先生を好きになった…どうしたらいい?
先生を好きになる生徒は多い
「禁断の恋」と言われる先生と生徒の恋愛ですが、先生のことを好きになる生徒は意外と多いようです。中学生や高校生にとって、親以外の大人が学校の先生ですね。同じ大人でも、「あなたのためだから」「あれをしなさい、これをしなさい」と口うるさく言う親とは違う存在です。
中学生になると、ほとんどの女性が初経を迎えているでしょう。中学生、高校生は体も心も大人に近づきます。そういう時期だからこそ、先生という大人の存在を意識して好きになってしまうのです。
生徒が先生を好きになる理由とは?
大人な雰囲気に魅力を感じる
先生の大人な雰囲気に魅力を感じるのは、先生を好きになる理由のひとつです。中学生や高校生からすると、世間では若者の範疇に含まれる20代の先生にも、大人の雰囲気を感じるのではないでしょうか。
車を運転しているというだけで、同級生の異性とは印象が違いますね。落ち着いた様子や、仕事を真面目にしている姿も魅力的に感じることでしょう。
そんな大人の雰囲気の先生に甘えたい、頼りたいという思いから、先生のことを好きになるのです。同級生の異性が子供に見えてしまうかもしれませんね。
刺激的な「禁断の恋」に燃える
生徒と先生の恋愛は、いつの時代も「禁断の恋」です。その刺激的な禁断の恋に燃えてしまうのも、先生を好きになる理由です。
世間ではダメだと言われる先生との恋、友達にも親にも言えない秘密の感情、そのような「禁断」が余計に生徒の心を燃え上がらせることでしょう。
毎日顔を合わせる身近な存在だから
先生は学校で毎日顔合わせるため、意識しやすい存在です。担任の先生なら週5日、教科担当だとしても週2~3回は顔を合わせることになるでしょう。部活動の先生なら土日も会うことになるかもしれませんね。
会いたくなくても会ってしまう、先生とはそういう特別な存在なのです。毎日顔を合わせるうちに、先生に意識が向いて好きになってしまいます。
親身になってくれる
生徒にとって、先生は親身になって話を聞いてくれる存在です。勉強や進路のこと、友達との悩み、家族の悩みなど、親身になって話を聞いてくれる先生はどの学校にもいますね。そんな先生は生徒から慕われ好かれやすいです。
同級生にはない大人の雰囲気で真剣に話を聞いてくれて、経験豊富な大人の意見を聞かせてくれる先生は頼りになるでしょう。悩み相談をしているうちに、先生を好きになってしまうのは想像がつくかもしれませんね。
同級生が幼く見える
大人に近づこうとしている10代にとって、先生は憧れの大人です。特に女子は、同学年の男子よりも速く大人への階段を登っていく傾向があります。そのため、女子高生の目には同級生の男子は幼く見えることもあるのです。
毎日顔を合わせる存在という点では、同級生も先生も同じですよね。しかし同級生ではなく先生の方を好きになる女子がいるのは、同級生が幼く見えて、落ち着いた大人の雰囲気の先生が魅力的に感じるからなのです。
女子校だから異性は先生だけ
女子校に通う生徒にとって、異性は先生だけです。学校の中に女子生徒しかいなければ、男性と関わる機会がなく、男性というだけで意識してしまうのではないでしょうか。日常生活の中で関わる異性が先生だけなら、先生を恋愛対象として意識することもあるでしょう。
先生を好きになった時にまず考える事
そこでここでは、「先生を好きになったら、冷静に考えてみたいこと」をご紹介します。
ただの「大人への憧れ」ではないか
先生への恋は、ただの大人への憧れではないでしょうか。10代の女性から見ると、20代や30代の先生には大人の魅力があります。
大人への憧れといっても、いろいろな意味がありますよね。大人になりたいという憧れ、大人に恋をすることへの憧れ、大人の雰囲気がかっこいいという憧れなどです。大人に恋をすることで自分が大人になったという思いに浸っている場合もあるでしょう。
先生を好きだという思いは、憧れではなく、本当に恋愛としての「好き」でしょうか。先生のことを好きになったら、まず憧れなのか好きなのかを冷静に考えてみてください。
尊敬ではなく恋愛として「好き」かどうか
先生を好きというその気持ちは、尊敬ではなく、恋愛としての「好き」でしょうか。先生は生徒の相談に親身になってくれたり、生徒の知らないことをたくさん知っている頼りになる存在ですね。先生を尊敬する生徒は多いはずです。
先生への尊敬と恋愛感情を錯覚してしまうことがあります。「あんな先生になりたい」「ああいう大人になりたい」という思いが強いのなら、尊敬としての「好き」かもしれませんよ。
特別扱いしてほしいだけではないか
先生を好きだという気持ちは、特別扱いをしてほしいという思いではありませんか。寂しさを埋めたくて、誰かに特別扱いしてほしいだけではないか、ということも考えてみてください。
先生は多くの生徒に接していますが、みんなに慕われていて人気のある先生に特別扱いされると嬉しいものです。他の生徒と先生が仲良くしているのが嫌だと思うこともあるかもしれません。
冷静な対応ができるか
好きな先生に冷静な対応をとることができるでしょうか。「恋は盲目」と言いますが、好きという思いだけで突っ走っては、先生に迷惑をかけてしまいます。
先生と生徒の恋は、先生にとってはリスクの高いものです。最悪の場合、先生は社会的地位を失いかねないことを知っておきましょう。先生を好きになったら、リスクを考えて冷静に行動できるかを考えてみてください。
先生を好きになった時の行動パターン!
