アラサー処女「やらみそ」…やばい?
早い人で10代、遅くとも20代半ばにもなれば大多数の女性は男性経験がありますが、アラサーになっても処女のままのやらみそ女子は確実に存在します。
アラサーの処女率
厚生労働省が2015年に行った出生動向基本調査では、未婚者の性経験の有無も調査項目に入っています。それを見ると、30~34歳で性経験のない女性の割合は31.3%で、3人に1人はやらみそであることが分かっています。
ただしこれは、あくまで未婚者を対象とした調査結果です。総務省が行った国勢調査によると、30~34歳の未婚率は、2015年の時点で34.6%です。結婚している人で処女ということはまずないと思うので、65.4%がすでに結婚しているということを前提に考えてみると、実際はもっとアラサー処女の割合は少ないということになります。
アラサー処女は思ったよりも少ない?
上記のデータからも分かる通り、アラサー処女は確かに存在しています。ですが、割合としてはかなり少なく、予想よりもはるかに少ないという印象です。
アラサーで未婚でも、男性経験があるならまだいいでしょう。しかしアラサーになるまでに男性と交際した経験もなく、そもそもエッチをするチャンスが全くなかったとなると、少々やばいかもしれません。
アラサー処女の心の叫び!
恥ずかしくて誰にも言えない…
「自分がやらみそになるとは全く思っていませんでした。恥ずかしすぎて周りには絶対に言えません」(32歳/女性/会社員)
「とうとう30歳になりましたが、いまだに処女で恥ずかしいです。同世代の子と恋バナもできません。結婚してる子もいるので、自分ばっかり未経験なんて恥ずかしすぎます」(30歳/女性/医療系)
アラサーにもなれば、まわりは経験豊富な女性ばかり。結婚している女性も多いので、自分がやらみそ女子だなんて絶対に言えませんね。
怖くて踏み出せない
「今まで何人かとお付き合いしましたが、男の人に色々されることを思うと、怖くてその先に進めませんでした。今でもまだ怖さがあるので、処女を卒業できる気がしません」(36歳/女性/公務員)
「やらみそ、やらみそと馬鹿にされるけど、セックス自体に恐怖を感じるので、男性に誘われても避けてしまいます」(32歳/女性/会社員)
セックスそのものに恐怖を感じてしまうなら、無理してする必要はありません。でも、周囲からはやらみそ女子と認識され、馬鹿にされてしまう可能性はあります。
そもそも彼氏がいたことがない
「彼氏いない歴=年齢です。とにかく彼氏が欲しい!」(35歳/女性/会社員)
「今まで誰とも付き合ったことがないので、当然ながら処女。彼氏が欲しいとは思わないけど、このままだと永遠に処女でいるしかない」(32歳/女性/自営業)
そもそも彼氏がいない、できない。それだとエッチをする機会がほぼないので、アラサーで処女になってしまうのは当然の流れです。
一生処女なんじゃないかと不安になる
「30代にもなって全くモテずに処女のままだから、結婚もせず、一生処女なんじゃないかと不安になってしまう」(31歳/女性/会社員)
「普通なら若いうちに男性経験があるはずなのに、アラサーになっても処女卒業の見込みがないので、アラフォーになってもずっと処女のままのような気がする」(34歳/女性/会社員)
30年間も生きてきたのに、その間に一度もエッチのチャンスが巡って来ないと、自信を喪失してしまう女性が多いようです。
実はモテる?アラサー処女の特徴《内面編》
実はモテ要素もある、やらみそ女子の内面について見ていきましょう。
厳しい家庭環境で育った
アラサーで処女になってしまう原因に、ガードの堅さがあります。厳しい家庭で育てられた女性は、恋愛に対して気軽に考えることができない傾向にあります。
両親が厳しいので、「ナンパ男について行ったら駄目」「お付き合いする男性はしっかり見極めなさい」などと子供の頃から言われて育ちます。そのため、自由に恋愛を楽しむことができないのです。
ただし厳しい家庭で育っているので、礼儀正しかったり、高学歴だったり、真面目だったりという素晴らしい面もあります。しっかりした女性と付き合いたいと思っている男性から見れば、かなりモテるでしょう。
実はモテるタイプも多い
