そもそも「潮吹き」とは?
「やり方がわからなくてできない…」「AVのようにやっているのにできない…」という男性も安心してください。今回は「潮吹き」のやり方からコツまでを詳しく解説していきます。
「潮吹き」ってなに?そのやり方は?
潮吹きとは、主に「Gスポット」を刺激することにより、尿道にスキーン腺液が溜まり、収まりきらなくなったものが「潮」となって発射することです。よく女性が潮を吹くときに「おしっこがでそう」といいますが、それは同じ尿道を通ってでてくるからです。
また、潮吹きは「女性の射精」とも言われていますが、男性でも潮吹きすることは可能です。今回は女性の潮吹きのやり方なので、男性の潮吹きについては割愛します。
では、次に潮吹きのやり方についてです。潮吹きのやり方は、手マンやペニス等でGスポットを刺激するだけです。「え、これだけ?」と思った人もいるのではないでしょうか。しかし、この刺激の仕方や女性への気配りが、非常に難しいのです。
「潮吹き」の潮の成分や量とは?
先ほど述べた「スキーン腺液」とはなになのでしょうか。
別名「Gスポット分泌液」と呼ばれています。これがいわゆる「潮」と呼ばれるものになるわけですが、基本的に成分は尿と同じだといわれています。
しかし、尿はアンモニア臭がしたり、黄色かったりしますが、潮は「無味無臭」「無色透明」です。さらに、人によってサラサラしていたり、粘り気があったりと、状態が違うことも特徴です。
つまり、セックスの最中に潮を吹いたか失禁したのかは、臭いや色で判断できるということですね。
次に潮の量ですが、1回の潮吹きで出るのは、2〜3mlからカップ2杯までと、人によってだいぶ違います。上限のカップ2杯というのは、女性の膀胱に溜めて置ける尿の量とほぼ同じなので、それ以上の量は出ないということでしょう。
もちろん女性が水分不足の状態であったら、潮の量は少なくなります。
「潮吹き」の役割とは
潮吹きの役割は主に3つあります。
1つ目は、尿路感染症の予防です。
セックスをすると、女性の膣内に指やペニス等の異物が入ります。女性の膣内は非常に感染しやすく、セックスによって感染症を引き起こすこともあり得ます。そこで潮を吹くと、潮が尿道を洗浄し、雑菌が入るのを防いでくれるのです。
2つ目は、精子の生存の手助けです。
女性の膣内は弱酸性ですが、逆に精子は弱アルカリ性となっています。そのため、精子は膣内だと生存するのが難しいわけです。しかし潮は弱アルカリ性なため、潮を吹けば精子の生存確率を上げることができます。
3つ目は、挿入時の摩擦軽減です。
女性の膣内が十分に濡れていない状態で挿入されると、とても痛いです。痛くない状態で潮吹きさせるためには、丁寧な愛撫が必須。そこをクリアして初めて、女性は深い快感を味わうことができます。そうやって深い快感を味わった女性の膣内は十分に拡張されるので、ペニスを受け入れやすくなります。
「潮吹き」の種類
潮吹きには2種類ある、ということをご存知でしょうか?
AVをよく見る人にはお馴染みの「クジラの潮吹きみたいなドバドバ噴射するもの」と、実感としてはわかりにくい「膣の周りがいつもより濡れるもの」に分かれます。
まず、クジラのようなドバドバ溢れる潮吹きですが、これは残念ながらフィクションです。つまり、AV演出のために、AV女優さんが大量の水を飲み、我慢に我慢を重ね一気に放出したり、カメラからは見えない位置にあるホースで水を流していたりしています。
一方、膣の周りがいつもより濡れる方の潮吹きは、気持ちいいと思っていたら水が溢れてきていたといった感じです。ただし、気持ちがよくなくても、生理現象としてでてくる場合もあるので、そこは相手の反応をしっかりと確認することが大事です。
「潮吹き=気持ちいい」とは限らない?
先ほども言ったように、生理現象として起こる潮吹きもあります。これは女性が興奮状態にあるかないかにかかわらず、Gスポットを刺激され続けた結果、膀胱が圧迫されて潮を吹いてしまうのです。
これだと女性は気持ちよくありませんし、むしろ雑に刺激されることによって痛みを感じることもあります。痛みを感じてしまった女性は、潮吹きに対してマイナスなイメージしか抱かなくなるでしょうし、最悪の場合、別れ話に発展する可能性もありますので気を付けましょう。
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