今の仕事に興味が持てない…転職すべき?
今の仕事に興味が持てないからと、すぐに転職するべきではありません。もしかすると、今はそうした時期に差し当たっているだけかもしれませんからね。そのため、よく転職のタイミングを見極めることが大切です。
本当に今の仕事が合わない、苦痛と感じるなら転職するのも良いでしょう。しかし、単に「暇」「つまらない」といった単調な理由なら、よくよく考えた方が身のためですよ。
興味がない仕事は苦痛…あるあるな悩みとは
配属された部署が興味のない仕事ばかり
「配属された部署が興味のない仕事ばかりで、正直やる気を持てという話が無理です」(男性/33歳/会社員)
新たに配属された部署が興味のない仕事ばかりだと、それまで持っていたやる気まで失ってしまいますよね。仕事へのやりがいややる気は、自分の仕事への興味と比例するため、興味が持てないと単なる苦痛を感じる作業となってしまうでしょう。
転属届をすぐに出せれば良いのですが、配属されたばかりだとそれも難しく、苦痛をより感じてしまいます。早めに対策しないと、それこそ仕事が嫌になるでしょう。
興味が湧かず、仕事を覚えられない
「仕事に対して興味が湧かず、仕事の内容も覚えられません。やりがいのある仕事なら覚える気もするんですがね」(男性/25歳/会社員)
自分が思い描いていた仕事ではないと、興味が湧かない人もいるでしょう。特に興味が持てないと、仕事内容を覚える気すら起きないという人もいます。それだけ仕事への興味は、やる気に繋がるものです。
何か環境を変えるチャンスがあれば良いですが、それもなく単に仕事を続けるだけでは、他の人にも迷惑がかかります。仕事を覚えられないダメな人というレッテルも貼られてしまうでしょう。
刺激がない仕事ばかりで単調すぎる
「刺激がない仕事ばかり回ってきて、単調な日々を過ごしています。どの仕事も刺激がなく、苦痛なものです」(男性/30歳/会社員)
人によってはやりたくもない仕事が回ってきてしまうこともあるでしょう。そんな仕事ばかり続いてしまうと、単調な日々が苦痛に感じます。刺激がない、興味がない仕事は単調に感じる原因です。
自分の時間を無駄にしているかのような錯覚にも陥るため、早めの対処が必要でしょう。転職や転属ができないか、上司に相談することも必要ですね。
単調な作業ばかりで飽きてきて苦痛
「単調な作業ばかりです。変化が伴わないので飽きてきて苦痛です。本当は変化がある仕事で刺激を得たいです」(男性/28歳/会社員)
データ入力や包装など、同じ作業を続ける仕事は特に単調だと感じやすいです。変化が伴わない仕事は興味が湧きにくいため、特に苦痛に感じてしまう人もいるでしょう。時間が経つのも遅く感じ、毎日が苦痛の連続という人もいます。
大事な作業であるものの、変化が欲しい人にとっては苦痛に感じやすいですよね。適材適所という言葉もあるため、苦痛が続くなら転職も必要でしょう。
興味がない仕事は今すぐ辞めるべき?
好きなことを仕事にしている人は少ない
転職を考えているとしても、一番覚えていてほしいのは「好きなことを仕事にしている人は少ない」ということです。誰しも好きな職業に就けるわけではありませんし、好きなことだけ選んで仕事できるはずがありません。
誰だって好きな仕事が選べたら、今頃転職を考える人は溢れかえっていないでしょう。そのため、自分がやりたいと思っている仕事があっても、必ずしもその職業に就けるとは限らないのです。
自分の理想はいくらかあれど、それを現実にできるとは限りません。好きなことを仕事にしたいと思っている人は、よくよく現実の厳しさも考慮していた方が良いでしょう。
継続すれば興味を持てるかも
今は興味が持てない仕事でも、継続することで興味が湧くこともあります。そのため転職を早急に考えるのではなく、自分の限界まで仕事を続けてみるのも良いでしょう。続けていくうちに、別の面白さややりがいを感じる人もいます。
継続は力なりともいいますし、継続することで自分の力となるものもあるでしょう。興味がないからと早急に割り切ってしまうより、できることがないか探してみるのも一つの方法です。見方を変えれば、仕事に対する姿勢も違ってきますよ。
特に仕事に就いてから間もない期間は、興味が持てずに苦痛に感じることもあるでしょう。しかし1年、2年と続けていくうちに見方も変わってくるため、感じ方にも変化が現れますよ。
仕事が本当に苦痛なら辞めるのも一つの手段
仕事がどうしても続けられない、苦痛を感じてしまうというなら、辞めるのも一つの手段です。苦痛と感じる仕事を続けていても、自分が苦しいだけでなんのメリットも得られないでしょう。