「私はやらみそだからモテない方なんだろうな」と思ってしまっているアラサー処女のみなさん、それは誤りです。アラサーで処女だと自信をなくしてしまうのは分かります。でも、自分では自覚していないだけで、実は男性にモテるタイプである場合も多いのです。
「私はどうせ…」が口癖のネガティブ思考だと、自分はモテないからアラサーでも処女なのだと勘違いしがちです。でもモテるかどうかは他人が決めることで、やらみその女性本人が決めることではありません。
モテる要素を持っているのにアラサーまでずっと男性経験がないとなると、モテ要素を潰してしまうような他の原因があるように思います。
貞操観念がしっかりしている
男性と付き合うなら、しっかり真面目に。お付き合いを始めたら、浮気なんてもってのほか。アラサーでも処女の人は、貞操観念がしっかりしすぎているために、男性を寄り付かせないオーラをまとっている可能性があります。
しかしこれは、男性にとっては好印象にもなります。遊び慣れている不真面目な雰囲気の女性よりも、貞操観念のある浮気をしない女性の方が、結婚する相手にふさわしいからです。
軽薄な男性を嫌っている
処女を手っ取り早く捨てるには、男性からのエッチなお誘いをあっさり受けてしまうのも方法です。若くして処女を失った女性の中には、若い子目当てのナンパに引っ掛かり、簡単にホテルへ行ってしまったという人も少なからずいるでしょう。
軽薄な男性は色々な女性に声をかけるので、どんな女性も一度くらいはナンパ男にからまれて困った経験があるはずです。しかしチャラチャラしたナンパ男を相手にしないタイプの女性は、そんな誘いには絶対にのりません。そのため、処女を卒業するチャンスが減ってしまうのです。
内向的な性格
アラサーになるまでずっと処女なのは、内向的な性格が原因として挙げられるでしょう。素敵な男性と出会っていたとしても、なかなか積極的になれず、せっかくの出会いのチャンスを逃し続けてしまうのです。
積極性がなく内向的な性格は、よく言えば“控えめ”、悪く言えば“根暗”です。根暗であまり喋らない内気な女性は、男性から見るとあまり魅力的ではありません。
アラサー処女の特徴《外見編》
地味な服装やメイク
「男性=下心」と結びつけてしまいがちなアラサー処女。そんな女性たちは、セクシーな露出や体のラインが出る服など、男性が喜びそうなファッションをあえて避ける傾向にあります。
せっかく大きい胸があるのにあえてダボっとした服を着たり、すらっとした脚を隠してしまうロングスカートを履いたり…周囲の女性たちからすれば「もったいない!」と感じるような服装を好むのが、アラサー処女の特徴なのです。
このパターンのアラサー処女は、ファッションだけでなくメイクも地味になりがち。派手な女性はむしろ男ウケが悪いですが、最低限の身だしなみは整えた方がいいでしょう。
全身ブランド物で固めている
自信なさげにスタイルを隠すアラサー処女もいますが、逆に全身ハイブランドで固めているのもアラサー処女の意外な特徴です。
このタイプの女性は、20代を仕事に捧げてきたバリキャリタイプ。恋愛や娯楽にお金を使う暇もなく仕事に精を出していたら、気づけば処女は私だけ…というパターンが意外と多いのです。
貯まったお金で「自分へのご褒美」として買ったブランド品が、男性にとっては「自立した強い女」というイメージを与えてしまうという皮肉な結果に…
姿勢がいい
「厳しい家庭環境で育った」の項目にも書きましたが、そのような家庭は両親が非常に厳しいです。そういう家では大抵、姿勢についても厳しく躾をされます。
猫背の女性は男性からの受けがとても悪いですが、幼い頃からピンと背筋を伸ばすように教育されてきた女性は、とても姿勢が美しいです。
アラサー処女に対する男性の本音
嫌ではないけどびっくり
アラサーなのにまだ処女だと聞くと、引かれてしまいそうな気がしますが、実はそこまで嫌ではないというのが男性の本音です。「自分を大事にしているのかな」「今まで恋愛する暇がなかったのかな」と、ポジティブに捉えてくれることが多いのです。
ただ、やはり少し驚きの感情はあるようです。アラサーで処女の割合はとても低いので、珍しい人に出会ってしまったような気分になるのでしょう。
なんなら嬉しい!