告白して気持ちだけでも伝える
生徒と先生の恋は禁断ですが、どうしても思いを伝えたい人もいるのではないでしょうか。そういう人は、先生に告白して気持ちだけでも伝えるというのもいいでしょう。
ただし、進展は望まないことが大前提。「付き合ってください」と言ってしまえば、先生を困らせてしまうからです。生徒と付き合うわけにはいかないですし、断ったら断ったで生徒が傷つき、生徒の将来に悪影響を及ぼしてしまうのでは…と不安になってしまいます。
好きな先生を困らせないように「好き」という気持ちだけ伝えましょう。「返事はいらない」「気持ちだけ伝えたかった」と付け加えれば、告白を聞いた先生の気持ちの負担を軽くすることができますね。
卒業を待って告白する
卒業を待って告白するという方法もあります。学校を卒業してしまえば、先生と元生徒の関係になるので、告白しても交際しても大きな問題はありませんよね。
高校1年生や2年生で先生を好きになれば、卒業まで長く感じるかもしれません。しかし在学中に交際するリスクを考えたら、卒業までの期間を「気持ちを温める時間」ととらえて我慢するくらいなんでもないでしょう。
もう少し待てるのであれば、成人するのを待って告白するほうがいいですね。高校を卒業するときにはまだ18歳で未成年です。先生との進展を望むのであれば、告白する年齢やタイミングは慎重に見極めましょう。
先生と生徒として仲良くなる
先生のことを好きになったら、生徒と先生として仲良くなるといいでしょう。同級生を好きになった場合でも、好きな人とはまず友達として仲良くなるところから始めますよね。それと同じだと思ってください。
あなたは先生のことが好きでも、残念ながら、先生にとってあなたは大勢いる生徒のひとりである可能性が高いです。先生は平等に生徒に接しなければいけませんが、「話しやすい生徒」や「仲の良い生徒」もいることでしょう。
まずは、先生にとって「仲の良い生徒」になってみてください。好きな先生との距離が近づくき、先生にとっても特別な存在の生徒になるかもしれませんよ。
提出用のノートにメッセージを書く
好きな先生の授業のノートにメッセージを書くのもいいですね。宿題などのノートであれば、見るのは自分と先生だけです。
「好き」「付き合って」などと書くと先生は困ってしまいますし、他の先生に報告されてしまうかもしれません。「先生いつもありがとう」というメッセージや世間話などがいいでしょう。
宿題を添削してもらうついでにメッセージに返事をもらえたらうれしいですね。内緒で先生と交換日記をしている気分になりますよ。
先生を好きになった時のアプローチ方法
積極的に授業に参加する
好きな先生の授業に積極的に参加すると、先生にアプローチすることができます。積極的に授業に参加する生徒は、先生の目にとまり好印象を与えるでしょう。
真面目に授業を受けて予習復習も頑張れば、成績も上がり一石二鳥です。「最近頑張ってるね」と先生に声をかけてもらえるかもしれませんよ。
質問を口実に話しかける
質問を口実に好きな先生に話かけるのもいいでしょう。教室でも職員室でも先生と話ができるチャンスです。勉強のことなら2人きりで話しても問題はないので、周りから見ても自然です。
何度も質問すれば、ますます先生の印象に残ります。勉強を頑張っている生徒だと思われ、好印象となるでしょう。大勢いる生徒のひとりだったのが、先生にとって特別な生徒になるかもしれません。
試験勉強を頑張る
先生は試験の結果をよく見ています。好きな先生の試験勉強を頑張っていい成績を残せば、先生の印象に残るでしょう。
これまでいい成績を残せなかった生徒がグングン伸びてくれば、先生もうれしいはずです。もちろん、ずっといい成績の生徒にも、先生は注目しているでしょう。
先生のことが好きという気持ちを勉強にぶつけるのもいいです。先生へのアピールだけが目的だったとしても、勉強を頑張ることで先生は注目してくれるでしょう。
さりげなくお礼を渡す
さりげなく先生にお礼を渡すことで、先生にアピールすることができます。試験でいい成績を残した時や、先生に勉強の質問をした時、進路相談に乗ってもらった時など、チャンスはたくさんあるでしょう。
「先生ありがとう」「この前のお礼」と伝え、お菓子などを渡すのです。ただし、高価なものは控えましょう。手作りのお菓子だと家庭的なアピールもできますね。
先生を好きになった時の注意点!
