を起こしてみましょうね!
一人でいることが好き
右を上にして足を組むタイプの人は、一人でいることが好きなタイプが多いです。みんなでワイワイ過ごすよりも、一人でゆったりとした時間を過ごすことが好きですよ。
人見知りの傾向も強く、大勢といると疲れやすいようですね。何事も自分のペースで進めたいと考えるので、集中している時に話を振られると嫌がることがあります。
右足を上にして足を組んでいる人に話しかけるときは、相手が何もしていないかを確認しておくといいですね!
足の組み方からわかる心理|左足が上の場合
奥ゆかしくて現実的な「右足タイプ」に比べて、左足を上にして組む人には、どのような心理が働いているのでしょうか?ぜひ、参考にしてくださいね!
積極的にいろんなことを試す
左足を上にして足を組むタイプの人は、積極的にいろいろなことを試す傾向があります。性格も、フレンドリーでアグレッシブなタイプが多いですね。交友関係が広いという特徴もありますよ。
次々に色々なことを試すので、常にチャレンジ精神が旺盛です。失敗を恐れないので、アグレッシブに恋愛を楽しむ傾向にありますよ!
人見知りをしない
右足を上にして足を組むタイプとは逆に、左足を上にして足を組むタイプの人は、あまり人見知りをしない傾向にあります。外向的で、誰に対しても友好的に接していきますよ。
一人でいるよりも大勢と居ることを好むので、左足を上にして足を組むタイプの人と仲良くなりたい場合は、二人きりよりも、まずはグループで遊ぶ方が仲良くなりやすい傾向にあります。
自分を持っている
外向的で、交友関係の広い傾向のある、左足を上にして組むタイプですが、しっかり自分をもっている人が多いです。また、価値観が独特なので、人によっては「面白い」「素敵」など好意的に捉えられることがありますね。
意外にも頑固な面も見られるため、左足を上にして足を組んでいるからといって、馴れ馴れしく話しかけると痛い目にあう可能性もあります。
とはいえ、誰とでもすぐに仲良くなれるため、話が上手な人も多い傾向にありますよ。
自由でいることが好き
左足を上にして足を組むタイプの人は、心理的に自由でいることを好む傾向があります。交友関係が広く、大勢といることを好むため、束縛されることを嫌います。
自由でいることで真価を発揮するタイプであるため、恋人が左足を上にして足を組むタイプの場合は、ある程度自由にさせてあげましょう。
恋愛では主導権を握りたがるので、引っ張ってほしいと感じるタイプとの相性が良いですよ。
足の向きやしぐさからわかる心理
頻繁に足を組み替える動作や、つま先の向きなどからわかる心理状態をご紹介しているので、参考にしてくださいね!
頻繁に足を組み替える場合
頻繁に足を組み替える場合、「落ち着かない」「イラだっている」「警戒している」などの心理状態を表しています。初対面の人と話したりする場合、この傾向が多く見受けられますね。
嘘をついている場合も落ち着かないので、頻繁に組み替えます。情緒が安定していないこともあるので、相手の表情や言葉から上手く状況を掴みましょう。
組んだ足のつま先が相手に向いている場合
組んだ足のつま先が向いている方向でも、心理状態を読み解くことができますよ。組んだ足のつま先が、相手側を向いている場合、「好意」や「関心」を意味しています。人は好意がある相手を前にすると、そちらの方へと体が向きがちになりますよね。
発言や表情は取り繕いやすいですが、足はある意味無防備で素直なので、つい、つま先だけでも向けてしまうようです。相手の態度がそっけなくても、つま先がこちらに向いていれば「好意」の表れかもしれないので、その人に気がある場合はチャンスでもありますよ。
しかし、いくらなんでも、いきなり「自分のこと好きでしょ?」などと言われると、誰だって良い気はしませんよね。関心があったとしても途端に薄れてしまうかもしれません。そのため、いくらつま先がこちらを向いていたとしても、突然そのようなことは言わないでおきましょうね。
足を組むことなく足をぶらぶらさせる人の心理
足をぶらぶらさせる人の心の中には、「親しくなりたい」という気持ちがあります。一方で、「この状況に飽きた」「つまらない」といった心理状態を表すことがありますよ。
足をぶらぶらさせて「相手と親しくなりたい」と心理的に思っている場合は、リラックスしており、表情も幸せそうな場合が多いです。他の言い方をすると、浮かれているともいえますね。
逆に、足をぶらぶらさせながら「つまらない」「飽きた」と心理的に考えている場合、視線も相手に向いておらず、会話も上すべりしがちです。表情もどことなくつまらなそうではないでしょうか?