苦痛を感じながら過ごすのであれば、思い切って辞めて転職するのもアリです。しかし転職には時間が必要になりますし、必ずしも次の職場がタイミング良く見つかるわけではありません。
こうしたデメリットをよくよく考え、辞めるか慎重に決めましょう。焦って辞めてもデメリットしか残らないので、よく準備してから辞めることをおすすめします。
興味がない仕事を続けるメリット
安定した生活を送ることができる
例え興味がない仕事でも、続けることで安定した収入は得られますよね。これが仕事を辞める、転職すると話が転がれば、安定した生活が送れるか危うくなり、明日の生活さえ危機を感じるでしょう。
興味が湧かない仕事でも、それなりの収入があるなら続けた方がメリットが多いです。興味がなくても高収入の仕事と、好きなことでも低収入な仕事ならどちらが良いでしょうか?人それぞれでも、多くの人は高収入を選ぶでしょう。
安定した生活は安定した精神に繋がります。興味がない仕事でも、安定して生活できているなら、そう易々と転職しない方が身のためでしょう。
すぐに仕事を辞めると転職しづらい
仕事に就いたのはいいものの、すぐに辞めてしまう人っていますよね。こうした人には、「仕事ができない人」「継続力がない人」「忍耐力がない人」といった評価が付き、次の転職が不利になってしまうでしょう。
1回ならまだしも、これが2回3回と続けば、再就職も難しくなります。もちろんアルバイトであっても同じです。継続年数が少ない内に辞めてしまうと、それだけ面接官に「すぐに辞めるんだろうな」という印象を与えてしまいます。
そのため最低でも1年以上、できれば3年は同じ仕事を続けていた方が良いでしょう。自分の信頼を勝ち取るためにも、せめて2~3年は勤務を続けた方が良いですよ。
興味がなくても自分のスキルに繋がる
例え興味がない仕事でも、続けていくうちに自分のスキルがアップしていきます。特に知らない仕事に対しては、それなりの知識はついていくでしょう。成長が遅くても、得るものは何かしらあるものです。
そのため興味がないとしても、自分のスキルアップのためと割り切ってしまえば続けられます。そしてある程度勤務してから、転職すれば良いのです。これなら継続年数やスキルが身に付いた状態で転職することができます。
次の転職に続けやすいというメリットに繋がるので、興味がなくてもスキルアップのために数年は勤務していた方が良いでしょう。
世間体を守ることができる
すぐに転職すると、「継続力のない」「忍耐力がない」などと、悪い噂を立てられることもありますよね。またすぐに就職できるとは限りませんから、当然職無しになる恐れもあり、最悪の場合はニート一直線でしょう。
こうした状態になると、当然世間体が気になりますよね。そのため興味がない仕事であっても、続けていた方が自分の世間体を守ることができ、肩身の狭い思いをしないで済むでしょう。
世間体を気にしないのであれば問題ないですが、少なからず身内からはとやかく言われるはずです。それらに耐えることができないのであれば、すぐに転職しない方が自分の精神を守れるでしょう。
興味がない仕事を続けるデメリット
やりがいを感じられない
やはり興味がない仕事には、やりがいややる気を感じることができません。明確な目標を持つことが難しいので、ただ与えられた仕事をこなすだけの味気ない毎日を過ごすことになるでしょう。
それこそ時間が過ぎるのも遅く感じ、毎日の仕事が苦痛になります。興味がないというだけでも、精神的に堪えるものです。それほど仕事へのやりがいというのは、意欲ややる気に繋がる活力になります。
しかしそうしたものが湧き上がらないと、単につまらないだけで苦痛を伴う仕事になってしまうでしょう。
成長するまでが長い
やりがいややる気がある仕事なら、仕事を積極的に覚えようという活力が湧いてきますよね。しかし興味がない仕事だと、そもそも仕事を覚える気にすらなりませんから、成長するまでが長いというデメリットがあります。
また成長するまでが長いので、周りからは「使えない」「遅い」「何度教えてもダメ」といったマイナス評価が下されるでしょう。これでは自分も、なぜ仕事をしているのか分からなくなりますよね。
興味がない仕事では肩身が狭い思いをすることも多いため、続けるなら割り切っていくことが求められるでしょう。
些細なことでも大きなストレスとして感じる
興味がない仕事は、とにかく暇で面白みもなく、意欲も感じられません。そうした退屈な日常を過ごしていると、人の忍耐力はどんどん下がっていきます。そして些細なことでもストレスとして感じるようになり、沸点も低くなり、荒れていくでしょう。
自分の精神が荒れていく原因にもなるので、仕事に興味が持てるかどうかは重要なポイントです。些細なことでもストレスに繋がるなら、今の仕事は自分には合っていないことになります。