ここでは先生を好きになった時の注意点を紹介します。現在先生に恋している人は必見です。
在学中に付き合うのは絶対に避ける
先生と在学中に付き合うのは避けましょう。好きな先生と両想いだとしても、いつの時代も先生と生徒の交際は禁断だからです。
生徒と交際していることがばれると、先生は学校を辞めることになるでしょう。在学中に付き合うということは、生徒は18歳未満ですね。体の関係をもったとすると、先生は法律で裁かれる可能性があります。お互いの同意があったとしてもです。
バレなければいいと思うかもしれませんが、世間はそんなに甘くありません。どこで誰が見ているかもわからない上に、バレたときのリスクが大きすぎます。先生は仕事や信頼など多くのものを失ってしまうでしょう。
既婚者の場合は最大限慎重に行動する
先生が既婚者の場合は、慎重に行動しなければいけません。なぜなら、あなたの行動一つで、先生の家庭も社会的地位も壊してしまうリスクがあるからです。
先生に思いを伝えたいと思っても、決して進展を望んではいけません。特に先生の家族に接触したり、先生が好きだということを家族に伝えるような行動は危険です。
慎重に行動するのは、好きな先生の幸せのためだと考えてみてください。それに、家庭を壊してしまうと、あなた自身にもダメージが及ぶかもしれないのです。
親しい友達であっても秘密にする
先生に恋をしていることは秘密にしておいた方がいいでしょう。たとえ親しい友達であっても、先生が好きだと話すのは危険だと思ってください。どこかでバレてしまうと、生徒であるあなたが傷ついたり、先生が信用を失うリスクがあるからです。
親友だからこそ、あなたのことが心配で誰かに話してしまうかもしれません。考えたくないかもしれませんが、面白がって噂を流すことも考えられます。誰がどこで聞いているかわからないので、思いはそっと内に秘めておきましょう。
先生にアピールしすぎない
人を好きになると、好きな人にアピールしたいと思いますよね。しかし、相手が先生ならアピールしすぎないように気を付けた方がいいです。
生徒と付き合っていることがバレた時、先生は学校を辞めなければいけなくなります。生徒との交際で退職した先生は、他の学校に行っても噂が広まっていることもあるでしょう。先生の中にはそういったことを恐れる人もいます。
アピールしすぎると、先生は噂を恐れてあなたを避けてしまうかもしれません。好きだから先生と話したい、近づきたいと思うでしょうが、先生を困らせないように注意して行動してください。
先生が好き!教師と生徒の恋を題材にした作品5選
高校教師
教師と生徒の恋といえばこれ!と言われるほど有名な作品です。1993年と2003年に放送されたドラマ「高校教師」。
思春期で一途すぎるヒロインは危なっかしい面を持っています。そんな生徒に惹かれていく教師との禁断の恋は社会現象にもなりました。
中学聖日記
中学生の男子と教師の恋愛が描かれている「中学聖日記」。女子生徒と男性教師の恋愛を題材にしている作品が多いですが、「中学聖日記」は性別が逆転しています。
漫画が原作のこの作品は、有村架純さんと岡田健史さんでドラマ化されました。一途でひたむきな男子学生・昌にドキドキした人も多いでしょう。
近キョリ恋愛
「近キョリ恋愛」は成績優秀な女子高生ゆにと、イケメン教師ハルカの恋を描いた作品です。人気漫画が「究極のツンデレラブストーリー」として映画化され、話題になりました。
映画では、ヒロインのゆに役を小松菜奈さん、イケメンで毒舌な英語教師を山下智久さんが演じました。天才女子高生が今までに経験したことのない感情、それは恋だったのです。
近いようで遠い存在の先生と生徒。だんだん2人の距離が近づいていく様子にドキドキを覚える作品です。
ナラタージュ
元教え子と高校教師の恋愛を描いた「ナラタージュ」。『この恋愛小説がすごい!2006年版』(宝島社)で1位に選ばれた同名小説が、有村架純さんと松本潤さんで映画化されました。
高校時代に思いを寄せていた先生からの突然の電話。母校の演劇部で先生と再会し、2人は禁断の愛へと突き進んでいきます。登場人物の心理描写にも注目が集る映画です。
先生!、、、好きになってもいいですか?
