アラサーは何歳から？アラサー女性のお悩みや変化した事について紹介

30歳が目前に迫ってくると、「アラサー」という言葉が重くのしかかってきますよね。しかし、この「アラサー」という言葉は、25歳になった女性にも使われることが多いもの。25歳と30歳では５歳も差があります。一体「アラサー」とは、何歳の人のことを指すのでしょうか。

まずは、「アラサー」がどの年代に当てはまるのかを理解しておきましょう。

「アラサー」の意味

「アラサー」は「アラウンドサーティ（Around 30）」の略で、和製英語です。30歳前後の人に使われる言葉で、良くも悪くも「このあたりの年齢ですよ」という含みがあるのが特徴的です。特に女性は、アラサーと言われると悪いイメージを連想してしまうでしょう。

これは、女性にとって加齢が嫌なものとして捉えられているからです。多くの女性は若さを保ちたいと強く願うもの。だからこそ、アラサーと言われると、自分がおばさんと言われているようで嫌みに聞こえてしまうのです。

しかし、アラサーという言葉が意味するのは、悪いものばかりではありません。中には大人の女性として扱う時に使う人もいるため、自分がその言葉をどう捉えるかが大切になってきます。見方によってはプラスになる部分もある、と前向きに受け止めましょう。

「アラサー」の言葉の由来

アラサーは主に30歳前後の男女を指す言葉です。アラサーの年齢層は25歳～34歳とされますが、具体的に何歳から何歳までをアラサーと呼ぶかは人によって異なります。

また、アラサーという言葉は、2006年頃から使われ始めたと言われています。この時期に発売された女性向け雑誌の中で使用されたのが始まりとされ、「Around 30」を略してアラサーと呼ぶようになりました。今では馴染みがある言葉ですが、意外と歴史は浅いといえるでしょう。

アラサーは、人によって「何歳から何歳まで」という定義が異なります。だからこそ、「アラサーって何歳からなんだろう？」と思う女性も多いでしょう。

そこで、アラサーは何歳からだと思うか、何人かの女性の考えを見ていきましょう！

25歳は若すぎるし27歳ぐらいかな

「25歳は若すぎるので、27歳ぐらいかなあ…。あまりに若すぎると、アラサーと呼ぶのは失礼かなと思ってしまう」（女性/33歳/会社員）

「アラサーは25歳から」と考えている人もいるでしょう。しかし、25歳はまだまだ若い年齢ですよね。そのため、中間をとって「27歳からがアラサー」と答える人がたくさんいます。これくらいなら妥当かなと、多くの人が納得するからです。

また、25歳は男性からも「若い」といわれる年齢といえます。女性だけでなく男性からの意見も合わせることで、より明確な線引きができるようになるでしょう。

20代後半に慣れてくる26歳から

「私は26歳かなと思います。26歳は『20代後半』と呼ばれることに慣れてくる時期だし、『まだまだ若い！』ってアピールするのも痛いと思う」（女性/34歳/会社員）

女性の中には、アラサーの定義について厳しい意見を持つ人もいるようです。25歳と１年しか違わない26歳を「アラサー始まりの年」と定めている人もいます。これは、20代後半になっても「若い」とアピールすることに抵抗があるからでしょう。

人によって若いと定義する年齢が異なるため、「これが正解」という意見はありません。あくまで人それぞれの意見なので、自分がどの年齢をアラサーと定めるか考えてみましょう。

30歳前後くらい

「30歳前後くらいかな。25歳や26歳は、まだまだ若い20代って感じがするから。大人としての魅力で考えると、29～31歳が妥当じゃないですか？」（女性/38歳/会社員）

アラサーの基準をより狭く定めている人もいますよ。この女性のように、同じ20代後半でも25歳と26歳は若い部類に入るため、アラサーと言わないと答える人も。「アラサー＝大人の女性」として定義するなら、29歳からが妥当と考えるからです。

確かに、区切りをつけて考えれば、25歳や26歳はまだまだ若いといえるでしょう。人によって範囲を狭くして考えている人もいるため、アラサーネタを話すときは、相手と認識にズレがないか確認しながら話すと良いでしょう。