ストレスを抱えてまで仕事を続けると、果てには鬱になることもあるため、転職するかよく考えた方が良いでしょう。
人間関係が鬱陶しくなる
自分にとって興味がない仕事を続けていると、そこにいる人たちとの関係も面白みを感じなくなります。果てには人間関係が鬱陶しくなり、職場付き合いも減っていくでしょう。それこそ職場で孤立してしまう人もいますね。
仕事に対して興味がないと、職場に対しても興味が持てなくなります。人間関係が良好であれば、まだ救いもあるでしょう。しかし職場の人間関係も悪いとあれば、人間関係を持つことが鬱陶しくなります。
人と話すことすら苦痛に感じてしまう原因になるため、メリットが得られないなら辞めるべきでしょう。
興味がない仕事を辞めるべき?その判断基準
人間関係が良好かどうか
職場の人間関係は、仕事への興味に次いで大切なポイントです。例え興味がない仕事でも、職場の人間関係が良好であるなら続けた方が良いでしょう。人間関係は安定した仕事に繋がるため、興味が持てないからと安易に捨てるものではありません。
例え自分の好きな仕事に就けたとしても、そこでの人間関係が最悪だと、結局仕事は続かないものです。人間関係に悩むことになり、果てには鬱になる人もいます。それだけ人間関係は仕事と切っても切れない関係です。
人間関係が良好であれば残った方が得もあるでしょう。しかしそこまで良くないのであれば、転職しても問題ないといえます。
他にやりたいことがあるかどうか
転職するとしても、次に何の仕事をするかも重要になってきますよね。例えば前からやりたかった仕事がある、こんな職種についてみたいなど、いくらかの希望があるなら良いでしょう。しかし何の希望もないのであれば、転職は待った方が良いといえます。
目的があって転職する人と、目的もなしに転職する人では、その後の仕事の継続年数も変わってきます。やりたいことや興味のある仕事がない人は、転職しても結局すぐに辞めてしまうものです。
そのため同じことを繰り返す恐れがあるなら、むやみに辞めたりしない方が良いでしょう。
今の生活水準を下げられるか
転職を希望している場合で、今の収入が下がってしまう結果になる人は、今の生活水準が下げられるかよく考えてみましょう。収入が変わればそれだけ生活も変わります。収入が下がる場合には、そうした生活のシミュレーションも必要です。
特に数万円単位で収入が下がる場合には、生活の見直しも必要でしょう。貯金の有無も関わってきますし、崩すことも考慮しなければいけません。それこそ自分の思い描いていた未来予想図が書き直しになるでしょう。
今の生活を変えてでも転職したいのか、自分によく問いかけ、考え抜くことが大切です。
新しい職場でもやっていける自信があるか
今の職場を辞め、転職するということは、新たな職場に赴くということです。新しい環境というのは、少なからずストレスを感じます。そこで新たにやっていけるかどうか、自信の有無も重要な判断材料でしょう。
人間関係に対して特に苦労しないのであれば問題ないですが、人付き合いが苦手な人はなかなか自信が持てませんよね。新しい職場が合うかどうか不安がある、人付き合いが苦手で浮いてしまう可能性があると、不安が大きいなら今は動くべきではありません。
新しい職場でもやっていけると自信を持てなければ、すぐに心は挫けます。また転職することになる恐れもあるため、よく考えてみましょう。
興味がない仕事との上手な向き合い方
仕事以外で生きがいを見つける
興味がない仕事に対して、無理にやりがいややる気を持つ必要はありません。無理に持とうとすると、自分が疲れてしまうだけですからね。そのため仕事以外で生きがいややりがいを持つことをおすすめします。
例えば趣味に力を入れるなど、生きがいを感じやすいものに対して全力投球しましょう。仕事に向ける情熱を趣味など、生きがいを感じられるものに投入すれば良いのです。そうすれば、エネルギーを持て余すことなく生活できます。
オンオフをしっかりとつけることで、生活にもメリハリが現れ、興味のない仕事でも、「頑張るぞ!」という意欲が湧いてくるでしょう。
「〇年後までに転職する」と期限を決める
すぐに仕事を辞めることに対してデメリットが大きいのであれば、自分にリミットを課すのもおすすめです。例えば、後数年は頑張ってみる、〇年後までには転職するなど、期限を決めましょう。
リミットができることで、自分を奮い立たせることができます。興味が持てない仕事でも、あと何年頑張れば良いと前向きになることができ、仕事が続けられるだけの意欲が湧き出てくるでしょう。
