「やらみそ女子」ってどういう意味?
まずは、「やらみそ女子」という言葉の意味を知らない人のために、「やらみそ女子」の意味から解説していきます。
やらみそ女子=30代で処女の女性
「やらみそ女子」という言葉は、「30代で処女の女性」という意味です。「やらみそ女子」の「やら」は「やらずに」という意味で、セックスをまだしていない、つまり処女であることを指します。「みそ」は「三十路」のこと。つまり、やらみそ女子とは、セックスをやらずに処女のまま30代になった女子、という意味になるのですね。
やらみそ女子に対して、やらみそ男子という言葉もあります。こちらは、30代で童貞の男性のことです。巷では、童貞のまま30代になると「魔法使い」になる、無双モードが用意されている、などど言われているようです。このように自虐ネタにされているほど、最近はやらみそ男子、やらみそ女子が増えているのです。
「やらみそ女子」の由来は?
「やらみそ」という言葉を聞くようになったのは最近になってから、と感じている人もいるかもしれませんが、実際はかなり昔に生まれている言葉です。初めて「やらみそ」という言葉が使われたのは、1982年に雑誌「プレイボーイ」で開催された「童貞東大生&処女女子大生」の座談会の記事の中でのこと。
当時の風潮では、セックスを経験するのは若い方がいいというセックス賛辞の傾向があり、童貞や処女のまま大人になるのが恥ずかしいと考えられていました。そこから揶揄するように、「やらはた(やらずに20歳)」「やらみそ」という言葉が生まれたのです。今は「やらはた」の方はあまり聞かれなくなりましたよね。
やらみそ女子の割合はどのくらい?
やらみそ女子になって焦ってしまう…という声はよく聞きますが、やらみそ女子は日本でどのくらいいるのか、ご存知ですか?
日本の国立社会保障・人口問題研究所が5年に1度実施する「出生動向基本調査」では、30~34歳のやらみそ女子の割合は31.3%。35~39歳のやらみそ女子の割合は、33.4%となっています。
これは2015年の調査データですが、30代の女性100人のうち30人以上がセックス未経験ということになります。どうやらセックス未経験のまま30代を迎える女性は3割を超えていて、やらみそ女子も珍しいことではないようです。
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