25歳超えたらアラサーだと思う

「25歳を超えたらアラサーだと思う。若い若いといっても、四捨五入すれば30歳だし。いつまでも若い子ぶると、逆に自分を老けさせそう」（女性/23歳/会社員）

女性の中には「25歳を超えたら立派なアラサー」と考えている人も。この女性のように、行き着くところは同じだから潔く認めてしまうべき、と感じているからです。また、若さを言い訳のように使うと、逆に老け込む原因になるとも考えています。確かに、現実を見ようとしない姿は、他人から見て快いものではありません。

いろいろな意見があることがわかりましたが、人によって考えが違うからこそ、アラサーの年齢については明言しないのが無難かもしれませんね。

今度は男性から見たアラサー女性の印象を紹介します。

男性から見たアラサー女性は、まさに賛否両論。良い意見もあれば、悪いように捉えている人もいます。自分が男性からどういった目で見られているか知ることで、自分がどう行動すれば良いかが分かるでしょう。

「独身のアラサーは結婚に焦ってる印象」

「独身のアラサーは結婚に焦ってる印象が強い。合コンとかに参加しても、異性にガツガツしすぎじゃない？って感じる」（男性/35歳/会社員）

女性はアラサーになると、結婚を意識しだす人が多くなります。出産へのタイムリミットが迫っているため、早く結婚したいと焦ってしまうからです。女性と違って男性はそうした心配がないので、悠長な目で女性を見るでしょう。

そのため、男性にとって独身のアラサー女性はガツガツしている印象が強くなってしまうのです。少しでも結婚の話をほのめかされたら、狙われていると感じてしまうでしょう。

「女性の人生の分岐点という感じ」

「僕はアラサー女性はそんな悪いものじゃないと思います。人生の分岐点に立っているからこそ、多くのことで悩むんだろうなって」（男性/41歳/会社員）

男性の中には、アラサー女性に対し好意的な意見を持っている人もいますよ。この男性が言うように、アラサー女性はまさに人生の分岐点に立っているところです。これからの人生をどうすべきか迷うステージだからこそ、さまざまな葛藤を抱えてしまうでしょう。

しかし、そうした悩みは人として当然のものです。恥ずべきことではありませんし、誰もが通る道といえます。だからこそ、重く考えすぎないことが大切なのです。

「女性としての魅力が増してきている感じ」

「アラサーは女性としての魅力が増してきている感じがします。若いだけでなく、人としての実りも合わさって、より魅力的になる時期でしょう」（男性/38歳/会社員）

加齢を恐れる若い女性にとってアラサーという年齢は、できれば避けたいものですよね。しかし、男性の中には「女性としての魅力が実る時期」と思っている人も。若さだけでない魅力が生まれる時期だからこそ、前向きに捉えて欲しいのでしょう。

こうした意見を目にすれば、アラサーも悪いものではないと感じられるのでは？プラスになる意見を見ることで、自分の自信へと繋げることができますよ。

「容姿によってはおばさん感が強いかも」

「容姿によってはおばさん感が強い人もいますよね。アラサーは確かに加齢のイメージが強いけど、それでも若さを保つ努力はしてほしいな」（男性/28歳/会社員）

男性の中には、アラサー女性に対して厳しい意見を持つ人もいますよ。しかし、こうした意見は女性を奮い立たせるものとして活用できるもの。年齢を言い訳にせず、いつまでも綺麗でいてほしいという男性の本音を語るものだからです。

そのため、アラサー女性は年齢を言い訳にしないよう美容に力を入れましょう。男性に「おばさん」なんて早くから言われないためにも、大人の魅力に磨きをかけることが大切です。

ここからは、実際にアラサー女性がどんな悩みを持っているかを紹介していきます。

まずは20代アラサー女性の悩みです。20代のアラサーは、焦りを感じる自分に悩む人が多いようです。これからの将来を考えるあまり、暗い気持ちを抱えることも増えるでしょう。

周りがどんどん結婚していくので焦る

20代のアラサーは、年齢で表すと20代後半に当たります。女性として結婚を意識し始める年齢なので、周りが結婚ピークとなれば焦りを感じるでしょう。自分だけが取り残されるような感覚に陥るため、余計に恋愛にガツガツしてしまうのです。