沢山の女の子と遊びまくっている男性と、まだ誰とも付き合ったことのない堅実な男性がいたら、あなたはどちらを選びますか?おそらく、ほとんどの女性が、後者を選ぶと思います。
それと同じで、男性も堅実な女性を選ぶ傾向が強いです。アラサーになるまでずっと処女だということは、男慣れしておらず初々しい雰囲気もあり、男性からする可愛く見えてしまいます。処女であることは、決してマイナスではありません。
自分が最初の男になりたい
「男性は処女が好き」と書くと身も蓋もないように感じられてしまうかもしれませんが、それが男性の本音かもしれません。単なるセックス目的の相手であれば非処女の方が面倒がなくて楽でしょうが、恋人にするなら話は別です。
自分の彼女の初めての相手が自分だといいのに…と思っていたら、本当に処女だったとなれば、男性はきっと喜ぶはずです。男性なら誰もが一度は「自分が最初の男になりたい」と思ってしまうものです。しかもアラサーで処女ですから、レア感すら漂っています。
真面目な女性なんだなと評価する
アラサーなのに処女と聞いて、「真面目なのかな」と冷静に女性のことを評価する男性もいます。処女だということは少なくとも男遊びをするタイプではないということですし、誰かの不倫相手になっているわけでもなく、性的に奔放な部分がないということです。
世の中には男にだらしない女性も沢山いるので、そういう女性と比較すれば、かなり真面目に見えることでしょう。真面目すぎるのが恋愛面において良いのか悪いのかは置いておいても、少なくとも悪い印象は持たれません。
モテない理由が気になってしまい不安になる
アラサーになっても処女というと、「どうしてそんな歳になるまで彼氏がいなかったの?」「何かヤバイ理由があって、誰も相手にしてくれなかったの?」と不安になる男性も多いです。たとえば美人で可愛ければ、長所を武器にして彼氏を作り、若いうちに処女を卒業するでしょう。性格が良ければ自然とモテますから、そういう女性も早めに処女を捨てているでしょう。
そのどちらでもない女性となると、まるで良いところが全くないかのように見えてしまいます。実際には良いところもあるかもしれませんが、他の男性が30年も相手にしなかったという事実があるので、「どこかに悪い部分が隠れているのかな」と思われてしまうのは仕方のないことです。
アラサー処女が陥りがちな恋愛失敗談
誘いを断り続けていたら振られた
「男性から誘われることはたまにありましたが、もっとイイ男が現れるだろうと高をくくり、お断りしまくっていました。でもお声がかかるのは20代の時だけで、アラサーになったらパッタリ。おかげで立派なアラサー処女です」(32歳/女性/会社員)
「仕事が忙しくて、せっかくできた彼氏のデートの誘いを断り続けていたら、見事にフラれました。おかげでアラサーになった今でも処女のままです」(31歳/女性/公務員)
男性の方から熱烈なアプローチが沢山来るのは、若い頃がピークで、アラサーになるとお誘い自体がなくなってしまうこともあります。お誘いを断り続けていれば、やらみそ女子へ一直線です。彼氏がいたにもかかわらず処女を卒業できなかったのは、とても惜しいですね。
学業や仕事優先で合コンに参加しなかった
「ずっと仕事一筋だったので、合コンに誘われても断っていました。今思えば、合コンに行っていればアラサーで処女なんてことにはならなかったのかも」(36歳/女性/会社員)
「大学生の時は資格取得の勉強で忙しく、社会人になったら仕事中心で、合コンなどに行ったことがありません。やらみそになるくらいなら、たまにはサボって合コンに行くべきだったかな」(34歳/女性/会社員)
合コンは男女の大事な出会いのチャンスです。しかし学業や仕事に専念しすぎた結果、合コンなどに全く参加せずに過ごしてしまい、気がつけばアラサーという女性もいます。30代になると合コンに誘われる機会自体が減る上、仕事がさらに忙しくなって行けなくなる可能性が高まるので、若い頃に行っておいた方が良さそうです。
焦りすぎて相手にドン引きされた
「20代後半にしてやっと初彼氏をゲットして浮かれていましたが、早く処女を卒業したくてこちらからアピールしまくったら、彼氏にドン引かれてフラれてしまいました」(31歳/女性/会社員)
「30歳までに処女を捨てたくて、とにかく色んな男性にアプローチしまくりました。でも周りから見るとアラサーで焦っているのがバレバレだったようで、引かれてしまってお付き合いできませんでした。そのまま彼氏ができることなく、なんとやらみそに…」(32歳/女性/アルバイト)
アラサー処女になるのを恐れるあまりに焦ってしまう気持ちは分かりますが、あまりガツガツしすぎると、男性に引かれてしまいます。やらみそにならないためには、焦らないように気を付けるか、焦りを表に出さないようにするなどの努力が必要です。
好きでもない人とお付き合いしてしまった
「処女を捨てたいと思うあまり、全く好みじゃない男と無理矢理付き合いました。処女を卒業できたのはいいけど、感動は特にありませんでした。好きな人が相手なら、ちょっとは感動したのかもしれません」(34歳/女性/会社員)
「友達にやらみそであることをバカにされたので、勢いで適当な人と付き合って処女を奪ってもらいました。でも、好きでもない人に大事な処女をあげちゃって、今では損した気分です。もうちょっと相手を選ぶべきだったかな」(33歳/女性/会社員)
「誰でもいいから処女を奪ってほしい」と焦ってしまうと、処女を卒業できたのに、後悔してしまうかもしれません。
アラサー処女でも結婚できる?
