そもそも「ツンデレ」とは?
ここでは「ツンデレ」の意味から、ツンデレな人の特徴、胸キュン必至な台詞までご紹介します。
「ツンデレ」とは
澄ましたようなクールな態度を表す「ツンツン」と、好きな人に対しての甘々な態度を表す「デレデレ」を掛け合わせたのが「ツンデレ」です。
ほかの人の前ではポーカーフェイスなのに、恋人の前になるととたんに緩んだ顔になることや、内心嬉しいのに平静を装って嬉しくない台詞を言ってしまうような、あまのじゃくな態度のことを言います。
そのギャップにキュンキュンさせられてしまう!というツンデレ好きは少なくないので、気になる人、好きな人に意図的にツンデレな態度をとることで、一気に恋が加速することもあるようです。
「ツンデレ」と「ヤンデレ」の違い
「ツンデレ」と似た言葉で「ヤンデレ」というのがありますが、同じくネットやアニメの世界で生まれた言葉で、こちらは「病んでる」と「デレ」の合成ワードです。
相手のことを好きすぎるあまり精神を病んでしまった状態で、心の内では、いきすぎた独占欲が静かに暴走しています。
それだけ想われているということですが、素直に喜べない危うさがあります。
どちらも相手のことを好きだから出る態度ですが、明るいイメージのあるツンデレに対して、どちらかというと、暗いイメージのあるヤンデレ。イメージは正反対ですね。
ツンデレな男子・女子に共通する特徴《その1》
照れ屋
まずは「照れ屋」であることです。
嬉しさなどの感情をストレートに出すのは恥ずかしいからと照れ隠しをした結果が、自然と「ツンデレ」になっています。
ふつうなら相手にお礼を言われると、笑顔を見せながら「どういたしまして」などと言うところであっても、そっぽを向いて「別に…」なんて言葉がでてしまうのは、照れ屋だからかもしれません。
傷付きやすい一面がある
つぎに「傷付きやすい」ことです。
ツンデレな人は、実は繊細です。相手のちょっとした態度や言葉でグサッとやられてしまいます。そして平気な顔をしていても、内心はひきずりがち。
本人も無意識かもしれませんが、ツンデレな強い台詞や態度は、傷つかないように自分の心をガードするためのものなのです。
あまり自分をみせない
自分をさらけ出すと、それだけ傷つくことも増えるものです。ひとつ前の「傷つきやすい」という特徴があるので、心の内を見せないようにしがちな部分があります。このような人が自分を隠そうとするのを見て、取り繕っていることがわかってグッとくる人も多いはずです。
また、嬉しさや感謝をストレートに伝えるのも苦手なため、そんな姿ははたから見ればツン度全開です。
とはいえ、誰の前でもクールな人は、いったん心を許した恋人と二人きりになると、逆にデレまくることもあります。ツンデレ男子・ツンデレ女子と付き合うことの醍醐味ですよね。
本当は優しい
じつは優しいのも、ツンデレな人によく見られる特徴です。決していじわるでツンツンしているのではなく、人と接するのに抵抗があったり、ちょっと不器用なだけなんです。さらに相手が好きな人であればなおのこと、思った通りに振る舞えなくなります。
一見冷たい言葉であっても、奥に秘めたやさしさが見えるのが、ツンデレ人気の理由の一つでもあるのでしょう。
人目を気にする
人の視線やどう思わているかが気になる人も多いようです。気持ちを見透かされるのが苦手なので、自分の言動を必要以上に意識してしまいがちです。
ましてや相手に好かれている自信がないのに、好意があることを見抜かれるなんてもってのほか。ばれないように、悟られないように、必死でつくろった結果として出てくるのが、クールで強気な台詞なのでしょうね。
ツンデレな男子・女子に共通する特徴《その2》
気配り上手
ツンデレな男子・女子は、人をよく観察しています。
他人の目線を気にするだけでなく、人のことも良く見ているので、だれかが困ったりしているといち早く気が付きます。それが好きな相手ならなおさらです。
好きな人の場合、カバーしたりフォローしたりする回数も自然と多くなってしまうので、好きだとバレる可能性は上がりますが、それ以上に、相手には「いつも気にかけてくれて優しい人」という好印象も与えているようです。
口下手
思うことはいろいろあっても、言葉にするのが得意ではないのが、ツンデレな人達です。そうなると、男子は特に、ものすごくクールで寡黙な性格にみられているかもしれません。
なので「近寄りがたいなぁ…」と感じるあの男子も、実は口下手なだけということもありえます。ツンデレの才能を秘めた逸材の可能性もありますよ。
意外とわかりやすい
必要以上に距離を置いたり、あわてて否定したりするのは、周りから見ると結構不自然な振る舞いです。隠そうとすることばかりに意識がいって、逆に意外とわかりやすくなっています。
相手や周りが察しの良いタイプだと、「え?もしかして私のこと…」「もしかしてこの子のこと…」と気づかれることも少なくありません。
でも、本人はつくろっているつもりではあるので、そこがまたカワイイ胸キュンポイントです。脈があるのかないのかわからない状態で、しばらくこういう関係を楽しむのも楽しそうですね!