また、周りが結婚によって幸せになっていくと、自分だけが惨めなように感じられます。何をしても満たされないように感じてしまうので、早く結婚したいと余計に焦るでしょう。こうした焦りを上手く解消できないと、負のループにはまってしまいます。

そのため、20代のアラサーは一度冷静になることが大切です。焦りを感じる気持ちを落ち着かせることで、物事の捉え方も変わってくるでしょう。

まだ遊びたい気持ちと結婚したい気持ちで悩む

アラサーといってもまだ20代ですから、まだ遊んでいたい気持ちがあるのも確かです。結婚を焦りつつも、「まだ20代だし」「まだチャンスはあるだろうし」と楽観視する自分もいるでしょう。

自分の中に二つの考えが生まれるようになるため、板挟みになって悩むことが多くなります。自分にとっての最適はどちらか深く考えすぎてしまうので、女性によっては憂鬱な毎日を過ごすことになるでしょう。

人によってどの道が幸せかは異なるもの。すぐに答えを出す必要はないので、しっかり自分と向き合って進むべき道を決めましょう。

安定した職に就いていないことで悩む人も

20代後半女性の中には、安定した職に就いている人もいるでしょう。しかし現在の日本では、安定した職に就いている人は少ないかもしれません。派遣やバイトなど、日々の生活に苦労がある人もたくさんいるでしょう。

そのため、安定した職に就いていないと、漠然とした不安がアラサー女性を襲います。このままでいいのかとさらに悩むことになるので、未来に恐怖する人も。余計に結婚を焦る原因となるため、恋愛でも私生活でもガツガツした印象を与えます。

また、安定した職に就いていても、仕事で悩むことも多いのがアラサーという年代。仕事と私生活で板挟みになればなるほど、多くの悩みを抱えることになるでしょう。

ライフステージが違うだけで壁を感じる

同じ20代アラサー女性でも、人によってライフステージが異なります。例えば、キャリア一直線で突き進んできた女性もいれば、早々と結婚して子を持っている人もいるでしょう。それぞれで立っているライフステージが違うため、違う者同士が対面すると壁を感じます。

既婚者の中に独身者が紛れ込めば、子どもや夫の話を聞かされて頭を悩ませることも多いでしょう。なんの話をされているのか分かりませんし、割って入って持論を広げるわけにもいきません。こうした状況に悩みを抱えてしまうため、既婚者の友達と疎遠になってしまうのです。

互いに理解し合おうとする姿勢があれば、関係は良好に保たれるでしょう。しかし思いやりが欠けてしまえば、話が噛み合わずに「相性が合わない」と感じてしまうのです。

今度は30代アラサー女性の悩みについて紹介します。

年齢が30歳を超えると、女性は恋愛の悩みがさらに強くなるようです。彼氏ができないだけでなく、若さに対するコンプレックスをより強く感じるようになるでしょう。

彼氏がなかなかできない

年齢が30歳を超えると、男性から一区切りつけられるようになります。若さよりも大人としての魅力が増してくるため、付き合いにも慎重になるのです。互いに答えをすぐに出さないようになるため、彼氏がなかなかできないと感じるでしょう。

若い頃は、フィーリングが合えば付き合ったという人もいますよね。しかし、30代にもなると、簡単に相手と付き合うわけにはいきません。将来を考えてしまうため、安易な考えで関係を持つことができないのです。

それだけ互いに真剣に将来を考えている証拠。彼氏ができないことは辛いですが、まずは前向きに「自分は将来をきちんと考えている」と認めてあげましょう。

メイクやファッションが迷走する

今までは自分に似合うメイクやファッションはもちろん、やってみたいスタイルもいろいろ取り入れてきたでしょう。しかし30代になると、それまでのメイクやファッションが似合わない、何をやってもしっくりこないと感じることが増えてきます。

肌の老化が目立ってくると、ますますメイクが迷走するでしょう。また、ファッションも同様に「若い頃と同じものは着られない」と強く感じるようになります。年齢を意識した振る舞いが求められるため、身なりもそれに合わせなければいけないように感じてしまうからです。