『高校デビュー』や『俺物語!!』などの恋愛漫画を生み出した漫画家・河原和音の『先生!』を映画化した作品です。無愛想に見えて実は生徒思いな世界史の先生と、そんな真面目な先生に初めて恋をする女子高生のお話です。
初めての恋に戸惑う女子高生を広瀬すずさんが、いけないとわかっていながらも生徒に惹かれていく先生を生田斗真さんが演じています。好きだけど先生と生徒だから…という理由でうまくいかないもどかしさが伝わる作品です。
先生を好きになった経験談【恋愛エピソード集】
初恋は中学校の先生
「私は中学校の担任の先生に恋をしています。30歳の先生は友達がいない私を気にかけて、よく『最近どうだ?』と話かけてくれます。時には冗談を言って笑わせてくれることもあります。今まで同級生の男子とほとんど話したこともなくて、恋なんて知りませんでした。先生が私の初恋です」(14歳/女性/中学生)
学校という組織にうまく馴染めないと、けっこう辛いですよね。そんな状況で気にかけてくれる先生がいれば、好きになるのも無理はないでしょう。中学生になると大人への憧れも強くなるので、大人の雰囲気の先生が初恋相手になることもあります。
高校の卒業式の後、思い切って先生に告白
「ずっと高校の先生が好きでした。35歳の担任の先生で、同級生の男子にはない大人の雰囲気が素敵でした。先生に注目してもらいたくて、先生の担当の英語の勉強を頑張りました。無事に志望校に合格して、卒業式を迎えた日。私は思い切って先生に告白したのです。先生はちょっと困った顔をしたあと、笑顔で『ありがとう』と言ってくれました。進展はなかったけど、先生のお陰で勉強も頑張れて感謝しています」(19歳/女性/大学生)
好きな先生の担当教科は、先生へのアピールのために頑張れるものですね。先生との進展はなくても、思いを伝えることができてよかったですね。
高校の先生にバレンタインチョコを渡した
「私はテニス部に所属していて、28歳の顧問の先生のことが好きです。部活の練習中は厳しいですが、普段はユーモアがあって素敵な先生です。どうしても思いを伝えたくてバレンタインデーにチョコレートを渡しました。でも人気のある先生なので、他の女子生徒からもチョコをたくさんもらっていたのです。大勢いる生徒のひとりなんだと実感しました」(17歳/女性/高校生)
好きな人にチョコレートを渡すだけで思いを伝えることができるのがバレンタインデーです。しかし、相手が先生の場合は「好き」以外にも、感謝の気持ちを表すためとか、部活の恒例行事だからという理由でチョコレートを渡すこともありますね。人気の先生だと、チョコレートだけでは恋愛感情は伝わらないかもしれません。
好きだった先生と教育実習で再会
「高校生の時に好きだった先生がいて、その先生に憧れて教師を目指しました。在学中は先生に思いを伝えずに『教師になりたい』と相談に乗ってもらっていました。告白できないまま卒業し、数年間会っていなかったのですが、ずっと忘れられませんでした。そして、教育実習で先生と再会を果たしたのです。先生も喜んでくれて、思わず長年温めていた思いを告白してしまいました。先生は驚いていましたが、それから何度か食事に行くようになり、現在は正式に交際しています」(22歳/女性/大学生)
「先生に憧れて教師の道に進むことにした」と聞かされたら、先生もうれしいでしょうね。卒業してからなので、先生も告白を受け入れられたのでしょう。
高校卒業後に先生と結婚
「誰にも内緒で高校の先生と付き合っていました。かっこよくて優しい先生のことが好きで告白したら、先生も私のことが気になっていたそうです。友達にも隠していたので心苦しかったのですが、高校を卒業後に結婚して友達に打ち明けました。隠していたつもりですが、みんな薄々気づいていたみたいです。気づいてもバラさないでくれた友達と、卒業まで待ってくれた先生に感謝しています」(19歳/女性/専業主婦)
このように、先生が生徒を好きになることもないわけではないようです。先生が20代なら高校生と歳も近いので、あり得ない話ではないのかもしれません。卒業すれば先生と生徒ではなくなるので、何もかもが順調に進めば結婚にまで至る可能性もあるでしょう。お互いを思いやることができたからこそ、そこまで待つことができたのかもしれません。
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