頼るのが苦手
気が利く反面、自分が困っているときや行き詰ったときに助けを求めるのは、ちょっぴり苦手です。
人に負荷をかけたくない、迷惑をかけたくないという気遣いの気持ちが、裏目にでるのかもしれませんね。
こちらがさっと手助けしてあげたときなどには、相手は表情にこそ出しませんが、絶対に感謝の気持ちでいっぱいのはずです。壁を作りがちなツンデレ男子・女子ですが、ただ不器用なだけですので、怖がらず心の距離を少しずつ縮めていきましょう。
可愛いツンデレ台詞&言葉集《女子編1》
「別に好きとかじゃないから」
文字にするとなんでもないように見えますが、実は内心焦りまくりのツンデレ女子。「ああ、どうしよう!もしかしたら好きってばれちゃったかもーーー!」と心の声がきこえてきそうなくらい、焦る姿が見られるかもしれません。
相手の男子がもし恋愛感情を意識してなくても、顔を真っ赤にしてこんなこと言われればドキドキしてしまいますよね。
「あんたのためじゃないんだからね!」
休んだ日に重要なメモやノートを代わりにとってくれたり、欲しいと以前話したアイテムを持ってきてくれたり。男子が「わあ、僕のためにありがとう」なんて言おうものなら、この台詞が飛んできそうです。
明らかにわざわざ自分のためにしてくれたことなのに、「あんたのためじゃないんだからね!」なんて言われたらびっくりしますよね。
男子に余裕があれば、ニヤッと笑って「へえ、じゃあ何のため?」なんてサラリと聞き返してみても楽しそう。言葉に詰まるツンデレ女子が拝めるかもしれません。
「暇だから付き合ってあげる」
念願のお出かけのお誘いにも、本当は嬉しいくせにこんな台詞を返してしまうのが、ツンデレ女子です。でも、なんだかんだ言いつつ一緒に出かけるんですよね。
そして、待ち合わせをすれば、約束の時間よりうんと早く着いてしまうこともあるようです。
男子には、その隠しても隠しきれないご機嫌さが、一層愛しく思えますね。
「たまたま目についたから」
どこまでも正反対の台詞を言うのがツンデレ女子です。好きな男子のために時間をかけて選んだ誕生日プレゼントだって、彼女にかかればこんな言葉になるでしょう。
男子にはぜひ、ツンデレな女子の気持ちを分かってあげられるほどの、心の余裕とおおらかさを持っていてほしいものです。
「別に早起きとかしてないし!ついでだよ、ついで」
学校、職場や、ピクニックデートで手作りのお弁当を持参したときには、こんな台詞。きっと早起きして頑張って作ってくれたのでしょうね。
これなら会話中などに少し眠そうにしていたり、あくびをしていても、男子は大きな心で許しちゃうでしょう。
「素直なコの方が好き?」
根っからのツンデレ女子は、心の中でいろいろ葛藤していても、結局いつも好きな人を突き放してしまうことが多いです。それゆえに「どうして素直になれないんだろう」と本気で悩むものかもしれません。
男子は、ふとしたこんな素直な台詞に、女子の内面が見えてハッとします。そのままの君で大丈夫だよ、って言ってあげたくなりますよね。
可愛いツンデレ台詞&言葉集《女子編2》
「あ…、ありがと」
普段がツンデレだからこそ、一層価値の増す「ありがとう」という台詞。ちょっぴりテレながら言われたら、もうそれだけで男子が恋に落ちてしまうのもわかります。
「もう!全然気が利かないんだから…」
お祭りなどの人混みでは、はぐれてしまわないかが気がかりです。そんな時に、こんな台詞で悪態をつきながら手をつないで来られたら、男子はもうドキドキ!