自分らしさを表すメイクやファッションは必要ですが、時には年相応のものを身にまとわなければ、「痛い」と言われてしまいます。自分に似合うものを見つけるよう、日々メイクやファッションを研究していきましょう。

若い女性にコンプレックスを感じ始める

20代のアラサー時代には、「まだまだ20代」という心の余裕もあったでしょう。しかし、これが30代になると、途端に若い女性に対するコンプレックスが生まれます。自分もああいったファッションやメイクがしたいと、羨ましくなってしまうのです。

また、何でも挑戦できる姿を見て妬ましく感じる人も。自分の年齢を誰よりも自覚しているからこそ、若い人が輝いて見えてしまうのでしょう。つい慎重になってしまう自分と見比べて、悲しい気持ちを抱える人は少なくありません。

負の気持ちを上手く消化できないと、ますます自分が惨めなように感じられます。ここは負の気持ちで若い子と比べるのではなく、大人の視点から自分を見るよう努めてみましょう！

自分に自信が無くなってくる

アラサー女性の多くは、人生の分岐点に立っているからこそ多くの悩みを抱えています。それらが積み重なることで、次第に自分に自信が無くなっていくでしょう。「こんな自分じゃダメだ」と理解していても、行動する気が起きなくなります。

恋愛も私生活も上手くいかないとあれば、悩むのも当然です。気楽に過ごしていられなくて、多くのことで頭を悩ませます。

しかし、自分に自信が無くなった時こそ、自分を褒めて認めてあげましょう。前向きに捉える心を持たなければ、心も体もますます疲れてしまうでしょう。

ここからは、女性がアラサーになって変化したことについて紹介します。

女性は年齢を重ねると、慎重に判断するようになるだけでなく、体にも変化が表れてくるもの。特に恋愛については見た目や第一印象で決めないようになってきます。

男性を顔ではなく中身で選ぶようになった

女性はアラサーになると、結婚や恋愛にますます慎重になります。20代の若い頃に比べ、結婚をよりリアルに考え始めるからです。自分がより良い恋愛をするために、相手を顔ではなく中身で選ぶようになるでしょう。

自分にふさわしい相手なのか、自分の望む相手なのか、しっかり見極めようとします。少しでも違うと感じれば、一切妥協しない人もいるでしょう。それだけアラサーという事実は、女性にとって重くのしかかってきます。

後先考えずに付き合える年齢ではないからこそ、人を見た目で判断しなくなるのです。もっと年齢を重ねるようになれば、さらに男性を厳しい目で選ぶようになるでしょう。

徹夜が出来なくなった

多くの女性がアラサーになって感じるのは、もう体が若くないという事実。特に徹夜など、若さを意識できるような行動が出来なくなっていきます。すぐに疲れを感じるだけでなく、睡魔に抗うことも出来なくなるでしょう。

また、アラサー女性の中には、日々サプリメントで栄養補給をしている人もいますよね。こうしたサプリに頼っても、徹夜できない事実が重くのしかかってくるでしょう。もう昔のような無茶はできないのだと、多くの女性が理解し始めます。

そして、多くの女性が美容のためにと睡眠を求めるでしょう。潤いや艶のある肌を維持するために、徹夜ではなく十分な睡眠時間を欲するようになります。

スキンケア用品にかなり気を使うようになった

人は体が若いほど、体内のホルモンも栄養量も豊富といえます。しかし、年齢を重ねるとそれらの量が激減してしまうため、サプリメントやスキンケア用品で補わないと若々しい肌や体を維持できなくなります。

そのため、アラサーになるとスキンケア用品に気を使うようになる女性が多いです。若い頃とは違うと実感する機会が増えるため、使うものに気を配るようになります。今まで美容に興味のなかった女性でも、アラサーを前にして意識が変わる人もいるでしょう。