最近は晩婚化が進んでいるので、アラサーで結婚するということが珍しいことではなくなりました。アラサーの独身男性もいますから、積極的に探せば、ぴったりな相手が必ずいるはずです。男性の方は、男慣れしている女性よりも、初々しい処女の方に魅力を感じやすいでしょう。
アラサーが処女を捨てるには
アラサーが処女を捨てるには、どうすればいいのでしょうか?処女卒業のためのポイントをご紹介します。
理想のハードルを少し下げる
男性と付き合う時に、相手に求める理想が高すぎるために、なかなか相手が見つからないというケースは多いと思います。男性を選り好みしているので、アラサーになっても男性とお付き合いすることができません。相手に求める理想が変わらなければ、アラフォーになっても処女のままである可能性まで出てきます。
どうしても妥協したくないという場合は、ほんの少しでもいいので理想のハードルを下げてみましょう。そうすれば選択肢が増え、お付き合い可能な条件を持った男性が見つかりやすくなります。絶対に処女を捨てたいと願っているのであれば、理想をかかげるのはやめて、インスピレーションの合った男性とお付き合いしてみると意外とうまくいくかもしれません。
合コンでお持ち帰りされてみる
合コンに行くと、純粋な出会い目的ではなく、いわゆる“お持ち帰り”を目的に参加している男性がいることがあります。普通であれば、「今夜このあと一緒にどう?」なんて言われたら、「そういう目的の人はお断り!」と感じてしまうでしょう。ですがそんなにガードがかたいと、ずっと処女を守り続けることになってしまいます。
合コンではお酒を飲むことも多いと思うので、アルコールの力を借り、勇気を出して「いいですよ」と言ってみましょう。アラサーにもなれば、見知らぬ男性と酔った勢いで一夜を過ごすなんてことはおかしいことでも何でもありません。
出会い系で相手を探す
合コンや婚活パーティーに行っても、何の収穫もなく帰宅することは多いですよね。どうしても今すぐに誰かとお付き合いしたいのであれば、出会い系を活用してみましょう。出会い系は怖いというイメージがありますが、メッセージ機能を使って相手がどんな人なのかを見極めてから会うようにすれば、そこまで危険はありません。
出会い系というとセックス目的の男女ばかりが登録しているというイメージが強いですが、実は婚活中の人も多く登録しており、そういう人はたいていプロフィールに「結婚相手を探している」と記載しています。そのような相手であればそこまで警戒する必要はありません。
お付き合いしていく中で処女を捨てられるかもしれませんし、うまくいけば結婚までたどり着くことも可能です。
セックスに対する恐怖心をやわらげる
やらみそ女子の中には、セックスそのものに恐怖心を抱いている場合があります。確かに、経験したことがないことに対しては、誰もが恐怖心を持ってしまうものです。しかし、未経験なのを言い訳にずっと恐怖を感じていたら、いつまでたっても処女を卒業できません。
セックスに対して強い恐怖心があるのなら、ロマンチックなラブシーンがある小説や映画などを見て、他の人がどんなセックスをしているのか知るのはいかがでしょうか。小説や映画の中のラブシーンは現実とはかなり違いますが、イメージトレーニングにはなるはずです。
「セックスは怖いものじゃない」「セックスをするのは幸せなことだ」と思えるようになれば、恐怖心はかなり薄れるはずです。
“アラサー処女卒業”は焦らずに
晩婚率が上がってきている昨今ですが、だからといってアラサー処女の割合が特別に多いというわけではありません。「ほとんどのアラサー女性は、既婚未婚にかかわらずセックスの経験がある」という調査結果を見て、ショックを受けてしまった方もいるのではないでしょうか?
しかし、無理に処女を捨てる必要はありません。今回ご紹介したポイントを意識すれば、今からでも処女を捨てることは可能です。でも、焦ってしまうと男性に引かれてしまい、処女卒業の時は遠のきます。
処女を捨てたいのであれば、焦らずに行動を起こしましょう。アラフォーまでに処女を捨てるくらいの気持ちでいれば、自然とその時はやってくるはずです。地道に努力して、やらみそ女子脱却を目指しましょう!
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