ぶらぶらさせている足の感じも、「ルンルン」といった軽快な感じなのか、ただ単にぶらぶらさせているだけなのか違いがあるため、相手の心理状態を読み解くカギになりますよ。
足を組むことなく両足をぴったりくっつける
こちらは、緊張した面持ちをした人に良く見受けられる状態ですね。足を組まないで両足をぴったりくっつける人の心理には、「警戒心」「極度の緊張」「真面目な人となり」があります。
目の前のことに集中したいという気持ちの表れでもあるので、この場合、それとなく肩の力を抜いてあげましょう。しかし、とてもまじめな人は、自然と足をきっちり閉じて座るので、相手の人柄次第では、単に座っているだけの場合がありますよ。
足を組むことなく足首でクロスしている
足を組まないで、足首だけでクロスしている人をたまに見かけますよね。こちらのタイプは、「ロマンチスト」「無邪気」「空想」などの心理状態を表しています。子供などによくみられる仕草でもありますよね。
リラックスした状況で、妄想している場合に多い仕草でもあるので、足首をクロスさせている人は、何処か「心ここにあらず」に見えるかもしれませんね。
相手に向かって足首をクロスさせている場合は、相手との関係にリラックスしている証でもありますよ。
足を組むことなく広げている人
足を組まずに広げている人の心理には、「開放的」「好意」「リラックス」があります。足を組まずに広げている人は、相手に心を許している状態です。開放的なので、話もオープンになり、いわゆる「ぶっちゃけトーク」をしてくることもありますよ。
相手に好意をもっており、リラックスもしているので、会話も弾みやすく楽しい時間を過ごせます。
足の組み方ひとつで分かる心理
心理状態を紐解くことで、有利に状況を進めることもできるので、積極的に活用していきましょう!
「足を組む」に関する専門家の意見やアドバイス
「足を組む」という動作には、いろいろな心理が隠されている
座っているときに足を組むのが癖になっている人は少なくありません。単に足を組むだけでなく、足を組み替える、左右どちらを上にして組むかなど、「足を組む」というしぐさにはいろいろな心理が隠されているようです。『面白いほどよくわかる!見ため・口ぐせの心理学』(渋谷昌三)には、以下のような記述があります。
「足を組んで座る場合は、リラックスしているときや、不安や悩み事があるときが多いようです。足を頻繁に組み替えるときは、退屈しているか、そのために気分を変えようとしていると考えられます。
女性が男性の前で足を組むときは、相手に興味をもってもらいたいと思っているとみていいでしょう。足を組み替えるところを見せつけるときは、相手の男性にかまってほしい、誘ってほしいサインとも見られ、性に積極的で奔放な女性と思われがちです。
足を組むとき、どちらの足を上にするかでも心理を読むことができます。左足を上にして組む人は、積極的かつ開放的、自分のペースで話を進めたがる傾向があると見なします。右足を上にして組む人は、やや内気な性格で、何事も控えめと見られます。
(中略)
女性が男性の前で足を組むときは、相手を意識している証拠です。
男性の前で足を組む
相手に興味をもってもらいたいと思っている。
足を組み替える
男性に対して、セックスアピールしている。
組んだ足の靴を脱ぐ
上に組んだ足をぶらぶらさせるときは、相手の男性にかまってほし、誘ってほしいサイン。性に積極的な女性ともいえる。」
このように、女性が男性の前で足を組むのは、相手を意識しているサインだという説があるようです。足を組み替える様子を見せつけるのは、男性を誘っている証拠とも見られ、性に積極的で奔放な女性だと思われてしまうおそれがあるので、気を付けたほうがいいでしょう。
「足を頻繁に組み替える人」が発するサインを読み取ろう!
座っているとき、足を何度も組み替える人は珍しくないでしょう。会話中に相手が頻繁に足を組み替えるようであれば、何らかのサインを読み取ったほうがいいかもしれません。『「しぐさ」を見れば心の9割がわかる!』(渋谷昌三)には、以下のような記述があります。
「座っているとき頻繁に脚を組み替えるのは、不愉快な感情を抱いたり、イライラしたときに表れるしぐさ。一般的に脚の組み替えは、三〇分の会話で二~四回が妥当とされ、倍の四~八回になると相手に心理的負担をかけることが、実験から明らかになっています。会話の相手が何回も脚を組み替えたら、話題を変える、場所を変える、会話を切り上げるなどした方が賢明です。
会話中に何度も脚を組み替える人は、自分の意見を言いたくても言えない人か、自分の意見がまとまっていない人。発言の意志がない消極的な人は、何らかの決着がつくのを静かに待ちますから、この場合、積極的に意思表示をしたいのにそれができなくて、フラストレーションがたまっていると考えられます。」
このように、会話中に相手が足を頻繁に組み替えていたら、不愉快な感情を抱いていたり、イライラしたりしているのかもしれません。自分の意見を言いたくても言えない、あるいはなかなか見解がまとまらず、困っている可能性があるので、発言を促すようにしたり、答えやすそうな質問を投げかけたりして、会話の流れを変えてあげるといいでしょう。
<参考文献>
『面白いほどよくわかる!見ため・口ぐせの心理学』(渋谷昌三)
『「しぐさ」を見れば心の9割がわかる!』(渋谷昌三)
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!