それほどアラサーという事実は、女性の意識を大きく変えるものです。今までと同じ美容方法では補え切れない変化を感じる人もいるでしょう。

行動する前に考えるようになった

アラサーになると、多くの女性は行動する前によく考えるようになります。「これをしていいのか」「これをしても後悔しないか」など、すぐに行動に移すことが少なくなるでしょう。思いつきで行動しなくなるので、失敗も後悔も以前よりは少なくなります。

しかし一方で、チャレンジ精神が欠けてしまうのも事実です。無謀な挑戦をしなくなったといえば聞こえはいいですが、裏を返せば、何でも挑戦してみようという勇気が持てなくなってしまうということです。慎重さが養われたからこそ、失われたものもあるのです。

自分の中でこうした葛藤を上手く消化できないと、逆に後悔することが増えるでしょう。やりたいことがあるなら、年齢を気にせず挑戦することも時には必要ですよ。

アラサー女性なら思わず「あるある」と頷いてしまうネタってありますよね。

ここからは、そんな「アラサー女性のあるある」を紹介していきましょう！思わず頷いてしまうほど、自分に当てはまると実感するのでは？

合コンなどのお誘いがだんだん減ってくる

アラサーになってくると、それまで誘われていた合コンがめっきり減ってしまうという人もいるでしょう。今までは週に何回も参加していた人でも、アラサーになると誘われる回数がだんだん減ってきます。

これは、女性が加齢にともなって結婚を意識しやすいから。特に恋愛にガツガツしているようなら、結婚話ばかりされるのではないかと幹事はドキドキハラハラするでしょう。目的が他のメンバーと違うと感じられるため、お呼ばれが少なくなってしまうのです。

そのため、アラサー女性はガツガツとした印象を与えないように気を付けましょう。アラサーになってもお呼ばれされたいなら、余裕ある振る舞いで大人の女性を演じることが大切です。

「もうババアだから」と自虐し始める

女性の中には、アラサーになることで年齢を感じ「もうババアだから」と自虐し始める人も多いでしょう。自分が若くないと自覚しているからこそ、そうした自虐的な言葉を自分に浴びせるようになるのです。

確かに、10代や20代に比べると、若さでは負けてしまうところもあるでしょう。しかし、こうした自虐は女性としての魅力を曇らせるもの。本当の魅力に自ら蓋をしてしまうことになるので、できるだけ口にしない方が良いでしょう。

年齢という壁に負けずに立ち向かうには、まず自分の精神を若く保つことが大切です。体だけでなく心まで老け込まないように、自らを奮い立たせていきましょう！

ミニスカートが履けなくなる

若い頃には履けていたミニスカートや短パンも、アラサーになると履けなくなります。これは、女性の中に「この年齢でこれを履いたら恥ずかしい」という気持ちが生まれるからです。若い頃ならまだしも、30歳前後の女性が履いたら何かと厳しい意見も貰うでしょう。

自分の中の恥ずかしさだけでなく、周りからの意見や視線を気にし始めるため、今までのようなファッションが楽しめなくなります。履きたいという気持ちがあっても、現実がそれを許してくれないような気がしてしまうのです。

しかし、大人には大人の魅力というものがあります。ミニスカや短パンにこだわらず、年齢に合ったファッションを楽しむことで、より自分の魅力を底上げすることができるでしょう。

周りの目を気にするようになる

若い頃には人の目を気にせずに、何でも挑戦できたという人もいるでしょう。しかしアラサーになると、途端に周りの目が気になるように。自分を厳しい目で判断されているような気持ちになるため、やりたいことが十分にできなくなります。

また、若い人のようにはしゃぐことも少なくなるでしょう。これは「その年齢で」「年甲斐もなく」という外野の言葉が重くのしかかるからです。周りから年齢で判断されるようになるため、行動もおとなしくなっていきます。

アラサーは女性にとっての人生の分岐点と言えるもの。だからこそ、年齢に見合うだけの行動をしようと周囲を気にするようになるでしょう。

人には言えない悩みが多くなる

それなりに人生経験を積んだアラサーにもなると、人としてのプライドが高くなってきます。そのため、今まで気軽できていた悩み相談も人には言えなくなるでしょう。「相談したいけど、言いたくない」という気持ちが大きくなるので、自分で消化するしかないのです。