女子から手をつないでくるシチュエーションは、ちょっと奥手な男子の憧れかもしれません。どんなに自分に自信のない男子でも、少なくとも嫌われてない、好意があることは伝わるはずです。
「風邪ひいたんならLINEくらいしなさいよ」
こんな時も、ツンデレ女子はやっぱり命令口調な台詞です。
一人暮らしの体調不良は心細くもあるもの。その気持ちがわかるからこその、この台詞です。口調は強くても、気遣いをしっかりと感じられます。
気になる先輩や上司からこんな台詞を言われたら、もうドッキドキですね!
「寂しくなんかないし」
部署やクラスが離れたり、なかなか会えなかったり、連絡ができないことに「ごめんね」と謝る男子に対して、目一杯の強がりな台詞です。本当は寂しいけど重い女になりたくない、という健気な女心が伝わります。
「私は全然大丈夫だし」と口では言っていても、本当は寂しいはず。男子のほうから気にかけてあげると、とても喜ばれるでしょう。
「…楽しそうだね」
文字とは裏腹に、声色がちょっと穏やかではないなら、確実に嫉妬からの台詞です。好きな男子が誰かほかの女子と楽しそうに話していたのが気に食わなくて、苛立っているのでしょう。これにはちょっとだけヤンデレ要素も感じますね。
こんなときは「〇〇と話すほうが楽しいよ」とサラリと言ってあげると、きっと赤くなって「何言ってるのよ…!」なんて台詞が飛び出すかも。ツンデレのダブルパンチです。
「ちょっと近すぎ…! ひ、人が見てるからッ!」
もし台詞に合わせて突っぱねられても、ショックを受けなくても大丈夫そう。だって、問題は「人が見てる」ってことですから。人が見ていなければ問題ないので、あなたには好感を持っていることが透けてみえちゃっています。
その余裕のなさがまた可愛らしく、男性の心をくすぐるツンデレポイントです。
可愛いツンデレ台詞&言葉集《男子編1》
「勘違いすんなよ。別に深い意味ないから」
勘違いしてなくても、これを言われれば勘違いしてしまいそうになる台詞です。
クールで大人っぽいと思っていた男子からこんなことを言われると、もしかして彼も内心ドキドキしているのかも!?と思っちゃいますよね。普段の冷静な彼のことが一気にカワイく見えちゃうかも。メッキをはがすチャンスの到来かもしれませんね。
「お前のためじゃないからな!」
「じゃあ、何のためなの?」 と素で受け止めるのはよくありません。
気になる男子が優しく自分のために何かしてくれた、なんてことがあれば、その優しさだけでキュン要素十分なのに、もし赤面しながらこんなこと言われたら、「もしかして意識してくれてるのかも」と思っちゃいますよね。
余裕のある女子なら、「じゃあ、誰のためにしたのよー」と突っ込みたくなるツンデレ台詞です。
「別に…暇だったから」
暇だからって、わざわざなんとも思っていない女子を手伝ったり、一緒に出かけたりするでしょうか?
時間は彼にとっても貴重なもの。そうやすやすと人のために割くものではありません。そのため、このような台詞を言ってきたときは、喜んで用事に付き合っていると思われたくないがためのカモフラージュと受け取っていいでしょう。
「手、冷たすぎじゃね?」
またまた照れ隠しのちょっぴり上から目線の台詞ですが、もちろんこの台詞のあと、手をつないでくれるのまでがセットです!
こんな胸キュン行動をしてくれるのなら、かなり寒くても手袋せずにスタンバイしていたくなりますよね。寒い日に手をつなぐという発想をしてくれるのはもう、「好きだから」以外には考えられません。
「せっかくだからもらってやる」
バレンタインにチョコを渡したけど、あまり喜んでもらえてないような…。 でも大丈夫、ツンデレ男子の心の中はきっとバラ色です。
話術にたけたモテ男子なら、にっこりほほ笑んて「ありがとう」と言うのでしょう。一方のツンデレ男子ときたら、「ちゃんと食えるのか?」「しかたねぇからもらってやる」なんて台詞。
でも、あげた女子本人が一番分かっています。人目のないところで、ガッツポーズしたりニヤニヤしたりしている姿が目に浮かびませんか?