特に仕事に就きたての頃は、リミットを設けることでやる気を起こすことができますよ。
スキルアップのためと割り切る
すぐに仕事を辞められない場合には、スキルアップのためと割り切ることも大切です。今は苦痛に感じる仕事でも、吸収できる知識や技術があるなら続けた方が、自分の明るい将来につなげやすいでしょう。
知識やスキルがあれば、転職はより有利になります。今は苦痛に感じる仕事でも、身につけられるスキルがあるならば、それを身につけてからでも遅くはありません。より良い仕事に就くためにも、スキルを身につけることをおすすめします。
特に次にこんな仕事に就きたい、専門職を狙っている場合には、その下地となる職場でスキルを磨いた方が良いでしょう。
目標を決めてみる
興味がない仕事を続けていくなら、目標を決めることも大切です。例えば「昇進する」「リーダーになる」といった目標を定めましょう。人は目標があることで意欲が湧き上がりますし、仕事に対する見方も変わります。
また高すぎる目標はすぐに心が折れてしまうので、簡単な目標から立ててみるのも良いですね。簡単な目標を毎日立て、それをクリアしていくことで自分を奮い立たせることもできます。
小さな積み重ねでもコツコツと続けることで評価に繋がります。毎日クリアできる目標を立て、続けていきましょう。
興味がない仕事を辞めると決めたなら
転職先を決めてから辞めたほうが安心
興味がないからといって、すぐに仕事を辞めると生活に困ります。そのため次の転職先を決めてから辞めた方が、生活面で安心が持てるでしょう。辞めてから見つければ良いという考えは、少々甘さが目立ちます。
失業率が増えている日本で、再就職はかなり難しい話です。どんなに高いスキルを持った人でも、必ずしもすぐに転職先が見つかるという保証はありません。そのため、改め転職先を探しておいた方が生活も安心でしょう。
すぐに辞めたい気持ちもあるでしょうが、ここはグッと我慢し、次の転職先を探してから辞めることをおすすめします。
辞める1ヶ月前には退職届を出そう
辞めると決めたのなら、転職先を探すだけでなく、辞める1ヶ月前には退職届を出すようにしましょう。当然何も告げずに辞めることは叶いませんから、そうした意思があることを上司に申し出る必要があります。
また退職届については、各会社によって規定があります。多くは1ヶ月前までの申請となっていますが、中には数か月前、数週間前と規約で決まっているところもあるため注意が必要です。会社を辞めるなら、上司にそうした意思表示をしなければいけません。
当然引き留められる人もいるでしょうが、辞めると決めたのなら、きっぱりと退職届を提出しましょう。
仕事の引継ぎは必ず行うこと
仕事を辞めることが決定したら、仕事の引継ぎも行わなければいけませんよね。特に大事なポストに就いていた人は、次に当たる人のために引継ぎ資料を用意しておかなければいけないでしょう。
引継ぎについては上司から指示がある場合もありますし、自己判断で行う場合もあります。大事な要点を分かりやすくまとめておくと、次に担当する人も安心できるでしょう。仕事を辞めることは自分だけの問題ではありませんからね。
自分の担当していた場所を次の人が行いやすく整えてあげるのも、退職する側の責務でしょう。
公的手続きは不備がないように注意する
仕事を辞め、転職すると決めたのなら、公的手続きにも注意が必要です。特に会社の社会保険に加入していた場合には、国民健康保険への変更手続きが必要になります。これは自分で行うものなので、知らないと税金を溜め込むことになるでしょう。
また次の職場が決まっていない場合には、失業手当の手続きも必要になってきます。仕事を辞めると公的手続きも自然と付きまとうものなので、これらについてもよく調べておきましょう。
次の職場が決まっている場合には、保険加入や厚生年金加入に対しての説明をよく聞くなど、仕事以外でもやることが多くあるので注意が必要ですよ。
興味がない仕事を無理に続ける必要はない
興味がない仕事は無理して続けることはありません。無理を続けると、自分の精神を病んでしまい、仕事による鬱病を発症してしまうケースも多いです。自分を追い詰めるだけの仕事なら、思い切って転職した方が身のためでしょう。
しかし単に興味がないだけで、あとは何の不満もないなら、数年は続けるべきです。そこまで苦痛を感じていないのであれば、続けた方が自分のスキルアップや安定した収入に繋がってきます。
辞める、辞めないは人の自由です。興味がない仕事と上手く付き合っていく道を選ぶのか、それとも辞めるのかは、あなた次第といえるでしょう。
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