また、プライドの高い人ほど他への協力を仰げなくなっていきます。自分で何としても解決しようという気持ちが生まれるため、他の人の力を借りることに「負け」を感じてしまうからです。第三者がそうした目線で見ていなくても、自分の中のプライドが許しません。

確かに、大人としてのプライドを持つことは大切です。しかし、必要な時に協力を仰げないと、今後の人生が息苦しく感じてしまうでしょう。

アラサー女性のあるあるは、まだまだ次のようなものがありますよ。

特に女性は、結婚や恋愛で焦りを感じるからこそ「この先どうすべきか」をよく考えるでしょう。人生の分岐点に立っていることを理解し、自分の振る舞いを決める必要がありますよ。

将来について深く考えることが増える

アラサーという人生の分岐点に立っているからこそ、将来について深く考えることが増えるでしょう。例えば、「このままキャリアを優先するか」「それとも結婚を選ぶべきか」など、将来について単純な考え方をしなくなります。

好き勝手できる年齢ではないと自覚するため、深く考え込んでしまうのです。しかし、こうした考えや悩みは悪いものではありません。自分の未来を決める大切な悩みといえるので、正面から向き合うことが大切です。

より良い未来を引き寄せるためにも、自分が選ぶべき未来をよく考えましょう。必要なものを選択するだけでも、自分が一回り大きく成長できたと感じられますよ。

結婚や恋愛について焦りを感じてしまう

結婚や恋愛について焦りを感じるようになるのも、アラサー女性のあるあるといえます。今まではただ楽しい恋愛ができていればよかったと感じる人も多いでしょう。しかし、アラサーになると周囲は既婚者ばかりになってきます。

自分だけが取り残されているように感じてしまうので、自分も頑張らなればと焦ってしまうのです。明確に「結婚しなよ」と言われなくても、周囲が結婚ムードに包まれれば「自分だけ取り残されたくない」と婚活を意識するでしょう。

婚活に力を入れることは悪いことではありませんが、落ち着くことも大切です。焦って結婚を急げば、相手を見誤ってしまうので気を付けましょう。

若い子と比べたり妬むことが多くなる

アラサーになると、ついつい若い子と比べることが多くなるでしょう。「私も若かったら」と思うことが増えるので、妬みの気持ちも生まれてきます。若い子がもてはやされていたら「若いからって…」と妬みをあらわにする人も。

確かに、アラサー女性にとって若さは妬みの対象になるでしょう。しかし、若いことが善でも正義でもありません。大人としての魅力があるアラサー女性だからこそ、ここは広い心で自分を見つめるべきです。

自分には若さに負けないだけの魅力があると自信がつけば、若さを気にすることもなくなっていきますよ。

新しいことにチャレンジできなくなる

アラサーになると、新しいことにチャレンジできなくなる人が増えてきます。やりたいことがあるのに、年齢を言い訳にしてやめてしまうこともあるでしょう。物事に慎重になるため、若い頃のように何でも挑戦する気持ちが生まれなくなるのです。

確かに、物事に慎重になることはとても大切でしょう。しかし、だからといって「やりたい気持ち」を押さえ込む必要はありません。無謀な挑戦ができない年齢と自分で決めつけず、何歳になってもトライする精神を養うことも必要ですよ。

アラサーになると、何かと周りの目や意見が気になるでしょう。そうした意見に負けずにトライできるよう、自分に自信を持ってくださいね。

自分の良さをアピールすることに抵抗を感じてしまう

若い頃は、自分の良さをアピールことに抵抗を感じていなかった人もいるでしょう。しかし、アラサーになると自分をアピールすることに抵抗を感じるようになります。「こんないいところがある！」と無邪気にアピールできなくなるため、消極的になってしまう人も。

これは、自分を売り出すことに恥じらいを感じるからです。アピールすることで周りに悪く思われないか心配になってしまい、言いたいことを主張できなくなります。そのため、恋愛でも受け身になってしまう人も増えるでしょう。

しかし、時には自分をアピールしなければ、自分を理解してもらうことができません。恥じらいを感じず、自分らしさを表現できるよう前向きでいることが大切ですよ。