全力で嬉しいのに、言葉にできないのがツンデレ男子です。きっと大切に食べてくれるかとおもうと、こちらもニヤニヤが止まりませんね。
「こ、こいつとは、ただの幼なじみだ!」
本当にただの幼なじみとしか思っていないなら、友人に2人の関係を聞かれたときに、そんなに慌てなくてもいいはずですよね。必要以上に焦った台詞は、異性として意識しているからかもしれません。
自他ともに認めるほどの仲ならなおさら、言われた女子のほうが関係性を意識してしまう台詞ですよね。友達として好きなのか、異性として気になるのか…。はたから見ていてもドキドキする状況かもしれません。
可愛いツンデレ台詞&言葉集《男子編2》
「ったく、しょうがねぇなぁ」
口ではブツブツと悪態をつきながらも、荷物を持ってくれたり手を貸してくれたりするツンデレ男子のやさしさに、女子はキュンとします。
こんなこと言ってても本当は優しいの知っているんだから…と、自分だけが知ってる彼の本当の姿にちょっぴり優越感を感じちゃいますね。
「素直じゃないよな」
思わずツンデレ男子に「どっちが!」と突っ込みたくなるこちらの台詞。2人きりのときに大人の余裕を感じさせる立ち振る舞いをされると、普段とのギャップでドキドキ間違いなし!
ギャップはツンデレ男子の醍醐味ですよね。
「ドジなんだから気をつけろよ」
「気をつけろよ」だけなら、なんて優しい!と感動する台詞ですが、「ドジなんだから」のオマケがつくことで、一気にツンデレワードになりますね。
「ついでだからその辺まで送るよ」
「コンビニに行くついで…」と言いながら、最寄り駅までしっかり送ってくれるんですよね。目的のコンビニの方がはるかに駅より近いんです。
こんな台詞ならツンデレともとれるし、女子に気を使わせない紳士的でスマートな対応にもおもえますね。
内面が優しいツンデレ男子は、意外と気を使わせない計算をしいるのかも。
「そ、そんな顔したって、俺には効かないからな!」
女子のふとしたしぐさに、ズキュンと胸を撃ち抜かれたようですね。「かわいいなあ」と思ったのでしょう。
「もしかして私にドキッとしてくれたのかも!」と、女子は男子のこの台詞にキュンキュン。もっと女子力を磨けば、いつかはツンデレ男子に「かわいいね」と言ってもらえる日がくるかもしれません。
「ちげーよ!」
普段は温厚だったり冷静だったりするのに、図星を指されるとムキになって否定するのがツンデレ男子です。
一緒に帰るために待っていたとしても、女子が欲しがっていた物を一生懸命探したとしても、それを認めません。「わざわざありがとう」とお礼を言われたら照れくさくて、つい全否定からはいってしまいます。
いくら男子の反応が可愛くとも、からかいすぎは注意しましょう。
言われたい!ツンデレな告白台詞とは?
「ずっと俺のそばにいろ」
普段は俺様でぶっきらぼうで、愛情表現がニガテな彼からこんな告白されたらどうでしょう。
ただ威圧的に言われるのとは一味違った台詞だと感じませんか?照れながら言われるのもキュンときます。
「好きだからしょうがないでしょ!」
これは、女子の台詞ですね。好きという想いが強くて思わず気持ちをぶつけてしまった、という印象です。普段は隠しているので、こうして溢れ出てしまうんですね。
こんな直球で言われたら、どんなに鈍感な男子も「今まで冷たい態度はそういう理由だったのか!」と納得せざるを得ません。
「嫌いだったら一緒にいねえよ」
シャイなツンデレ男子の精一杯の告白。女子なら「嫌いだったら一緒にいないわよ」になるでしょうか。これでもし相手に伝わらなければ、追い打ちの「そういうことだよ」でキュン度マックスですね。
「好き」という台詞を口に出せなくて照れまくる姿を想像すると可愛いですよね。
「仕方ないから一生面倒見てやるよ」
もうこれはプロポーズと言ってもいいでしょう。ツンデレ男子の一途さがバリバリ伝わりますね。付き合ったら結婚まで視野に入れるくらい好きだということ。
「仕方ないから」という言葉とは裏腹に、相手のことをすごく思っていることが伝わります。不器用だけど優しいツンデレ男子ならではの台詞です。
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